現在の南アフリカ共和国の北東部に位置する国。石炭・鉄と資源は豊富で後に国を揺るがす金鉱山も出るが、少ない人口と経済状況(工場もなし)、そして内陸国であることが影響して経営状態は良くない。
元々ケープ植民地に住んでいたオランダ系移民のボーア人だったが、イギリス領になって以降の統治の反発から、北東にオレンジ共和国*1・トランスヴァール共和国・ナタール共和国を建国、移住することになった。
史実ではこの後、東のナタール(ズールー)方面に領土を求めようとしてイギリスの反対に遭い、大統領を失脚させられ一度は併合される。その後一度は独立するも、金鉱脈の発見によりそれを狙うイギリスに再度侵略され、1902年にオレンジ・ナタールともども併合される。
1910年にはケープ植民地・オラニエ共和国と合わせて南アフリカ連邦として成立。ボーア人はイギリス人と黒人・カラードの板挟みの中で勢力を増し、第二次世界大戦後20世紀末期まで続くアパルトヘイト運動をはじめとした極右派勢力へとなっていく。
政治体制 | 国家元首 | 所属団体 | 正当性 |
大統領共和制 | アンドリエス プレトリウス | 農村民 | 10 |
初期大統領は農村民選出だが、選挙で事実上の1党制となっている保守党(地主・武装勢力)が入らないことにはどうにもならない。
州名 | 主要都市 | 初期インフラ(使用量/上限) | 建設済の施設(施設名+初期レベル) | 建設可能な資源・農業施設(施設名+最大レベル) | 初期未就業数 | 初期小作農数 | 州補正(補正名称(補正内容)) |
トランスヴァール(首都) | プレトリア | 2/21 | キビ畑1,家畜牧場1,兵舎6,徴兵センター3 | 石炭鉱山104,鉄鉱山60,伐採所5,未使用の耕作地48(キビ畑・家畜牧場・バナナ農園・紅茶農園・綿農園) | 2.5k | 118k | マラリア(非母国植民化率-90%,非母国死亡率+15%),ウォーターバーグ炭田(石炭+10%) |
利益団体名 | 影響力 | 代表名 | 代表イデオロギー | 代表特性 | 備考 |
地主 | 65.7% | アンドリエス・レティーフ | ランダム | ||
福音派(聖職者) | 3.1% | ヨアヒム・ド・ヴィリアース | ランダム | ||
農村民 | 10.6% | アンドリエス・プレトリウス | ランダム | 大統領 | |
武装勢力 | 9.7% | クリスティアーン・バーガー | ランダム | ||
インテリゲンチャ | 10.6% | アンドリエス・ドゥ・プレッシス | ランダム | ||
小ブルジョワ | 0.0% | アンドリエス・ド・ビーア | ランダム | ||
実業家 | 0.0% | マーティヌス・ファン・ヴィク | ランダム | ||
労働組合 | 0.0% | ポール・ボーサ | ランダム |
なお開始1週間でインテリ・農村民の影響力がほぼ蒸発する。
経済システムこそ干渉主義・重商主義でこそあるものの、その他の多くの制度が地主有利のため(奴隷貿易・世襲制官僚・農民徴兵)、初期7割(スタート直後に8割に到達することも)が地主というとてつもないことになっている(おまけに政治形態まで土地所有者選挙と来ているため、選挙で追い出すことも困難)。
市民権・教会も国家至上・国教と来ている。
Iは残り2,3個くらいまでになっている(生産量は残り旋盤のみ、軍事は外輪船とナポレオン戦争、社会は証券取引所・銀行業・大衆伝達・経験論)。
ボーア人の国家なのだが、人口の大半がアフリカ系住民であり、ボーア人人口は約1.8%の1万人程度しかいない。しかもその全員が貴族と来ている。
建設セクターなし、工場なしと後進国状態から始まる。
しかし資源のポテンシャルは高い。
経験論を取れば自由党が解禁されるため、ここまで進めるのも手。
幸い工業化が進めば徐々に実業家・インテリの勢力も増すと思われるため、そこまで進めばなんとかなるか。
同胞のオレンジ共和国はわずかに格下だが、正直似たような状況なので食ってもそこまでおいしくない。ある程度建設して美味しくなるまで待つべきか。
東に隣接するズールーは非承認国だが軍事力は圧倒的に強く、太刀打ちできる相手ではない。運良くイギリスが守護してくれてイギリスとズールーが交戦国状態の場合は初手で狙ってもいいかもしれないが、それでも運に頼ることにはなる。
オレンジ共和国の南のケープ植民地は完全に格上。
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