1876年9月、全世界が衝撃と非難の渦に包まれます。神聖ローマ帝国と化したドイツ帝国の隣国であり列強であるフランスに対し「フランス低地諸国」の割譲、「ブルゴーニュ・オクシタニア・コルシカ」の3か国の解放を要求。これにはもちろんフランスは断固として拒否しました。
一時、悪名が100を超えてしまい、イギリスは神聖ローマ帝国との軍事同盟を一方的に破棄。イギリスは防衛協定を締結していたフランス側に味方しました。
しかし、あの英仏にすら神聖ローマ帝国の強大な陸軍を返り討ちにはできませんでした。質が圧倒的に違うのです。我々の兵員は塹壕に身を隠し、後方から頭上を雨のように飛ぶ砲弾が敵を圧倒し、壊滅寸前まで消耗させた後に歩兵が突撃しています。しかし英軍も仏軍も未だ散兵。遮蔽物に守られていない敵兵は次々に榴散弾砲の餌食になります。
今や、我々帝国陸軍は世界一だ。それほどまでに陸軍でのパワーバランスは崩壊していました。
しかし、問題は海軍です。神聖ローマ帝国は海軍拡張を怠り、陸軍に多くの予算を投入していたために海軍の更新や増強はかなり遅れていました。比較的安価かつ大量に建造できる魚雷艇こそ多く保有するものの、大規模な装甲艦などの主力となりうる艦隊は1個艦隊のみと貧弱なものでした。フランス解体戦争では、魚雷艇を大量に投入し、迎撃任務に就かせましたが、甲鉄フリゲートや近代型装甲艦を始めとする強力な敵艦隊に苦戦することになります。
フランス解体戦争については一応勝利はしました。しかしこれは海軍の増強が急務だとようやく認識する戦争でもありました。
しかし海軍の拡張はまだ行いません。
理由としては、装甲巡洋艦のアンロックを待つほうが結果的に良いと感じたためです。隻数も世界一と多く、既に近代型装甲艦も多数配備しているイギリス海軍と互角以上に戦うには、ひたすら艦艇の数を揃えるか、装甲巡洋艦&前ドレッドノート級をアンロックして配備するかの2択となります。その時点で一番強い巡洋艦は甲鉄フリゲートです。甲鉄フリゲートと近代型装甲艦の数を揃えるのも悪くはないのですが、甲鉄フリゲートに比べて装甲巡洋艦は圧倒的に性能が良いので、戦争では質の差で甲鉄フリゲートを一方的に葬り去ることが可能です。さらにイギリス本土の上陸作戦を実施するという観点でも装甲巡洋艦をアンロックしてから増強すべきだと考えます。1隻あたりの陸軍や海兵隊の運送キャパシティが装甲巡洋艦の方が大きいからです。このような理由で今回は装甲巡洋艦のアンロックを待つこととします
続いて、オーストリアから独立していたハンガリーに対して、ハンガリー国内のスロバキア・スロベニア・バナト・トランスシルヴァニアといった国々を独立させることを要求。ハンガリー側で参戦したオスマン帝国にもユーゴスラビアの解放を要求します。
ちなみに、ハンガリーから多数の国家をわざわざ解放する理由ですが、
・悪名が全く上がらないので悪名が100近くでも戦争目標として使えるから
・ロシアやオスマンからの防波堤としての役割となるから
・解放元の国を弱体化させることができるから
この3つです。第2次独墺戦争で独立させたポーランドとリトアニアについても同じ理由です。
オーストリアのいないハンガリーはもちろん、結構元気そうなオスマン帝国(シリア奪還やエジプトの傀儡化で、弱体化することなく列強に居座り続けている)にも順調に進軍し、最終的に勝利。全要求を飲ませます。
その後もオクシタニアの共産革命に介入し鎮圧したり、第三次独墺戦争にてトリエステやメーレンを獲得したりしましたが、特に苦労せずに勝てたので飛ばします。
1883年夏、大規模徴兵法を制定。これにより多数の市民を兵員から動員することが可能となったため、徴集兵を300大隊ほど追加で拡張します。予備役の対象拡張により陸軍は常備軍・徴集兵合わせて1000大隊以上となり、質も世界一となっています。
さらに、Victoria3における軍事的ゲームチェンジャーもアンロックします。1884年7月、長年の研究の成果により化学兵器を実用化。全軍にこれを配備します。
化学兵器は肥料×2だけで、攻撃力+20&殺傷率+50%にするチートレベルの動員オプションです。格下との戦闘の場合は、防衛側が有利なはずなのに攻撃してる我々の10倍以上の死者数を出して敵が敗走することなんてごく普通にあります。これがあるかないかで、終盤の列強との戦争の進み具合はものすごく違います。一応、回復率-20%のデバフはあるものの応急手当を有効化しておけばこれを打ち消せるので、どんな時でも基本的にオンにして損はありません。
準備は整った。これより欧州を統べる最終戦争を始める