というわけでめでたく統一したものの、会計が烈火の車である。
統一直後はやはり内政が少し込み入っている。しっかりと乗り越えよう。
さて、なぜ急に赤字になったのかを見てみよう。そこに収支改善の糸口がきっとあるはずだ。
こちらが変態前の収支である。
定常の収入は52.3kであり、定常の支出は44.5kであるから約8kの黒字収支である。
これに資本家や貴族が出資している、施設建築にのみ使える「投資プール」が約2kあり、施設建築のための支出が22.1kあって12.2kの赤字収支となっている。
施設建築が終われば黒字であるからこれは「白地のマイナス」である。まあ健全財政であろう。
一方、変態直後の収支はこちら。
(変態したところで満足して寝たのだが、起きてリロードしたら赤字が少し減っていた。ナゼ…?)
さあ、問題点を見てみよう。
国庫収入の内訳を見てみると、+3.8kしか増えていない。
所得税、人頭税/地税、消費税には一切変化なし、関税と鋳貨がほんの少し増えているのみである。
一方で国庫支出は爆増し、なんと-約36.1kも増えている。
特に、「公務員の人件費」と「軍事費」が諸悪の根源のようだ。
まとめると問題点は2つ。非常に単純だ。
つまり、収入を増やして赤字を減らせばよい。ンッン~名言だなこれは。
そこで問題だ!
この赤字地獄でどうやって収支改善するか?
当然1を選択ッ!ポルナレフとはちがうのだよポルナレフとは!
収入が増えていない根本的な原因は新たに加わった領土が未編入州だからである。
未編入州は統治に行政力が必要ない代わりに税金をとれないという状態にある。*1
だから収入が増えていないのである。というわけで編入しよう。
州の編入は州の情報画面から行うこともできるし、下の「政治レンズ」から「州アクション」タブでもできる。
まとめてやるなら政治レンズからやると手っ取り早い。
旧デンマーク領や旧ノルウェー領にあった行政府のおかげで行政力は300超あったのであらかた編入してしまおう。
そうしたら行政力は即マイナスに突入した。さてはデンとノルのやつら、行政力収支マイナスだったな…?
北海道やサハリン、西インド諸島、グリーンランドは編入しないでおく。
単純に行政力が足りないうえ、これらの領土はスカンジナビアの主要文化の土地ではないし、ヨーロッパの同系統文化でもないため編入には20年かかってしまう。
主要文化の土地なら2年、同系統文化なら5年、全く関連のない土地なら20年である。
行政力は編入開始時に即時消費されるのに対し、税徴収は編入が進むにつれて徐々に進んでいく仕組みとなっている。
つまり、現在の目標、「収入増加」という観点から考えると即効性のあるのは主要文化の土地のみということになる。
税金のことを思うと編入した方が得であるが、植民地搾取を鑑みると編入しないことにも意味はある。
重要なのは「未編入州における処理量+10%」である。
これは以前にも出てきたが、コストも増えるが出力が増えるということである。単純に出力増は強い。
「編入か、未編入か」はかなり奥が深い問題である。
主要文化の州はぜひ編入するべきであるが、植民地の編入は少し悩ましいだろう。
上記で述べたが、支出増の原因は「公務員」と「軍」である。
まあ行政力は編入に必要だし、公務員賃金を下げると知識人たちの恨みを買うことになるので今回は手を入れないことにする。
スカンジナビアは移民を呼び込むことで人口を増やそうとしている。
ここで、知識人の支持を得ることで得られるボーナス「宣伝者」が非常に重要なカギになってくる。
移住求心力に対するバフは喉から手が出るほど欲しいので、これはなるべく常に維持したい。*2
つまり、改善の余地があるのは「軍事費」である。
なにやら旧ノルウェー・デンマーク領にたくさんの兵舎があるではないか。元はスヴェアランドの35師団だけだったので2倍近くに増えている。
そりゃ軍事費も倍増するってもんよ。スヴェアランド以外の兵舎は解体してしまおう。
変態して威信を保つ必要はないし、しばらく戦争する予定もないため、本当はスヴェアランドの部隊も解散してよいのだが…
ランクが下がるのも癪だし、まあ何かあった時のためにね…?(フラグ)
あと建設局も増えているのでこれも増えた分は一旦解体して支出を減らそう。
これで大体30kくらいの赤字を削減できた。あとは編入が進んで税金の徴収が進めば財政健全化達成である。
さあやってまいりましたVicの醍醐味。各施設の調整もやっていこう。
やはりこの作業をやっているときが一番Vicらしい。至福の時間である。
1849年11月には財政が健全化。ここでタイマーストップ。
記録は約半年でした。
というわけで完走した感想はありません。真の戦いはこれからですから。