鎖国政策をとる東アジアの島国。
「日本幕府」の国名のとおり幕府による統治が行われている。
度重なるシステムの見直しや新要素の導入などにより中級者向けの国家となるが明治維新というわかりやすい目標があり、攻略動画や攻略記事が多い。
工業化に必要な資源も国内に一通りそろっており、鎖国による市場管理のしやすさなどが魅力である。
序盤から列強が介入してきて思い通りに事が運ばず、生活水準との戦いも待ち受けてるため、まさに臨機応変な対応とプレイスキルが必要だ。
西洋に比べて技術も軍事力も遅れている日本に対して、列強諸国は非常に好戦的である。植民地化されないためにも富国強兵を目指そう。
全国で飢饉や騒動が発生しており、徳川将軍家の政には陰りが見え始めている。日本で200年以上続いて来た江戸時代であるが、この先200年続く太平の世を実現することはできるのか?
日本幕府 | ランク | 14(非承認大国) | |
---|---|---|---|
![]() | 陸軍 | 102 | |
海軍 | 0 | ||
GDP | ![]() | ||
人口 | 31.0M | ||
種別 | 非承認国家 | ![]() | 39.3% |
ティア | 帝国 | 生活水準 | 苦境(8.8) |
政治体制 | 幕府 | 国教 | ![]() |
![]() | 71*1 | 主要文化 | 日本 |
欧州列強ほどではないと言え、そこら辺の承認国家と比較すると高い識字率が魅力。
だがこのゲームにおいては識字率の高さがそのまま要求生活水準であるために『要求する生活水準が満たせない』による急進派の発生源となる。
名前 | 所属団体 | イデオロギー | 特性 | 備考 |
家斉 徳川 | ![]() | ![]() | 傲慢 浪費家 |
名前 | 所属団体 | イデオロギー | 特性 | 備考 |
家慶 徳川 | ![]() | ![]() | 几帳面 敬虔 |
利益団体名 | 影響力 | 代表名 | 代表イデオロギー | 代表特性 | 備考 |
幕府(地主) | 47.1% | 毛利敬親 | ランダム | meticulous ambitious | ジャーナル「名誉回復」達成後「地主」に名称変更。 |
仏教僧(聖職者) | 21.9% | 大塩平八郎 | 穏健派 | charismatic inspirational_orator firebrand | イデオロギー「道徳主義」を持たず、「仏教道徳主義」を持つ。ディシジョン「国家神道を導入」により「神職」に名称変更。固有特性持ち |
平民(農村民) | 10.5% | ランダム | |||
侍(軍部) | 10.1% | 水野忠邦 | 伝統主義者 | arrogant | イデオロギー「幕府」を持つ。ジャーナル「侍の落日」達成後「軍部」に名称変更。 |
知識人 | 6.1% | 緒方洪庵 | 穏健派 | meticulous | イデオロギー「立憲主義」を持つ |
小ブルジョワ | 3.1% | 徳川斉昭 | ジンゴイスト | imperious | 陸軍司令官を兼ねる。 |
実業家 | 0.7% | ランダム | 固有特性 | ||
労働組合 | 0.2% | ランダム |
最大派閥の佐幕派がランダムイデオロギーである。
以前は佐幕派イデオロギーでプレイを変えたりリセマラする手法もあったが、イデオロギー追加と初期法律変更などを受けた結果、どのイデオロギーでもかつてほどの差はなくなった。
もはや好戦主義が出なくなったことや、そもそも法律変更より生活水準が問題になる日本の環境など、リセマラは意味がない。
知識人が共和制ではなく君主制を支持しており、君主制から変えるメリットがない。
州名 | 初期インフラ(使用量/上限) | 建設済の施設(施設名+初期レベル) | 建設可能な資源・農業施設(施設名+最大レベル) | 総人口 | 州補正(補正名称(補正内容)) |
北海道 | 5/8 | 漁港,伐採所2,小麦畑2,兵舎5 | 石炭20, 鉛20, 硫黄18, 鉄18, 漁港6, 伐採所5, 捕鯨基地4, 小麦畑30, 家畜牧場29, 稲畑29, 未使用の耕作地29 | 18.8K | 石狩炭田 |
東北 | 10/55 | 行政府3,伐採所3,タバコ農園3,稲畑1,兵舎15,徴兵センター15 | 鉄60, 鉛45, 伐採所15, 漁港15, 捕鯨基地6, タバコ農園185, 稲畑183, 家畜牧場182, 紅茶農園182, 絹農園182, 綿農園182 | 3.29M | なし |
関東 | 18/55 | 行政府3,ガラス工房1,漁港3,捕鯨基地2,紅茶農園4,タバコ農園2,稲畑2,兵舎20,港1,徴兵センター24 | 鉄36, 鉛30, 漁港10, 伐採所9, 捕鯨基地7, 紅茶農園276, タバコ農園274, 稲畑272, 家畜牧場272, 絹農園272, 綿農園272 | 5.17M | 江戸湾(造船所施設生産量+10.0%、港最大レベル+2、海軍基地最大レベル+10) 関東平野 |
中部 | 25/55 | 行政府5,家具工房2,製紙工場2,伐採所2.紅茶農園2,タバコ農園2,家畜牧場2,稲畑2,兵舎15,建設局1,徴兵センター25 | 鉛33, 伐採所16, 漁港16, 紅茶農園368, タバコ農園366, 家畜牧場366, 稲畑366, 絹農園364, 綿農園364 | 5.87M | なし |
関西(首都) | 39/68 | 行政府7,織物工場4,製紙工場3,漁港3,紅茶農園5,稲畑3,絹農園3,タバコ農園2,家畜牧場2,兵舎20,建設局1,徴兵センター25 | 漁港10, 伐採所9, 紅茶農園450 ,稲畑448, 絹畑448, タバコ農園447, 家畜牧場447, 綿農園445 | 7.86M | 瀬戸内海(造船所施設生産量+10.0%、港最大レベル+2、海軍基地最大レベル+10) 奈良盆地 |
中国 | 21/55 | 行政府3,製紙工場2,ガラス工房1,伐採所4,タバコ農園3,稲畑2,家畜牧場1,紅茶農園1,絹農園1,兵舎10,徴兵センター13 | 硫黄40, 鉛24, 伐採所20, 漁港12、タバコ農園163, 稲畑162, 家畜牧場161, 紅茶農園161, 絹農園161, 染料農園160, 綿農園160 | 2.76M | 瀬戸内海(造船所施設生産量+10.0%、港最大レベル+2、海軍基地最大レベル+10) |
四国 | 13/42 | ガラス工房2,行政府1,染料農園3,紅茶農園3,タバコ農園3,稲畑1,兵舎5,徴兵センター7 | 硫黄32, 鉄24, 伐採所11, 漁港9, 染料農園77, 紅茶農園77, タバコ農園75, 稲畑75, 家畜牧場74, 絹農場74, 綿農場74 | 1.51M | 瀬戸内海(造船所施設生産量+10.0%、港最大レベル+2、海軍基地最大レベル+10) |
九州 | 26/60 | 行政府4,織物工場2,造船所2,ガラス工房1,漁港2,紅茶農園4,タバコ農園2,染料農園2,稲畑2,徴兵センター20,兵舎15,港1 | 石炭72, 硫黄40, 鉛36 漁港18, 紅茶農園234, タバコ農園232, 染料農園232, 稲畑232, 家畜牧場230, 絹農園230, 綿農園230 | 4.25M | 長崎湾(造船所施設生産量+10.0%、港最大レベル+2、海軍基地最大レベル+10) 筑豊炭田 |
琉球諸島 | 2/11 | 漁港1,家畜牧場1,港1 | 漁港5, 家畜牧場16, タバコ農園15, 稲畑15, 紅茶農園15, 絹農園15 | 259K | なし |
北海道はアイヌの土地であり、開始から入植中。
州特性が豊富で、しばらくは孤立主義でも経済発展ができるだけの資源を持つ。
問題として過剰人口による浪費税率の高さが挙げられる。関東、中部、関西、九州と60-70%の徴税ペナルティが課せられている。日本の州内では唯一四国のみ-10%程度の徴税ペナルティに抑えられているが、これは単に州の人口が他の州より少ないだけ。
また「伝統主義」の影響で商品が他の州に流れにくくなっている。鉄道を取り、伝統主義から脱却するまでは東北や関東、関西、九州を開発していきたい。
中でも九州や東北は工具を使う鉱山の上限が高いことなどから製鉄所を建てる筆頭候補。
そして序盤の日本は生活水準との戦いであり、序盤の建設計画が非常に重要。
中央公文書館は早めに欲しい。
なお日本に限った話ではないが、自給水田は雇用10kである一方、農園系は雇用5kしかないため、農地を作れば作るほど失業者が増える
目につくのは木材・家具・衣類の不足。この内木材は「簡単な林業」→「伐採所」に製法改善するだけで生産量が改善可能だが、これには工具が必要だ。
そして工具を生産する工房とそれに必要な鉄鉱山はどちらも1つも建っていない。更に言えば製鉄所も石炭鉱山もないため、工具の生産量を増やしにくい。
とにかく大量の小作農を抱えていることもあり、建設局の増設と工具工房・鉱山の建設が急務になる。
権力構造 | 経済 | 人権 |
君主制 | 伝統主義 | 検閲 |
専制政治 | 孤立主義 | 労働基本権の無保障 |
国民至上 | 土地ベース課税 | 児童労働許可 |
良心の自由 | 農奴制 | 法的被後見 |
世襲制の官僚 | 辺境入植 | 社会保障なし |
農民召集兵 | 地方警察 | 国境閉鎖 |
治安維持なし | 学校なし | 奴隷禁止 |
医療制度なし |
初期時点で「孤立主義」「国境閉鎖」「世襲制官僚」であり、鎖国真っ最中。学校・治安維持・医療制度・社会保障なし。
制度は法執行機関がレベル1のみ。
欧州から見ればかなり遅れている方で、I研究でも「機織り機」「旋盤」などが未研究。
「機織り機」と「旋盤」は生産研究の基礎であるため自力で研究したい。
なお大学は研究済みであるにも関わらず建ってないので10ほど序盤に建築しておこう。
軍事は「戦列歩兵」の前段階である「必須兵役」すら未研究。
なし。鎖国政策真っ最中なので当然とも言える。
出島はないが、オランダとは初期時点で親愛状態、また清と東インド会社とは不信状態である。
関心は無し。1つ余っているので自由に宣言可能。
なお貿易は出来ないが外交自体は出来るので関心を付ける先に応じて競争宣言や関係改善を行うと良いだろう。
清はライバルとして指定し、英とはできるだけ接近したいところ。
正規軍が102大隊。数は多いが技術レベルは底辺であり、更に軍事系の生産施設もゼロで戦力としては当てにならない。
軍縮もアリだが、Verを経るごとに英米AIが日本に関心を貼り、隙あらば戦争をふっかけるようになっており無防備とはいかない。
1884~1900年頃に提督を雇用すると一定確率で東郷平八郎が出現する。艦隊戦エキスパートを最初から持っているなど、史実通りの強さなので見かけたら迷わず雇用したい。
他にも児玉源太郎と大山巌が1889年以降陸軍将軍ガチャに登場する。
明治維新を再現した「大政奉還」から始まる一連の固有ジャーナルを持つ。(ver.1.7.2にて大政奉還の達成条件変更)
ジャーナル名 | 発生条件 | 達成条件 | 達成時効果 | 備考 |
寺子屋制度 | 初期 | ![]() | 補正「寺子屋の統合」(![]() ![]() | ジャーナル発動中は補正「寺子屋」(![]() |
---|---|---|---|---|
大政奉還 | ![]() ![]() | 以下を満たす ・ ![]() ・ ![]() ・反乱革命主義的利益集団がない ・戦争中でない ・関東州地域の全域を領有 以下のいずれか ・上記の状態を通算で10年間維持した ・ ![]() | イベント「[天皇]の復権」発生 服装が洋服に変更される | 以下のいずれかで失敗![]() ![]() |
[天皇]の復権 | イベント「[天皇]の復権」 | 進捗が3に達する | イベント「再編された日本」発生 | イベント「[天皇]の復権」発生時に条件を満たす場合、維新ジャーナルが発動せず進捗だけ追加される ジャーナル発動中、毎月一定確率でイベント「[西洋国]軍事顧問」「[西洋国]への使節団」「[西洋国]の投資」が発生 |
維新:日本の工業化 | イベント「[天皇]の復権」 | 債務不履行状態でない 編入州の70%超が以下を満たす ・ ![]() ・ ![]() | ジャーナル「[天皇]の復権」の進捗が進む | ジャーナル発動中、毎月一定確率でイベント「鉄道アドバイザー」「軍事鉄道」が発生 |
維新:侍の退役 | イベント「[天皇]の復権」 | ![]() ![]() ![]() ![]() 全ての陸軍編隊で ![]() | ジャーナル「[天皇]の復権」の進捗が進む イベント「侍の落日」発生 | ジャーナル発動中、毎月一定確率でイベント「刃の学徒」「私学校」が発生 |
維新:鎖国の終わり | イベント「[天皇]の復権」 | ![]() ![]() ![]() 独立国である | ジャーナル「[天皇]の復権」の進捗が進む | ジャーナル発動中、毎月一定確率でイベント「[港町]事件」「風向きはいかに」が発生 |
イベント名 | 発生条件 | 選択肢 | 効果 | 備考 |
[天皇]の復権 | ジャーナル「大政奉還」達成 | 産業の力が、私たちを支えてくれる。 | 関東州を首都に設定![]() ![]() 3つの維新ジャーナルを追加 選択肢「産業の力が、私たちを支えてくれる。」の場合 ![]() 選択肢「知識人に目を向けなければならない。」の場合 ![]() | イベント発生時にジャーナル「[天皇]の復権」が追加される イベントが発生した年によって異なる人物が支配者になる 条件を満たす場合、維新ジャーナルは追加されず進捗だけ進む |
---|---|---|---|---|
知識人に目を向けなければならない。 | ||||
再編された日本 | ジャーナル「[天皇]の復権」達成 | 日本帝国は興隆するだろう。 | 補正「日本軍事改革」(軍事技術研究速度+15%)を5年追加 以下の州に ![]() ・嶺南 ・京畿 ・関北 ・両西 ・両湖 | |
私たちは強力な友人を必要とし、強力な敵を作ることになるだろう。 | 補正「日本大使」(![]() ![]() ![]() | |||
鉄道は私たちの未来の成功の鍵だ。 | 補正「日本鉄道の近代化」(鉄道処理量+40%)を5年追加 | |||
侍の落日 | ジャーナル「維新:侍の退役」達成 | 侍には将校や貴族としての地位を維持させる。 | ![]() ![]() ![]() 選択肢「侍には将校や貴族としての地位を維持させる。」の場合 補正「将校としての侍」(軍事技術研究速度-25%)を5年追加 選択肢「侍の時代は終わった。」の場合 ![]() 日本文化の ![]() 日本文化の ![]() | |
侍の時代は終わった。 | ||||
[西洋国]軍事顧問 | ジャーナル「[天皇]の復権」発動中![]() ・ ![]() ・ ![]() ・ ![]() ・ ![]() ![]() 以下を満たす国が存在する ・国家ランクが ![]() ・自国との関係値が0以上 ・自国が ![]() ・自国と戦争中でない ・多忙でない ![]() | [西洋国]の助力を歓迎しよう。 | [西洋国]に対して![]() 補正「西欧軍事顧問」(軍事技術の伝播+100%)を2.5年追加 | [西洋国]は以下を満たす国の1つ ・国家ランクが ![]() ・自国との関係が中立以上 ・自国が ![]() ・自国と戦争中でない ・多忙でない ![]() ![]() |
彼らの毒入りの杯など必要ない。 | [西洋国]と関係値-20 | |||
[西洋国]への使節団 | ジャーナル「[天皇]の復権」発動中![]() ・ ![]() ・ ![]() ・ ![]() ・ ![]() ![]() 以下を満たす国が存在する ・国家ランクが ![]() ・自国との関係が中立以上 ・自国と戦争中でない ・自国が ![]() | 強力な外交的結びつきを確立しよう。 | [西洋国]に対して![]() [西洋国]との関係値+50 | [西洋国]はイベントの条件を満たす国の1つ![]() |
[西洋国]は、私たちに多くのことを教えてくれる。 | [西洋国]に対して![]() 補正「西欧よりの学び」(社会技術の伝播+100%)を2.5年追加 | |||
[西洋国]から得るものは何もない。 | [西洋国]との関係値-20 | |||
[西洋国]の投資 | ジャーナル「[天皇]の復権」発動中![]() ・ ![]() ・ ![]() ・ ![]() ・ ![]() ![]() 以下を満たす国が存在する ・国家ランクが ![]() ・自国との関係が中立以上 ・自国が ![]() ・自国と戦争中でない ・ ![]() | [西洋国]のアイデアは、日本に力を与えてくれるはずだ。 | [西洋国]に対して![]() 補正「国外投資」(生産技術の伝播+100%)を2.5年追加 | [西洋国]はイベントの条件を満たす国の1つ![]() |
外国人に私たちの経済に干渉させる必要はない。 | [西洋国]との関係値-2 | |||
鉄道アドバイザー | ジャーナル「維新:日本の工業化」発動中![]() 以下を満たす国が存在する ・国家ランクが ![]() ・ ![]() ・自国と戦争中でない ・自国との関係値が0超 | [西洋国1]は私たちを助けてくれるかもしれない。 | 選んだ国との関係値+10![]() | [西洋国]はイベントの条件を満たす国からランダムで3つ選ばれる |
[西洋国2]は素晴らしい技師だ! | ||||
[西洋国3]は鉄道に詳しい。 | ||||
外国の助言など不要だ。 | 補正「鉄道、わが道」(威信+20)を10年追加 | |||
軍事鉄道 | ジャーナル「維新:日本の工業化」発動中![]() ![]() ![]() | 軍と産業の見事な連携だ! | ![]() ![]() ![]() | |
優先順位は自分たちで決める。 | 補正「鉄道管理の保持」(![]() ![]() | |||
刃の学徒 | ジャーナル「維新:侍の退役」発動中 | この特権はそろそろ廃止されるべきだ。 | ![]() 日本文化の ![]() ![]() | |
この権利は他の身分の市民にも拡大される可能性がある。 | ![]() 日本文化の ![]() ![]() | |||
侍の刀を奪うことは、その魂を引き裂くことだ! | ![]() | |||
私学校 | ジャーナル「維新:侍の退役」発動中 九州に ![]() ![]() | 彼らは我々の軍隊に貴重な労力を提供している。 | 九州に補正「私学校」(![]() ![]() 九州の ![]() | |
この政治的な派閥が危険な状態になる前に、閉鎖されなければならない。 | ![]() ![]() | |||
[港町]事件 | ジャーナル「維新:鎖国の終わり」発動中![]() いずれかの州に ![]() 以下を満たす国が存在する ・国家ランクが ![]() ・自国の首都のある地域に ![]() ・自国と従属関係でない ・自国との外交関係が ![]() | 反撃せよ!鎖国は守らねばならない。 | [侵害国]との関係値-20![]() ![]() | [侵害国]はイベントの条件を満たす国の1つ [支援国]は以下を満たす国の1つ ・[侵害国]でない ・国家ランクが ![]() ・自国の首都のある地域に ![]() ・自国との関係値が+2以上 ・自国が ![]() |
要求の一部を満たすよう交渉しよう。 | 補正「破られた鎖国」(威信-20、![]() | |||
おそらく、[支援国]がこの困難な状況を調停するのに役立つだろう。 ※[支援国]が存在するときのみ選択可 | [支援国]に![]() | |||
風向きはいかに | ジャーナル「維新:鎖国の終わり」発動中 | 日本はアジアを離れ、西欧列強につくべきだ。 | ![]() ![]() ![]() | |
我々は、近隣の国々と共に立ち向かおう。 | ![]() | |||
未来は不確かだ。あらゆることに備えなければならない。 | 補正「柔軟な外交」(![]() | |||
日本の開国 | 日本は市場開放を強制させられたを持つ | 知識人と実業家の政治力+50% 地主の政治力-75% 統治者の人気-100 統治者の利益団体による正当性-20 統治者の利益団体がいないことによる正当性+30 |
ディシジョン名 | 条件 | 効果 | 備考 |
国家神道の導入 | ジャーナル「大政奉還」達成済み![]() ![]() ![]() | 国教を![]() ![]() ・名称を神職に変更 ・ ![]() ・ ![]() ・忠実特性: ![]() ・幸福特性: ![]() ・不幸特性: ![]() 首都州のPOPの40%を ![]() 首都でない編入州のPOPの20%を ![]() |
---|
名前 | 役割 | 所属団体 | イデオロギー | 特性 | 出現開始 | 出現終了 | 備考 |
ジュールス ブルネット | 扇動者 | 地主 軍部 | 権威主義者 | 野心的 勇敢 外交家 | 1867.1.1 | 1892.1.1 | DLC「Voice of the People」 利益団体が非主流派でないことが条件 出現可能性25 ジュールス ブルネット自身はフランス文化 |
西郷 隆盛 | 扇動者 | 地主 | 伝統主義者 | デマゴーグ カリスマ的 誉れある | 1868.1.27 | 1877.9.24 | DLC「Voice of the People」 利益団体が非主流派でないことが条件 出現可能性50 |
隆盛 西郷 | 将軍 | 地主 | 好戦主義者 | 攻撃的計画立案者 空想的 勇敢 | 1860.1.1 | 1880.1.1 | 出現可能性50 |
源太郎 児玉 | 将軍 | 地主 | 王党派 | 経験豊富な攻撃的計画立案者 経験豊富な植民地統治者 革新的 | 1889.1.1 | 1906.1.1 | 出現可能性50 |
巌 大山 | 将軍 | 地主 | 王党派 | 経験豊富な攻撃的計画立案者 塹壕ネズミ 無口 | 1889.1.1 | 1906.1.1 | 出現可能性50 |
平八郎 東郷 | 提督 | 軍部 | 穏健派 | エキスパート海軍司令官 直接的 几帳面 | 1883.2.5 | 1913.1.1 | 出現可能性50 |
固有の扇動者は2人登場するが、法制改革して明治維新をしたい日本にとってはあまり役に立たないイデオロギーである。
仮に将軍だったらと思うと惜しいが、切り捨てて構わない。
扇動者の西郷隆盛(西郷が名、隆盛が性)と将軍の隆盛西郷(隆盛が名、西郷が性)は別人である。
企業名 | 対象施設 | 設立条件 | 繁栄ボーナス | |
---|---|---|---|---|
![]() | 三井 | ![]() 関西州の織物工場が10以上 ジャーナル「大政奉還」達成済み | ![]() ![]() ![]() | ![]() 鉄鉱山+10% |
![]() | 南満洲鉄道 | 自国または従属国が盛京を領有している![]() 鉄道がある州が満州地域・華北地域に4以上 ジャーナル「大政奉還」達成済み 州の編入/未編入を問わない | ![]() ![]() ![]() | 非母国州の![]() 小麦畑処理量+15% |
![]() | 三菱 | ![]() 中国州で以下のいずれかが10以上 ・造船所 ・軍用造船所 ・石炭鉱山 ジャーナル「大政奉還」達成済み | ![]() ![]() ![]() | 戦争兵器産業処理量+10%![]() |
各国の固有企業は汎用企業に比べて一回り有用に設定されており、日本にも3つの固有企業が登場。ただしいずれもジャーナル「大政奉還」の達成が前提。
企業設立技術もないため後回しでよい。
それぞれ上にあるものが優先される。
国名の背景はマップカラー。
国旗 | 国名・色 | 条件 | 備考 |
---|---|---|---|
![]() | - | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() ・ ![]() 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() 支配者が以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() マップカラーはジャーナル「[天皇]の復権」達成後に変化する | 大日本帝国海軍旗 |
![]() | (日本幕府) (大日本帝国) | アメリカが宗主国またはそれ以上である 国名・マップカラーはその他の条件によって変化する | 連合国軍占領下の旗*2 |
![]() | 日本幕府 | ジャーナル「大政奉還」未達成![]() 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | 源氏の旗*3 |
![]() | ジャーナル「大政奉還」未達成![]() 以下のいずれでもない ・ ![]() ・ ![]() | 幕府の海軍旗 | |
![]() | 大日本帝国 | ジャーナル「大政奉還」達成済み![]() 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() マップカラーはジャーナル「[天皇]の復権」達成後に変化する | 天皇旗 |
- | 大日本帝国 | ジャーナル「大政奉還」達成済み![]() | |
![]() | - | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() ・ ![]() 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() マップカラーはジャーナル「[天皇]の復権」達成後に変化する | 海軍旗に由来 |
![]() | - | ![]() 選挙制度がない 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() ![]() マップカラーはジャーナル「[天皇]の復権」達成後に変化する | |
![]() | - | ![]() | |
![]() | - | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() ・ ![]() | 海軍旗に由来 |
![]() | 日本 | デフォルト |
欧州の中小国とは異なり、M単位でいる自国の百姓を全員就職させることが当面の目標である。開始時点で脅威となる敵国はいないが列強は孤立主義に対して開国要求を突き付けてくる。海軍が存在せず初期の拡張性は低いがそれでも列強入り出来るだけの十分な国土と人口が最初から存在している。欧州諸国のような移民の受け入れや人口増加率を増やして労働力を確保する方策、軍拡は後回しでよく、百姓にひたすら職場を提供し続ければよい。
建設が遅いと失業者まで発生し始めることもあり、とにかく建設力を強化し大学や工業施設を建てていこう。
DLCを導入済みならば威信プラス補正と引き換えに正当性を下げて浪費税が増える徳川家斉をゲーム開始時に退位させると良いだろう、後継者は行政力+5%と優秀な能力を持っている。
序盤の国家運営最大の障害は列強からの開国要求になる。
現状、孤立主義である限りランダムに訪れるため戦略に組み込むことが難しい。ゲーム開始早々に来ることもあれば鎖国したまま列強1位に上り詰めることも十分にあり得る。柔軟に対応できるだけのプレイスキルと余裕が必要だ。
Victoria3では明治維新がジャーナルによって表現されているが、「明治維新によって近代化がなされる」のではなく「近代化の結果として明治維新が起こる」というシステムになっている。
明治維新の関連イベントは発展を助ける補正をくれるが、明治維新をしなければ近代化できないというわけではない。
明治維新を行うメリットとして、豊富なジャーナル・イベントによって得られる補正やジャーナル「大政奉還」の達成を前提とする固有企業がある。特にイベントで朝鮮半島への請求権が獲得できることは重要である。また、強力な特性を持ち実業家所属の支配者である明治天皇が登場することも大きい。
基本的にはセオリー通り地主を弱らせて、誘導に従って明治維新を達成するのが、近代化のルートとしてわかりやすい。
「佐幕派」という地主が強力な政府である。
法改正そのものは難しいが支配者が佐幕派であるため正当性が高く、案外どの利益団体と組んでも法改正を行うことができる。
変更したい法律は、経済システムの「伝統主義」、農地改革の「農奴制」、官僚制の「世襲制の官僚」、陸軍モデルの「農民召集兵」、警察活動の「地方警察」。
伝統主義以外は地主の影響力を大きく高めている。
この内「伝統主義」はただのデバフでしかなく、経済発展の最大の支障であるため最優先変更対象。
さらにVer1.8で追加された収穫状況と食糧保障のシステムと見直しされた政治運動から「農奴制」の改正も優先順位が高い。
とはいえ地主の影響力を高めている法の変更は地主がガッツリ反対し、さらに指導者イデオロギーは佐幕派のイデオロギーから抽選で選ばれる関係からどの法案にも基本的に反対し、そもそも佐幕派の影響力が高すぎるせいで序盤だと法案審議すらままならない。
逆に佐幕派が賛成する国教は中盤の反対勢力である仏教僧を強化してしまう。
開発と法改正が順調に進んで佐幕派の影響力が衰え、実業家の存在感が増す中盤からは国境閉鎖を取っ払い、実業家や知識人の扇動者を雇い入れ、扇動者補正で改正していこう。
列強が日本相手に市場開放を吹っかけてきたら即降参して黒船に頼ってしまうのも戦略だ。
税率変更による増税は一時的に可であるが正当性の低下や急進派の増加それに伴う社会不安のデバフの悪影響が凄まじいので止めた方がいい。
また初期では人口に比して課税キャパシティが不足しており、税収にペナルティが入っている。いずれは行政府の乱立が必要だが、百姓が溢れている早期に行うと公務員への出費が収入の増加を上回る。
経済システム法の「伝統主義」の変更や、技術の「中央公文書館」などで課税キャパシティを上げられるので、ある程度工業化するまでは乱立の必要はない。
軍縮で費用を捻出してもいいが、隙あらば列強が戦争をふっかけてくるため非推奨。
公務員と軍部への給料を変更して予算削減もできるがこれは特定POPへの増税と見ることができるので多用は厳禁。
後述の開国イベント時に収支が悪化しやすいので税関係は手を付けない方が無難である。
先述の通り内需が大きすぎる上に百姓が有り余っているので、まずは彼らの職場をどんどん提供しよう。
また需要創出及び効率改善のためにも方式を定期的に確認し、需要と供給を見ながら施設タブで方式を更新していこう。
最序盤なら伐採所の生産方式を「簡単な林業」から「製材所」に変更することで、工具の需要を高めながら軟材の生産を増やすことができる。
同様に工具工房の「粗雑な道具」を「錬鉄の道具」に変更すると鉄を消費するようになるが工具の生産を増やすことができる。
ただし緑色の自動化方式を採用すると工具需要増加などと引き換えに人員削減となる。これはM単位の百姓を減らすのとは逆行するため労働者不足になるまで手を付ける必要はない。ギリギリまで雇用を優先してゲーム後半の人手不足の時期に自動化に切り替えるとM単位の労働者が誕生するので必見だ。
予算に余裕があるのなら工具や鉄、石炭の施設に助成をして人が集まってから方式の変更と助成を切ればスムーズに施設が立ち上がる。
初期の貿易法が「孤立主義」であるのため、法改正までは輸出入が一切できない。そのため供給過多な製品を作らないように気を付ける必要がある。複数の商品を生産する施設は特に注意が必要。
輸出入に頼らず内需でうまく回せるように施設と市場のタブを見比べながら建設していこう。
「伝統主義」の間はデバフが凄まじく現地価格の影響から工業化が思うように進まないが、九州の石炭鉱山に製鉄所と工具や発動機を組み合わるなど少し先を見据えた建設計画を作りたい。
1.8から追加された食糧保障も気に留めて飢餓が起きないように最低限の農地開発をしよう。
島国ということもあり初期からいる陸軍だけで大抵の国の上陸を跳ね返せる。
さすがに列強(ロシア以外)を食い止めることは不可能に近いため列強の動向には注意が必要だ。
また弱体化した地主にとどめを刺すのであれば、陸海軍の司令官(将軍・提督)の補正を利用するのもよい。少将では+5%、元帥では+20%の政治力補正が得られる。
これなら簡単に利益団体を強化できるので、比較的出やすい軍部から元帥を大量に起用し、弱体化した地主にとどめを刺すことができる。
海軍を作成すると軍艦がなくても提督を雇用できるのでとりあえず作って確認してみるといい。
ただし出る将軍はランダムな上、将軍を退役させるとその利益団体の評価が大きく下がる。
また技術が進むとアップグレードのボタンが出現するが財政が脆弱なうちに陸海軍の近代化を行うと途端に収支が悪化するので税制改革の目途がつくまではやめた方がいい。
1.7から追加された新要素。日本が入れる勢力ブロックはないのでほぼ意味がない。
初期から拡張戦争をするのでなければ気にしなくていい。
必要ない。下手に清や朝鮮と同盟を組むと列強との大戦に巻き込まれやすいので富国強兵が進むまでは必要がない。
またどれだけ列強に友好的に接しても孤立主義である限り敵対対象とみなされやすく関係改善するだけ無駄になる。
関心の宣言は2か所指定できる。開国後に取引したい好みの国に関心を付ければよい。
おススメは南アメリカの大コロンビア。ここ一つでイギリス、フランス、初期友好国のオランダ、それに南ア三国とまとめて外交・貿易できる。
もう一つは貿易あるいは戦争したい相手に張り付ければいい。
初期で「辺境地の植民地化」が通っており、最初から北海道に入植できる。そのためほっといても北海道への入植が完了する。ただしアイヌは当面の間被差別POPとなってしまうので注意が必要になる。
北海道に関しては日本以外入植不可、樺太はロシア以外入植不可(大政奉還後に可能)、太平洋諸島は深刻なマラリア、他めぼしい箇所は全てどこかしらの請求権がついていて入植不可能であるため、大慌てで植民地法を改正する必要はない。
日本は膨大な百姓の雇用先を作ることが最優先なので植民を切り捨てた方がプレイしやすい。どうしても植民をしたいのなら「隣の芝は青い運動」とセットで開発していこう。
それから植民および侵略戦争の注意点として維新ジャーナルで編入州のうち70%の都市化を要求されるため、これが完了するまで編入は控えておきたい。
技術後進国のためどれもこれも欲しい所であるが初手は「証券取引場」一択、現地価格が大幅に改善される。
農本主義を使いたいなら「ロマン主義」の優先度も高め。普通の後進国なら「経験論」をとってもいいがジャーナル寺小屋によって識字率が上がり続ける上に最序盤は外征はあまりしないので一旦後回しで構わない。
生産技術は「綿繰り機」・「旋盤」→「メカニカルツール」→「大気圧機関」が安定。
鉄道も工業化に必須であるが日本の脆弱な収益構造と低い建設力だと建設局用の工具と鉄を確保した上で石炭・製鉄所・発動機産業・鉄道を一通り建設するとなると4つの施設を建てるだけで2~3年以上の歳月がかかるため職場提供の観点から相対的に優先度が低い。先に鉱山建設コストを下げるためにも「ニトログリセリン」を優先したい。また軍事力強化のための「戦列歩兵」あたりも早めに自力研究したいところだ。
これらが終わったなら収入に直結する「中央公文書館」、研究強化のための「弁証法」、残りの生産技術などに進もう。
「製薬」・「キニーネ」を取るならそれらが終わってからになる。
日本に限った話ではないが序盤の成長のエンジンとなるのは建設局である。
以前のバージョンは建設局の資材をすべて使えたので高コストな施設を建てて強引に工業化できた。現在は経済法により25~75%が民間建設に取られるため相対的に工業化が遅れるようになっている。
日本初期の建設局は産出する資材が少ないので3つほど初手で建設局を予約してしまってよい。また大気圧機関を終えたあたりで2段階目の「鉄骨施設」に変更したい。これには鉄と工具が必要である。その為、建設局と工具工房・鉄鉱山を最初に建設キューに入れよう。
また施設の建設コストは一部政府系100、農業200、資源400、軽工業600、重工業800と上がっていく。初期の最大使用資材25とするならそれぞれ4週、8週、16週、24週、32週となる。1年間(52週)にどれだけ施設を建てられるのか感覚をつかんでおきたい。
明治維新は、ジャーナル「大政奉還」とジャーナル「[天皇]の復権」及び3つの維新ジャーナルによって構成される。
ジャーナルの達成によって国家元首が徳川家から皇室に変更される。
日本プレイヤーにとって馴染み深いであろうジャーナル・イベントということもあり日本プレイにおける中期目標として最適となっている。
なお時間制限や達成しないことによるデメリットはないため、特定の天皇を出したいのでなければ無理に急ぐ必要はない。
正確にはジャーナルではないが普通にプレイしていると開国要求と受諾後の開国イベントが明治維新の起点となる。
まず大まかな方針として開国イベントで実業家と知識人の勢力+50%、地主の勢力-75%の補正が手に入り、大政奉還の進行中に一気に近代化を進めていく形になる。
DLC入りだと開国イベントの前提である投資権の要求は技術「証券取引所」の研究完了で初めて列強が突き付けてくるようになる。が大抵の列強(ロシア以外)は研究済みのためこちらが気にする必要はない。
この開国イベント辺りから色々な条件が重なり国家の収支が悪化の一途をたどり破産しやすくなる。
そのため明治維新よりも先に収支の改善が急務となる。
初心者がやりがちなのが動画などを参考に最大増税して建設力を高めてゲームを開始し、そして序盤の開国イベントと同時にあらゆる数値が悪化する。その後、税率はすでに最大なのでそれ以外で目に付く問題に対処する。それから欧州国家と同じように施設を建てればそのうち収入が増加して持ち直すだろうという前提で開発を続ける。気が付いたら社会不安が各地で頻発してどうにもならなくなり財政破綻する。
悪化の原因は孤立主義の恩恵である課税キャパ+25%の喪失と自由貿易に反対する利益団体の「負の特性」が重なっているからだ。
この国難に対して施設の建設によって収入を改善するのは悪手になる。
誤解を恐れずに言うと日本は未回収税率が50~60%と高く、経済成長から得られる税収の半分が消滅する。徴収したあと税収の半分が消滅する。(あと徳川の浪費税も同じく消滅する)
「課税キャパシティ+25%」はこの未回収税率を緩和させる効果があった。
この未回収税額が高いため施設建設による税収増加が欧州諸国の半分以下にしかならない、と言えば深刻さが分かるだろう。
開国という国難に対して具体的な改善方法に「行政力の確保」、「緊縮財政」、「関税・消費税」、「法改正・技術研究」がある。
・行政力の確保
小ブルジョワの幸福特性「行政力+10%」が喪失した時に行政力が赤字のマイナスになることが多い。
赤字になると浪費税が発生して収益が悪化する。まずは赤字覚悟で必要最低限の行政府を建てよう。
建てるときは予算タブの一番下にある未回収税率を見て最も効率の悪い州に建てるか、あるいはこれから集中的に育てる州に建てればよい。
・緊縮財政
税収悪化の直接的な原因は佐幕派の不幸特性「農業・牧畜・農園税収-10%」だ。さらに開国までに政治影響力をある程度削れていないと強力状態の「農業・牧畜・農園税収-20%」が発動する。つまり開国が早ければ早いほど、法改正が思うように進んでいないほど難易度が上昇する関係にある。軍司令官の雇用などのテクニックを駆使してとにかく佐幕派の影響力を削るべし。
この佐幕派の支持が回復し税収が元通りになるのに10年以上待たなければいけないが、それは現実的ではないので緊縮財政を実行して乗り切るのがいいだろう。
予算タブの公務員と軍部の給料を下げて、建設タブの一時停止を押す。建設を停止しても投資プールの資金で民間建設が施設を建ててくれるので経済成長は続いてくれる。
軍を近代化していると侍の不幸特性「軍需コスト+15%」が地味に響くので注意。
これでも支出が減らないのなら軍隊の半分を解散、大学の解体。建設局の解体など本当にどうしようもなくなった時にしよう。
あまりないことだが行政力に余裕があり、行政府を作る必要がないのなら方式を「簡略化組織」にしてもいい。未回収税収が発生していない地方の州だけでも方式を変更すると紙代が節約できる。紙の費用は思ったよりも多く国家財政を圧迫している。余った紙は輸出に回して産業が死なないようにしつつとにかく黒字か微減状態にしなければならない。
・関税・消費税
関税と消費税は未回収税額の対象外になる。
とはいえ関税は自由貿易制定直後だと変更ができない。例え変更できても市場と港が貧弱な日本だと関税収入が増加するのは中盤以降になる。
消費税も国全体の生活水準が低いので対象の施設を建設してもそこまで増えない。それでもタバコ、酒は下層階級から消費してくれるのでタバコ農園と酒重視の食品産業は税源として優先度が高い。あとは定石としてサービス課税になる。
慣れていれば最初から課税してもいいが始めのうちは開国イベントが来てから課税した方がいいだろう。
注意点として社会ツリーの研究が進むと「識字率による生活水準の予想最低値+1」がどんどんたまっていく、これは識字率が異様に高い日本で特に影響を受けるため研究スピードにに合わせて消費税を減らすか減税していかないと急進派が増え続けるので注意が必要だ。
・法改正・技術研究
根本的な解決として課税キャパ不足を改善するのが手っ取り早い。そのため早い段階で「伝統主義」「世襲制の官僚」を改正したい。佐幕派が弱っているうちに法改正してしまおう。
法改正と密接に関連している技術研究も重要になる。
「ロマン主義」「通貨本位制度」はそれぞれ農本主義、人頭課税の法改正に必須だ。税制まで変更できる頃には収支は戻っているはずだ。
また「化学的漂白」の紙の増産と「中央公文書館」「身分証明書」の課税キャパ+25(注:パーセントではなく数値)、方式「規格化された書類整理システム」は行政府乱立の目安となる。
早期の乱立は維持費高騰を招くので技術が解禁したら各州に3~5つぐらい集中的に建設して段階的に税収を改善すればよい。
行政府乱立ができるようになると行政力が駄々余りとなり何かに使いたくなるが、制度のレベル上げに使わず駄々余り状態を維持したほうがいい。
行政力が最大まで貯まっていると「州の建設効率+10%」のボーナスが手に入る。百姓淘汰が最優先の日本にとってどんな制度よりも重要だ。
以上の対策で収入を改善しつつ、明治維新ジャーナルをすすめていく。
ジャーナル「大政奉還」には2通りの達成方法が用意されている。
1つは地主の影響力を削って強力でなくし、政府外に置いた状態を10年続ける方法である。この場合平和的に大政奉還を行うことができ、内戦によって国内が荒れることがない。
達成に向けては法改正で地主の影響力を下げる、各種施設建造で地主を支持するPOPを減らして地主以外を支持するPOPを増やす、といった方法で地主の影響力を落としていくこととなる。
そもそも地主という利益団体自体が近代化と相性が悪いため、近代化を進めれば佐幕派は力を削がれていき自然と大政奉還する形になるだろう。
1.7から大政奉還ジャーナルに手が加えられ、ジャーナル起動後に佐幕派を政府内に入れると失敗となり実業家と知識人の勢力-50%、地主の勢力+50%という大きなデバフを課せられるようになった。早期に選挙制度を制定すると佐幕派を入れないと何もできないという事態に陥りやすくなるので選挙法は後回しにした方が良い。
もう1つが内戦で地主を打ち倒す、史実の戊辰戦争のような方法である。こちらを狙う場合は早すぎると明治天皇が生まれなくなってしまい他の国の君主制と大差なくなる。
のだが、明治天皇が79年即位という設定なので実に40年我慢するのは逆に大変である。孝明天皇に即位をさせて次代に任せるのがベターか。
ジャーナルを達成すると人物の服装が洋服に変更され、イベント「[天皇]の復権」が発生する。
イベント「[天皇]の復権」は以下の効果をもたらす。
名前 | 所属団体 | イデオロギー | 特性 | ~1851 | 1852 ~ 1878 | 1879 ~ 1911 | 1912 ~ 1927 | 1928 ~ 1988 |
仁孝 大和 | ![]() | ![]() | 無口 | ![]() | - | - | - | - |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
孝明 大和 | ![]() | ランダム | 無口 | ![]() | ![]() | - | - | - |
明治 大和 | ![]() | ランダム | 革新的 カリスマ的 | - | ![]() | ![]() | - | - |
大正 大和 | ![]() | ランダム | ランダム | - | - | ![]() | ![]() | - |
昭和 大和 | ![]() | ランダム | ランダム | - | - | - | ![]() |
維新ジャーナル3つはこのイベントで追加されるのだが、条件を満たすとそのジャーナルはスキップされて、復権ジャーナルの進捗が直に進む。
「維新:日本の工業化」と「維新:侍の退役」はスキップされる条件と通常のジャーナル達成条件がほぼ同じなのだが、「維新:鎖国の終わり」はその差が大きい。
ジャーナルの達成条件は独立国であり「孤立主義」・「伝統主義」・「国境閉鎖」でないことだが、スキップ条件は国家種別が非承認国家でなく「孤立主義」でないことである。すなわち大政奉還前に承認戦争に勝利し孤立主義を廃止すればこのジャーナルは発動しない。
「維新:鎖国の終わり」発動中のイベント2つのうち「[港町]事件」は完全なバッドイベントであるうえに4年毎に起こりうるが、このイベントは孤立主義を廃すだけで回避できる。またこの時点で上手くいっていれば「伝統主義」は廃止できているはずであり、ジャーナルは普通に達成するのも難しくはないのでスキップを狙う必要はない。
大政奉還ジャーナルを達成するとジャーナル「天皇の復権」が追加される。
このジャーナルは同時に追加される後述の3つの維新ジャーナルを全て完了することで達成でき、このジャーナルの達成によって明治維新が完了する。
ジャーナルに沿って法改正を進めて孤立主義と国境閉鎖を取り払おう。孤立主義は「保護主義」か「重商主義」、「国境閉鎖」は「移住規制」にするとよい。「入植」「制限選挙」や「公共学校」、「人頭課税」も通したい。
自国と友好的な大国・列強があることをトリガーとするイベントが多いので、特に列強との関係改善をしておくとよい。
ジャーナル「天皇の復権」の発動中は以下のイベントが発生する。
いずれも、孤立主義である場合は農本主義・重商主義・自由貿易・指令経済のいずれかを審議中であること、孤立主義でない場合はジャーナル「維新:鎖国の終わり」があり法審議中でないことが前提で、また西洋国は自国が恩義を与えていない大国以上の国である。
またイベント発生時に孤立主義廃止の審議中である場合、制定成功率+10%の補正がもらえる。
以下の維新ジャーナルを達成するごとに進捗が進む。
復権ジャーナルを達成するとイベント「再編された日本」が発生する。
得られる報酬はどれも強力だが、特に朝鮮半島への請求権は明治維新の完了以外では手に入らない貴重なものである。
非承認国でいると技術の普及にマイナス補正が入るため、先進国になるためにも大国に戦争を挑み承認を稼ぎたい。
タイミングはプレイヤーの自由であるが、経済力さえあれば2年ちょっとで用意できる軍隊はともかく(とはいえ初期状態で海軍がゼロなので早めの建設が必要だが)、あまりに軍事系の研究がスカスカだと順当に弱くなってしまう。
大政奉還を終えるあたりころからは内政の研究だけでなく軍事系の研究(特に陸軍)に目を向けたほうが良い。
各国戦略/軍事も参照。
必要な準備としては、「職業軍人」の制定と陸軍研究「幕僚」「榴散弾砲」「銃用雷管」。余裕があれば海軍研究の「装甲艦」「ガントリークレーン」も取っておくと良い。
大国以上であればどこでもいい為、わざわざ日露戦争をせずともよくなった。
代わりとして挙げられるのがフィリピンを擁するスペインと、東インド諸島を持つオランダ。
この二か国は海軍もそこそこなのでヨーロッパ上陸も普通に考えられるが、植民地の解放を突き付けて要求を通すのが気楽に行える方法か。
問題としては、インドの東インド会社が介入する事がままあるので連中をどうにかする算段を考えなくてはならない事。
またオランダもスペインも大国からよく落ちる国であり、かといって早い段階で攻めとなると序盤から軍拡するせいで今度は経済面で大変なことになる。
安定性を考えるならばやはりロシアが筆頭候補。
ロシアAIとはグレートゲーム補正でどのみち敵対するのも好都合。
いずれにしても戦争のみで承認ジャーナルをクリアしようとせず、技術と経済の開発をしっかり進めていくのがよい。
1.7からは非戦でも富国に励めば遅いながらも達成できるようになった。
この場合は全方位ゴマを擦って承認をもらう事になる。
生活水準や一人当たりのGDP等を見られる為、建設のみならず技術革新で生産性を引き上げていくのが重要。
とはいえどれだけ理想的に進めても時間がかかる上、そもそもロシアAIが対立になりやすい。
列強からの承認補助もゴマを擦れば貰えるわけではなく、特にロシアはサハリン請求権の関係上だいたい断られる。
詳細は各国戦略/ジャーナルを参照。
前途多難ではあるが、達成できる自信あるなら挑戦してみるとよい。
Ver1.1より、朝鮮の人口が増加したことで侵略先としての旨味が増した。
また明治維新ジャーナルにより請求権が得られるため、侵略しても悪名を上げにくい。
ロシアや清からの防波堤兼橋頭保としてもぜひ押さえておきたい。
人種隔離でも差別されない、併合が5年で済むなどメリットが多い。
工業が発展すると、木材、石炭、鉄などが不足する。
これらが豊富にあるのは満州であり、特に満州は人口も資源も豊富にあるため内需が頭打ちになった後の市場としての価値も大きい。
日清戦争を起こして切り取るのが良いだろう。
日本で早くから自給できない資源は主に砂糖(一応稲畑でも取れるが)とアヘンであり、これらを得るためには開国か侵略か選ぶ必要がある。
余り膨大な量を必要としないアヘンはともかく、砂糖の自給は穀物との兼ね合いもあり難しいのでやはり侵略したほうが良い。
手っ取り早いのはハワイと東南アジアで、シャムやカンボジアにはアヘンが、そしてどちらにも砂糖とバナナがある。
資源が深刻に不足する頃にもなれば軍拡も進むので、これらの国家には楽勝になるだろう。条約港設置で美味しい思いをしてしまうのもよい。
次点としてはエジプトと東アフリカ。エジプトに関してはスエズ運河ディシジョンでスエズへの主張を手に入れる事が出来、そのついでに上中下エジプトから一つ選んでアヘン農園と出来る。
他の国家と比較してもスエズが貿易センターとして機能しやすい方なのはいい。差別解消までが遠すぎるのがネック。
さらに工業化が進み、石油やゴムを使うようになるならば東南アジアに進出するのがよいだろう。ビルマにはアヘンが大量にあり、ボルネオ島東部には石油とゴムがある。シャムやベトナムもそうだが、人口が少ない東南アジアは市場としては大したことはないので、現地の農場を全て潰してアヘン農場や砂糖農場にして供給源とし、切り取った朝鮮や満州を市場に、工場を小作農の限り本土に建てるとよい。
史実通り蘭印の統治権を奪っても良いが、悪名が爆発する。
南米は石油やゴム、木材など資源の宝庫である割には国家がショボく、人口稀薄地帯であること、そして地球の裏側であることに目を瞑れば拡張の旨味が大きい。
人口がネックになりがちなので、本土や中国から移民できる体制を用意したほうが良い。
言うまでもないが、これらの東亜進出は盛大な悪評を買う。
懲罰戦争になって列強が徒党を組んで雪崩れ込んでくると流石に厳しい...のだが、島国であるわが国では上陸用舟艇が研究されるまで有利な部類。
気楽に拡張とまでは行かないが、国境を接しないことで多少は悪名を無視した拡張が出来る。
ただあまりにも軍質の差があると普通に詰むので、やはり西欧列強と同程度の軍質は確保したほうが良いだろう。
佐幕派を一度でも政府から外すと大政奉還ジャーナルが起動する。
大政奉還ジャーナルが起動中に佐幕派を政府に組み込むと自動的に失敗してしまい、強烈なデバフが発生する。
そのため革命内政やジャーナル起動せず君主制を辞めるなど特殊なプレイをしない限り佐幕派は一旦外すと政府に組み込むことができないように一見すると見える。
実は時間を止めて政府から佐幕派を出した後に時間を進めずに政府に戻すとジャーナルが起動しない。
ただ急進派が増えるだけの行為に思えるかもしれないが、佐幕派のリーダーが不都合な人物になった場合など一瞬だけ外に出して追放して戻すといったことも可能。
明治維新ジャーナルとは違うが日本プレイで頭に入れておかないといけないのがジャーナル「寺小屋」になる。
研究速度-10%と引き換えに無償で教育機会+25(教育の制度投資レベル2相当)という破格の内容になる。
日本の異常な高識字率はこれが原因。
教育投資レベルを3にするとジャーナル達成となり補正が「研究速度+15%、行政力-5%」10年間で減衰に変わる。
日本は何かと技術研究のデバフが多く、ゲーム開始時点で技術の普及側で「非承認大国-15%、孤立主義-15%、検閲-10%、平民の不幸特性-10%」の計-50%となる。
寺小屋は普及ではなく革新の国家基本値+50に対して-10%となり、他の国より低い45の研究速度になる。お隣の清国や病人オスマン、汎用国家で50、ロシアでも52あるので世界一の研究後進国である。初手で工具や鉱山を一通り建て終わったら大学を3つほど、いや4つ建ててロシア以上の研究力を確保しよう。それでも普及方面のデバフからロシアに技術研究で負ける。理想は10以上になるが始めのうちは少なめに抑えて開国要求に備えた方がいい。
明治維新ジャーナルを順調に終わらせて行政府を乱立させていくと収支が改善して大学の乱立も可能になる。
その頃には高い識字率によって最大研究力の上限が上昇し、最終的に研究速度180以上という先進国並みの研究力を確保できるようになる。
大学を一通り建て終わったら教育レベルを3にして研究速度+15%のバフで列強に追いつけ。
ジャーナル「穀物法」は孤立主義、伝統主義の後進国にとって重要になる。
詳細は各国戦略/ジャーナルに譲るとして穀物法を発生させると関連イベントで「市場自由主義者の扇動者」を得ることができる。
これはいつ来るかわからない開国イベントや政治運動を待たずに自由主義運動を能動的に出現させることができ、自力で孤立主義・伝統主義を改正するのに都合がよい。権力を使い強化して政治運動を継続させたい。
日本の場合、稲田の方式を「単一の作物を維持」にして農奴制を「小作農」に改正する。制定後すぐに時間を止めて方式「イチジク園」に変更する。これで市場の見えざる手によって調整された需給バランスが崩壊してジャーナルの前提条件である穀物の基本価格25%以上を達成できる。もし25%に届かなかったら事前に権力「農業を奨励する」を各州に布告して制定後に布告を取りやめたり、食品産業をいくつか建てておけばより確実になる。
DLC「Voice of the People」を導入していると「市場自由主義者の扇動者」を佐幕派のリーダーにすることができる。厄介だった佐幕派が強力な法改正勢力になり「自由貿易」と「レッセフェール」を制定することができる。
ただし途中で開国イベントが発生して、操作ミスで大政奉還に失敗すると「レッセフェール」以外のすべてに反対する最悪の抵抗勢力が誕生するのでそこは注意。
実績名 | 達成条件 | |
![]() | 明治維新 | ![]() 1912年以前である ジャーナル「[天皇]の復権」達成 |
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日本のここがおかしいという愚痴は、このwikiのコメントで書き込むだけでは解決しないため、公式フォーラムで提案することを推奨します。
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