インドの大部分を支配するイギリスの自治領。HoI4でも登場するイギリス領インド帝国となるのは1858年のことなのでゲーム開始年代より少し先。
豊富な人的資源によって初期で列強を凌ぐほどの国威を有しており、承認国家でもあるため、独立さえ果たせば即座に列強となるポテンシャルを秘める。
主要文化のイングランド人POPは国内に10万人(100K)しか存在していない。人口の大部分はイングランドと共通の文化特性を1つも持たない文化であるため、差別解消には多文化主義を制定しなければならない。
初期領土には多くの資源が眠っているが、鉛はオリッサの分割州のみに存在し、硫黄は存在しない。幸い初期のイギリス市場は世界最大級の市場であるため多少の融通は効くが、独立を望むならば確保しておきたい。
大英帝国の戴冠用宝玉とでも称すべき国、それがインドだ。東インド会社は利害関係者たちをうまくなだめながらこの広大な国土の支配を維持し続けることができるだろうか?
技術はレベルⅠまでは全て解禁している。なのでわりかし近代的な国家かと思いきや土地ベース課税、伝統主義、世襲制の官僚…etcと政治体制は前近代的国家の模範である。
おまけにスタート時の地主の影響力は73.1%とすこぶる高い。いち早く国家の工業化を行おう。
ランク | 政府 | 陸軍 | 海軍 | GDP | 人口 | 識字率 | 生活水準 | 国教 | 主要文化 |
大国(7) | 勅許会社 | 110+283 | 30 | 64.9M | 123M | 19.8% | 苦境(9.3) | プロテスタント | イングランド |
州名 | インフラ (使用/上限) | 建設済の施設(施設名+初期レベル) | 建設可能な資源・農業施設(施設名+最大レベル) | 総人口 | 州補正名(内容) |
南ベンガル(首都) | 66/70 | 行政府10 織物工場8 製紙工場5 武器工場4 造船所3 漁船2 染料農園12 養蚕農園2 兵舎15 海軍基地15 港3 建設セクター2 | 伐採所23 アヘン農園 コーヒー農園 バナナ農園 家畜牧場 稲田 綿花農園 茶園(未使用の耕作地は952) | ベンガル・デルタ(農業+25%) 天然港 |
国家元首名 | 所属団体 | イデオロギー | 特性 | 備考 |
ジョージ・エデン | 地主 | 穏健派 | 無鉄砲 政略専門家 | ジョージ・エデンはジョージ・イーデン(英:George Eden)の誤訳だと思われる |
イギリスの自治領である。そして傀儡国として多くの藩王国を従えている。
ジャーナル名 | 発生条件 | 達成条件 | 達成後 | 備考 |
植民地支配の強化 | スタート時から | ビルマ、カチン、シャン、ペグー、シンド、パンジャープ、 カシミール、パシュトーニスタン、バルーチスターン、ヒマラヤ の内7つ以上の州を領有する(従属国を含む) | ||
反乱の回避 | スタート時から | 「植民地支配の強化」「インドの改革」を達成 | 詳細は後述 | |
インドの改革 | 「植民地支配の強化」達成後 自由交易か重商主義を制定済、または土地ベース課税か農奴制を未制定 |
判断名 | 条件 | 効果 | 備考 |
失権の原理 | 平和である 発動から最低2年間経過 藩王国の従属国を持つ | イベント | ランダムに選ばれた藩王国の州3つの内1つを併合(悪名の増加あり) |
20年以内に「反乱の回避」ジャーナルを達成しなかった場合に発生するイベント。
ジャーナルの期限切れと同時に「反乱!」イベントが発生する。
このイベントによりデリーとアワドが「ヒンドゥスターン」という国となり反乱独立される。
イベントが発生すると以下の選択肢によりプレイ国の選択が可能となる。
この反乱イベントは、通常の反乱とは違い猶予期間もなく即戦闘開始となる。
その為、普段は反乱に介入してくるイギリスなどの介入は行われない。
(東インド会社の傀儡国は自動参戦により東インド会社側で参戦する)
それぞれの戦争目標として以下の征服が設定されている。
東インド会社 | ヒンドゥスターン |
デリー | ビハール |
アワド | 北ベンガル |
パンジャーブ | |
中央インド |
東インド会社側は実質的には「ヒンドゥスターンの併合」なのだが、なぜか2目標設定されている。
また東インド会社側に悪名35が自動的に付与される。
この戦争目標は恐らく固定で、藩王国などを事前に併合しても変化しない。
(フランス条約港以外をすべて併合した状態でも同じだった)
普段頼りにしているイギリスが介入できないが、各藩王国は自動参戦してくれている。
普通にプレイしている限りは楽勝で勝てるはず。
ただし、勝ったとしても「企業の終わり」イベントが発生し、東インド会社は消滅。
代わりに「イギリス領インド帝国」として、イギリスの傀儡として再出発となる。
その際、自動的に「任命制の官僚」に法律が変化する。
(確認していないが、イギリス領インド帝国として設定されている法律に全部変更されると思われる)
自身の傀儡化もさることながら、各藩王国も直接イギリスの傀儡となるため、プレイヤー的には選ぶ理由はほとんどない。
こちらの選択肢を選ぶのであれば、反乱の回避ジャーナルを達成して東インド会社のままプレイした方が選択肢など多く有用。
反乱側でのプレイ。
所持ステートが2つしかないため、兵力の上限が意外にキツイ。
単純に勝つだけなら、反乱イベント直前に以下のことをすれば勝てる。プレチこの上ないが・・・。
こうすると相手側の兵力がほぼなくなるのと、徴兵部隊が出てきても製法変更デバフで一方的に殴り勝てる。
ただし、勝って独立できても内陸国というのと、デリー以外はすべて非併合州なので注意。
(反乱前に、シクのパンジャブ奪っておけば、シンド併合で港をゲットできるので準備しておくと良さそう)
ちなみに、東インド会社で発生した負債はすべて帳消しとなるため反乱イベントの数年前から全力開発して、破産間際にしておくとお得。
v1.2.7では東インド会社で発生した負債はそのままヒンドゥスターンへ引き継がれる仕様になった模様。また破産デバフ中の場合はヒンドゥスターンも破産デバフ状態になる。
主要文化がアワディー、シンド、カンナダ、ベンガルと幅広いのが特徴なので、インド統一プレイをするのであれば、ここから始めると良さそう。
実績名 | 達成条件 |
罪の告白 | シンド州とパンジャーブ州を所有 |
シンドは圧倒的格下だがパンジャーブを持つシク王国は戦列歩兵100大隊を有しそこそこ強い。
とはいえイギリスを呼び出せば容易に勝てるため実績としてはかなり簡単な部類。
両方とも開戦前に屈して戦争すら起きずに解除できる場合もある。
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