本ページの内容は、ver1.6.2で確認されたものです。
施設は商品を消費して別の商品を生産したり、国家に補正を与えたりするシステムである。
ほとんどの施設は建設するだけでは意味がなく、POPが就労することで機能する。
施設は従業員に給料を与え、それがPOPの主な収入源となる。
本ページには、施設の一覧と基本的なシステムについて記載している。
施設で働くPOPについては各種データ/職業、生産・消費する商品については各種データ/商品と資源、実際の運用については各国戦略/建設を参照。
施設のレベルは州に建っているその施設の数、稼働率はその施設の雇用枠の満たされている割合を指す。
基本的には施設のPOP雇用数はレベルに比例し、商品の生産・消費量はレベル×稼働率に比例する。
このセクションの内容は、ver1.7.3で確認されたものです。
取引所を除く施設はそのレベルに応じた規模の経済のボーナスを受ける。
規模の経済は施設の生産量(throughput)に補正を与え、その大きさは施設のレベルによって+([民間保有のレベル]+[国営のレベル/2]-1)%となる。ただし、従業員が満員でない場合はその雇用比率に応じて減少する。
ここで言う生産量(throughput)補正は、施設が出力する商品量のみを増加させるのではなく消費する商品量も増加させる。
すなわち、商品1ユニット当たりの生産コストは変わらないが、施設1つあたり・従業員1人あたりの生産性は向上する。
規模の経済の最大値は研究した技術によって増加し、最大で+50%となる。
種類 | 名称 | 増加量 |
初期値 | 20% | |
技術 | ![]() | +10% |
![]() | +20% |
労働力の節約に加えて、建設数の節約に繋がるため、非常に寄与が大きい。
最大50%のボーナスを得る前提なら、共に2/3に圧縮できることを意味する。
全ての施設は選択された方式に基づいてPOPの雇用や商品の生産・消費を行う。
方式は以下の5つに分類される
このセクションの内容は、ver1.7.3で確認されたものです。
所有権は施設の利益配当を誰が受け取るかを決定する。
施設は政府、その施設の就労POP、所有権施設(マナーハウス・金融街)POPのいずれかによって所有される。所有権はレベルごとに決まるので、同じ州の同じ施設でも複数の所有者によって所有される場合がある。
民間建設が行われるとその施設はPOPの所有となる。所有は既存の所有権施設が優先される。
労働者所有の経済でも民間建設は行われるが、自身の施設の拡張しか行わない。
政府が建設した施設は国有となる。
国有の施設は所有する政府が配当を受け取れるが、規模の経済に-50%の補正がかかりさらに行政力も要求される。
国有施設はPOPに売却することができ、貴族や資本家が投資プールを消費して購入する。法律によっては建設直後に施設が売却される。
施設の出した毎週の利益は、まず一部が施設の手元資金に入金され、残りが利益配当となる。利益配当はPOPの持ち株の比率に応じて支払われる。
手元資金が不十分など、施設損失が発生している場合は、配当株による損失として支出に計上される。
手元資金から溢れた分はその全額が配当となる。
利益配当の分配は持ち株のあるマナーハウス・金融街とそれ以外の場合で異なる。
経済システムに基づいて、POPは得た利益配当の一部を投資プールに寄付する。税金の配当税はこの寄付後に残った分にかかる。
民間建設は商品の収益率に応じて建造される施設が決定されるが、以下の割合で補正がかかる。
例えば伝統主義では金融街の建設に全般的に減少補正がかかるため、相対的にマナーハウスによる建設がされやすくなる。
このセクションの内容は、ver1.7.3で確認されたものです。
まず最初に投資プールで民営化可能な施設がある場合は、50%の可能性で既存施設の民営化か新規施設の建設かが選ばれる。
新規施設が選ばれた場合、投資プールの拠出額のうちマナーハウス由来・金融街由来のそれぞれの割合により、どの所有権施設で建造されるかが決定する。ただし最小25%、最大75%のキャップがあり、金融街が一つもない国でも25%の確率で金融街所有の施設は建造される。
例えばマナーハウスからの拠出が40%、金融街からの拠出が60%の場合は、そのままマナーハウスで建設される可能性が40%、金融街でが60%となる。
そこから以下の数値を乗じたものが施設が建設される基礎スコアとなり、これに商品価格や施設の収益性などの補正値を乗じた数値の重みによって、自律投資で建設される施設カテゴリが選択される。
選ばれたカテゴリ内からさらに収益性などにより、何が建設されるかが最終的に決定する。
施設グループ | ![]() | ![]() |
---|---|---|
製造業 | 0 | 基本値:1![]() ![]() ![]() |
農業 | 基本値:1 以下のいずれか:×2 ・ ![]() ・ ![]() | 基本値:0.5![]() |
牧場 | 基本値:1 以下のいずれか:×2 ・ ![]() ・ ![]() | 基本値:0.5![]() ![]() |
農園 | 基本値:1 以下のいずれか:×2 ・ ![]() ・ ![]() | 基本値:0.75![]() ![]() |
芸術施設 | 0.5 | 基本値:0.5![]() |
採掘場 | 0.1 | 基本値:1![]() ![]() ![]() |
林業 | 0.25 | 基本値:1![]() |
ゴム農園 | 0.25 | 基本値:1![]() |
捕鯨 | 0.25 | 基本値:1![]() |
漁業 | 0.25 | 基本値:1![]() |
油抽出 | - | 基本値:1![]() ![]() ![]() |
電力プラント | 0.05 | 基本値:1![]() ![]() ![]() |
インフラ | 0.05 | 基本値:1![]() ![]() ![]() |
このセクションの内容は、ver1.7.3で確認されたものです。
既存施設の民営化および新規建設両方において、所有権施設がどの州に建設されるかは以下の重みで決定される。
基礎値 | +1 |
---|---|
州の人口 | 1万人ごとに+1 |
州のGDP | 100000ごとに+1 |
対象施設の所有権の一部を既に持っている州 | ×2 |
首都州 | ×2 |
対象施設が所在する州 | ×4 |
国の主要文化の母国ではない州 | ×0.5 |
対象施設が所在する州よりGDPが低い州 | ×0.25 |
労働者不足の州 | ×0.1 |
インフラ不足の州 | ×0.1 |
編入されていない州 | ×0.01 |
ほとんどの施設は建設力を使って、政府または民間によって建設される。
建設力は基礎値として10与えられているが、それ以上は建設局を建てる必要がある。
建設時に施設に投入される建設力は州の建設効率による補正を受ける。ただし、5%を最低値とする。
種類 | 名称 | 補正値 |
企業 | 対象施設ボーナス | +25%~+35% |
汎用![]() | +5% | |
![]() | +5% | |
布告 | ![]() | +10% |
利益団体 | フランスの![]() ![]() | +10% |
![]() ![]() | -10% | |
施設 | ![]() | +0.2%~+1%/レベル |
州特性 | -10%~-30% | |
![]() | -1%×[荒廃] | |
![]() | 25%~49% | -33% |
50%~74% | -50% | |
75%~ | -75% |
1つの施設の週ごとの最大建設進捗には上限があり、技術の進歩などによって上昇していく。最大建設進捗を超過した分の建設力は、建設キューの次の施設の進捗になる。
種類 | 名称 | 補正値 |
基本値 | 10 | |
技術 | ![]() | +10 |
![]() | +5 | |
![]() | +5 | |
![]() | +5 | |
![]() | +5 | |
企業 | ![]() | +10 |
建設局が1以上ある場合、経済システム法に基づいて建設力の一部が民間の建設に利用される。民間の建設に使用された建設力の分の原材料費は投資プールから支払われる。
建設コストは施設ごとに異なる。
コスト | 施設 |
100 | 軍事施設![]() |
200 | 農業・農園![]() ![]() ![]() ![]() |
400 | 採掘場![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
600 | 軽工業![]() |
800 | 造船所以外の重工業![]() ![]() |
2500 | 記念碑![]() |
5000 | 運河 |
施設はいずれかの施設グループに属する。布告の効果や民間の建設などはこの施設グループに基づいて発生する。
施設グループには親子関係が設定されている場合がある。子は親の全ての特性を引き継ぎ、引き継いだ特性を上書きできる。
以下は施設グループの特性と親子関係のリスト。
州画面における施設の種類は4つに分かれている。
都市カテゴリの施設が含まれる。
市街地は、州の全施設の都市化の合計を以下の値で割った商だけ自動的に建設される。
種類 | 名称 | 市街地1つに必要な都市化 |
基本値 | 100 | |
技術 | ![]() | -10% |
![]() | -15% | |
![]() | -25% |
取引所は、貿易ルートに応じてランダムな州に自動的に建設される。
造船所・軍用造船所は沿岸州にのみ建設可能。
地方カテゴリの内、採掘場・林業・ゴム農園・捕鯨・漁業・油抽出が含まれる。
建設可能数が州の資源の量によって制限される。
採金地・ゴム農園・油抽出は、イベントによって資源が発見される。
採金地はイベントによって資源が枯渇する。
採金地は自動で建設される。
地方カテゴリの内、農業・牧場・農園が含まれる。
施設レベルの合計値が、州の耕作地数を超えることはできない。
耕作地数とレベル合計の差だけ、自給農業施設が自動的に建設される。
建設可能な施設の種類は州ごとに異なる。
また州の(使用・未使用を問わず)耕作地数に応じて汚染の影響が軽減される。
開発カテゴリの施設が含まれる。
兵舎の最大値は陸軍モデル法、徴兵事務所は州人口×徴兵率によって決まる。
海軍基地・港は沿岸州にのみ建設可能で、最大値は軍事技術で規定される。
建設セクターの最大値は社会技術で規定される。
各種データ/施設/施設一覧を参照。
ゲーム中でそれぞれ1つしか存在しえない特殊な建造物。民間の建設で建てられることはなく、政府が建設する必要がある。
任意で方式を変更することができない。
建設コストは全て2500。
施設 | 州 | 効果 | 雇用 | 備考 | |
![]() | アンコールワット | カンボジア | ![]() 威信+25 | ![]() | 分割州でシャムに存在 |
---|---|---|---|---|---|
![]() | 紫禁城 | 北京 | 国家元首に由来する![]() ![]() 威信+25 | ![]() ![]() | |
![]() | アヤソフィア | 東トラキア | ![]() 威信+25 | ![]() | |
![]() | セント・バジル大聖堂 | モスクワ | ![]() 威信+25 | ![]() | |
![]() | タージマハル | ラージプーターナー | 威信+25 | ![]() | 分割州でジャイプルに存在 |
![]() | バチカン市国 | ラツィオ | ![]() ![]() ![]() | ![]() | ![]() |
威信+25 | - | ![]() | |||
![]() | ホワイトハウス | コロンビア特別区 | 州の行政府処理量+20% | ![]() |
施設 | 州 | 解禁技術 | 効果 | 雇用 | 備考 | |
![]() | エッフェル塔 | イル=ド=フランス | ![]() | 威信+100 | ![]() | |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() | ビッグベン | ホームカウンティー | - | 州の施設処理量+1% 威信+50 | ![]() | |
![]() | 泥のモスク | 東マリ | - | 州の![]() ![]() | ![]() | |
![]() | 自由の女神 | ニューヨーク | ![]() | 威信+75 国の ![]() | ![]() | |
![]() | コルコバードのキリスト像 | リオデジャネイロ | ![]() | ![]() 威信+50 | ![]() | ![]() |
勢力ブロックに加入することで建設が可能になる。州に1つしか建てることができない。
方式はその勢力ブロックのアイデンティティによって変わる。
施設 | アイデンティティ | 効果 | 雇用 | 備考 | |
![]() | 勢力ブロックの像 | ![]() | 州の![]() 威信+3 | ![]() | |
---|---|---|---|---|---|
![]() | 州のPOP政治力+25%![]() 威信+3 | ![]() | |||
![]() | 州の徴兵可能な大隊+25% 威信+3 | ![]() | |||
![]() | 州の人口由来のインフラ+10% 州の生活水準の上昇による ![]() 威信+3 | ![]() | |||
![]() | 州の![]() 州の ![]() 威信+3 | ![]() |
\common\building_groups ※施設のグループごとの特性(インフラ使用数や都市化数)を定義 \common\buildings ※施設の建設条件を定義 \common\production_method_groups ※施設の用いる製法を定義 \common\production_methods ※製法の中身を定義
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照