北の列強ロシア...なのだが、AI任せでは日本や清に入ったプレイヤーから「認識の強要」の宣戦事由によるサンドバッグ扱いされる可哀想な国。
しかし初期領土内に大量の木材・石炭・鉄・石油を抱え、足りない資源もゴム以外は中央アジアに転がっている。
もちろん人口にも恵まれておりポテンシャルは列強でも随一。
法律や研究面でかなりの遅れを取っておりスロースターターだが、干渉主義や比例課税といった重要法案を通した時のパワーアップぶりが魅力。
いうなれば承認だけはもらってる非承認大国。
評議会共和制となることで史実通りソビエト連邦に変化する。
ロマノフ朝の専制を守り抜くか、改革を進め立憲帝政ロシアを目指すか、はたまた全ての権力をソビエトに集めるか。
専制政治で君主制のデフォルトではロシア帝国の帝国旗、選挙を採用すると1858年制定の黒黄白の三色旗、評議会共和制でソビエトの国旗となる。
9世紀にルーシ一帯を支配していたキエフ大公国が分裂して誕生したルーシの諸公国のうち、1263年にできたモスクワ公国が現在のロシアの前身である。
イヴァン4世の時代にはツァーリとして戴冠しモンゴル諸国を征服、ピョートル1世の時代にはサンクトペテルブルクが建設され、工業化が進みだし近代化に走る。
アレクサンドル1世の時代には自由主義的な改革を行うが、貴族の反対とナポレオン戦争で頓挫、反動的な政策に戻ってしまう。
そして1825年にはニコライ1世が即位、VIC3のキャンペーンの時代に入る。
史実では不凍港を求めて南下政策を進めイギリスと対立するが最終的には頓挫し、対英協調政策に移行。
第一次世界大戦では協商国として参戦するも、ドイツへの敗北と革命によりソビエト連邦が成立、ロシア帝国は終焉を迎える。
政治体制 | 国家元首 | 所属団体 | 正当性 | 相続人 |
帝政 | ニコライ・ロマノフ | 上流階級会合 | アレクサンドル・ロマノフ |
皇帝はニコライ1世。開始時のプロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム3世は義理の父であり、開始時のヴュルテンブルク王ヴィルヘルム1世は従兄弟である。
相続人はアレクサンドル2世。
列強で唯一の「世襲制の官僚」「農民徴兵」「伝統主義」「農奴制」であり植民地以外の公共施設は皆無。
病人扱いされているオスマンよりは多少マシと言うレベルの遅れっぷりであり、列強はおろか欧州全体で見ても遅れていると言ってよい。
ただ初めから通っている「植民地再定住」は結構な利点だ。
なんと「旋盤」が終わっていない。もちろんこれは列強で唯一。
病人のオスマンよりはマシと言えるかもしれないが、オスマンが比較に出る時点でお察しである。
基本的に史実通り南下して港を求めることになる…というわけでもない。ロシアは大量の人口を有し、資源も使いきれないほど有するという立地だけは非常に恵まれた国である。
初期はひたすら内政を続け、資本家の影響力を上げ続ける。その資本家と元から少しいるインテリゲンチャによって地主を消し去るというのが大体の流れである。
この国の歴史は大貴族との戦いであり、あまりにも強すぎる貴族を弾圧したい。
まずゲーム開始時点からインテリを抑圧しているので解除し、逆に強化する。大抵は周縁団体にいるので強化されて政府に参加させられるようになるまで少し時間がかかる。
ある程度強化されたら、上流階級会合を怒らせないようにしながら後進国並みの法律を少しずつ改正しよう。
日本や清程ではないが、西欧に比べると人口大国であり建築セクターと不足資源を補充していればすぐに強国になる。貧民ばかりのため労働者も集まりやすい。
ロシアはゲーム開始時点で植民可能な割と珍しい国である。そのため植民先についてはしっかり考えたい。
ロシア国内で供給できない資源には硫黄と染料があり、これらは貿易か侵略で勝ち取る必要がある。
ゲーム最重要戦略資源の一つアヘンであるが、中央アジアで産出する。しかもここには列強がほぼ進出してこないため、切り取り放題。
たまに清が攻めてくることがあるがちゃんと近代化した軍隊があれば対応できるはずだ。
史実の国境も中央アジア全土を支配しており、実績の為にもRP的にも押さえておきたいところ。
意外にも列強の関心が向きにくく、アヘンが取れるしゆくゆくは石油も出る。
併合する場合傀儡化を挟んだとしてもそこそこ大きな悪名を負うことになるため、ある程度他地域での拡張を終えてから取り掛かりたい。
数は比較的少ないがしっかりした軍隊を持っているため、有利に進めるには散兵以上が望ましい。
東ローマ帝国滅亡以来、史実のロシア帝国における国是の一つが正教会の守護である。
ツァーリの称号はローマ帝国のカエサルに由来し、またロシアの国章双頭の鷲はローマ帝国の紋章が由来である。
ゲーム的には特に意味はないが、ツァーリならばやはりアナトリアを制圧し、東ローマ帝国の帝都コンスタンティノープルを手中に収めたい。
幸いオスマンは瀕死の病人であり、列強の介入さえ何とか出来るのであれば制圧は容易。
バルカン半島は文化もヨーロッパの遺産を有しており併合が速い。
コンスタンティノープルには宗教派閥の魅力を増やすアヤソフィアが存在しており、モスクワの聖ワシリイ大聖堂と合わせると中々の存在感を誇示するようになる。
ここをとるのであれば完全分離法は諦めて正教徒と心中するぐらいの気持ちでいた方がいい。
宗教学校を獲得してスンニ派を改宗させてもいいだろう。
実績名 | 達成条件 |
グレート・ゲーム | 中央アジア戦略地域の全州を所有 |
カザフ・ヒバ・ブハラ・コカンドの4国の征服および清からイリ・ジュンガリア・キルギスタン・天山を奪う必要がある。
カザフは適当に植民、小国3つは傀儡→併合が楽。外交プレイは確実に引き下がるので州の征服で要求を出すと1州しか取れず面倒になる。
清はアヘン戦争中に切り取ったり欧州と同盟して叩くのが楽か。そうでなくとも散兵の運用が出来るようになれば容易に倒せる。北京に上陸作戦を仕掛けるのも有効だ。
こちらが欧州と同盟できている場合は引き下がるパターンも少なくないので国境線の領土から征服要求を出すようにしておこう。
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