各国戦略

概要

欧州ではスペインに次ぐ人口と豊富な鉱物資源を持つ中欧の大国。DLC:「National Awakening」にて固有コンテンツ実装と共に初期からプレイ国家として選択可能になった。初期状態ではオーストリアの王領地(従属国)であるので、どうにかこれから独立をもぎ取ると言うのが当面のプレイ方針となる。

ゲーム内のフレーバーテキスト

分裂したスペインを統治する若き女王イザベラ。その傍らでは自由主義者と保守派の派閥がお互いの喉元に剣を突きつけている。女王はこの闘争の操り人形になってしまうのか?それともより積極的な役割を担ってゆくのだろうか?

初期状況

分離さえ阻止できるのなら、大体の資源を自給できる好立地。

基礎データ

ランク政府陸軍海軍GDP人口識字率生活水準国教主要文化
9(大国)君主制59+098.11M12.3M25.3%苦境(8.2)カトリックスペイン

政府

政治体制国家元首所属団体正当性相続人
君主制イサベル デ・ブルボン知識人57%なし

国王はわずか5歳のイサベル2世。史実では王位継承を巡って内戦状態だった時期だが、有難いことに本作では内戦は再現されておらず、年齢によるデバフ等もない。
一応未成年だと司令官に指定できないというデメリットはあるが、女性だとそもそも年齢にかかわらず指定不可なので実質影響はなく、何の問題もない普通の君主である。
それどころか長期間在位できる知識人君主という強みですらある。

法律・制度

権力構造経済人権
Law_monarchy.png 君主制Law_interventionism.png 干渉主義Law_censorship.png 検閲
Law_oligarchy.png 寡頭制Law_mercantilism.png 重商主義Law_no_workers_rights.png 労働基本権の無保障
Law_national_supremacy.png 国民至上Law_land_based_taxation.png 土地ベース課税Law_child_labor_allowed.png 児童労働許可
Law_state_religion.png 国教Law_tenant_farmers.png 小作農Law_no_womens_rights.png 法的被後見
Law_appointed_bureaucrats.png 任命制の官僚Law_no_colonial_affairs.png 植民地なしLaw_no_social_security.png 社会保障なし
Law_professional_army.png 職業軍人Law_local_police_force.png 地方警察Law_migration_controls.png 移住規制
Law_no_home_affairs.png 治安維持なしLaw_religious_schools.png 宗教学校Law_legacy_slavery.png 遺産奴隷制
Law_charity_hospitals.png 慈善病院
制度投資レベル
Institution_schools.png 教育1
Institution_police.png 法執行機関1
Institution_health_service.png 医療制度1

遺産奴隷制がまかり通っている。土地ベース課税など変えたいものもあるが、官僚制は任命制になっているなど、やはりある程度近代化が進んでいる。

研究

旋盤などI系研究の一部が終わっておらず、欧州の中では遅れた水準。
先進国に追いつくなら大学への投資は必要になるだろう。

その他

ジブラルタル(本国南部)が条約港としてイギリスに奪われているため注意が必要。

固有のコンテンツ

企業

企業名施設産業権高級品_商品区分高級品_名称繁栄ボーナス設立条件DLC
Company_basque_altos_hornos_de_vizcaya.pngビスカヤ高炉Building_steel_mills.png製鉄所
Building_iron_mine.png鉄鉱山
Building_coal_mine.png石炭鉱山Goods_steel.png鋼鉄Goods_generic_steel_prestige.png精錬鋼State_status_infrastructure.pngインフラ+10%Invention_steelworking.png技術「製鉄」
州「ナバラ」のBuilding_steel_mills.png製鉄所が5以上存在
Company_spain_duro_y_compania.pngデュロ&コンパーニャBuilding_coal_mine.png石炭鉱山
Building_steel_mills.png製鉄所
Building_iron_mine.png鉄鉱山
Building_logging_camp.png伐採所Goods_steel.png鋼鉄Goods_generic_steel_prestige.png精錬鋼武器工場処理量+10%
大砲工場処理量+10%
Invention_steelworking.png技術「製鉄」
州「アストゥリアス」のBuilding_coal_mine.png石炭鉱山が5以上存在
Company_spain_la_espana_industrial.pngラ・エスパーニャ・インダストリアルBuilding_textile_industry.png織物工場
Building_cotton_plantation.png綿花農園
Building_silk_plantation.png養蚕農園Goods_clothes.png衣服Goods_generic_clothes_prestige.pngデザイナーブランドの服Innovation.png革新+15%Invention_cotton_gin.png技術「綿繰り機」
州「カタルーニャ」のBuilding_textile_industry.png織物工場が5以上存在
Company_spain_fabrica_de_armas_de_trubia.pngトルビア兵器工場Building_arms_industry.png武器工場
Building_artillery_foundry.png大砲工場
Building_munition_plants.png弾薬工場
Building_explosives_factory.png爆薬工場
Goods_artillery.png大砲Goods_generic_artillery_prestige.png速射砲陸軍攻撃+5%
軍需品コスト-5%
Invention_gunsmithing.png技術「銃工」
州「アストゥリアス」のBuilding_arms_industry.png武器工場が5以上存在

ラ・エスパーニャ・インダストリアルの革新+15%が強い。高級品が必需品の衣類で需要が尽きることは無く、綿花・養蚕農園を産業として抱えることで地主の影響力を削れるのも美味しい。1枠はこれでいいだろう。
その他では、デュロ&コンパーニャとビスカヤ高炉で鋼鉄の高級品が被っており基本はどちらかを選ぶことになる。内政に注力するならビスカヤ、戦争したいならコンパーニャにすることになるだろう。
後述するがイベリア形成したいなら戦争は必須になるし、石炭鉱山を抱えられる点も込みで考えるとコンパーニャが優位か。大砲の高級品を作れるトルビア兵器工場もあるので、戦争したいならセットで。
逆に戦争しないならこの2つは必要性が薄れるので、汎用食糧などを取ってもいいだろう。

国家形成

イベリアを形成可能。
詳細は国家形成を参照。
条件の領土はポルトガルを抑えることで難なく達成できるし、形成する頃には列強入りできるだろう。
問題はそのポルトガル。ポルトガルは初期時点でイギリスと防衛協定を組んでいる上、傀儡併合しようものなら簡単に悪名が飛んでフランスやイギリスとの戦争が襲いかかってくる。
スカンディナビアやドイツと違い小国統一なので平和的な統合もできない。イギリスとの戦争と悪名の対処が鍵となる。

拡張方針

全世界にボロボロ植民地があり、大体の資源は自給できる。小作農の使い切りに注意しながら国内開発を進めれば、列強入りは難しくない。
資源が足りなくなったら、キューバやフィリピンを併合してプランテーション化しよう。

中南米

中南米はかつて大部分がスペインの植民地であったこともあり、スペイン語圏のpopが大多数。
資源面からも侵略には最適と言えるが、列強(とくにアメリカ)が介入するとなかなか面倒なことになるので、事前に関係を上げたりメキシコなどアメリカと仲の悪い国家を狙うとよい。
メキシコを傀儡化すれば、アメリカの強大化を心なしか抑えることができる。
ゲーム開始時にブラジルと戦っているピラティニとグラン・パラへいきなり戦争を仕掛けて、南米への拠点を確保しておくのも有用。

米西戦争

史実でキューバとフィリピンを奪ったのはアメリカであるのだが、現状スペインを狙ってくることはほぼ無い。戦争する場合、むしろこちらから侵略をかけることになるだろう。
前もってメキシコの傀儡化を行うと、米墨戦争に巻き込まれることになる。そうでなくとも、中南米に侵略するならやはり戦わなくてはいけない相手。
アメリカが欧州の戦争に介入することはあまり無いので、内戦中などを狙うか定期的に叩き続ける必要がある。
どちらの場合でも、悪名を上げすぎて欧州国家と戦争にならないよう気を付けよう。

アフリカ分割

植民地は既にたくさんあるが、やはりアフリカにも進出したいのが列強の性である。
植民先は史実通りモロッコ・西サハラでもよいし、ゴムの確保を狙って中部アフリカやコンゴ方面でもよい。

東アジア

資源は全世界のスペイン語圏から適当に掻っ攫うとして、独自の市場を貫くなら中国への進出を行いたい。
人口が多いわりにさっぱり近代化が進まず、大量に製品を購入してくれる。

北アフリカ・中東

開始時からモロッコに条約港のメリリャを持っているが、さらにそこから浅からぬ因縁を持つモロッコ全土を征服するのは趣味の領域になる。史実で支配したスペイン領サハラはモロッコの請求権があるので、ここへ入植したい場合はモロッコと戦争する必要がある。
侵略するなら豊かなオスマンやエジプトがよい。ただしそのまま切り取りや傀儡化に走ると悪名が爆発するので、シリア戦争に介入するなどして国家ランクを下げるなど侵略の準備が必要。

フランス

世界各地に勢力を広げるにあたり、最大の競争相手はやはりフランスである。
あっという間に植民地を広げるため、気がついたら競り合ってしまう。だが戦争になってしまうと陸軍でのガチンコバトルは避けられず、その割には軍質軍量経済力が全て凄まじいため、余程の事がなければ相手にしたくない。
戦争回避の近道は範囲を絞って先に侵略しておくことであり、中央アフリカやザンジをメインに植民すれば西アフリカと中央アフリカで住み分けが出来る。

また資源を強奪しがちでもあり、貿易協定を結んでいると凄まじい量を持っていかれる。
早くに禁輸して袂を別つか、(ゲーム的な意味は薄いが)お互いにズブズブになることで抑止力にするかはお好みで。

ジブラルタル

現在でもイギリスが支配している地域。
条約港であることも考慮し最終的には取り返したい。

実績

実績名達成条件
万人のためのブルボンスペインである 「君主制」のまま平均生活水準を20以上にする

国家形成でイベリアになると達成できないので注意。
初期で君主制のため特段難しい条件は無い。普通に経済発展していけばおのずと生活水準は上がるため自然と達成しやすい。
早期達成を目指すなら、移民を控えて必需品・高級品をしっかり供給することを意識すればいいだろう。

コメント欄

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 内容がハンガリーではないような気がします -- 2025-10-01 (水) 20:41:26
    • 間違えて更新を押しちゃいました制作中なのでお許しください -- 2025-10-01 (水) 21:23:06
  • 万人のためのブルボン(迫真) -- 2025-10-01 (水) 21:04:44
  • えー、ハンガリーの編集が一応完成しました お騒がせしましたほんと… -- 2025-10-01 (水) 23:52:47
  • 行政府建て増しして製紙工場を若干数だけ作ったらオーストリアの内乱で市場アクセスが寸断されて紙入手不可→浪費税率100%→大赤字のコンボを喰らった…貿易がまともにできないの辛すぎる -- 2025-10-03 (金) 12:28:12
お名前:

トップ   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS