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コンスタンチンとコンスタンツァを!

フランス革命で謳われた自由と人権の理念は、まさしく世界史的価値を持つ理念でした。
長らく専制下にあったロシアの将校団の一部は、フランス革命期のパリに滞在し、自由と人権の息吹を知ることになります。
このフランス帰りのロシア人将校団は祖国に自由と人権の制度をもたらそうと、1825年の皇帝の代替わりの際に蜂起を敢行します。
「コンスタンチンとコンスタンツァを!」というのがこの蜂起の合言葉でした。
コンスタンチンとは継承権を放棄したリベラルなロマノフ家の皇族のことを指し、コンスタンツァとはロシア語で憲法のことを意味します。
これが世にいうデカブリストの乱です。この反乱の史実における顛末はここでは記しません。
しかし、このデカブリストたちの行動がロシアに立憲主義をもたらしていたら、ロシア史は、そして世界史はどのように変化したでしょうか?

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