ようやく開設されたロシアの国会(「ドゥーマ」)。
トリコロールがはためく下につどった議員たちを前に、ニコライさんが演説します。
「改革が不可避ならば、それは下からではなく、上からなされた方が望ましい。」

ああ~、また失敗だ。

どうしたんです?

法案が可決しないんですよ。「任命制の官僚appointed bureaucrats」の法案をとおそうとしているんですが、いつも地主の妨害にあって可決可能性がゼロになってしまいます。

「任命制の官僚」などの地主の抵抗のある法案を通過させるのはまだ難しいようですね。それなら、地主が反対せず、地主の影響力を削れるような法案を通しましょう。

それはどんな法案です?

「専門警察機構dedicated police force」です。「地方警察機構local police force」にすると地主が逆に強化されるので、必ずこっちを選びましょう。

「行政administration」キャパシティが不足するんですが。

そのために、「将校団」の技術を解禁したあとに「公文書館」を選ぶんですよ。「公文書館」では政府施設が紙を消費して行政キャパを格段に増やす生産手法が選択できるようになります。

なるほどねえ。

むっ、このイベント効果音は。

あれれ、ロシア国内のどこを探してもイベントアイコンが見当たらないぞ。

そういうときは右のアウトライナーから探すんですよ。

はい。


エジプト-オスマン危機、所謂第二次オリエント危機ですね。

なんでしたっけこれ。

オスマン麾下のエジプトとシリアの総督が、オスマンに反旗を翻したのでオスマンが怒って懲罰しようとしたのです。

ああ、そんなのありましたね。

オスマンがエジプトに外交プレイを仕掛けたらこのイベントが起こるようですね。選択肢によって、この地域に関心をつけられるようになります。

なるほど...。

じゃあそろそろ序盤の軍事行動をとりますか。

えっ、いいんですか? ほうぼうでは、「このゲームは軍事行動は高くつくし、内政活動に専念した方が有益だ」と言われているんですが。

あのね、ニコライさん。そんな他人の評価に振り回されてゲームしたって楽しくないですよ。それに、初期の軍事行動にもそれなりの利点はあります。

なんでしょうか。

前述しましたが、まず、初期には他の列強があちこちに関心をつけてまわっていないので、比較的列強の介入を受けずに軍事行動がとれます。

なるほど。

それに、十分な技術や建設力が整ったり、移民を呼び込むのに必要な施設や法律が整うまでは、内政をしてもあまり効果はあがりません。

それもそうですね。

最後に、このゲームは国家をデザインすることも主旨の一つですが、世界地図をデザインすることも醍醐味になっています。世界地図ががらりと変わると、何よりビジュアル的に楽しいでしょう。

明日を形作る!

ということでオスマンとエジプトが争っている間にこの地域に外交プレイを仕掛けます。

具体的にはどうするんです?

エジプトのクレタ島に征服のプレイを仕掛け、シリア地域の独立も条件に加えます。

エジプト、折れませんね。

折れないで結構。それに、わざと動員せずに戦争挑発しましたからね。

ほう。

1841年6月にエジプトを降伏させ、クレタを得、シリアを独立させます。さて、つぎはオスマンに外交プレイを仕掛けましょう。

エジプトだけではなくオスマンも叩くんですか。

勿論です。

1842年7月に開戦し、1843年6月にはオスマンを降伏させています。

呑ませた条件は東トレースの条約港(ガリポリ)、キプロス島の割譲。それからカフカス方面の国境地帯であるカースkarsの割譲。

そしてブルガリアの独立に、オスマン属国だったトリポリをロシアの属国にすることですか。全部盛りですね。

これでレパントにおける戦略目標は達成しました。


メドヴェージェフさんはさきに、「世界地図をデザインするのはこのゲームの醍醐味だ」とおっしゃっておられましたが、こういう講和条約にしたのは何か意味があるんですか。

ゲーム的な意味があまりあるわけではないです。ゲーム的な有利不利で言えば、たとえば将来の石油やゴムの産出地帯を押さえた方がいいでしょう。でも...。

でも?

これはぼくのプレイスタイルなんですが、「歴史的にあり得たIF」を追求するのが楽しいんですね。ロシアはもともとレパント(東地中海)に領土欲をもってました。

だからトレードノードを押さえるように、ガリポリ、キプロス、トリポリをとったんですね。ブルガリアを独立させたのは?

ゲーム的な意味はあまりありませんが、ロシアの汎スラブ主義を表現するにはブルガリアを独立させるのが必要かなと。

なるほど。

あと、ゲーム的な意味がまったくないわけではありません。オスマンの弱体化はロシアの安全保障に非常に有益ですし、レパントは、ロシアがほっておくとイギリスやフランスが、ゲーム中盤には押さえてしまいます。

それを避ける意味があると。

そのとおりです。