この時代における最強国家・主役(VICTORIA)のはずのイギリスだが、ゲーム内ではあまり強くない。
最序盤はまだ良いが、中盤以降はライバルのフランスに大きく水を開けられることが多い。
東インド会社を筆頭に植民地が別々の属国として分離している。
悪いことに属国が独立しがちのため、イギリスの下を離れて列強入する東インド会社も珍しくない。
オーストリアが34M・フランスが33Mでスタートするが、イギリスは26Mと劣る。
植民地から適切に人口が流入すれば、東インド会社の122Mを筆頭に強力なのだが、AIはうまく移民を管理できない。
イギリスは島国であるため、あらゆる貿易で船団を使用する。
貿易の船団使用量はかなりシビアなので、イギリスの大量の港を持ってしても、十分な量の貿易を行うのは難しい。
一方のフランスの場合、プロイセン・ベルギー・スイス・北イタリア・スペインとは陸路で接しているため船団不要のズルさ。
イギリスは大量の海軍基地を持ち、これにより全世界に「関心」を宣言している。
しかし、開始時の維持費は賃金だけで30Kもあり、非常に重たい。
ばら撒いた「関心」から利益を引き出すのはAIには難しいし、プレイヤーですら軍縮を考えるだろう。
ゲーム開始時、インド南部のポンディシェリにイギリス市場に対するフランスの条約港が存在する。
ついでにノヴァゴアにポルトガルの条約港もある。
フランスはイギリスの禁輸・関税を無視して一方的に輸出入できてしまう。
フランス側だけが貿易による価格調整の利益を享受しやすくなり、価格調整に伴う経済発展の面で優位に立っている。
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