各国戦略
属国戦略†
関税同盟†
- メリット
- 同一市場であるため、他国が生産した商品をノーリスクで使用できる
- 差別の解消に成功していれば、popの引き抜きが可能
- 他国の関税同盟からノーリスクで離脱できる
- 市場管理は宗主国に一任できる
- 関税同盟下位国のある地域は関心を自動で保持できる
- デメリット
- 自国が生産した資源を他国が勝手に使用できる
- 他の差別のない国家へpopが流出してしまう
- 関税同盟下位国は関税の設定権限がない
- 他の関税同盟諸国の生活水準をも上げてしまうリスクがある
- 関税同盟の離脱はノーリスクで可能なので、友好度管理が必須
- 同盟国の建築はAIのため、建てて欲しい建物を一向に建てないことがある(該当国が伝統主義だと工場や鉱山を建てる確率はかなり低い)
- 孤立主義の国は関税同盟の創設・加入ができない
基本的には原材料を同盟諸国に任せて自国で工業製品を作る形になる。全ての商品は関税同盟内で同一価格であるという仕様を利用した方法が取れるのが強み。
一方で関税同盟国が鉱山やゴムといった資源をなかなか開発しない場合は苦しい立ち回りを強いられる。
自国が列強の関税同盟下に入る場合は、加入先の国家の市民権法を確認し、自国の文化が差別対象であることを確認の上加入したい。そうでない場合、popと自国の資源を奪われて終わるだけである。
当然しばらくは自国もpopを引き抜けないが、こちらだけ一方的に差別を解消すればpopの移住が発生する。
属国化†
- メリット
- 上納金が受け取れる
- 市場が同一のため差別対象でないpopを引き抜ける
- 属国のある地域は関心を自動で保持できる
- デメリット
- 属国化の宣戦事由は悪名が爆発しやすい
- 属国から独立する際に承認の強要など一部の戦争目標が使えない
- 独立戦争時に市場自体が独立してしまう
- 属国の建築はAIのため、建てて欲しい建物を一向に建てないことがある(属国が伝統主義だと工場を建てる確率はかなり低い)
- 非承認だろうと大国以上の国は属国にすることはできない
属国としてコントロールし、ゆくゆくは併合を見据える場合に有効な手段。
併合までには差別解消を終えておきたい。
条約港†
- メリット
- 禁輸や関税を無視して貿易可能
- 自国の製品を売りつけ、原料を輸入することで条約港設置国の経済発展を遅らせることができる
- 孤立主義の国の市場をほぼ独占できる
- デメリット
- 市場が別扱いのため、市場内移民は流入しない
- 内陸国や条約港が設置可能な州を持たない国家には作成できない
- 列強の属国や関税同盟などで無効化されるリスクがある
popの引き抜きよりも、自国の経済的利益にメリットをもたらす。ほぼ農地ばかり開発しているアフリカ勢やアジア国家に対して特に有効。ただしそのような国は列強の属国になったり関税同盟に組み込まれやすく上述したように機能しなくなることも珍しくはない。
ほぼ無いだろうが他国に条約港を建ててから孤立主義を採用しても貿易は許可されない。
- メリット
- 征服した州の管理を自分でできる
- 固有建造物の効果を受けられる
- 文化的に近い州の場合、併合して本土同様に扱える
- 自国市場の人口増加に直結する
- 請求権のある州に対する返還要求は悪名が少量で済む
- 未併合で放置し、植民地搾取の補正を受けることができる
- デメリット
- 差別対象のpopが国外流出する原因になる(その州の文化を差別しない国があると大量移民にも発展しやすい)
- 異文化かつ請求権のない州の征服要求はそれだけで悪名と急進派の発生原因となる
- 分離主義などの発生源となりやすい
州の管理を自分でやりたい人向け。基本的には征服して終わりではなく、征服後の統治が本番。
基本的には植民地開設も戦争せずに済む以外はこの部類。
よって植民同様、自国で入手できない資源の入手などしっかりとした戦略の上で行うのがよい。
人口政策の観点での考察†
市場を取り込んだり、関税同盟で引きぬいたり、征服した州の人口に頼る場合はやはり『多文化主義』『完全分離』『移住規制なし』がないと始まらない。
これらが制定できてない状況ではやはりデメリットが目立ちやすい。
取り込むにしても『文化的排斥』で受容できる州や国を取り込むことになるだろう。
ただしアメリカでの米墨戦争やタンジマートなど請求権やジャーナルがある場合は話が別。ジャーナル効果で州に主要文化が追加されるなどのメリットがあるため、これらの場合は積極的に州を奪いにいってよい。
経済発展の観点での考察†
条約港経由で安い原料を買い叩き、加工品を売りつける行為は結果的にGDPに直結する。特に高級品の副産物として生産される家具や衣類の売り込み先があるというのは後半になるほどメリットとして返ってくる。
注意として、孤立主義を採用している国への市場にアクセスする場合は「市場開放」「条約港」「属国化」を用いて市場アクセスを確立する必要がある。
「条約港」の場合は独占できるが「市場開放」の場合は他国が直接、「属国化」の場合は自国経由で間接的に乗り込んでくるので注意。
被属国戦略†
「列強の軍門に下る」と思われがちな保護国という外交状態だが、実際は宗主国を都合よく使いまわせるメリットがあるため、その内容を列挙する。
メリット†
宗主国の市場に参加(費用:船団50%)†
孤立主義を採用しつつ宗主国の市場に参加可能
保護主義であれば関税収入が期待できる
参照
http://vic3.paradwiki.org/?%E5%90%84%E7%A8%AE%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF/%E5%A4%96%E4%BA%A4
悪名の抑制†
- 保護国はどれだけ強国になっても大国のままになる
- よって外交による悪名の獲得量が列強+20%、攻撃側+20% から大国+10%、攻撃側+10%になるため悪名を下げるためのクールダウンを短縮化しつつ戦争を続けることができる
参照
http://vic3.paradwiki.org/?%E5%90%84%E7%A8%AE%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF/%E6%9A%AB%E5%AE%9A
宗主国の使いまわし†
- 宗主国に対し、恩義を貸す事によって宗主国を戦争に引き込む事ができる
- 恩義を使われても隣国の戦争に限定される可能性が高く、軍隊の指揮権はこちらにあるため、防衛につとめて戦争を全く行わない事が可能
デメリット†
外交の主導権が無い†
- 宗主国を呼ぶと宗主国の都合を上乗せ(傀儡要求、州の征服)する可能性があるため保護国が行う外交は傀儡要求や州の征服(全土併合)に限られる
- 自国への懲罰戦争の主導国は宗主国になるため宗主国の都合で懲罰戦争に終止符が打たれる
- 悪名が高くなりすぎると宗主国から傀儡化の戦争などで制裁される可能性もある
傀儡の併合ができない†
- 保護国は州の征服と傀儡要求はできるものの、傀儡の併合ができない
- 相手国を傀儡にすると相手国の従属関係も引き継ぐ事ができるだけに保護国の増長は一定の制限がある
宗主国の輸送船不足デバフによる市場アクセス不足†
AI国家が赤字になった場合、港をダウングレードするなどの挙動を取る。また宗主国が戦争中の場合、輸送船の撃沈により輸送船が不足する。これにより輸送船不足のデバフが発生し、自国のインフラなどに多大な影響を及ぼす。
承認戦争ができなくなる†
保護国の地位は非主要国と非承認地方国までなので、非承認大国が出来る承認戦争が出来ない。
独立のタイミング†
- 宗主国に選べる相手が英仏に限られるため、独立戦争のタイミングは英仏に肩を並べるタイミング(実質的な列強レベル)になる
- 独立戦争に勝っただけでは、独立直後の米英の関係になるため、戦争を吹っ掛けられやすい点に注意
- 英であればスコットランドの独立、仏であればオクシタニアの独立などを要求して独立のついでに弱体化させ、懲罰戦争をしづらくする必要もある
コメント欄†
過去ログ
その1
その2