発売前情報まとめ

市場

商品

#4 商品

国内市場

#9 国内市場

ステート

#16 ステート

インフラ

#10 インフラストラクチャー

関税同盟

#37 市場の拡大

貿易と航路

前提
・すべての商品には単位当たりの基礎価格があり、需給によって±75%の価格にまで増減する。例えば木材 1つの基礎価格は20£であり、最大35£、最小5£まで変化する場合がある
・あらゆる国家はいずれかの市場に属する。例えばブラジルはブラジル市場(ブラジルのみで構成された市場)、イギリスはイギリス市場(カナダ、英領インドなども含む市場)に属する。市場の中で生産された商品は、同じく市場の中の需要の大きさによって価格が決まる。つまり、商品の価格はそれぞれの市場によってばらばらである。

貿易
・A国からB国に、木材を輸出するとする。
・A国の中で、あらゆる貿易路を絶ったと仮定したときの価格、つまり純粋な市場の中での需給で決まる価格を(A国の)貿易前価格とする。また、輸出したい数を減らして需給を再計算したときの価格を(A国の)貿易後価格とする。
・そして、A国の貿易前価格と貿易後価格の中間値を購入価格とする。
・同様にB国の中で、純粋な市場のなかの価格を(B国の)貿易前価格、輸入した後の価格を貿易後価格とし、B国の貿易前価格と貿易後価格を中間値を販売価格とする。
・販売価格 ー 購入価格 = 利益 であり、この利益が拡大する見込みがあるなら、貿易路のレベルが上昇して扱う商品の数量が増加する。
・A国の木材の貿易前価格が20£、貿易後価格が10£とすると、購入価格は15£となる。B国での販売価格が25£とすると、利益は10となる。レベルが上がって取り扱う数量が増加してもまだ利益が見込めるなら、この木材貿易は拡大する。

ここまでは単純な需給と利益の話。実際にはさらに関税が加わってくる。

関税
・関税は輸出側と輸入側の双方でかかる可能性がある。
・税率は商品の価格に依存するが、市場内価格ではなく商品の基礎価格への割合で関税額が決まる。それによって貿易に対する強烈な障壁を作ることができる。
・木材の輸入関税が25%の場合、実際の関税額は常に5£となる。上記の例の場合、もとの利益は10£なので、関税によって利益が半減することになる。
・貿易がさらに拡大した場合、輸出国内の商品が減って輸入国内の商品が増えるため、購入価格と販売価格の差が小さくなる。すると利益も小さくなり、貿易路のレベルは頭打ちになる。収益性が悪化すると貿易は縮小していくが、その間国家としてはこの貿易から関税による大きな収入をあげられる。
・国家の関税率は、主に「貿易政策」の法律によって決定される。例えば「保護主義」法は、輸出入のどちらにも20%の関税がかかる。
・さらに個別の商品ごとに、輸出あるいは輸入関税を撤廃することもできる

#38 貿易路と関税

#39 航路

#54 貿易の見直し


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