各国戦略

概要

スウェーデンやチリと並ぶ「ゲームを学習する」キャンペーンの公式おすすめ国家の一つ。
ゲーム開始時点で初期の研究と施設建設が終わっており、他の大国~非主要国と比べると内政面で数年先を行っているのが特徴。
しかし領土はわずか2州、人口も少なくは無いが多いとも言えない。初期のアドバンテージを活かして他国の一歩二歩先を行き続けられるかが重要だ。

ゲーム内のフレーバーテキスト

ベルギーでは産業革命が全盛期を迎えつつある。この国がオランダの圧政という軛から解き放たれたのはわずか6年前のことであるというのに、ヨーロッパ大陸初となる鉄道の建設など、既に前宗主国を凌駕するほどの発展を遂げている。彼らの行く末にはどのような未来が待ち構えているのだろう?

初期状況

基礎データ

ランク政府陸軍海軍GDP人口識字率生活水準国教主要文化
18(非主要国)君主制10+6803.38M3.98M43.5%貧困(11.2)カトリックフランドル、ワロン

政府

※正当性は多少ブレる

政治体制国家元首所属団体正当性相続人
立憲君主制レオポルド オブ・ザクセン・コーブルク・ゴータ知識人76%レオポルド オブ・ザクセン・コーブルク・ゴータ

元首及び相続人が同姓同名だが、元首は史実の1世、相続人は史実の2世。
相続人は小ブルジョワ所属で、君主が2代続けて地主でないのはありがたい。
改革知識人君主の元、リベラル政策を推し進めベルギーを成長させよう。

利益団体

※影響力は多少ブレる

利益団体名影響力代表名代表イデオロギー備考
地主10.7%ランダム
武装勢力7.5%ランダム
カトリック党10.6%バルテルミー デ・テイオ・デ・メイラント穏健派
農村民11.0%ランダム
知識人11.6%ランダム
小ブルジョワ28.0%ヒッポリテ メトデペニンゲン穏健派
実業家17.7%ランダム
労働組合2.5%ランダム周縁団体

初期の所属党や政府に居る利益団体のブレが強いが、農村民以外は高確率で何らかの党に入ることを希望している。

選挙による正当性は投票率に左右されやすい上にイデオロギーによる正当性マイナス補正もあるため、法改正したい法を支持する党だけを与党にするのが基本。

法律・公共施設

権力構造経済人権
君主制干渉主義集会の権利
富裕者投票重商主義労働基本権の無保障
人種隔離人頭課税児童労働許可
良心の自由入植法的被後見
選挙制の官僚植民地なし社会保障なし
職業軍人警察なし移住規制なし
治安維持なし宗教学校奴隷禁止
 医療制度なし 

 

制度投資レベル
教育2

そこそこ先進的な法律を持つ。「移住規制なし」が初期で通っているため移民も増えやすい。
しかし肝心の植民地関連が「植民地なし」のため早急に変更を行いたい。

州名初期インフラ(使用量/上限)建設済の施設(施設名+初期レベル)建設可能な資源・農業施設総人口州補正(補正名称(補正内容))
フランドル(首都)45/112交易センター27,織物工場4,行政府3,家具工場3,大学2,食品産業2,武器産業1,製紙工場1,兵舎5,港3,鉄道1,建設セクター1伐採所23,漁港5,小麦畑115,家畜牧場1142.43Mなし
ワロニア51/64化学プラント3,製鋼工場3,飾り細工工房2,行政府1,兵舎5,鉄道1,建設セクター1石炭鉱山70,鉄鉱山53,鉛鉱山26,硫黄鉱山26,伐採所15,小麦畑78,家畜牧場711.64Mボリナージュ炭田(石炭鉱山施設生産量+10.0%)

ワロニアはルクセンブルクとの分割州。

産業革命中ということで初期の施設は非常に発展しており鉄道も走っているためインフラも高い。
ワロニアは鉱山資源がすべて産出し、更に州補正付きという世界で唯一の州である。産出数も多く、中でも石炭鉱山は高上限+州補正の出力上昇で高出力な採掘所になってくれる。

しかし如何せん2州しかないのは厳しく、初期領のみで発展を続けることは難しい。
しかもよりによってオランダとフランスが請求権を持っている。オランダはこちらが格上なのでそこまで問題ないが、フランスは簡単に道路にされかねない。イギリスとの協力は必須だ。

研究

英仏普米と同等、世界最高クラスの研究状態を持つ。具体的には鉄道や幕僚(散兵)あたりまで完了している。識字率も45.0%(世界7位)と高い。
大国以下で同等の研究レベルの国家は存在しないため、ベルギーの大きな強みであると言える。

市場

致命的な不足はないが必需品が少し不足気味。
鉄・木材に不足は無いが工具がやや高騰してるので建て増ししておきたいところ。
逆に化学プラントの肥料はあまり気味、爆発物も使い道が無い状態なので需要喚起のためにも「ニトログリセリン」の研究を早めに終わらせたい。
また染料・発動機は生産施設が無く輸入に頼っている。発動機はともかく染料や絹は本土には無いため、植民などで補えるとベター。
とはいえ貿易システムの進化で取引所を建てると絹や染料は輸入しやすくなった。

外交

イギリスとは親愛かつ貿易協定を締結済み。独立した経緯があるためオランダとは不信状態。
さらに英仏の列強たちから独立保証があるという絶好の状況でスタートする。

軍備

陸軍モデルは国有軍。陸軍が24大隊、海軍は1隻のみ。徴兵部隊は16部隊組成できる。
道路国家の宿命で軍隊はそこそこ維持して列強と関係を保ちたい。
ただし武器産業はわずか1件で、散兵解放済みだが弾薬工場が無い。初期に建て増しは難しいので徴兵時は貿易で補助金を出して軍需品の輸入を忘れずに。

基本方針

ベルギーを一言で説明するなら「国力が低めの先進国」という国家である。内政の進み具合は世界トップクラスなのだが、如何せん領土が狭く国力の伸びしろに欠けている。
日本や清のような前時代的な環境から始まるが内政が回り出すとバンバン伸びる国家とは真逆の性質を持っていると言っていいだろう。

人口が少ない事、技術が進んでる事から自国で物を作って売る製造業より各国から投資権を確保し、金融国家となるのが一番だろう。
特に初期からあるジョン・コケリル有限会社は非常に強力で、AIが作りにくい工具の高級品を出し世界市場で独占しやすい。
また製鉄所に発動機、産業権で鉄鉱山まで持っているので世界ナンバーワン企業は簡単だろう。
オランダを飲み込みネーデルランド連合になった場合はフィリップスまで使える。
チャペル無線という無線の高級品を出し、フォードやFIATが高級品を出さない世界線では世界中の金持ちが狂ったように買ってくれるのでGDP上昇のエンジンになってくれる。
世界中で儲かる投資案件に投資して企業の施設数を育て、企業を育てよう。

しかしながら州が少なすぎて建設局がすぐ上限に達してしまう。
よってベルギーで列強を目指すなら他列強との関係性も踏まえつつ領土拡張を考えなければならない。

建設

初期の工業化は完了しており鉄道の敷設すらも終わっているため初動で特段急ぐものは無い。
強いてい言えば工具がやや高めなので工具工房を建てたり、発電機を輸入に頼っているため自動車産業を建て増ししておいた方が良いぐらいか。
他はやや高めの必需品関係に手を付けたり、鉛鉱山+ガラス工房を建てたり、植民地併合のための行政府乱立に備えて紙生産の準備をしたりしておきたい。

法律

まずは制限選挙を通そう。

この時期、序盤からフランス発の諸国民の春(民衆の春)がジャーナルで再現されており急進主義運動が勃興して西欧では革命祭りになりやすい。
ウィーン体制はあっさり崩壊してメッテルニヒは追放されるのが惑星vic3では日常なので巻き添えにされないためにも急進主義運動の要求を先に通しておきたい。
初心者がベルギーで始めて革命祭りになるのも諸国民の春のせいである。

全部フランスが悪いよフランスが。

制限選挙が通り選挙が来て知識人が政権入りしても正当性が50以上維持できるようになったら知識人政権で公共学校を通そう。
これで急進主義運動の要求は議会制と国家警備か保証された自由ぐらいなので「革命のこだま」が発動されても運動はそこまで盛り上がず済む。
それでも革命騒ぎになったら国家警備を審議すれば収まる。

その次にできる限り早めに植民地を制定したい。研究優遇のおかげで最速キニーネが可能なため植民地レースは極めて優位だからだ。
通った後は公共施設レベルを上げるのを忘れないように。

次いで専門的警察機構やレッセフェール、自由貿易や公共健康保険と通していくことになろう。
利益団体と相談して通す順番を考えたい。

なお言論の自由で集会の権利を検閲にすると政府が干渉できて便利そうに見えるが代わりに技術普及-10%というデバフが入る後進国向け法律でありベルギーの良さを潰すのでむしろ「言論の保護」で技術の普及+25%を目指そう。
英仏独から技術がバンバン伝播してくるのが小国でありながら技術先進国たるベルギーの強みだからだ。

研究

前述のように列強先進国と同じ研究が終わっている。
ベルギーは植民地が生命線なことを考えると、初手は「製薬」→「キニーネ」の最速キニーネルートが有力となる。さっさと終わらせて植民地レースのアドバンテージを取っていこう。
こちらもキニーネ研究後は公共施設レベルを上げるのを忘れないように。
キニーネの後はほぼ止まっているであろう化学プラントのために「ニトログリセリン」を研究して爆発物の需要を高めたい。

植民

法案の運も絡むがかなり早期から植民が可能だ。侵略戦争よりも安全に領地と労働力と資源を手に入れられる植民はベルギープレイの生命線と言っても過言ではない。
と言っても、西アフリカはフランスが、コンゴや南アフリカはイギリスが縄張りとしてるのかというくらい執着しており入り乱れた国境線と請求権で関係悪化しやすい。
セネガル地域は火薬庫で、イギリスと同盟を組んでいてもいきなり外交官追放されて同盟を切られた挙句翌月にフランスからワロンとフランドル返還戦争を迫られて滅亡という結末もある。
アフリカは州交換などで国境をきっちり整えて請求権を消したい。

大まかな方針としてはケニアやモザンピークなどザンジ方面から入りたい。小国で蓋をされているため英仏の出足は遅く独占しやすくて競合しないため争いの種になりにくい。

なおアフリカは北も南も欧州とは違う文化圏、異教徒であり全く受容されず仮に編入したとしても全員差別対象で賃金や資格取得に問題があり使い物にならない。
市民権を多文化主義にしても差別対象であるので純粋に植民地国家として運営していくことになるだろう。

植民地反乱が頻発するアフリカを抑えるメリットと英仏と領土紛争を抱えるデメリットをどう考えるかはプレイヤー次第だ。
投資権と貿易システムの進化で英仏から投資権を確保して開発しても資源は確保できる。

外交

フランス・プロイセンという列強2国と隣接し、イギリスとは仲良くしている。
植民地レースの敵にはなるであろうが、悪名を高めなければ直接相対することはまずないのでとりあえず関係改善しておけばいいだろう。
上記にもある通り自国はオランダ・フランスの請求権を持つ州であり、むしろイギリスは味方につけないとまずいと考えてよい。
フランスはジャーナルの「自然国境」でワロンとフランドルの請求権を獲得して道路にしてくるので関係が悪いときは準備をしたい。

ジャーナル:ロンドン会議

ベルギーとオランダの領土に関する会議。
英仏普墺露の投票により決定される。

ベルギーの要求を優先:ベルギーがルクセンブルクを獲得。ベルギーがオランダの負債を肩代わり。 
オランダの要求を優先:オランダがベルギー領ヘルレとフランドルの一部を獲得。ルクセンブルクがワロンの一部を獲得。オランダがベルギーの負債を肩代わり。
24点を支持:ベルギー領ヘルレがリンブルフという国家として独立。(オランダの同君連合)ルクセンブルクがワロンの一部を獲得。
ほかの分割案を優先:ルクセンブルクがワロンの一部を獲得。

なお断ると列強との関係が悪化してスタートする。仏独に道路にされる覚悟があるなら拒否しよう。

コメント欄

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 投資国家として小さく豊かな国がそのままの領土でいけそうなのはプレイ感独特になりそう -- 2024-07-14 (日) 19:08:10
  • 一昨日このゲームを買ってこのwikiに従って初めてベルギーをキャンペーン終了までプレイしました。ベルギーでこれくらいできたらベルギー卒業できる目安とかありますかね? -- 2024-08-16 (金) 20:39:50
    • 卒業とかそういうのはないので、消化不良ならベルギーやり直してもいいし、別の国で再スタートするのでもいい -- 2024-08-16 (金) 20:46:12
    • べつにいつでも好きな国で遊んだらいいよ(まじで) 同じ国をやってもよりよい方法が思いつくかもしれないし、ベルギーの経験が他に生きることもあるし、同じルールでも国が違うと全然展開が違う事もある。 -- 2024-08-16 (金) 20:46:12
    • ご意見ありがとうございます、別の国でやってみようかなと思います -- 2024-08-17 (土) 00:21:21
  • 個人的に列強と仲良くしてオランダ食べつつ形成、同時にアフリカ植民地作って列強入り~くらいが一通りベルギーでやれることって感じがして良いかなと思った -- 2024-08-18 (日) 20:37:42
  • ネーデルラントを形成したら属国が「ベルギー領〇〇」から「オランダ領〇〇」に変わっちゃった… -- 2024-09-04 (水) 19:40:14
    • 誤訳っぽいな、気になるなら報告して直してもらうほうがいい -- 2024-09-04 (水) 23:32:19
  • 今のバージョンだと初手セネガルに植民してもフランスに先越されちゃう…?それとも何か方法あるのかな -- 2024-12-07 (土) 08:14:43
  • 久しぶりにやってみたら英仏普全部関係改善MAXまでやったのにロンドン会議でオランダ側提案に賛成しやがって派手に領土持ってかれたんだよなぁ -- 2025-02-25 (火) 08:24:30
  • ロンドン会議で列強各国がオランダを優先すると関係-20されるから、始めから会議を突っぱねた方が良いこともある。 -- 2025-03-14 (金) 00:26:34
  • ネーデルラント形成を目指すなら、オランダを保護国化→自治権縮小→国家形成が最短で蘭印の分お得。問題はオランダをどう大国から落とすか。 -- 2025-03-14 (金) 00:38:45
    • イギリスとの関係が開幕から守護親愛なおかげで政府体系を合わせると初手で恩義付き同盟が可能。最初から移住規制なしなのとブルジョアや地主の市場自由主義者の扇動者が湧いて出てくる関係上、実業家を強化して政府に入れて通したい法律が無いので実業家は無視で良い。なので何もしないと急進派が湧いて出てきて内戦になるが、急進派は強化する選択肢を取り続けてさっさと保障された自由と制限選挙を通すと収まるし労組が強化されやすい環境になる。そうすると1870年にはフェミニズムの研究が終わっていれば労組が政権入りして政治リーダーが人道主義者や啓蒙君主の出現が高くなり多文化主義が通しやすくなる。アフリカ植民は英仏との関係が悪化しやすい割に利益が少ないので南アフリカで定番の金山掘り以外はガイアナの英仏交換用に植民するくらいでよい。港が足らないのでネーデルランド形成を目指すとイギリスと同盟を組んでいればフランスやプロイセンの態度が警戒になりやすいのでフランスとの関係を維持するならアフリカ植民は非推奨である。というのもネーデルランド形成はオランダが防衛条約や独立保障をしている国に奴隷禁止で粉をかけて英仏を召喚し、オランダが釣れたとこで両国に戦争賠償金とオランダの州1州請求を2回繰り返しすと戦争賠償金のせいで大国に落ちて保護国化が可能になるのでその後に傀儡に落として国家形成すると東インドが丸ごと手に入るのでゴムや砂糖やコーヒー問題は解決する。なので英仏と利害対立が起きやすく態度が悪化しやすいアフリカ植民は旨みが少ない。南アフリカとガイアナで金山掘りしてるだけで軍事は一切手を付けず同盟国のイギリスに外注するだけで列強3位になるので英仏との関係は重要である。拡張先としては1840年までにペルシアをイギリス呼んで保護国化してアヘンや将来の原油傀儡国GET。南米も開幕はベネズエラが保護国化候補。米仏が触手を伸ばしやすいので序盤にイギリス使って保護国化したい。直接統治するなら多文化制定出来る1870年代にはブラジルも候補。列強の関心が外れてたりライバル指定されてたりするケースが多いので侵略しても英仏との関係が悪化しない所を狙いたい。南アフリカとガイアナの金山で財政は余裕があるので軍拡して自国だけでブラジル征服は可能。資源はあるが人口がいない南米を多文化主義で移民をバンバン呼び込んで発展させるのも一興。とにかく列強とは対立せずに守護や温厚を維持して貿易協定を結んで物資を売りつける方がGDPは伸びる。 -- 2025-04-07 (月) 16:36:16
  • 他国の植民ルートを潰すような植民ってどういうことだろ・・・まずは沿岸部の州を埋めれば良いって書いてるからとりあえず複数同時に入植すれば良いのかと思ったけど、そうすると逆に介入されるって書いてるしよくわからん -- 2025-04-29 (火) 23:06:58
  • 工具/製鉄所/発動機のジョンコケリルと、鉄鉱山/伐採所/ゴムのコンゴ社が使えて、技術は最先端かつ石炭鉄硫黄鉛全部持ちという、経済ポテンシャルだけは最強の国。 -- 2025-08-03 (日) 20:02:41
    • なお人口と州数。開始数年で建設局のスロット使い切ってしまうのはやばすぎる、この制限さえなければ金融最強国家になれたかもしれないのに。 -- 2025-08-03 (日) 20:24:49
    • 久しぶりにやったらワロンの人口即枯渇&服や穀物高騰と簡単すぎて逆に初心者向けにならなそうな動きの早さだったびっくり -- 2025-08-03 (日) 23:03:44
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