正式名称「ネーデルラント王国」。
ウィーン会議にて「ネーデルラント連合王国」として出発したはずの国家だが、南部のベルギーが独立。
残されたオランダの行く末は...
なお日本では「オランダ」の通称で親しまれており、現政府も例外として「オランダ」の通称を認めている。
本作の翻訳も「オランダ」が採用されているため、本記事でも基本的には「オランダ」で記載する。
オランダは6年前にベルギーを失っている。依然経済は安定しているものの、近隣諸国に比べると工業化のスピードはやや鈍くなっている。19世紀の世界を動かす原動力としてオランダが頭角を現す日はくるのだろうか?
ベネルクス地域(現在のオランダ・ベルギー・ルクセンブルクを合わせた地域)は古くより毛織物産業が発展しており、都市の商工業者が大きな力を持つ場所であり様々な国家の係争地であった。
その後スペインの統治下となるも、重税に耐え兼ね現在のオランダにあたる北部7州が分離独立、1581年にスペイン王の統治権を否定する宣言が成された。
そしてドイツの貴族ナッサウ家が総督として治めるネーデルラント連邦共和国が成立、これが現在のオランダの原型である。
17世紀にはアジアやアメリカ大陸へ一気に進出し、アジアからアメリカまで植民地を広げて発展するも、イギリスとの海上覇権をめぐる争いに敗れて衰退。
ナポレオン戦争ではフランスに併合されるも、戦後のウィーン会議でナッサウ家を王とする王国として復活し、全ベネルクスを領有するネーデルラント連合王国が誕生する。
しかし南部のカトリック地域が独立戦争を起こし、ベルギーとして独立。これによりゲーム開始時点のオランダに至る。
初期でのランクは大国だが、陸も海も軍隊が弱く正直強さを感じられる要素がない。
だが有難いことにオランダ領東インドとしてインドネシアに植民地がある上、初期から植民地搾取が通っているので外に向けて拡張していくのが良いだろう。
政治体制 | 国家元首 | 所属団体 | 正当性 | 相続人 |
立憲君主制 | ウィレム フォン・オラニエ・ナッサウ | 小ブルジョワ | 95% | ウィレム フォン・オラニエ・ナッサウ |
初期国王は小ブルジョワ、相続人はインテリとどちらも地主でないのがありがたい。
ウィレム王は64歳と高齢で、早めに死亡することも多い。
初期から制限選挙・植民地搾取・公共学校が制定済み。植民地を必要としている関係上非常にありがたい。
植民地の発展が国家の希望なのだが、公共投資までされておきながら人口が希薄なので発展速度が非常に遅い。
しからば、やはり侵略と戦争で人口を確保する他にない。
国家至上でも差別されないフランドル、ワロニア人がいるベルギーを引きつぶしたいところ。
どうせ大国が介入してくるので恩義を売りまくって世界大戦にするほかない。
世界大戦にしたら、後は介入させた列強国に任せよう。というよりほかに何もできない。
上手いことベルギーを併合できたらルクセンブルクも併合したい...が同君連合下位はそのままでは併合不可なので君主制を捨てるか外交プレイで傀儡にすることになる。独立させ征服でもよい。
東インドはオランダの自治領である。…自治領であるのに、こちらより遥かに軍隊が多い。豊かすぎるため、機を見て併合したい。
ついでにスラウェシ島へ入植していこう。
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