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勢力ブロックとは、1つの列強・大国・非承認大国をリーダーとする、複数の国家の連合体である。
勢力ブロックは選択したアイデンティティの柱と原則によって、リーダーとメンバーに様々なボーナスをもたらす。
また、勢力ブロック外の国への勢力の優位性を高めることで他国を自身の勢力ブロックに参加させることができる。
所属する国の威信の合計値によって勢力ブロックランクが決まるため、規模の大きい国を多く取り込むことで勢力ブロックランクが高まる。
全ての勢力ブロックはアイデンティティの柱を1つだけ持つ。
アイデンティティの柱はブロックのリーダーとメンバーに異なる補正を与えたり特殊なアクションを使用可能にしたりする。また施設「勢力ブロックの像」で使用できる方式がアイデンティティごとに異なる。
貿易同盟以外のアイデンティティはDLC「Sphere of Influence」導入時のみ選択可。
アイデンティティの柱にはそれぞれ主要原則グループとして2つの原則が設定されており、勢力ブロック形成時にそのいずれかを1つ目の原則として選択する必要がある。
また、主要原則グループの内1つはそのアイデンティティ専用の原則である。
名称 | 条件 | 補正 | |||
---|---|---|---|---|---|
勢力ブロック | リーダー | メンバー | |||
![]() | 貿易同盟 | - | 関税同盟を有効化 メンバーあたりの ![]() ![]() | 貿易取扱量+25% | 市場所有者への![]() |
![]() | 君主制帝国 | ![]() | リーダーはブロック内の独立国を従属国にできる メンバーあたりの ![]() 招待受諾率-30 ![]() ![]() ![]() | 従属国の週当たりの自由への願望-0.05 | - |
![]() | イデオロギー連合 | - | メンバーへの体制変更の強制を有効化 メンバーあたりの ![]() | 施行期間-10% 「政府の原則」の法律を強制可能 「権力の配分」の法律を強制可能 | リーダーが制定済みの法律に対する制定成功率+30% |
![]() | 軍事条約 | ![]() | リーダーはメンバーの戦争を自発的に支援する場合、独自の戦争目標を追加できる メンバーあたりの ![]() ![]() | 訓練率+20% | |
陸軍戦力投射による威信+10% 海軍戦力投射による威信+10% | - | ||||
![]() | 宗教招集 | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | メンバーへの改宗の強要を有効化 メンバーあたりの ![]() | 出生率+5%![]() ![]() | |
![]() | - |
原則もアイデンティティと同様に様々な効果をブロックに与える。
権限を消費することで、勢力ブロックに新たな原則を追加したり既存の原則を強化したりできる。
いくつかの原則は採用にアイデンティティによる制限がかかる。
国内貿易・対外貿易以外の原則はDLC「Sphere of Influence」導入時のみ選択可。
原則のスロットは4つあるが、2つ目以降はそれぞれ条件を満たさないと使用できない。スロットに何らかの原則を有効化させている間は、条件を満たさなくなってもそのスロットが無効化されることはない。
原則スロット数 | 条件 |
1 | 常に有効 |
---|---|
2 | ![]() |
3 | ![]() 勢力ブロックランクが5位以内 メンバーが5か国以上 |
4 | ![]() 勢力ブロックランクが3位以内 メンバーが10か国以上 |
各原則グループには1~3のグレードの原則があり、上位のグレードは下位のグレードの効果を全て内包している。
以下の表では、上位のグレードの効果は下位のグレードからの追加点のみ記載している。
名称 | 補正 | 備考 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
勢力ブロック | リーダー | メンバー | ||||
![]() | 国内貿易 | 1 | - | 市場所有者への![]() ![]() | ![]() ![]() | |
2 | - | 市場所有者への![]() 企業の処理量ボーナス+10% | ||||
3 | - | 市場所有者への![]() 港接続の ![]() | ||||
![]() | 対外貿易 | 1 | 貿易取扱量+25% 貿易優位性+25% | ![]() | ||
2 | - | 方式「影響力のある取引所」(取引所)を有効化 (影響力+0.5) | ||||
3 | - | 関心なしでも貿易優位性ペナルティなし | ||||
![]() | 属国化 | 1 | - | 従属国あたりの![]() | ![]() | |
2 | - | 従属国からの収入移転+25% | ||||
3 | - | 従属国の州に対して宗主国が布告を制定可能 | ||||
![]() | メンバーの搾取 | 1 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() ![]() |
2 | ![]() | ![]() | ![]() | |||
3 | ![]() リーダーへの収入移転+0.05 | - | - | |||
![]() | 創造的な立法府 | 1 | - | 法審議における引き延ばしの確率-33% | ![]() | |
2 | - | 維持運動・復活運動の支持-33% | ||||
3 | - | 法審議の最大後退+1 | ||||
![]() | イデオロギーの真理 | 1 | - | 政府外利益団体の扇動者の人気度-33 抑圧コスト-25% 強化コスト-25% | ![]() ![]() | |
2 | - | イデオロギーの不一致に対する党内総務の影響+20% | ||||
3 | - | 最小![]() | ||||
![]() | 防衛協力 | 1 | ブロック内での戦争を禁止 | - | - | ![]() |
2 | 戦争で標的国となったメンバーが他のメンバーを懐柔する際の![]() | 「陸軍モデル」の法律を強制可能 | - | |||
3 | - | メンバーが標的となった戦争への参戦義務 | ||||
![]() | 積極的な連携 | 1 | - | 外交戦の侵害国の際の戦争目標![]() | ![]() ![]() | |
2 | - | 死傷者による厭戦-15% | ||||
3 | ![]() | 悪名の生成+15% メンバーの全ての戦争への参戦義務 | ||||
![]() | 神聖なる経済 | 1 | リーダーと同宗教の国を相手にした貿易優位性+50% | 異教の従属国からの収入移転+50% | ![]() ![]() | |
2 | - | 方式「聖職者の監視の強化」(金融街)を有効化 方式「聖職者の監視の強化」(マナーハウス)を有効化 | ||||
3 | - | 受容宗教での生活水準の低下による![]() 受容宗教での生活水準の上昇による ![]() | ||||
![]() | 神聖なる市民 | 1 | - | 同宗教の国で外交提案受諾率増加 | ![]() | |
2 | - | 同宗教の従属国の自由への願望が低下 | ||||
3 | - | 「教会と国家」の法律を強制可能 | - | |||
![]() | 建設 | 1 | - | ![]() | ||
2 | - | 建設局の![]() | ||||
3 | - | 企業「建設複合企業体」を有効化 | ||||
![]() | 市場統合 | 1 | ブロック内での禁輸を禁止 | 勢力ブロック内の貿易優位性+100;%![]() | ![]() | |
2 | 関税同盟を有効化 | - | ||||
3 | - | 市場所有者への![]() | ||||
![]() | 高度な調査 | 1 | - | ![]() ![]() ![]() ![]() ・技術の普及+5% ![]() | ||
「教育システム」の法律を強制可能 | - | |||||
2 | - | ![]() ![]() ![]() ![]() ・先行ペナルティ-5% | ||||
3 | - | ![]() ![]() ![]() ![]() ・最大 ![]() | ||||
![]() | 食品の規格化 | 1 | - | 農業グループ施設処理量+10% | ||
2 | - | 死亡率-10% | ||||
3 | - | 生活水準+1 方式「効率的な製缶方法」(食品産業)を有効化 | ||||
![]() | 警察の連携 | 1 | - | ![]() ![]() ![]() ![]() | ||
「警察活動」の法律を強制可能 | - | |||||
2 | - | ![]() ![]() ![]() ![]() ・政治運動急進主義-5% | ||||
3 | - | ![]() ![]() ![]() ![]() ・ ![]() | ||||
![]() | 輸送インフラ | 1 | - | 人口100Kあたりの![]() 人口由来の ![]() | ||
2 | - | 港生産量+20% | ||||
3 | - | 陸上貿易キャパシティ+50 方式「連結蒸気機関車」(鉄道)を有効化 方式「連結電気機関車」(鉄道)を有効化 方式「連結ディーゼル機関車」(鉄道)を有効化 | ||||
![]() | 軍国主義産業 | 1 | - | 武器工場・大砲工場・軍用造船所処理量+10% | ||
2 | - | 軍需品の経費-15% | ||||
3 | - | 補給路コストー33% 動員オプション「気球偵察」を有効化 | ||||
![]() | 植民地事業所 | 1 | - | ![]() ![]() ![]() ![]() | ||
「植民地化」の法律を強制可能 | - | |||||
2 | - | ![]() ![]() ![]() ![]() ・植民地成長生成+0.05 | ||||
3 | - | ![]() ![]() ![]() ![]() ・非承認国家に対する悪名の生成-5% | ||||
![]() | 国外投資 | 1 | - | 経済的依存度によって勢力が増大する | ||
2 | - | ブロック外の国の施設に対する国有化コスト-50% | ||||
3 | ブロック内の自国より下位のランクの国に対する国外投資権を有効化 | - | - | |||
![]() | 移動の自由 | 1 | - | ![]() | 国境封鎖でない | |
2 | - | ![]() | ||||
3 | ブロック内の移住を有効化 | 方式「取引量の増加」(芸術院)を有効化 方式「取引量の増加」(大学)を有効化 | ||||
企業 | 1 | - | 会社生産量+10% | |||
2 | - | 会社への無償権限+1 | ||||
3 | - | 企業数+1 |
勢力ブロックは「孤立主義」を制定していない列強・大国・非承認大国のみ作ることができ、形成時に500以上の影響力を持っていなければならない。
形成時にはアイデンティティを1つと、そのアイデンティティの主要原則グループから1つ原則を選ぶ必要がある。
形成した国は自動的にその勢力ブロックのリーダーになる。
勢力ブロックを形成すると、他の勢力ブロックのリーダーとの関係値が-30される。また自国が非承認国家である場合、承認国家のリーダーとの関係値がさらに-30される。
勢力ブロックに所属する国は以下のいずれかの条件を満たしているとき、任意のタイミングで勢力ブロックを離脱できる。
離脱するとその勢力ブロックに所属する国との関係値が-30される。
リーダーが離脱して他にリーダーになれる国がない場合、その勢力ブロックは解散する。
リーダーは勢力ブロックを率いる国であり、勢力ブロックの恩恵を他のメンバーより多く受け取れることが多い。また、ブロックリーダー専用の外交アクションや、他国の勢力ブロックへの招待を行うことができる。
デメリットとして勢力ブロックの維持のために500の影響力が使用される。
リーダーの国家ランクなどは権限の進捗には寄与しない。
勢力ブロックのメンバーがリーダーの1.2倍以上の威信を持つと、ブロックのリーダーを巡る権力闘争が開始する。
権力闘争は12か月続き、挑戦国がその間現在のリーダーの1.15倍以上の威信を維持すれば成功となり、新たなリーダーとなる。
挑戦国が勢力ブロックの創設国であった場合、権力闘争の期間は9か月に短縮される。
勢力ブロックはそれぞれの国に対して、勢力ブロックの影響力を表す数値である勢力(Leverage)を持つ。
勢力ブロックなどの用語と間違えやすいため、以下では勢力ブロックが国に与える「勢力(Leverage)」のことを「勢力影響力」と呼称する。
勢力影響力が大きいほど、その国を勢力ブロックに招待しやすくなる。
各勢力ブロックは様々な要素から対象国への勢力影響力の目標値を決定する。
勢力影響力は、現在値と目標値の差の2%だけ毎週増減し目標値へ近づいていく。
以下の条件で勢力ブロックは勢力影響力を獲得する。
条件 | 値 |
メンバーが対象国に関心を持つ | +100 |
---|---|
対象国がすでにメンバーである | +300 |
対象国のリーダーに対する経済的依存度 | +200×[経済的依存度]![]() |
対象国とリーダーが同じ陣営で戦争中 | +200 |
![]() | +100 |
リーダーが対象国に条約港を持つ | +200 |
対象国がリーダーと隣接している | +150 |
対象国がリーダーと隣接していないが、戦略地域が隣接している | +100 |
対象国とリーダーが主要文化の文化特性を共有 | +100 系統文化特性を共有する場合、+50 系統文化特性と非系統文化特性の両方を共有する場合、+50 |
対象国がリーダーの外交官を追放した | 対象国が列強である場合、×0.3 対象国が大国である場合、×0.5 対象国が非主要国である場合、×0.7 それ以外の場合、×0.9 |
対象国の主要文化のリーダーの国内での受容ステータス | 受容ステータスⅠなら×0.6 受容ステータスⅡなら×0.7 受容ステータスⅢなら×0.8 受容ステータスⅣなら×0.9 |
対象国の国教がリーダーの国内で差別されている 対象国が ![]() 対象国が ![]() | ![]() それ以外の場合、×0.7 |
メンバーが対象国の首都に関心を持たない | ×0.7 |
対象国とリーダーが戦争中 | ×0.2 |
リーダーの悪名が25以上 | 悪名100以上の場合、×(0.7-0.003×[悪名]) 悪名50以上の場合、×0.7 それ以外の場合、×0.9 ただし最小でも0 |
リーダーが非承認国家であり、対象国が非承認国家でない | ×0.1 |
また外交協定により以下の勢力影響力を得る。
名称 | 値 |
対象国のリーダーに対する関係改善 | +300 |
---|---|
リーダーの対象国に対する独立保証 | +200 |
同盟 | +300 |
防衛協定 | +250 |
貿易協定 | +100 |
リーダーの対象国に対する融資 | +200 |
相互投資協定 | +150 |
リーダーの対象国に対する投資権 | +200 |
リーダーの対象国に対する独立支援 | +200 |
また政治的圧力団体により以下の勢力影響力を得る。
名称 | 値 |
対象国のリーダーに対する友好的な圧力団体 | +500×[圧力団体の影響力] リーダーがいずれかの国から外交アクション「圧力団体への資金提供」を受けている場合、1つにつき+25% |
---|---|
対象国のリーダーに対する敵対的な圧力団体 | -500×[圧力団体の影響力] |
さらに以下の乗数による補正をそれぞれかける。
名称 | 値 |
リーダーの対象国に対するライバル宣言 | -90% |
---|---|
対象国のリーダーに対する禁輸 | -50% |
リーダーの余剰![]() | +25×[余剰量]/[使用量]% ただし最大で+25% |
リーダーが屈辱を受けた | -50% |
名称 | 値 | |
結束力 | 0-19 | -50% |
---|---|---|
20-39 | -20% | |
40-59 | ±0% | |
60-79 | +10% | |
80-100 | +20% |
例: 開始時のイギリスのフランスに対する勢力影響力
それぞれの国は、勢力影響力に対して勢力影響力に対する抵抗を持つ。
抵抗が高いほど勢力ブロックに参加しづらくなる。
国の勢力影響力に対する抵抗は以下のように計算される。
名称 | 値 | |
人口 | +25×[人口]/1M (ただし人口100Mまで) | |
---|---|---|
国家ランク | ![]() | +1000 |
![]() | +750 | |
![]() | +500 | |
![]() | +250 |
また、加えて以下の補正をかける。
名称 | 値 | |
陸軍モデル法 | ![]() | +50% |
---|---|---|
経済システム法 | ![]() | +25% |
![]() | +25% | |
交易方針法 | ![]() | ±0% |
![]() | +25% | |
![]() | -25% | |
![]() | +100% | |
言論の自由法 | ![]() | +50% |
![]() | +25% | |
![]() | ±0% | |
![]() | -25% | |
移住法 | ![]() | -25% |
![]() | ±0% | |
![]() | +25% |
例1: 開始時の日本
31.01Mの人口より、25*31.01M/1M=775
非承認大国より、+750
伝統主義より、+25%
孤立主義より、+100%
検閲より、+25%
国境閉鎖より、+25%
したがって抵抗値は、(775+750)×{1+(0.25+1.00+0.25+0.25)}=4194
例2: 開始時の大清
258.51Mの人口より100Mに補正されて、25*100M/1M=2500
非承認大国より、+750
伝統主義より、+25%
検閲より、+25%
国境閉鎖より、+25%
したがって抵抗値は、(775+750)×{1+(0.25+0.25+0.25)}=5687
国の総勢力シェアは1000であり、これを対象国と勢力ブロックで取り合う形になる。
各勢力影響力・勢力影響力に対する抵抗を合計したもののうち、それぞれの値が占める割合の勢力シェアを持つ。
対象国に対する自身の勢力ブロックの勢力シェアと、自身以外で一番高い勢力シェアの差を勢力の優位性と呼ぶ。
勢力の優位性が200以上になると勢力ブロックへの招待が可能となる。
例1: ハワイに対するアメリカの優位性(イギリスと競合)
国 | 値 | 割合 | 勢力シェア |
ハワイの影響力抵抗 | 400 | 400/3400=11.7% | 117 |
アメリカの勢力影響力 | 2000 | 2000/3400=58.8% | 588 |
イギリスの勢力影響力 | 1000 | 1000/3400=29.4% | 294 |
合計 | 3400 | 100% | 1000 |
---|
アメリカの勢力シェアはイギリスと比較して+294の差があるため、アメリカのハワイに対する勢力の優位性は+294。勢力の優位性が+200以上であるため勢力ブロックへの招待が可能である。
イギリスから見ると勢力シェアの差は-294となり、ブロックへ招待するためにはアメリカの勢力シェアを削ぐ必要がある。
例2: 清に対するアメリカの優位性(イギリスと競合)
国 | 値 | 割合 | 勢力シェア |
大清の影響力抵抗 | 6875 | 6875/8375=82.1% | 821 |
アメリカの勢力影響力 | 500 | 500/8375=6.0% | 60 |
イギリスの勢力影響力 | 1000 | 1000/8375=11.9% | 119 |
合計 | 8375 | 100% | 1000 |
---|
アメリカの勢力シェアは大清と比較して-761の差があるため、アメリカの大清に対する勢力の優位性は-761。勢力の優位性が+200未満であるため勢力ブロックへの招待は不可能である。
同様にイギリスの大清に対する勢力の優位性は-702であり、勢力ブロックへの招待は不可能である。
ブロックへ招待するためには、一部地域の独立による分割や体制変更による法律の変更を行い、大清の影響力抵抗を削ぐ必要がある。
手軽な方法としては、独立保証や貿易協定、関係改善といった外交協定がある。
費用対効果に検討が必要ながら、圧力団体への資金提供といった手段もある。
中南米の小国のような人口の少ない国であれば、このような外交協定だけで自勢力ブロックに招待できることもある。
しかしある程度まとまった人口のある国を平和的に勢力に加えようとする場合は、
関係改善や貿易協定を足掛かりとして投資権を得、対象国に自国の建物を増やし経済依存度を高めることで勢力影響力を稼ぐ必要が出てくるだろう。
結束力は0から100までの値で、勢力ブロックが今のメンバーでどの程度うまく機能しているかを示す。
一般的にメンバーを増やすと低下しやすい。
結束力が高いほど、
勢力影響力が高くなり勢力の拡大が進み、また権限の進捗が増えることで新たな原則の追加が可能となる。
現在の結束力の段階によって勢力影響力と権限の進捗に補正を与える。
![]() | 数値 | 効果 |
バラバラ | 0-19 | ![]() ![]() |
---|---|---|
分裂 | 20-39 | ![]() ![]() |
安定 | 40-59 | ![]() |
統制 | 60-79 | ![]() ![]() |
団結 | 80-100 | ![]() ![]() |
結束力の目標値はアイデンティティごとに異なる条件を満たすことで上がり、結束力は毎週-1~+1の範囲で目標値に向かって変化する。
一部の条件は対象のメンバーの国家ランクによって補正が増減する。表の[国家ランク補正]は[小国:0.2857、非主要国:0.5714、大国:0.8571、列強:1.0000]を指す。
アイデンティティ | 条件 | 値 |
![]() | 基本値 | +15 |
---|---|---|
市場内で原料不足が発生中 | -5×[原料不足の商品数] | |
メンバーが商品の主要生産国である | +3×[主要生産国である数] | |
リーダーGDPの勢力ブロック総GDPに占める割合 | +50×[割合] | |
リーダーとの関係値が最も低いメンバー | +[関係値]×[国家ランク補正] ただし、最大で0 | |
リーダーに対する経済的依存度が最も低いメンバー | +([経済的依存度]-3.5)×10 | |
独立国であるリーダー以外のメンバー | 1か国につき-1 | |
![]() | 基本値 | +30 |
リーダー威信の勢力ブロック総威信に占める割合 | +100×[割合] | |
リーダーとの関係値が最も低いメンバー | +[関係値]×[国家ランク補正] ただし、最大で0 | |
自由への願望が最も高いメンバー | -[自由への願望]/2×[国家ランク補正] | |
独立国であるリーダー以外のメンバー | 1か国につき-3 | |
![]() | 基本値 | +30 |
リーダーの正当性 | +[正当性]×0.7 | |
リーダーとの関係値が最も低いメンバー | +[関係値]×[国家ランク補正] ただし、最大で0 | |
「政府の原則」「権力の配分」の法律の先進性の合計値についてリーダーとの差が最も大きいメンバー | -[先進性の差]/2×[国家ランク補正] | |
独立国であるリーダー以外のメンバー | 1か国につき-2 | |
![]() | 基本値 | +30 |
リーダー戦力投射の勢力ブロック総戦力投射に占める割合 | +100×[割合] | |
悪名が最も高いメンバー | -[悪名]×[国家ランク補正] | |
リーダーとの関係値が最も低いメンバー | +[関係値]×[国家ランク補正] ただし、最大で0 | |
![]() | 1か国につき-5 | |
独立国であるリーダー以外のメンバー | 1か国につき-2 | |
![]() | 基本値 | +30 |
![]() | +([影響力]×100-10)×4 | |
![]() | -15 | |
リーダーとの関係値が最も低いメンバー | +[関係値]×[国家ランク補正] ただし、最大で0 | |
リーダーの国教を信奉するPOPの割合が最も低いメンバー | +([割合]-0.5)×50 | |
以下のいずれかを制定しているメンバー ・ ![]() ・ ![]() | 1か国につき-10 | |
独立国であるリーダー以外のメンバー | 1か国につき-2 |
また、アイデンティティによらない補正として以下を加える。
条件 | 値 |
採用した主要原則グループの原則のうち最もレベルの高いもの | +10×([レベル]-1) |
---|---|
![]() | -5 |
![]() | -10 |
![]() | -20 |
![]() | -10 |
さらに以下の補正をかける。
条件 | 値 |
リーダーの国家ランクが列強未満である | -50% |
---|
権限は新たな原則を追加するために必要となるパラメータである。
基本的に国家ランクの高い国がメンバーに多いほど、権限の進捗が多く獲得でき、素早い原則の強化・追加が可能となる。ただしリーダーの国家ランクは対象にならないので注意。
権限の進捗が2000に達すると1の権限に変換される。
以下の権限の進捗を得る。
名称 | ![]() | |
勢力ブロックランク | +6-[ランク] ただし、最小で1 | |
---|---|---|
リーダー以外のメンバーの国家ランク | 列強 | 1か国につき+10 |
大国 | 1か国につき+5 | |
非主要国 | 1か国につき+2 | |
非承認大国 | 1か国につき+2 | |
非承認地方国 | 1か国につき+1 |
さらに結束力によって以下の補正をかける。
名称 | 値 | |
結束力 | 0-19 | -60% |
---|---|---|
20-39 | -30% | |
40-59 | -10% | |
60-79 | +10% | |
80-100 | +25% |
1~2ステート国家のような「小国」や「非承認国」では、メンバーから権限進捗を得られないことに注意。
例えば初期のロシアから属国解放でメンバーを増やす場合、ポーランドは非主要国になり権限進捗に寄与してくれるが、
リトアニアは小国になり権限進捗に寄与してくれない。(4枠目の原則を解放する条件の構成国数としてはカウントされる。)
権限の進捗を稼ごうと思うのであれば、それなりのサイズのメンバーを持つ必要がある。
名称 | リーダー | メンバー数 | ![]() 結束力 | アイデンティティ | 原則 | 備考 |
イギリス帝国 | ![]() | 38 | 51 | ![]() | ![]() ![]() | 初期からレベル2の原則を持つ |
---|---|---|---|---|---|---|
ロシースカヤ・インペリヤ | ![]() | 6 | 69 | ![]() | ![]() ![]() | |
関税同盟 | ![]() | 22 | 45 | ![]() | ![]() ![]() | 関税同盟が有効 |
メッテルニヒシステム | ![]() | 6 | 79 | ![]() | ![]() ![]() | |
オスマン帝国 | オスマン帝国 | 7 | 62 | ![]() | ![]() ![]() |
勢力ブロック名は自由に付けることもランダムに付けることもできる。
ランダム名の中には特定の条件を満たした場合にのみ出現するものがある。
名称 | 条件 | 備考 |
大同盟 | - | |
---|---|---|
大連合 | - | |
連合戦線 | 宗教召集でない | |
共同戦線 | 宗教召集でない | |
帝国圏 | 君主制である |
名称 | 条件 | 備考 |
帝国会議 | - | |
---|---|---|
中欧 | 主要文化の1つがドイツ語圏 | |
イタリア帝国 | 主要文化の1つがイタリア語圏 | |
ロシア帝国 | ロシアである | |
列強 | スウェーデンである | 英名はスウェーデン語で列強を意味する「Stormakt」 |
大イラン | ペルシアである | |
ゴールデンサークル | 以下のいずれか ・アメリカ連合国である ・以下を満たす アメリカである 奴隷禁止でない ジャーナル「奴隷制論争」がない ジャーナル「アメリカ南北戦争」がない | ゴールデン・サークル騎士団 |
中国 | 中国である 主要文化の1つが漢民族 | ファイル内コメントでは「greater china」(中華圏) |
国際協会 | 以下のいずれか ・ベルギーである ・以下のいずれかの州を領有 コンゴ・オリエンタル カタンガ バ・コンゴ エクアトゥール カサイ | レオポルド2世が設立した国際アフリカ協会、またはコンゴ国際協会 |
名称 | 条件 | 備考 |
道徳同盟 | - | |
---|---|---|
無実の者連合 | - | |
神聖同盟 | 国教がカトリック | |
福音同盟 | 国教がプロテスタント 主要文化の1つがドイツ語圏 | |
神聖同盟 | 国教がキリスト教 宗教召集でなくとも以下を満たす場合出現する ・イデオロギー連合 ・君主制である ・専制政治または寡頭制である | 1815年に普墺露で結成された同盟のこと |
大いなる聖戦 | 国教がキリスト教 | |
イスラムの家 | 国教がイスラム教 | |
道理の同盟 | 国教が無神論者 | |
忠誠同盟 | 国教が無神論者でない | |
融和同盟 | 以下のいずれか ・中国である ・主要文化の1つが漢民族である ・国教が東洋宗教である ・国教が仏教である | |
厳粛同盟 | 以下のいずれか ・イギリスである ・スコットランドである ・イングランドである | 清教徒革命時の「厳粛な同盟と契約」 |
聖ルイの息子たち | フランスである 宗教召集でなくとも以下を満たす場合出現する ・イデオロギー連合 ・君主制である ・専制政治または寡頭制である | 1823年に動員されたフランス軍の通称 |
名称 | 条件 | 備考 |
相互協定組織 | - | |
---|---|---|
連合州同盟 | - | |
州議会 | - | |
民主主義リング | 以下のいずれか ・大統領共和制 ・議会共和制 ・評議会共和制 専制政治でない 一党独裁国家でない | |
ベルサイユ同盟 | 自国または同盟国がイル=ド=フランス州を領有している | |
ロンドン会議 | 自国または同盟国がホームカウンティー州を領有している | |
ベルリン議会 | 自国または同盟国がブランデンブルク州を領有している | |
ウィーン議会 | 自国または同盟国がオーストリア州を領有している | |
ロンドン会議 | 自国または同盟国がホームカウンティー州を領有している | |
ローマ協定 | 自国または同盟国がラツィオ州を領有している | |
ナポリ条約 | 自国または同盟国がカンパニア州を領有している | |
ワシントン条約 | 自国または同盟国がコロンビア特別区州を領有している | |
北京条約 | 自国または同盟国が北京州を領有している | |
ベラクルス協定 | 自国または同盟国がベラクルス州を領有している | |
カルカッタ協定 | 自国または同盟国が南ベンガル州を領有している | |
セネカフォールズ連合 | 女性参政権である 自国または同盟国がニューヨーク州を領有している | セネカフォールズにて、1848年に女性の権利に関する集会が世界で最初に開かれたことが由来か |
自治同盟 | 従属国がない |
名称 | 条件 | 備考 |
中央列強 | 以下のいずれか ・ドイツである ・オーストリアである ・トルコである ・イタリアである 以下の内2国以上と同盟 ・ドイツ ・オーストリア ・トルコ ・イタリア | 第一次世界大戦の中央同盟国 |
---|---|---|
協商 | フランスである 以下の内2国以上と同盟 ・イギリス ・ロシア ・イタリア ・アメリカ ・日本 | 第一次世界大戦の協商国 |
不道徳な同盟 | 以下のいずれか ・ドイツである ・フランスである 以下のいずれかが独立国かつ自国の同盟国である ・ドイツ ・フランス | |
pact_of_pearl_harbor*2 | 自国または同盟国がハワイ諸島州を領有している | |
ワーテルロー協定 | フランスとライバル関係にある 以下のいずれか ・ベルギーである ・ベルギーの同盟国である ・同盟国がワロン州を領有している |
名称 | 条件 | 備考 |
シンジケート協会 | - | |
---|---|---|
自由商取引委員会 | - | |
特恵同盟 | - | |
税理士会 | ハノーファー、またはハノーファーが形成した国家である | ハノーファーが結成した関税同盟「Steuerverein」 |
関税同盟 | ザクセン、またはザクセンが形成した国家である | ザクセンが提唱した関税同盟「mitteldeutsche Handelsverein」 |
ウシー条約 | 以下のいずれか ・オランダである ・ベルギーである ・ルクセンブルクである ・ワラキアである*3 ・フランドルである | |
帝国優先 | イギリスである 君主制である | |
ボリバル主義グループ | 主要文化が以下のいずれか ・北アンデス ・南アンデス ・ペルー ・エクアドリアン ・ボリビアン ・ベネズエラン ・コロンビアン | |
ハンザ同盟 | 以下の国である、またはその国が形成した国家である ・ハンブルク ・リューベック ・ブレーメン ・ダンツィヒ | |
スタート・ダ・マール | 主要文化の1つがイタリア語圏 | |
トリエステ同盟 | 自国または同盟国がトリエステ州を領有している | |
ウォール街協定 | 以下のいずれか ・アメリカである ・ニューヨーク州を領有している | |
ニューオーリンズ同盟 | アメリカでない 以下のいずれか ・ルイジアナである ・ルイジアナ州を領有している | |
ガルベストン同盟 | テキサスである | |
スレッドニードル同盟 | ホームカウンティー州を領有している | |
ブロック・ブロニャート | フランスである | |
シンガポール協定 | 自国または同盟国がマラヤ州を領有している |
名称 | 条件 | 備考 |
友好条約 | - | |
---|---|---|
反共協定 | ライバル関係にある国の1つが評議会共和制である |
名称 | 条件 | 備考 |
モラル国際組織 | 国教が無神論者でない | |
---|---|---|
反君主制会議 | いずれの同盟国も君主制でない | |
自由連盟 | 選挙制度がある | |
民主協定 | 選挙制度がある |
名称 | 条件 | 備考 |
共産主義国際組織 | ||
---|---|---|
社会主義会議 | ||
社会主義国際組織 | 専制政治でない |
名称 | 条件 | 備考 |
workingmens_association*5 | アイデンティティがイデオロギー連合である | |
---|---|---|
ワーキングマン国際組織 | アイデンティティがイデオロギー連合である | |
国際委員会 | アイデンティティが以下のいずれか ・軍事条約 ・イデオロギー連合 | |
国際事務局 | アイデンティティが以下のいずれか ・軍事条約 ・イデオロギー連合 |
名称 | 条件 | 備考 |
無政府主義国際組織 | アイデンティティがイデオロギー連合である | |
---|---|---|
無政府主義議会 | アイデンティティが以下のいずれか ・軍事条約 ・イデオロギー連合 | |
無政府主義会議 | アイデンティティが以下のいずれか ・軍事条約 ・イデオロギー連合 | |
無政府主義者集会 | アイデンティティがイデオロギー連合である |
名称 | 条件 | 備考 |
共栄圏 | 日本である アイデンティティが以下のいずれか ・君主制帝国 ・軍事条約 ・イデオロギー連合 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() ・ ![]() 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() 支配者が以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | 元ネタは大東亜共栄圏。なぜか君主制ではこの名前にならない |
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大陸制度 | フランスである アイデンティティが以下のいずれか ・君主制帝国 ・軍事条約 ・貿易同盟 支配者がボナパルティストである イギリスとライバル関係にある | ナポレオン1世による対英経済政策のこと |
ローンスター同盟 | テキサスである | |
パン・アフリカ連合 | 首都がアフリカにある | |
パリ条約 | 自国または同盟国がイル=ド=フランス州を領有している | |
海峡条約 | 自国または同盟国が東トラキア州を領有している | 元ネタはモントルー条約(1936年、Hoi4トルコのNF) |
アマゾン協定 | 自国または同盟国が以下のいずれかの州を領有している ・パラー ・アマゾナス ・ガイアナ | |
ラテンブロック | 以下のいずれか ・フランスである ・イタリアである ・スペインである ・ポルトガルである ・ルーマニアである 以下のいずれかと同盟 ・フランス ・イタリア ・スペイン ・ポルトガル ・ルーマニア | |
海事連合 | 以下のいずれか ・ニューイングランドである ・ニューブランズウィックである ・ノバスコシアである ・ニュー・サウス・ウェールズである | |
ボリバル同盟 | アイデンティティが宗教召集でない 主要文化が以下のいずれか ・北アンデス ・南アンデス ・ペルー ・エクアドリアン ・ボリビアン ・ベネズエラン ・コロンビアン | |
中立主義会議 | アイデンティティがいかのいずれでもない ・宗教召集 ・君主制帝国 国家ランクが列強未満 いずれの同盟国も列強でない | |
聖ステファンの息子たち | ハンガリーである 以下のいずれか ・アイデンティティが宗教召集でない ・国教が無神論者でない | |
五月の太陽同盟 | 以下の国である、またはその国が形成した国家である ・アルゼンチン ・ウルグアイ | |
崇高な同盟 | トルコである 君主制である | |
自由主義国機構 | アイデンティティが以下のいずれか ・イデオロギー連合 ・軍事条約 選挙制度がある ライバル関係にある国の1つがファシストの独裁政権である | HoI4のmodであるTNOに登場する陣営「自由国家機構」(Organization of Free Nations) |
\common\poer_bloc_identities ※各アイデンティティの柱を定義 \common\poer_bloc_principles ※各原則を定義 \common\cohesion_levels ※結束力の段階と補正を定義 \common\defines\00_defines.txt > NPowerBlocs ※勢力ブロックの諸数値を定義 \common\script_values\01_power_bloc_values.txt ※勢力影響力や権限の進捗の獲得などを定義 \common\scripted_rules\00_scripted_rules.txt ※原則スロットの解放条件などを定義 \common\scripted_triggers\00_scripted_triggers.txt ※弱い勢力ブロックの条件を定義 \common\static_modifiers\00_code_static_modifiers.txt ※様々な静的補正値を定義
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