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イタリア、チェコ、ポーランドなど多くの民族を抱える列強であるオーストリア帝国。
従属国であるハンガリーとの自治権を巡る争い、隣国であるプロイセンとのドイツ統一主導権を巡る争いに直面している。
国内外の”民族問題”にどのような結末をもたらすかはプレイヤー次第だ。
それは完全なる調和なのか、それとも不安に苛まれる停滞か。この時代のオーストリア帝国についての見解は見る人によって異なることだろう。全国的に革命運動が抑圧されてはいるが、この現状がいつまでも続いてゆくことになるのだろうか?
オーストリア | ランク | 6(列強) | |
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![]() | 陸軍 | 129 | |
海軍 | 5 | ||
GDP | ![]() | ||
人口 | 20.7M | ||
種別 | 承認国家 | ![]() | 30.4% |
ティア | 帝国 | 生活水準 | 苦境(8.3) |
政治体制 | カイザーライヒ | 国教 | ![]() |
![]() | 主要文化 | 南ドイツ |
ver1.10ではハンガリー、トランシルヴァニア、クロアチア・スラヴォニアが直轄領から従属国に変更された。
ゲーム開始時から「秘密国家会議」の補正が適用されている。当初の効果は以下の通り。
権力-25%、政府内利益団体の許容数+1、制定期間+20%、制定確率-10%
途中イベント「小さなクーデター」で効果が変更され、メッテルニヒの引退で解消される。
DLC | 国家 | 名前 | 役割 | 所属団体 | イデオロギー | 特性 | 出現開始 | 出現終了 | 備考 | 出現可能性 |
AUS | フェルディナンド フォン・ハプスブルク=ロートリンゲン | ![]() | ![]() | ![]() | 従順![]() ![]() | 初期 | ||||
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AUS | フランツ・ヨーゼフ フォン・ハプスブルク=ロートリンゲン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 初期 | ||||
AUS | マクシミリアン フォン・ハプスブルク=ロートリンゲン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |||||
AUS | ルドルフ フォン・ハプスブルク=ロートリンゲン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() ![]() | |||||
AUS | フランツ・フェルディナント フォン・エスターライヒ・エステ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |||||
AUS | カール フォン・ハプスブルク=ロートリンゲン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
皇帝はフェルディナント1世。ver1.9までと異なり傲慢の特性を持たないため、正当性デバフにより足を引っ張ることはなくなった。
ゲーム開始時から心理的苦痛を持つが、後継者のフランツ・フェルディナントは1830年生まれなので、1848年8月18日まで手動退位はできない。
1848年12月1日以降に退位イベントが設定されているが、フラグがバグっているのか発生が確認できていない。
1858年8月21日以降にフランツ・ヨーゼフが皇帝の場合、後継者がマクシミリアンからルドルフに代わるイベントが設定されているが、退位時にマクシミリアンがうまく生成されないため、発生が確認できていない。
1889年1月30日以降にルドルフが後継者の場合、フランツ・フェルディナントに代わる。
カールは1887年8月17日以降にフランツ・フェルディナントが即位した際に後継者となる。つまりルドルフが健在の場合は登場しない。
君主絡みのイベントはすべてAUS指定なので、連邦化やドイツ形成で発生しなくなるとみられる。つまり、1858年から1889年までの間に国タグが変わればルドルフが即位するはず。次代はランダム生成になるが…
政党 | 利益団体名 | 影響力 | 代表名 | 代表イデオロギー | 代表特性 | 備考 |
![]() | クレメンス・フォン・メッテルニヒ | ![]() | ![]() ![]() ![]() | イデオロギー追加:オーストリアの覇権主義者 忠実特性: ![]() 幸福特性: ![]() 不幸特性: ![]() |
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オーストリアでは地主は「オーストリア貴族階級」となり、利益団体イデオロギー「権威主義」が「階級的」に変更。市民権法「臣民性」を要求する。
小ブルジョアと異なり主要文化との非系統特性共有条件がないため、イタリア人やチェコ人の「オーストリア貴族階級」もおり、Vic3で唯一、自身を差別することを主張している。
ver1.9までと異なり、二重帝国になっても解除されない。
日本やイギリスと同様に、知識人が共和主義者ではなく立憲主義者となっている。
これらの変更はAUS指定なので、連邦化やドイツ形成で元に戻ると思われる。他の利益団体は特筆すべきものがないため割愛。
権力構造 | 経済 | 人権 |
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | 荘園制(農奴制) | ![]() |
王領地の議会(世襲制の官僚) | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ギルド制度 |
制度 | 投資レベル |
![]() | 1 |
![]() | 2 |
![]() | 1 |
州名 | ![]() (使用/上限) | 施設 | 耕作地 | 人口 | 母国文化 | 州補正 | |||
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産業 | 開発 | 資源 (使用/上限) | 農業 | ||||||
ヴェネツィア | 57/83 | 織物工場8 ガラス工房5 製紙工場5 | 兵舎8 海軍基地4 行政府3 港2 取引所1 | 石炭鉱山0/44 硫黄鉱山0/36 漁港4/12 伐採所0/7 | 養蚕農園5 ブドウ園4 小麦畑2 | 70 | 1.85M | 北イタリア | ポー川(インフラ+15) ヴェネタ潟(貿易キャパシティ+20%、海軍基地最大LV+10、造船所生産量+15%、港生産量+10%) |
ブコヴィナ | 6/14 | 兵舎4 | 伐採所2/7 鉄鉱山0/4 石炭鉱山0/2 | 家畜牧場2 ブドウ園1 小麦畑1 | 100 | 372k | ルーマニア ウクライナ | ||
オーストリア領モンテネグロ | 0/9 | 港2 | 石炭鉱山0/6 伐採所0/2 漁港0/2 | 4 | 22.7k | セルビア アルバニア | テラロッサ(ブドウ園生産量+10%、ワイン補正+10%) | ||
西ガリツィア | 10/63 | 兵舎12 行政府5 | 石炭鉱山0/126 鉄鉱山0/30 伐採所0/15 (石油リグ) | ライ麦畑2 家畜牧場1 | 131 | 2.05M | ポーランド | ||
東ガリツィア | 11/63 | 兵舎21 行政府3 | 石炭鉱山0/92 伐採所0/9 (石油リグ) | 家畜牧場2 小麦畑2 | 145 | 2.44M | ポーランド ウクライナ | ||
ダルマチア | 6/18 | 港1 | 漁港3/13 伐採所0/4 | ブドウ園2 小麦畑1 | 20 | 397k | クロアチア セルビア | クルカ滝(電力補正+15%) テラロッサ(ブドウ園生産量+10%、ワイン補正+10%) | |
トリエステ (イストリア) | 15/38 | 工具工房3 軍用造船所1 造船所1 | 港4 取引所3 海軍基地1 | 石炭鉱山0/44 漁港4/14 伐採所0/5 | 25 | 680k | 北イタリア クロアチア スロベニア | テラロッサ(ブドウ園生産量+10%、ワイン補正+10%) トリエステ湾(海軍基地最大LV+10、造船所生産量+10%、港生産量+20%、軍用造船所生産量+10%) | |
ロンバルディア | 39/78 | 武器工場5 織物工場5 大砲工場2 | 兵舎9 行政府3 建設局3 取引所1 | 鉄鉱山0/27 鉛鉱山0/19 伐採所0/7 (石油リグ) | 小麦畑3 ブドウ園1 | 110 | 2.37M | 北イタリア | ポー川(インフラ+15) |
ベーメン (ボヘミア) | 72/78 | 食品産業5 ガラス工房3 武器工場2 工具工房2 | 兵舎24 行政府9 取引所2 大学2 建設局2 | 石炭鉱山2/48 鉄鉱山1/45 伐採所3/17 鉛鉱山1/8 金鉱山5/5 | ライ麦畑6 | 195 | 4.15M | 南ドイツ チェコ | エルベ川(インフラ+15) |
メーレン (モラヴィア) | 23/53 | 織物工場3 食品産業3 | 兵舎21 | 石炭鉱山1/56 伐採所3/14 | 小麦畑2 | 80 | 1.69M | 南ドイツ チェコ | |
シュタイアーマルク | 11/40 | 兵舎3 | 石炭鉱山0/40 鉄鉱山2/24 鉛鉱山2/24 伐採所0/8 | 家畜牧場2 小麦畑1 | 40 | 736k | 南ドイツ | ドラバ川(インフラ+15) | |
チロル | 7/19 | 兵舎4 | 鉄鉱山1/36 伐採所0/9 金鉱山2/2 | 家畜牧場1 | 30 | 559k | 南ドイツ | アルプス山脈(建設効率-15%、インフラ-15%) | |
オーストリア | 56/95 | 家具工房5 製紙工場5 芸術院1 | 兵舎15 行政府10 取引所4 大学2 建設局2 | 石炭鉱山0/44 伐採所0/7 | 小麦畑10 家畜牧場3 | 80 | 2.01M | 南ドイツ | ドナウ川(市場アクセス価格影響+5%、インフラ+20) |
南チロル | 1/17 | 伐採所0/6 | 小麦畑1 | 30 | 491k | 南ドイツ 北イタリア | アルプス山脈(建設効率-15%、インフラ-15%) | ||
カルニオラ (スロベニア) | 6/32 | 石炭鉱山0/60 伐採所2/11 | 小麦畑3 家畜牧場1 | 25 | 485k | 南ドイツ スロベニア | ドラバ川(インフラ+15) | ||
エースタライヒシュ・シュレジエン (上シレジア) | 7/30 | 兵舎8 行政府1 | 石炭鉱山1/59 鉛鉱山0/27 鉄鉱山1/22 硫黄鉱山0/17 伐採所0/2 | ライ麦畑1 | 24 | 401k | 北ドイツ ポーランド チェコ | オーデル川(インフラ+15) アッパーシレジア田(石炭鉱山生産量+10%) |
州名括弧書きは設定上の標準名。ゲーム内でも一部の説明で用いられている。
オーストラリア領モンテネグロはモンテネグロおよびオスマン帝国、西ガリツィアはクラクフ、エーシュタライヒシュ・シュレジエンはプロイセンとの分割州である。
初期領土ではゴム、アヘン、コーヒー、茶葉、タバコが生産できない。アニリン研究までは染料も生産できない。
大きな市場なので黙っていても貿易優位性が高く、あまり困ることはない。むしろ取引所がすぐ不足するのでたくさん建てよう。
ver1.10では、tier1の全技術に加えて、大気圧機関、メカニカルツール、鉄道、企業チャーター、中央公文書館、平等主義、弁証法の研究が完了している。
ver1.9までのようにボヘミアのインフラがすぐに尽きることはなくなったので、好きなものから手を付けよう。
条約名 | 相手国 | 拘束 | 内容 |
神聖同盟条約 | ロシア | 14年 | 防衛協定 |
神聖同盟条約 | プロイセン | 14年 | 防衛協定 |
(ランダム) | 両シチリア | 14年 | 独立保証を提供、貿易特権を提供、貿易特権を享受 |
(ランダム) | トスカーナ | 14年 | 独立保証を提供、貿易特権を提供、貿易特権を享受 |
(ランダム) | パルマ | 14年 | 独立保証を提供 |
(ランダム) | モデナ | 14年 | 独立保証を提供 |
(ランダム) | モンテネグロ | 25年 | 穀物18を譲渡、果物4を譲渡、通過権を提供 |
メッテルニヒシステム(イデオロギー連合)の盟主であり、王領地であるハンガリー、トランシルヴァニア、クロアチア・スラヴォニア、傀儡国であるクラクフと、両シチリア、トスカーナ、モデナ、パルマが加入している。
原則は創造的な立法府Ⅰと防衛協力Ⅰ。オーストリア視点だと防衛協力はあまり役に立つことがないので、変えてしまってもいいだろう。経済成長重視なら、対外貿易Ⅰ→企業Ⅲなどは安定択である。
プロイセンとの防衛協定は、相手から切られることが多い。多くの場合、ドイツ統一リーダーシップを巡る外交戦に突入するだろう。
関係20未満のイタリア国家があると、北イタリア母国州がリソルジメントジャーナルの対象となり得る。北イタリアPOPが急進化され、25%を超えると独立されてしまう。
初期状態で関係20未満はサルディーニャ=ピエモンテ(+10)だけで、初手で関係改善に着手すれば、あちらが民族主義の研究を終わらせる前に確定で回避できる。
戦列歩兵であり、プロイセンの散兵と比べると見劣りする。自前弾薬で散兵を揃えるためには集約農業、銃用雷管、幕僚の研究が必要。
プロイセンに勝ってドイツを統一するつもりなら相当軍事に注力する必要がある一方で、そのつもりがなければあまり気にする必要がなく、プレイ方針によって大きく変わってくる。
「メッテルニヒの時代」National Awakening |
完了条件 ・フランツ・ヨーゼフが18歳になり、かつ皇帝になる。 完了時 ・メッテルニヒが引退する ・イベント「時代の終わり」 ・クリア数に応じて補正「メッテルニヒの遺産(地主政治力+、影響力+、威信+、10年)」を得る ・イタリア統一の阻止 ・他国によるドイツ統一の阻止 ・美術品の主要生産者である ・西ガリツィア全域を領有 ・52の技術を研究済み ・メッテルニヒシステムに12国超 ・メッテルニヒシステムの結束力75超 ・自由主義系社会主義系の社会運動が盛んでない ・専制政治・検閲・秘密警察を採用 ・国内治安・法執行機関の制度レベル3以上 失敗条件 ・革命進捗25% ・選挙法が制定される ・地主が6ヶ月以上政権外にいる ・メッテルニヒが地主リーダーでない 失敗した場合 ・イベント「不名誉な結末」 革命はどのみち避けるべきだし、フェルディナント時代に通せる法律には限りがあるため敢えて崩しに行くようなものでもない。無理のない範囲でバフをもらいに行こう。 |
「クラクフの蜂起」Voice of the People |
発生条件 ・クラクフで革命が発生し、同時に発生するイベント「ポーランド国家への声明」で「直ちにクラクフの支配権を取り戻さなければならない。」を選択した 完了条件 ・クラクフが存在しない ・西ガリツィア州地域の全域を領有 完了時 イベント「クラクフ大公国」 失敗条件 ・クラクフが存在せず西ガリツィア州地域の全域を領有していない 革命自体は自然発生に任されており、最後まで発生しないこともある。 |
「ハンガリーの問題」ベースゲーム |
ボタン「二重君主制の確立」 ・ハンガリーが同君連合となる ・ドイツ形成ができなくなる ・イベント「アウスグライヒ」 ボタン「王領地を統合」 すべての王領地の自由願望が25未満の場合に押すことができる ・すべての王領地を併合する。 ・補正「縮小された自治権(権力-10%、5年)」を得る ・併合した王領地の主要文化POPの5%が急進化する 完了条件 ・以下のいずれか ・二重君主制を確立した ・オーストリアのハンガリーPOP平均受容が60ヶ月連続80以上 ・以下のすべて ・ハンガリー民族運動の活動が25%未満 ・8つの編入されたハンガリー母国州で社会不安5%未満 完了時 ・オーストリアは補正「若きハンガリー運動」を失う 失敗条件 ・ハンガリーがオーストリアの従属国でない ・ハンガリーがスロバキア、ドゥーナントゥール、ハンガリー大平原を領有している ・ハンガリーが外交戦でオーストリアと敵対していない 失敗した場合 ・イベント「ドナウ危機」 ・オーストリアまたはその従属国が有するハンガリー母国州がハンガリー領になる 二重君主制以外の完了条件は、多文化主義以外では達成困難と思われる。 |
「連邦政府による解決策」National Awakening |
起動条件 ・二重君主制または三重君主制 ・汎民族主義を研究済み 完了条件 ・5個以上の文化を統合した ・連邦化法に署名した ・すべてのオーストリアの従属国またはその従属国は、首都がドナウ、バルカン、ポーランド、または南ドイツの戦略的重要地域内にあり、かつ、すべての主要文化が統合されたか、またはオーストリアとの関係が50以上かつ自由への願望が25以下である ・オーストリアが外交戦に参加していない ・オーストリアが平和である 完了時 ・オーストリアが従属国またはその従属国をすべて併合する ・ドナウ、バルカン、ポーランド、または南ドイツの戦略的重要地域にある我が国の州を母国としているすべてのヨーロッパ系文化がドナウの伝統特性を取り入れる ・オーストリアは大オーストリア合衆国に再編される ・イベント「別の道筋」 失敗条件 ・5つの文化を統合する手段がなくなる ・内戦進捗75% ・民族国家または国民至上を制定 失敗した場合 ・このジャーナルで獲得した主要文化を失う 「懸念に対処する」ボタンを押すと発生するイベントで、主要文化を増やすことができる。ただし一部の選択肢は排他的で、すべては統合できない。 王領地の併合と異なり、新たな領土は編入州となる。北イタリアはドナウの特性を獲得できないことに注意。 |
「自由な時代における専制政治」National Awakening |
起動条件 ・専制政治・秘密警察を採用 ・オーストリアに王領や同君連合が存在しない ・小ブルジョワが強力かつ与党であるか、君主が小ブルジョワである ボタン「教皇とのコンコルダートを了承」 教皇領との関係が50以上で、外交戦で敵対していない場合に押せる ボタン「封建的な義務の廃止」 「荘園制」と「王領地の議会」を廃止した場合に押せる ボタン「王領地統治議会の影響力を弱める」 「任命制の官僚」を制定し、ハンガリーまたはクロアチアまたはポーランド母国州のいずれかで社会不安5%未満、文化少数派運動のすべてが支持20%未満の場合に押せる ゲージ「立憲圧力」 急進派、政治運動の活動などで上昇する 完了条件(5つのうち4つ) ・GDPが起動時の1.5倍 ・ランキング3位以内かつGDPプロイセン以上かつジャーナル起動後にプロイセンに戦争目標を課した ・王領地統治議会の影響力を弱めた ・教皇とのコンコルダートを了承した ・封建的義務を廃止した 完了時 ・専制政治を「新絶対主義」に変更 ・イベント「羽根ペンと銃剣の統治」 失敗条件 ・立憲圧力が100に到達 ・二重君主制 ・専制政治でない ・秘密警察でない 失敗した場合 ・イベント「過ぎ去りし時代の遺物」 正直、通常のプレイでは足枷にしかならないような内容。急進主義運動との全面戦争になるため、こだわりがなければ発動を回避する方向で考えたほうがいいだろう。 |
「ボスニア問題」National Awakening |
起動条件 ・オスマン帝国でジャーナル「東方危機」が有効である ・いずれかの利益団体がロシアに反対する圧力をかけている 起動時 ・イベント「前線の移動」 完了条件 ・ボスニア全域を領有するか、従属国がボスニア全域を領有する。 完了時 ・イベント「占領政府」 選択肢A:ボスニアを独立させる 選択肢B:そのままボスニアを領有する(悪名15) 選択肢C:ボスニアを従属国にする(悪名10) 選択肢D:ボスニアをクロアチアに併合する(悪名10) 失敗条件 ・オスマン帝国でジャーナル「東方危機」が有効でない。 無効条件 ・自国の勢力ブロックに属する国がボスニア全域を領有する 「東方危機」の影響でオスマンはイギリスの支持を受けにくいと思われるが、起動イベントでジャーナルをキャンセルしてもそれは変わらないように思われる。 ロビーを満足させるためだけに追加的な悪名を受けるのは全く割に合わないのではないだろうか。 |
「等族国家」National Awakening |
可視条件 ・オーストリアである ・協調組合主義を研究済 起動条件 ・普通選挙または制限選挙 ・二重君主制でも三重君主制でもない ・政治的扇動を研究済 ・協調組合主義運動がある ・企業国家を制定しているか、協調組合主義運動が参加5%活動25%以上である 起動時の挙動 ・協調組合主義運動の扇動者が登場 ・イベント「新たな保守派」 完了条件 ・一党独裁を制定 ・企業国家を制定 ・協調組合化された労働組合を制定 ・国教を制定 ・介入主義を制定 ・社会主義者や急進主義者がリーダーの利益団体はすべて疎外された ・社会主義運動や急進主義運動が参加5%以下 ・分離・革命でない 完了時 ・イベント「オーストリアの覚醒」 失敗条件 ・協調組合主義運動が消滅 ・利益団体リーダーに協調組合主義がいない ・協調組合主義運動が参加5%未満 失敗時 ・イベント「ただの夢」 扇動者はドルフースではなく、指定特性を持つキャラがランダム生成されるようだ。年の指定がないから仕方がない。 |
以下はドイツ国家(南ドイツ国家)共通
「ドイツの国民意識」ベースゲーム |
完了条件 ・北ドイツの文化的熱意が40以上 ・南ドイツの文化的熱意が30以上 完了時 ・イベント「ドイツの国民意識」 ・ジャーナル「南ドイツ連邦」が発動 |
「シュレースヴィヒ=ホルシュタイン問題」ベースゲーム |
完了条件 ・オーストリアがシュレースヴィヒ=ホルシュタインの一部を支配し、ドイツ以外の*2国は州の一部を所有または支配することができない。 完了時 ・オーストリアは「シュレースヴィヒ=ホルシュタイン問題」(威信+25%、期間10年)を得る。 失敗条件 ・他のドイツの国が先にジャーナルを完了 注意事項として、シュレースヴィヒとホルシュタインは自身が従属国でなくなるだけでジャーナルを達成できる。 そのため、必ず一方の併合で外交戦を開始してから他方の解放を追加要求しないとオーストリアが解決したことにならず、補正を得ることができない。 本来他国からは見ることの出来ない情報だが、AIプロイセンは実際にこれをやるので遠慮はいらない。 |
「南ドイツ連邦」ベースゲーム |
発動条件 ・イベント「ドイツの国民意識」 完了条件 ・ドイツの国がジャーナル「シュレースヴィヒ=ホルシュタイン問題」を解決した ・オーストリアが ![]() ・オーストリアがドイツの統一候補である ・オーストリア以外にドイツの統一候補がいない 完了時 ・イベント「ドイツのリーダーシップ」 ・主要文化に南ドイツを持ち、オーストリアの関税同盟に所属しているかオーストリアを統一候補として支持している国を併合する。 ・それ以外の国にイベント「オーストリアとの連合」 ・オーストリア以外の従属国でなければ、90%の確率で併合される。 ・併合されない場合、オーストリアがその国のすべての州に請求権を獲得する。 なお、ルクセンブルクは傀儡国にならない限りドイツ統一には参加しないため、「北ドイツ連邦」で併合できるプロイセンと異なり、ジャーナルのみで併合することはできない。 |
「ドイツ統一」ベースゲーム |
可視条件 ・イベント「ドイツのリーダーシップ」 発動条件 ・国家ランクが ![]() ・ ![]() ・他国の従属国でない 完了条件 ・ ![]() 完了時 ・イベント「ドイツ統一」 ドイツの州に請求権を得る。 ・「皇帝万歳」を選択すると、君主がドイツを統べるもの(人気度+50、永世)を取得 ・「これはドイツの人々の勝利だ」を選択すると、北ドイツ、南ドイツPOPの10%がより体制派になる 無効条件 ・ハンガリーが主要文化である ・中央ヨーロッパである 理論上は統合した場合には除外候補以外の残余に請求権が発生するが、プロイセンの支持を取り付けるかプロイセンが7州以下に減るかしないと該当しないため、 オーストリアとの和解がプログラムされているプロイセン側と異なり、実際に受け取る機会はほぼないだろう。 |
「グリュンダーツァイト」National Awakening |
このジャーナルにおける「ドイツの州」は、北ドイツ母国州、南ドイツ母国州およびイストリアであり、「ドイツの国」は北ドイツまたは南ドイツを主要文化とし、ドイツの州に首都がある国である。 起動条件 ・ドイツ国家の75%が投資信託を研究済み 完了条件 ・失敗条件を満たさず30年が経過する 完了時 イベント「進歩の30年」 失敗条件 ・ドイツ地域のGDPが2.5%成長しない四半期が4回連続する 失敗した場合 イベント「グリュンダークラッハ」 |
「三重君主制」National Awakening |
可視条件 ・二重君主制である ・クロアチア州が属する国(ハンガリー)が、クロアチアを主要文化としない。 起動条件 ・クロアチア州が属する国(ハンガリー)が、オーストリアとの関係が0以下、自由欲求50以上、反抗的態度 ・オーストリアが平和で外交戦に参加していない ハンガリーに対してクロアチアの独立を要求する。ハンガリーが拒否した場合は武力行使の有無を選択する。 そもそも二重君主制への移行時にクロアチアをハンガリーに渡さない選択肢が用意されているため、使用機会があるとは思えないが… |
「王領地を統合」ベースゲーム |
可視条件 ・ハンガリーの問題ジャーナルがアクティブでない ・(ハンガリーの問題ジャーナルで)王領地の統合をしていない ・王領地がある 起動条件 ・すべての王領地の自由欲求25未満 ハンガリーの問題ジャーナル消滅後も、王領地の併合が可能。 理論上はハンガリーやトランシルヴァニアが併合されることもあるだろうが、基本的には二重君主制でクロアチア・スラヴォニアを渡さずに併合するためのものと言える。 |
ジャーナルから発生するものはそちらに記載。
「小さなクーデター」National Awakening |
ゲーム開始時からある「秘密国家会議」の補正を次のいずれかに変更する。発生は完全ランダムなのでいつ起きるかわからない…が、コロヴラートを追放すると発生しない。 新たな補正A 地主影響力+25%、権力ー10%、制定期間+10%、制定確率-5% 新たな補正B 軍部の政治力+25%、知識人の政治力+50%、地主の政治力-25%、権力ー20%、政府内利益団体の許容数+1、制定期間+25%、制定確率-15% 2利益団体の政権で正当性が20下がるのは痛いが、Aで制定確率を採ろう。さすがに15%も引かれては審議できない法律が多すぎる。 |
「ハンガリーの春」National Awakening |
発生条件 ・ハンガリーがジャーナルから12か条の公布 発生時 ・選択肢A:無視する ・選択肢B:撤回を要求する ver1.10.2だと、撤回を要求してもまず戦争にならないため、いつまでも問題が解決しない。 |
「ハンガリーの問題」National Awakening |
発生条件 ・君主がフェルディナントでない ・ハンガリーがジャーナルから12か条の公布またはトランシルヴァニアとの統合を宣言 発生時 選択肢A:ハンガリー議会を廃止 選択肢B:波風を立てないようにする ver1.10.2だとほぼ確実にフェルディナント時代に12か条の公布が発生するため、こちらが発生するのはトランシルヴァニア統合の場合である。 同じく、ver1.10.2だと強硬な態度を示せばほぼ撤回する(この場合、トランシルヴァニアはオーストリア領になる)。 |
「7000万人帝国」National Awakening |
発生条件 ・ドイツ形成時、ハンガリー母国州、ルーマニア母国州、イストリアを除くクロアチア母国州、イストリアと南チロルを除く北イタリア母国州を含んでいる場合 発生時 ・選択肢A:ハンガリー、クロアチア、ロンバルディア、ガリツィア・ロドメリアを独立させる ・選択肢B:ハンガリー、クロアチア、ロンバルディア、ガリツィア・ロドメリアを従属国とする(悪名30) ・選択肢C:直轄支配する(悪名50) 具体的な解放処理については読み解けなかった(設定ファイルに複雑でごめんなさいと書いてある)。 ただ、少なくとも西ガリツィア、東ガリツィアは明らかに解放範囲に含まれるのに発生条件から除外されており、抜け穴と言わざるを得ない。 また、モンテネグロは発生条件にも解放範囲にも含まれていないとみられる。 プロイセンの場合と異なり、オーストリアは事前に従属解放などの調整が可能なので、うまくやろう。 |
「帝国を救うために」National Awakening |
発生条件 ・君主制 ・制限選挙で急進派15%以上か、普通選挙 発生時 ・軍部のイデオロギーを「愛国主義」から「軍事絶対主義」に変更 |
企業名 | 施設 | 産業権 | 高級品_商品区分 | 高級品_名称 | 繁栄ボーナス | 設立条件 | DLC | |
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![]() | シュコダ財閥 | ![]() ![]() ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 戦線進行速度+1![]() | ![]() 州「ボヘミア」で以下のいずれかが5以上存在 ・ ![]() ・ ![]() ・ ![]() | |
![]() | ガリシア・カルパティア石油会社 | ![]() | ![]() ![]() | なし | なし | 鉄道処理量+5% 工具工房処理量+10% | 以下のいずれかの州の![]() ・西ガリツィア ・東ガリツィア | |
![]() | オーストリア兵器工場 | ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() | ![]() | ![]() | 弾薬工場処理量+10% 防御+5% | ![]() 州「オーストリア」の ![]() | |
![]() | ルートヴィヒ・モーザー&サンズガラス工場 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() 芸術院処理量+5% ![]() | 州「ボヘミア」の![]() | CoC |
![]() | トネット兄弟社 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() 政治運動に端を発する ![]() 家具工場処理量+10% | 州「オーストリア」の![]() | CoC |
![]() | G. リコルディ & C. | ![]() | ![]() | なし | なし | 威信+15% 政治運動に端を発する ![]() | 州「ロンバルディア」の![]() | |
![]() | トリエスティーノ技術局 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | なし | なし | 海軍防御+5%![]() | ![]() 州「イストリア(トリエステ)」で以下のいずれかが5以上 ・ ![]() ・ ![]() | |
![]() | マンテロ・セタ | ![]() ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 威信+5% 合成繊維プラント処理量+10% | 州「ロンバルディア」の![]() | CoC |
リエカ技術局 | ![]() ![]() | ![]() | なし | なし | 海軍攻撃+15% | 自走式魚雷を研究済 ダルマチア*3に発動機産業5 | NA | |
ビコヴィツェ製鉄所 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | なし | なし | 建設局処理量+5% 発電所処理量+10% | モラヴィアか上シレジアに石炭鉱山または鉄鉱山5 | NA | |
オーストリア・アルピネ鉱山会社 | ![]() ![]() | ![]() | なし | なし | 石炭鉱山処理量+10% 鉄道処理量+5% | シュタイアーマルクに製鉄所または鉄鉱山5 | ||
ゲッツナー・ムッター社 | ![]() ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 合成繊維プラント処理量+10%![]() | チロルに発電所+織物工場5 | NA | |
第1ブルノ機械工場会社 | ![]() ![]() | ![]() | ![]() | ウェル型エンジン | 織物工場処理量+10% 発電所処理量+10% | モラヴィアに工具工房または発動機産業5 | NA |
ユニーク高級品4種を含む充実したラインナップ。
特に、ボヘミアンクリスタルはPOP需要に加え、鋼鉄フレーム建築物への切り替えで大量に生じる行政需要にも効くため、非常に有用である。
ver1.10で従属国となったハンガリーの企業については、王領地併合時点で未編入州であり企業を置けるようになるまで10年かかるため、他国の企業と変わらないと判断して掲載しないこととした。
ただ、連邦化ルートだと併合時には既に企業が設立されている可能性が高く、被りが気になるところではある。
企業選定の一例を挙げると、
1:汎用紙(+伐採所)
オーストリアに限らず、人口が多く課税キャパシティがはじめから逼迫している国はすべて最初に取得することが推奨される。なかったら財政がきつすぎるので事実上選択肢がないレベル。
2:汎用鋼鉄(+鉄鉱山)
木の次に序盤で大量に必要になるのは鉄。鉄鉱山持ちのユニーク企業は高級品がないため汎用を採用する。
3:マーバグ(+将来的に自動車産業)
ハンガリーの企業だが、AIが優先的に設立するようになっているため、計画に組み込んでいく。企業枠は勢力ブロック原則から得ることを想定している。
企業名 | 施設 | 産業権 | 高級品_商品区分 | 高級品_名称 | 繁栄ボーナス | 設立条件 | DLC | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | マーバグ | ![]() ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 鉄道処理量+10% | ![]() 州「ハンガリー大平原」の ![]() |
高級品発動機を生産できる第1ブルノ機械工場会社は魅力的だが、自動車産業を持たず、自動車産業を持つ企業と重複しない組み合わせが存在しない(強いて言えば汎用兵器だが使いにくい)。
4:ルートヴィヒ・モーザー&サンズガラス工場(+鉛鉱山)
ガラスの需要が急増する鋼鉄フレーム建築物への切り替えに前後して投資銀行を研究するのがおすすめ。どちらもtier3生産技術なので、それほど離れた時期にはならないはずだ。
5:ゲッツナー・ムッター社(+合成繊維プラント)
企業統治で取得するのがおすすめ。加速度的に要求が増える発電所を建てつつ、衣服の高級品も作ってくれる。発動機産業を石炭発電で動かすことで、有り余る石炭資源を最大限活用することができる。
もちろん、実績やジャーナルのために家具や美術品の生産を増やしたい場合は対応する企業を使えば良い。
ドイツ |
発動条件 ・汎民族主義を研究済みか、ジャーナル「ドイツの国民意識」完了 ・ライン連邦が存在しない 統一外交戦開始条件 ・汎民族主義を研究済み 形成条件 ・北ドイツまたは南ドイツの母国州(アルザス=ロレーヌ、ポメラニア、北ライン、ブランデンブルク、ルール、下シレジア、西プロイセン、東プロイセン、ポーゼン、オーストリア、ボヘミア、モラヴィア、シュタイアーマルク、チロル、南チロル、スロベニア、バイエルン、フランケン、バーデン、エルベ、ヴェストファーレン、アンハルト、ラインラント、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン、ヴュルテンベルク、ハノーファー、ブラウンシュヴァイク、ザクセン、ヘッセ、メクレンブルク、上シレジア)の31州より23州(75%) ver1.10ではドゥーナントゥールが母国州でなくなった。完了イベントはドイツ統一ジャーナルから与えられる。 |
中央ヨーロッパ |
発動条件 ・ゲームルールの形成可能な国が「歴史的に現実性がある」でない ・首都がヨーロッパにある 形成条件 ・北ドイツ、南ドイツ、チェコ、オランダ、フランドル、ワロン、アレマン、北イタリア、スロベニアの母国州(ホランド、ヴェネツィア、ポメラニア、サヴォイ、エミリア、トスカーナ、ロマーニャ、フランス低地諸国、アルザス=ロレーヌ、エルベ、ワロン、フランドル、フリースラント、ヘルレ、東スイス、西スイス、トリエステ、ロンバルディア、ボヘミア、モラヴィア、シュタイアーマルク、チロル、オーストリア、南チロル、スロベニア、ポーゼン、ヴェストファーレン、アンハルト、西プロイセン、東プロイセン、ラインラント、北ライン、ルール、上シレジア、下シレジア、ブランデンブルク、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン、ヴュルテンベルク、バーデン、ハノーファー、バイエルン、フランケン、ザクセン、ブラウンシュヴァイク、ヘッセ、ピエモンテ、メクレンブルク)の47州より35州(75%) 完了時 ・イベント「ヨーロッパの中心」 ・「栄光の統一」を選択すると、国家統一者(威信+25、20年)を取得 ・評議会共和制があり、フランスに評議会共和制がない場合、「フランスのプロレタリアートは解放を求めて叫びます。」の選択肢が出現、国家統一者(威信+25、20年)を取得、フランスが主要文化になり、北ドイツ・南ドイツの急進派+5% ・議会共和制または大統領共和制があり、ファシスト政権でない場合、「今こそ確執を埋める時です。」の選択肢が出現、国家統一者(威信+25、20年)を取得、フランスが主要文化になり、北ドイツ・南ドイツの急進派+10% |
ver1.10での定義は以下の通り。大オーストリア合衆国はドナウ扱いとなっている。つまり、君主制でなくなれば名前からオーストリアが消える。
上にあるものが優先。国名の背景はマップカラー。
国旗 | 国名・色 | 条件 | 備考 |
---|---|---|---|
![]() | オーストリア | ![]() | |
![]() | オーストリア | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() 支配者が以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | 祖国戦線の旗 |
![]() | オーストリア | ![]() 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | 国章が入った国旗は共和制時代の1919年-1938年に採用されているが、帝政時代には採用されておらず、初期国旗でありながら実在しない。 さらに言えば、この国章は帝政時代のものに近いが、実際には盾部分が三分割されて左からライオン、オーストリア大公国旗、ロートリンゲン紋となっている。 |
![]() | オーストリア | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | 1934年-1938年の国旗に近いが、盾がなく、鷲の頭の裏の丸もない。 |
![]() | オーストリア | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | 現在の国旗 |
![]() | オーストリア | ![]() | |
![]() | オーストリア オーストリア連邦国 | 通常 | 企業国家の場合はオーストリア連邦国となる。 オーストリア帝国の国旗(1804年-1918年) |
以下はドナウの国名・国旗。
国旗 | 国名・色 | 条件 | 備考 |
---|---|---|---|
国際レーテ共和国 | ![]() | 連邦化した後に評議会共和制に変更した場合に該当する。 | |
大オーストリア合衆国 | ![]() ![]() | ||
![]() | ドナウ | 通常 | 二重帝国時代(1867年-1918年)の商船旗から国章を除いたもので、実在しない。 連邦化した後に君主制、評議会共和制以外に変更した場合に該当する。 |
以下はオーストリアがドイツを形成した際にのみ使用できる国旗。
国旗 | 国名・色 | 条件 | 備考 |
---|---|---|---|
![]() | (ドイツ帝国) | ![]() ![]() 国名は国家ランクが ![]() | 1848年ドイツ革命時に短期間存在した「ドイツ帝国」の軍旗。国章の入らないものが国旗である。 |
以下は中央ヨーロッパの国名・国旗。
国旗 | 国名・色 | 条件 | 備考 |
---|---|---|---|
- | 神聖ローマ帝国 | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | |
![]() | 人民共和国連合 | ![]() | |
![]() | 汎ヨーロッパ | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() 支配者が以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | |
![]() | 汎ヨーロッパ技術家主義 | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() ![]() | |
![]() | ヨーロッパ合衆国 | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | |
![]() | 中央ヨーロッパ | デフォルト |
ver1.10では想定解が決まっているようなつくりになっている。
まず、ゲーム開始時点で自由主義運動が抑圧されている。荘園制廃止のために即刻中止し、逆に強化しよう。
そして農民を政権に入れて小作農を通す。通った瞬間に急進派が目に見えて減る。
基本的に分離運動は1847年頃から活発化するように調整されているようだが、荘園制を廃止できないと生活水準の問題で1841年頃から爆発し始めるため、おそらく初手でやらないと詰む。
小作農が通ったら、次はドイツ国民運動を強化して小ブルジョワとともに人種隔離を通す。分離運動は基礎受容を参照するため、実際のPOP受容が同じでも臣民性のままでは1848年まで持たない。
もっとも、よほど運が悪くなければ間に1本別の法律を入れる余裕はあると思われる。地主の反対しない公共健康保険(信者)か結社の権利(実業家)が候補になる。
実業家が結社の権利を支持するのは意味不明だが、ギルド制度よりはマシということらしい。
人種隔離が通ったら、先述の2本を通していけばよいだろう。
傲慢でなくなったフェルディナントだが、通せる法律を考えると、最初の4つの法律が通った段階で退位させた方が良いだろう。
そして、政治運動を利用して選挙法、小ブルジョワで任命制の官僚、人頭課税、専門的な警察機構を通していく。
ここで問題になるのは、小ブルジョワのリーダーである。アレクサンダー・フォン・バッハ(権威主義者)を引いてしまうと、せっかくメッテルニヒが引退したのに選挙法が通せず、急進主義運動にやられる。
追放という手もあるが、政権内利益団体が税制改正に賛成している場合、高確率でリーダーが審議中に死亡するため、これを利用することもできる。
逆にフランツ・シュセルカ(改革論者)を引けた場合、文化的排斥や児童労働制限を通すまで税制の議論をさせてはいけない(さすがに小学校義務教育までは引っ張れないが)。
以下の進め方は目標によって大きく「王領地併合・ドイツ形成」と「二重帝国・連邦化」に分岐する。
王領地のうち、ハンガリー以外は特別なことをしなくても自由願望25未満まで下がるだろう。
ハンガリーはほとんど陸軍投射だけで自由願望を上げてくるが、張り合っているといくら軍拡しても足りないので、
ゲーム開始直後に屈辱要求で外交戦を仕掛けて兵舎のある州を2つほど奪ってしまうのが一番簡単だ。
ハンガリー大平原を早期に直轄化・編入すれば、ハンガリー企業を使えるようになる時期も早くなる。
まあ正直きれいではないので、もっといいやり方があるかもしれない。
王領地併合自体はフェルディナント時代でもできるのだが、事前に選挙法が通せないので、フランツ・ヨーゼフ即位時に新絶対主義ジャーナルが起動してしまう。
専制政治のままだと急進主義者が暴れると思われるので、ゲーム的にはよろしくない。
ドイツを形成するとハンガリージャーナルは消滅し、ジャーナルによる併合はできなくなるため、中欧帝国を目指すなら王領地併合を経由するのが基本。
一方で「7000万人帝国」を回避するために併合せずに放置するという選択もある。この場合は、ロンバルディア、ヴェネツィア、ダルマチア、ブコヴィナを手放せばよい。
あとはシュレースヴィヒ=ホルシュタイン問題を解決し、統一ジャーナルを進めればドイツの完成だ。
フランスから先にアルザス=ロレーヌを奪っておかないと、統一外交戦にフランスが参戦することに注意。
まず、外交の節にある通り、ゲーム開始直後にサルディーニャ=ピエモンテに関係改善を入れよう。
リソルジメントジャーナルで反体制派を増やされると、連邦化ジャーナルの北イタリアボタンが押せなくなる。
で、こちらのルートではまずハンガリーの自治権を拡大して二重帝国へ移行することになる。クロアチア・スラヴォニアは渡さないようにしよう。連邦ジャーナルでのハンガリーの対応が変わる。
時期は自由に選べるが、移行から数年程度でディシジョンからクロアチアとスラヴォニアが回収可能になり、10年で編入できるため、ゲーム開始時点でやってしまうのが良いだろう。
汎民族主義の研究完了よりは早いはずだ。
汎民族主義の研究が完了すると、連邦化ジャーナルを開始できる。何やら色々と書いてあるが、要はハンガリー・ポーランドの失格を避けて5つの文化を収集すればよい。
連邦化に成功して文化が「ドナウ」特性を得ると、主要文化にならなくとも人種隔離で基礎受容65(完全分離でPOP受容80)になるため実質的な差がなく、
わざわざ主要文化を最大化する価値がない(ver1.10.2では一部の受容が正しく計算されていないが、結論には影響しない)。仮に基礎受容65で分離が起きるようなら経済失策である。
ただし、北イタリアだけは連邦化しても「ドナウ」がつかないため、取らないと実害がある。
具体的な段取りとしては、まず民族不安を抑えるため、汎民族主義の研究がある程度進んできたら、北イタリア母国州に常軌を逸した数の施設を集中的に建設しよう。
そして一時的でも10%まで下がったタイミングでアタックする。主要文化にしてしまえばこちらのものだ。
ハンガリーにクロアチア・スラヴォニアを渡していない場合、スロベニア+クロアチア、ハンガリー+ゼクラーという組み合わせで3つのイベントで5つの文化を収集できる。
こちらはそこまで投資を要求されないはずなので、クールダウンの3ヶ月で対応できるだろう。
というわけで、王領地併合と比較すると、ハンガリーの自由欲求を抑えるために余計な軍備や戦争をしなくていいという点、多文化主義を制定せずとも各文化の受容を上げられる点で優れている。
時間が掛かるとはいえ、1860年代前半までには達成できると思われるため、ドイツ統一を目指さないならこちらが良いだろう。
9つの主要文化を持つ覇権国家となり、ナポレオンに奪われた栄光を取り戻す。ゲーム的には「中央ヨーロッパの形成」となり、大オーストリア合衆国とは取れる主要文化の範囲が異なるため、目標の一つになる。
上記2つのルートのいずれとも直接の繋がりがないが、オーストリアの場合、完全体ドイツで34/47になり、あと1州で中央ヨーロッパを形成できる計算になる。
そのため、特に理由がなければドイツ統一外交戦を利用するのが良いだろう(実際に形成してしまうと「7000万人帝国」が発生する)。
残る1州に関してはスイスがおすすめ。初手保護国化に誰も介入せず、10%を引いてバーデンが南ドイツ連邦に参加しない場合のアルザス=ロレーヌへの道路にもなる。
なお、神聖ローマ帝国は君主制または神権制であるときの国名なので、国号にこだわるなら注意しよう。
最終的に必要なものを考えてみよう。
硫黄、砂糖(とアニリン研究前の染料)は国内での生産数が限られるが、貿易により十分に入ってくるので高騰することはなく、別に困らない。
よって必要なものは自動車産業が無限に使うゴムと燃油、POP需要のお茶またはコーヒーということになり、これらが取れる場所を狙っていきたい。
ただし、ver1.10では植民地法を制定すると母国州の受容+10が消えてしまうようになった。
民族問題を抱えるオーストリアではこの影響は大きく、植民よりも非承認国家の併合がよいかもしれない。
実績名 | 達成条件 | |
![]() | 歓呼三唱 | ![]() |
---|---|---|
![]() | ハプスブルクの再興 | ![]() 上シレジア州・下シレジア州を領有 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() |
![]() | 大きなエゴ | ![]() 支配者がイベント「ニヒリズム」で登場したマックス シュティルナーである |
力を合わせて | ![]() | |
羽根ペンと銃剣 | ![]() | |
ビーダーマイヤー | ![]() |
ドナウ(大オーストリア合衆国)、ドイツ、中央ヨーロッパを形成すると国タグが変更されるため、以降は「オーストリアとして」という条件を満たさなくなる。
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