フランスとプロイセンに挟まれ、海の向こうにイギリスという列強に囲まれた場所に位置する中堅国家。
ルクセンブルクと東インドを属国として持つが、ルクセンブルクとは接続が無く孤立しているため市場アクセスがゼロの状態で開始する。
初期状態こそ中堅国家と呼ぶには物足りないが、ポテンシャルは十分ある。
オランダは6年前にベルギーを失っている。依然経済は安定しているものの、近隣諸国に比べると工業化のスピードはやや鈍くなっている。19世紀の世界を動かす原動力としてオランダが頭角を現す日はくるのだろうか?
初期でのランクは大国だが、陸も海も軍隊が弱く正直強さを感じられる要素がない。
だが有難いことにオランダ領東インドとしてインドネシアに植民地がある上、初期から植民地搾取が通っているので外に向けて拡張していくのが良いだろう。
ランク | 政府 | 陸軍 | 海軍 | GDP | 人口 | 識字率 | 生活水準 | 国教 | 主要文化 |
8(大国) | 君主制 | 20+0 | 34 | 2.10M | 2.91M | 46.1% | 貧困(11.1) | プロテスタント | オランダ |
政治体制 | 国家元首 | 所属団体 | 正当性 | 相続人 |
立憲君主制 | ウィレム フォン・オラニエ・ナッサウ | 小ブルジョワ | 95% | ウィレム フォン・オラニエ・ナッサウ |
初期国王は小ブルジョワ、相続人はインテリとどちらも地主でないのがありがたい。
ウィレム王は64歳と高齢で、早めに死亡することも多い。
権力構造 | 経済 | 人権 |
君主制 | 干渉主義 | 集会の権利 |
制限選挙 | 重商主義 | 労働基本権の無保障 |
国民至上 | 人頭課税 | 児童労働許可 |
良心の自由 | 入植 | 法的被後見 |
選挙制の官僚 | 植民地搾取 | 社会保障なし |
職業軍人 | 専門的な警察機構 | 移住規制なし |
治安維持なし | 公共学校 | 奴隷禁止 |
医療制度なし |
制度 | 投資レベル |
植民地関係 | 1 |
教育 | 2 |
法執行機関 | 1 |
初期から制限選挙・植民地搾取・公共学校が制定済み。植民地を必要としている関係上非常にありがたい。
州名 | ![]() (使用/上限) | 施設 | 耕作地 | 人口 | 母国文化 | 州補正 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
産業 | 開発 | 資源 (使用/上限) | 農業 | ||||||
ホランド (首都) | 51/99 | 取引所42 織物工場4 武器工場3 軍用造船所2 食品産業2 造船所2 | 海軍基地28 港5 兵舎5 行政府3 大学2 建設局2 | 漁港2/12 伐採所0/4 | ライ麦畑3 家畜牧場3 | 30 | 1.23M | オランダ | ライン川(市場アクセスの価格への影響+5%、インフラ+20) 天然港(海軍基地最大レベル+10、港最大レベル+2、造船所・軍用造船所施設生産量+10%) |
ヘルレ | 15/49 | 家具工場2 | 兵舎10 行政府2 | 石炭鉱山0/40 伐採所1/9 | ライ麦畑4 家畜牧場2 | 40 | 892K | オランダ | ライン川(市場アクセスの価格への影響+5%、インフラ+20) |
フリースラント | 18/40 | 取引所5 製紙工場5 ガラス工房1 | 海軍基地6 兵舎5 港3 行政府1 | 漁港3/15 捕鯨基地0/5 伐採所0/0 | ライ麦畑0 家畜牧場0 | 30 | 674K | オランダ | |
ガイアナ (未編入) | 1/3 | 港1 | 伐採所0/7 漁港0/2 | 砂糖農園1 コーヒー農園0 バナナ農園0 家畜牧場0 稲田0 | 11 | 56.4K | アマゾン アフリカ系カリブ アフリカ系アンティル | アマゾンの熱帯雨林(州建設効率-30%、インフラ-30%、硬材生産+25%) | |
ガーナ (未編入) | 0/5 | 港1 | 伐採所0/0 漁港0/0 | キビ農場0 コーヒー農園0 タバコ農園0 バナナ農園0 家畜牧場0 染料農園0 砂糖農園0 綿花農園0 | 2 | 49.7K | アカン エウェ モシ | マラリア(非母国州の植民地成長速度-90%、非母国州の死亡率+15%) |
高級衣類やそれに使う絹が不足しているが、それ以上に致命的なのが鉱物資源や木材、そして工具。
石炭はヘルレにあるが他の鉱物資源は自治領のオランダ領東インドに開発してもらうか、輸入するしかない。
製鉄所と工具工場を初手で建設し、開発されるのを待とう。
ジャーナル名 | 発生条件 | 達成条件 | 達成後 | 備考 |
土地の再生 | ディシジョン「低地の干拓」 | フリースラント州・ホランド州の耕作地が20増加 | 補正「土地の干拓」(行政力-200)を除去 補正「土地の埋め立て者」(威信+50)を10年追加 | 毎年20%の確率でイベント「土地の再生」が発生して耕作地が2増える 技術「コンクリート造船所」研究後は増加量が4になる |
ディシジョン名 | 条件 | 効果 | 備考 |
低地の干拓 | 水管ボイラーを研究 行政力が+200以上 | 行政力が-200 ジャーナル「土地の再生」が開始 | |
東インド諸島の政権を拡張 | 2年間、東インド諸島の政権が拡張されていない 少なくともいずれか -インドネシア戦略地域のいずれかの州はオランダ領である -インドネシア戦略地域にあるオランダ属国がある(オランダ領東インドの属国ではない) | 該当の州または属国はオランダ領東インドのものとなる |
企業名 | 設立条件 | 企業補正対象条件 | 繁栄ボーナス |
フィリップス | ホランドまたはヘルレの電気産業はレベル10以上 技術「発電」研究完了 | 電気産業 | 革新+5%、最大革新投資+15 |
オランダ石油協会 | 主要文化がオランダである インドネシアの任意の併合済州で、石油リグのレベル5以上 「ポンプジャック」研究完了 | 石油リグ | 植民地成長速度+10% |
フィリップスの最大革新投資+15は実質的に識字率を+10しているようなもの。電気産業なので繁栄度も容易に満たせるが、電気産業を建てられる時点でゲームは後半であり思ったより恩恵は得られない。
植民地の発展が国家の希望なのだが、公共投資までされておきながら人口が希薄なので発展速度が非常に遅い。アップデートにより多文化主義を早期に通すことが困難になっため、東インドからの移民を待つのは難しい。
しからば、やはり侵略と戦争で人口を確保する他にない。
自治領は傀儡国と異なりかなり自由な外交権があるため、下手にインドネシアなどの地域の拡張を手伝おうとすると戦争で東インドが敵になってしまうことがあるので注意が必要。
ベネルクス統一、インドネシア拡張を行いつつ最終的にはオランダ海上帝国を復興させるのが当面の目標としてよいかもしれない。
20年ほど前までの領地で今はイギリスが支配するケープ植民地やスリランカ(セイロン)を奪還するのは相当に遠い話ではある。
初期人口が少なく、初期法律都合上移民獲得にも乏しいオランダにとっては生命線とも言えるジャーナル。
農地が増えることは人口上限が増えることも意味するので、労働人口節約のための水管ボイラーの研究ついでにジャーナルを起動しよう。
ジャーナルを起動したら放置するだけである。
国家至上でも差別されないフランドル、ワロニア人がいるベルギーを引きつぶしたいところ。
どうせ大国が介入してくるので恩義を売りまくって世界大戦にするほかない。
世界大戦にしたら、後は介入させた列強国に任せよう。というよりほかに何もできない。
上手いことベルギーを併合できたらルクセンブルクも併合したい...が同君連合下位はそのままでは併合不可なので君主制を捨てるか外交プレイで傀儡にすることになる。独立させ征服でもよい。
東インドはオランダの自治領である。…自治領であるのに、こちらより遥かに軍隊が多い。豊かすぎるため、機を見て併合したい。
有名な出島だがゲーム開始時にはなく日本と貿易できない。
条約港を建ててしまえば孤立主義相手にも貿易が可能になるため、早期に日本へ条約港を建ててしまうのが良いだろう。日本市場は人口が多い上に世界から孤立しているため、条約港さえ建てられれば利益を独占できる。
なんならゲーム開始時に建てても良く、ゲーム的な攻略になるが北海道の請求権を破棄させれば優秀な植民先も確保できる。
問題点は貴重な関心を日本に設定することで欧州外交やアフリカ植民地レースに遅れる点、オランダ本国の陸海軍だけで戦うことになる点だろう。
かつての支配地域でイギリスに奪われた(譲渡した)南アフリカ。ケープ植民地はイギリスの傀儡国ではあるがトランスヴァールやオラニエは独立国として存在する。
莫大な量の石炭や金を始めとする鉱物資源、優秀で豊かな耕作地を持つ同地は文化的にオランダには有利な上に非常に貧弱な軍隊しか持たない。
文化を除けば通り道になるズールーも合わせて優秀な地域であるため、オランダの支配地域にしてしまうのが良いだろう。加えてボーア戦争に関するイベントはないため単に侵略による心象低下以外は無いのでイギリスともそこまで関係悪化にならないのが良い。
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