茶と糖を合わせれば 喉は爽やか金木犀のように砕けて 甘く軽やか香りが残る
本AARでのプレイ国家はロシアです。ドイツ諸侯ではありません。
再現性を確保する為のプレイヤーチートが含まれておりますので、苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
本プレイの基本方針はCut Down to SizeCBを活用する事となります。
ゲーム開始時に行いますのは技術・民族主義の開発とデンマークへの属国解放CBでの宣戦ですね。
これはje_schleswig_holstein_questionを満了させ
je_north_german_unificationとje_south_german_unificationを行う為のへの下準備となります。
Vic3ではドイツに限らず民族主義的な国家の建国には、技術・民族主義が必要となります。
しかしながらロシアは主要文化がドイツ文化圏ではありませんのでこのままではドイツ建国は行えません。
次に行いますのはプロイセンへの国家解放CBでの宣戦と西プロイセンの征服です。
厳密には西プロイセンに限らず解放可能なドイツ諸侯領土を確保するだけで良いのですが、将来が楽になる為プロイセンをあらかじめ弱らせておきます。
ロシアは列強ですので、対プロイセン戦も問題なく勝てるでしょう。
属国整理の準備としてフィンランドを独立させておきます。
技術・民族主義を開発後、初期属国の整理を済ませダンツィヒを新たに属国解放し封土を下賜します。
この様にロシア領の大半をダンツィヒに与えておきます。
では即日ダンツィヒを併合します。
最後の仕上げとしまして外交官の追放を連打し悪名が100越えとなるように調整します。
さて事前準備は全てすみましたので、再度ダンツィヒを独立解放させつつプレイ国家を切り替えます。
1842年時点でプレイヤーが操作するダンツィヒは西プロイセンの一部を保有するだけの弱小国ですね。
しかしながら高まった悪名によりロシアへ対するCut Down to SizeCBの宣戦がなされた事が確認できました。
1843年 ロシアが懲罰戦争に敗北した為、ロシア領の大半がダンツィヒへと付与されました。
Cut Down to SizeCBは対象国が10年以内に新規入手した領土を、旧保有者へと与える仕様となっています。
つまり先のダンツィヒへの封土下賜→ダンツィヒ併合の手順により、ロシア領の大半が新規入手した領土であるとの判定がなされます。
VerupでCut Down to SizeCBの一部挙動は変化しましたが、今回用いますのは旧Verから存在する基礎的な部分の悪用となっております。
さてプレイヤーチートを用いて悪名0でロシアの大半を手に入れた我らがダンツィヒですが、その実態は見た目だけの弱小国です。
新規領土の全てがテリトリーであり現時点では税収が手に入らないんですよね。
je_north_german_unificationを行う為には自国が唯一のドイツ統一候補である必要がありますが、
その為にはまずドイツ統一候補となる事を目指して国家ランクを高めなければなりません。
それには工業化と軍備増強を行う為の財源が求められますが旧ロシア領の豊富な天然資源を輸出すれば幾らでも外貨は稼げます。
近隣の弱小国であるクラクフに比べればはるかに恵まれた立ち位置ですね。
港があるって素晴らしい。
史実でもクラクフの兄弟国であるポーランドが港のあるダンツィヒ死守を望んだことも理解が出来ます。
ここから先は地道な内政パートになりますのでバッサリカット。
1862年 列強となったダンツィヒはドイツの主導権を巡るオーストリアとの争いに勝利。
対立候補であったオーストリアの脱落により自動的にダンツィヒが唯一のドイツ統一候補となりました。
トリガーを満たしたje_north_german_unificationにより北ドイツ諸侯がダンツィヒへと統合されます。
予めオーストリアとの友好度を高めておいたおかげで、戦争直後ですが彼らもドイツ統一を支持してくれていますね。
これによりダンツィヒ主導での西はバルト海から東はオホーツク海までもを支配する領域国家ドイツの建国がなされました。
東方生存圏もおまけで付いています。ドイツの優れた工業力とロシアの豊富な天然資源が合わされば世界征服をも狙えることでしょう。
短いながらもお付き合いくださり、ありがとうございました。それではいつか又他国にてお会いいたしましょう。
葉を器にする国は冷食を好む 故に我らは陶器や灸を伝える