FAQ
歴史背景†
この頁ではVICTORIAで扱う時代に詳しくなれる書籍などを紹介します。
- 歴史背景
- 初学者向け
- 一般書
- 『もういちど読む 山川世界史』 / 山川出版社
- 『最新世界史図説 タペストリー』 / 帝国書院
- 『図説 世界の歴史 8 帝国の時代』 / J.M.ロバーツ, 創元社, 2003.
- 『帝国主義』 / アンドリュー・ポーター, 岩波出版, 2006.
- 『ヴィクトリア女王』 / 君塚直隆, 中公新書, 2007.
- 『図説 ヴィクトリア女王の生涯』 / 村上リコ, 河出書房, 2018.
- 『《世界史リブレット》 040.帝国主義と世界の一体化』 / 木谷勤, 山川出版社, 1997.
- 『興亡の世界史 大英帝国という経験』 / 井野瀬久美恵, 講談社学術文庫, 2007.
- 『ビスマルク - ドイツ帝国を築いた政治外交術』 / 飯田洋介, 中公新書, 2015.
- 研究書
- 『オックスフォード ブリテン諸島の歴史 9』 / コリン・マシュー, 慶應義塾大学出版会, 2009.
- 『ヨーロッパの帝国主義――生態学的視点から歴史を見る』 / A.W.クロスビー, ちくま学芸文庫, 2017.
- 『世界史の中の産業革命』 / R.C.アレン, 名古屋大学出版会, 2017.
- 『第一次世界大戦への道 破局は避けられなかったのか』 / ウィリアム・マリガン, 慶應義塾大学出版会, 2017.
- 『世界市場の形成』 / 松井透, ちくま学芸文庫, 2021.
- 古典
- 映像作品
- コメント
初学者向け†
「文字を読むのすら面倒くさい」という識字率の低いPOPへ贈る。
『角川まんが学習シリーズ 世界の歴史』†
全20巻のうち、10巻から15巻までがVICTORIAのシリーズの範囲に該当します。
『学研まんが NEW世界の歴史』†
全12巻のうち、7巻から11巻までが該当します。
『小学館版学習まんが 世界の歴史』†
全17巻のうち、11巻から15巻までが該当します。
一般書†
『もういちど読む 山川世界史』 / 山川出版社†
鉄板。高校の世界史教科書の普及版「もういちど読む」シリーズ。一度は通読すべき。
- このほか同『世界現代史』・『日本近代史』など。
- 別に受験生相手じゃないんだから…… 帝国書院がたぶん読みやすいと思う.
『最新世界史図説 タペストリー』 / 帝国書院†
これも鉄板。高校の世界史資料集。カラーで彩られた地図と年表で世界史が分かり易く描かれている。
『図説 世界の歴史 8 帝国の時代』 / J.M.ロバーツ, 創元社, 2003.†
一人の著者によって書かれた世界史のシリーズ。この8巻は「帝国の時代」を扱っており、VICTORIAのシリーズの範囲を包括している。
『帝国主義』 / アンドリュー・ポーター, 岩波出版, 2006.†
「ヨーロッパ史入門」シリーズの1冊。帝国主義に関する史学史的なテーマを広く扱っている。
『ヴィクトリア女王』 / 君塚直隆, 中公新書, 2007.†
「大英帝国の"戦う女王"」の評伝。かなり女王に好意的。
『図説 ヴィクトリア女王の生涯』 / 村上リコ, 河出書房, 2018.†
「ふくろうの本」シリーズ。イラストや写真が豊富で読みやすい。ヴィクトリア女王の生涯を、王室文化や個人的挿話に焦点を当てて描いた伝記本。
『《世界史リブレット》 040.帝国主義と世界の一体化』 / 木谷勤, 山川出版社, 1997.†
世界史リブレットシリーズ。帝国主義の学説史から説き起こし、鉄道、電信、船舶などによって世界がどのように分割され、一体化していくのかを分かり易く説いたリブレット。
『興亡の世界史 大英帝国という経験』 / 井野瀬久美恵, 講談社学術文庫, 2007.†
「興亡の世界史」シリーズの1冊。ヴィクトリア朝を中心に大英帝国(とその植民地)の通史を描いている。
『ビスマルク - ドイツ帝国を築いた政治外交術』 / 飯田洋介, 中公新書, 2015.†
Vicシリーズに関連深いドイツの政治家ビスマルクの人物史を、その時代のヨーロッパの歴史とともに解説した本。
研究書†
聖職者POP、事務員POPのあなたに。
『オックスフォード ブリテン諸島の歴史 9』 / コリン・マシュー, 慶應義塾大学出版会, 2009.†
「オックスフォード ブリテン諸島の歴史」シリーズの論文集の1冊。この9巻は19世紀を扱っている。
『ヨーロッパの帝国主義――生態学的視点から歴史を見る』 / A.W.クロスビー, ちくま学芸文庫, 2017.†
副題は「生態学的視点から歴史を見る」。生物学的視点から帝国主義の歴史を描いた研究書。
『世界史の中の産業革命』 / R.C.アレン, 名古屋大学出版会, 2017.†
産業革命はインドや中国ではなく、なぜイングランドで起こったのか? 数多くの対立仮説を棄却し、歴史の真相に迫る。
『第一次世界大戦への道 破局は避けられなかったのか』 / ウィリアム・マリガン, 慶應義塾大学出版会, 2017.†
多数出版された第一次世界大戦の原因研究本の一つで、普仏戦争の終結(1871年)以降の各国情勢、外交、軍事、政治、世論などの多角的視点から戦争に至る流れを探った研究書。
『世界市場の形成』 / 松井透, ちくま学芸文庫, 2021.†
歴史上一回きりの経験である世界市場の形成過程について、史学史的、統計的資料をまじえてこれを論じる。1991年の単行本を文庫化したもの。
『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 / マックス・ウェーバー, 岩波文庫など, 1905.†
資本主義の歴史的原因を宗教からくる社会的精神の違いに見た古典。
『帝国主義論』/ レーニン, 光文社など, 1917.†
副題は「資本主義の最高の発展段階としての帝国主義」。資本主義が独占段階に達すると帝国主義的政策に帰結し、それが世界大戦の原因になるという帝国主義論の古典。
『平和の経済的帰結』/ ジョン・メイナード・ケインズ, 1920.†
三大経済学者の一人であり、第一次世界大戦の講和会議の当事者であるケインズによる、戦争以前の歴史、会議の様相、条約の批判と影響の予測などを記した古典。
訳者の山形浩生によって内容が公開されている(リンクを踏むとセキュリティ警告が出るがまだ公開はされている)。
『大暴落1929』 / ガルブレイス, 日経BPクラシックス, 1954.†
近代より発展し成熟した資本主義経済の結果である世界恐慌について、著名な経済学者であったガルブレイスがその原因、過程、結果を分析した古典。
映像作品†
『ヴィクトリア女王 最期の秘密』 / スティーブン・フリアーズ監督, イギリス・アメリカ合作映画, 2019.†
晩年のヴィクトリア女王が想いを寄せたインド人執事をめぐる、宮廷喜劇。衣装などの考証はしっかりしている。
『REDS』 / ウォーレン・ベイテイ監督, アメリカ映画, 1981.†
アメリカ人共産主義者でジャーナリスト、ジョン・リードの生涯を描いた大河作品。ロシア革命を中心に描いている。
コメント†
- どんどん加筆していってください。わたしの関心はヴィクトリア女王にやや偏ってますので、ビスマルクとか、ナポ3とか、同時代の日本のテキストもあればバランスがよくなりますね。 -- 将軍
- 銃・病原菌・鉄 スレで知った名著 -- エンジョイ勢
- 参考書籍か何かにリネームしたほうがいいだろこれ --
- 銃・病原菌・鉄はかなりEU4側じゃない? -- ikabomb
- 何だこのページ!? 興味はあるけど全然詳しくないからすごく助かる。 --
- へぇ、こんなページ出来たんだ。色々追加してみるかな? --