中東・アラブ世界の雄たる国家。
アルバニア人のエジプト提督であるムハンマド・アリーが権力闘争や幾多の戦争で自治権を広げ領土を拡大し実質的に王朝となった国家。
ゲームでは第一次エジプト・トルコ戦争後からスタートし停戦期間がついている。
オスマンの保護国から始まるため初期順位は低いが、国力・軍事力共に非承認国の中ではトップレベルである。
四年の停戦期間が明けるや否やオスマンと激しい戦争を繰り広げることになり、AIの挙動に振り回されることも多いが、一度軌道にのせてしまえばアラブ世界の大国として高い国力を発揮できる。
ムハンマド·アリー率いるエジプトは、最新技術の分野をのぞいてほぼすべての面でオスマン帝国からの独立を果たした。しかしながらシリアにおける昨今の戦果は、オスマン帝国宮廷からの猛反発を誘引する結果になるだろう。エジプトは迫りくる嵐をしのぎ切ることができるだろうか?
| 実績名 | 達成条件 |
| ムハンマド・アリーの野望 | エジプトとしてスタートし、アラビアを形成し、東トラキアを所有する |
|---|
概要でも少し触れたが、オスマンの保護国としてスタートする。要は従属国なのだが、Vic3の「保護国」は最も緩い形態の属国であり、収入の天引きなどはない。しかも市場管理権まで初期から与えられているためほとんど独立国と変わらないような状態から始まる。(もっとも、市場管理権はゲーム開始後すぐ剥奪されるが。)
懸念されるのは露土戦争に無理やり駆り出されることくらいだろうか。
| ランク | 種別 | ティア | 政治体制 | 陸軍 | 海軍 | GDP | 人口 | 生活水準 | 国教 | 主要文化 | ||
| 55(非承認地方国) | 非承認国家 | 王国 | ヘディーヴ国 | 57 | 98 | 19 | 8.92M | 13.3% | 苦境(8.0) | スンナ派 | ミスル |
国家ランクがやけに低いが、これは保護国扱いの所為である。独立すれば非承認大国にはなれるし、オスマンを張り倒して承認されてしまえばそのまま列強になることすら可能。
人口はハンガリーよりやや少ない程度。人口希薄というほどではないがアラブ系popは総数が少なく、なかなか移民を吸えないため早期に人口が足りなくなってくる。投資先の確保はなるべく気にかけたほうが良いだろう。
支配者はかの有名なムハンマド・アリー。エジプトをオスマン支配下から独立まで導いた傑物である。
ゲーム的には軍部に属し、イデオロギーは好戦主義者、特性は「野心的」、「頑固」、「革新的」と将軍向きの三つの性格を保持している。
攻撃的計画立案者など特性はないもののそれを補う性格で指揮権を与えれば有能将軍として活躍してくれる。
後継者としては実子のイブラヒム・アル・アラウィが設定されている。彼は初期から将軍であり、エキスパート攻撃的計画立案者の特性を持つ。埃土戦争時には大いに役立ってくれるだろう。
| 権力構造 | 経済 | 人権 |
基本的に前近代的。経済システムが伝統主義ではないこと、人頭課税が通っていること、検閲ではなく集会の権利が通っているなど見るべき点もあるが、奴隷貿易が制定されているのが非常に痛い。
政界は後進国そのもので地主が影響力の六割を握っているため、長い間悩まされることになるだろう。
警察制度は地方警察が存在しないのでその点は高評価である。
不毛の砂漠地帯を抱えて州数がかさましされてる上に耕作地も狭く資源も少ない。従って現在のようにナイルデルタを中心に人口100Mまで増やすのは難しい。
エジプトではアヘンが栽培可能なのとアラビア地域と北アフリカでは石油が産出されるのがアピールポイントか。
独立後の資源が特に問題で、アラビア化しても鉄や石炭は50以下しかなく鉛も36で硫黄は100近くあるが鉱物資源は絶対的に足らない。
鉄と石炭は手近な調達先では南アフリカやザンジ方面に多く埋蔵されているがどこをどうとるか考える必要があるだろう。
石油は埋蔵されている地域でエジプト+トリポリ+アラビア半島+イラク地域で400弱とロシアやアメリカのようにべらぼうにはなくとも南米でアンデス連邦を形成した場合と同数であり世界的に見ても多い方である。
あの列強、ロシア帝国と同程度。欧州先進国に追いつくにはそれなりに努力が必要だが、まだ絶望的というほどではない。
朝貢国としてヒジャーズを保持。人口希薄な小国なのでオスマンに負けない限りは制御不能になるということも無いだろう。
そのオスマンとの間にはゲーム開始時点から4年の停戦期間が設けられている。これが実質的な埃土戦争のカウントダウンとなっており、オスマンはこれが切れた瞬間即座に外交戦を仕掛けてくる。心して備えよう。
また、史実再現でフランスとの条約も存在している。
エジプトから投資権がフランスから物品が設定されており、邪魔なら軍事アクセスだけの対価0で5年間になら条約改正できるのでしてしまおう。
初期で98大隊と日本並みの数だが大半が非正規軍の混成部隊。
しかし戦列歩兵研究済みの上に人頭課税が制定されて財政基盤が強固なので武器工場さえ建て増しすればすぐにアップグレード可能。
アリー親子が将軍向きの有能な能力を持っており軍質も良好でオスマンと1対1ならまず負けないだろう。
アラビアを形成可能。形成だけなら簡単だが、全回収となると初期からイギリス勢力圏である休戦オマーンが鬼門。
詳細は国家形成を参照。
| 企業名 | 施設 | 産業権 | 高級品_商品区分 | 高級品_名称 | 部分所有 | 繁栄ボーナス | 設立条件 | DLC | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ミスル紡織会社 | 政治運動に端を発する | 州「下エジプト」の | |||||||
| エジプト国営鉄道 | なし | なし | 人口由来の 陸上貿易キャパシティ+10 | 主要文化がミスル 下記を満たす州を2つ領有する ・州特性「ナイル川」 ・ | |||||
| スエズ運河社 | 貿易の優位性+25% 企業への認可+1 | 州「シナイ」のスエズ運河の労働力稼働率が50%以上 州「シナイ」で以下のいずれかが5以上存在 ・ ・ 州の編入/未編入を問わない | |||||||
| MM.ニコラ・ポルタリセ・コンパニ | なし | なし | 威信+10% 以下の受容値による ・ ・ ・ | 州「レバノン」の | SoI |
生地の高級品を出すミスル紡績とスエズ運河が目につきオスマンよりはましと言える。
石油が産出される関係上、石油を扱う企業やそれを使う自動車を扱う企業などが欲しい所。
中東圏は移民に頼れないので汎用食品で出生率も増やしたい。
露土戦争などで多少の前後はするものの、停戦期間が明けると必ずオスマンがシリア地域を要求する外交戦を仕掛けてくる。序盤はこれに勝つことに全力を投じるほかにない。
正直なところ、一回目を突破できるかは運要素もあり、忍耐力が求められることも。比較的リセマラしやすいのがせめてもの慰めか。
後進国共通だがまずは知識人リーダーを「反対派の追放」コマンドで追放しよう。
これで近代化主義運動が始まる。そうしたら近代化主義運動を権力を払って強化し続けよう。
時間はかかるが地主に近代化主義運動を支持させ、少しでも奴隷支持運動から支持を剥がしたい。地主が支持すれば次期リーダーイデオロギー出現確率で奴隷所有者の出現確率が減り近代化推進者の確率が上がるので非常に有用。
建設は鉄や木材、工具が足らないので後進国定番の建設局スターターセットから開発していけばよいだろう。
エジプトは非承認国にしては珍しく戦列歩兵が研究済みである。しかし初期状態では殆どが非正規兵のままなので忘れないうちにアップグレードしておこう。財政の黒字幅は大きいので初手アップグレードでも軍事費に圧し潰される心配はしなくてよい。
アップグレードしてもなお予算に余裕があるので軍拡したくなるところだが、戦力投射の差が縮まるとイギリスAIが「オスマンには保護が必要だ」と判断するらしく、介入の危険性が上がってしまう。初期大隊を全てアップグレードしたうえで徴募を合わせて120大隊くらい持っておけばタイマン勝負だと勝てるくらいの戦力になるので、過剰な軍拡はやめておこう。
基本的にケツモチとして頼れる列強はロシアとオーストリアであるが、特にロシアの参戦はイギリス参戦の呼び水になる可能性が高いのでなるべく自力で張り倒すのを狙ったほうがよい。
なお、独立を一次目標にするとイギリスを呼ばれる確率が上がる気がするのでそれは避けてみるとよいかもしれない。
イギリスは関係が良好でも参戦するので、いっそイギリスとの同盟はあきらめて
セネガルやアメリカ西海岸に関心を貼りイギリスや傘下のカナダ各国が植民を始めて分権国家との戦争になったら分権国家側に無条件で支持で参戦して即降伏する事で停戦期間が5年つくのでその間にオスマンを張り倒すとよいだろう。イギリスがいなければ余裕だ。
もちろん関係悪化しすぎても脅威なので関係改善もして中立に持っていくのも忘れずに。
もしくは停戦明け後にイギリスが他国と戦争状態になったらイギリスの味方をして、その間にオスマンに独立を突き付けるとイギリスはオスマンに味方できない。
イギリスさえいなければ1対1で張り倒せるのでロシアなど他国を呼ばず外交戦略ポイントの節約ができて多くの領土要求などができ、戦後に承認国家になりすぐ列強になる。列強との関係を50にしておくのを忘れずに。
トリポリを先に制圧し、追ってシリア方面から押し上げるというのが基本的な戦略になる。防衛命令を出して大隊を張り付けておけばトリポリを制圧し終えたころにはシリア方面のオスマン軍はヘロヘロになっているので、そこに全軍で攻撃をかければ東トラキアまで打通することが出来る筈である。
イギリスが介入してきてタイマン埃土戦争が不可能になった場合は、どちらか一方だけでは間違いなく負けるので必ず露墺双方を呼ぼう。この場合はAIの動向を見つつ柔軟な対応が必要になる。イギリスさえ抜ければあとはボコボコにするだけなので、とにかくカイロとシリアを死守すべし。
今後の戦いで二正面作戦を避けるためにも、トリポリ・チュニスの移譲、或いは解放を要求しておくと良い。
オスマンAIはエジプトに対して非常に攻撃的になるよう設定されているため、戦争や内戦をしていない限りは停戦が明けるとまた即座に外交戦を仕掛けてくる。
しかし、一度目の戦争さえ乗り切ってしまえばオスマンはロシアに殴られギリシャに殴られと段々弱体化していくため、最初ほど苦戦はしないだろう。要求を大量につきつければ承認国化も狙える。
ただし、運悪く英土がべったりの世界線を引いてしまった場合は潔くリセットするのも選択のうちである。
手頃な拡張先としてオススメなのがエチオピアである。欧州列強は殆ど関心を付けておらず格下の小国しかいない一方で、統一させれば相応の人口を持ち、エジプトで不足する木材の供給先として非常に優秀。
また、アップデートでケニアの沿岸部が塞がれたためイギリスの進出が大きく遅れるようになったので、スーダンから東アフリカ方面に南下していくのもオススメである。
スペイン並みの陸海軍量があるので中南米にいくものもおいしい。
エジプトに足りない資源はすべて揃っている。
エジプトは製造業で輸出立国というよりは資源がないので投資立国が効率的なので、イギリスやスペインのように傀儡国を増やして投資して経済を牛耳るのもいいかもしれない。
英領である休戦オマーンが必須ではないため、形成するのは比較的楽。欧州列強が進出してくる前にさっさと周辺国を併合してしまおう。オスマンを返り討ちにして承認国化しておけばよりお手軽に必要領土を集めることも出来る。
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