史実でイタリアを統一したのはサルデーニャ王国であるが、領土面ではこちらが優位。
統一後はオーストリアから未回収のイタリア(ロンバルディア・ヴェネツィア・南チロル・イストリア)をどのように回収するかが課題となる。
自由主義者とシチリア分離主義者に対する政治的弾圧はあまり効果的でないことが明らかとなっている。それはこれらの運動が地下で進行し支持者を増やしているからだ。事態が山場を迎える瞬間は必ず訪れる。その時この両シチリアはどのような顔を見せるのだろう?
権力構造 | 経済 | 人権 |
君主制 | 伝統主義 | 検閲 |
専制政治 | 重商主義 | 労働基本権の無保障 |
国民至上 | 人頭課税 | 児童労働許可 |
国教 | 小作農 | 法的被後見 |
世襲制の官僚 | 植民地なし | 社会保障なし |
職業軍人 | 地方警察 | 移住規制 |
治安維持なし | 学校なし | 奴隷禁止 |
医療制度なし |
初期は制度が一切なし。
よりによって伝統主義スタートであり、急いで改正する必要がある。
そこそこの工場を抱え、砂糖や硫黄は困らない。
一方で肝心の鉄は輸入頼り、鉛は自領になく、石炭はあまりに少ない上にイタリア統一後でさえも石炭や鉛には苦労することになる。
Ver1.3よりイタリア統一に15州が必要となった。これはつまり、ロンバルディアとヴェネツィアをオーストリアから奪い取ることが絶対条件となったことを意味する。
よって統一戦争が必要不可欠となった。
基本的には他のイタリア国家と外交を繰り広げ、全てのイタリア国家が自国支持になったところで
「イタリア統一」の宣戦事由でオーストリアに対し外交戦を開始するのがよい。
イタリア諸国とは協定を結び、教皇やオーストリア関税同盟の諸侯は関税同盟に入れてしまうのがよい。
初期はオーストリア・オスマン・ロシアと関係が良いため、あえて初手で傀儡戦争を仕掛けるのもあり。
ギリシャは兵力差の関係上初手傀儡が成功しやすいが、オスマンとの関係悪化は避けられない。
ただでさえ統一戦争でオーストリアが確定で敵側になることを考えると無駄に敵を増やすべきではないだろう。
よって序盤の拡張先はエチオピア方面がよい。
前述した通り、初期はオーストリア・オスマン・ロシアと仲が良いのだが、
未回収のイタリアを抱えるオーストリアは最大の敵国になることを前提に外交関係を構築する必要がある。
オスマンもバルカン半島に勢力を伸ばすのであれば敵対することとなるだろう。
以上を踏まえ、フランス・イギリス・アメリカと関係を深めると良いだろう。
プロイセンもオーストリアと高確率で対立関係となるため、候補の一つとなる。
他の大国同様、建設セクターとそれを支える鉄工具木を中心に市場で足りないものを建設すればよい。
ちなみに、両シチリアが硫黄が採取しやすく、綿花も栽培出来るのが強み。
一方で他の鉱物は輸入で凌ぐしかない。
すぐに必要なものは特にないのでお好みで。
強いて言うなら、中央銀行を研究して融資を可能にするとゲーム開始時点でオーストリアの関税同盟に入っている国々をこちらに靡かせやすく、平和的なイタリア統一が近づくか。
統一戦争までに幕僚と銃用雷管、鉄道、ニトログリセリンは必ず研究しておきたい。
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