史実でイタリアを統一……したのはサルデーニャ王国の方である。
しかし、本作の初期国家ランクはこちらが上であり、大国であるため、アドバンテージはこちらが上。
平和的にイタリアを統一するもよし、武力で統一するもよし。
統一後はオーストリアから未回収のイタリア(ロンバルディア・ヴェネツィア・南チロル・ヴェネト)をどのように回収するかが課題となる。
両シチリアは1816年にナポリ王国・シチリア王国が統合して出来た王国である。
この2国はブルボン朝の同君連合であったが、ウィーン会議で独立が認められた。
1859年、第二次イタリア独立戦争が勃発。
フランス=サルデーニャ連合がオーストリアに勝利すると、サルデーニャが次々と北部を取り込んでパワーバランスが逆転。
この戦争に従事していたガリバルディが1000人の義勇兵を集めると、『千人隊(赤シャツ隊)』を結成。
両シチリアの土地は次々と占領され、最後の砦であったナポリも1860年9月にガリバルディが入城。
占領した土地はサルデーニャ王に献上され、11月に合併された。
平和的な統一を狙うなら、サルデーニャや教皇領といった他のイタリア諸国と関係を深めるのが良いだろう。
初期の頃は統一候補が現れないが、順当にいけば両シチリアが筆頭候補となる。
文化タブからの統一であれば、諸国からの合意を得た上で容易に形成可能となる。
ギリシャは初手傀儡が高確率で成功する。
理由は初期の両シチリアがオーストリア・オスマン・ロシアと仲が良く、彼らの助力を借りれば戦わずに支配下に収めることが出来る。
その後の併合も悪名を稼ぎ過ぎていなければ上手くいく。
但し、それ以外は悪名が溜まりやすい。一応、モンテネグロも傀儡にすることが可能だが、国土が小さいためメリットが少ない。
エチオピア諸国やメリナを傀儡にしつつ、植民地入植で市場規模を徐々に拡大するのが無難であろう。
前述した通り、初期はオーストリア・オスマン・ロシアと仲が良いのだが、
オーストリアは未回収のイタリアの為に最大の仮想敵国と化す。
オスマンもバルカン半島に勢力を伸ばすのであれば敵対することとなるだろう。
以上を踏まえ、フランス・イギリス・アメリカと関係を深めると良いだろう。
プロイセンもオーストリアと高確率で対立関係となるため、候補の一つとなる。
他の大国同様、建設セクターとそれを支える鉄工具木を中心に市場で足りないものを建設すればよい。
ちなみに、両シチリアが硫黄が採取しやすく、綿花も栽培出来るのが強み。
すぐに必要なものは特にないのでお好みで。
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