バルカン半島に位置する、分割州の1ステートしか持たない超小国。
オスマン帝国の勢力圏にあって、イスタンブール統治の行き届かない山奥の正教会主教領で、ときどきやってくるスルタンの徴税吏たちを生首に変えながら自治を続けてきた。
Vic3年限の1852年に、当時の主教が聖職者としての地位を放棄し、世俗のモンテネグロ公国となった。
実績「ダビデがゴリアテを倒す」の候補国。
| 権力構造 | 経済 | 人権 |
| 神権制 | 伝統主義 | 検閲 |
| 専制政治 | 重商主義 | 労働基本権の無保障 |
| 国民至上 | 消費ベース課税 | 児童労働許可 |
| 国教 | 小作農 | 畑で働く女性たち |
| 世襲制の官僚 | 植民地なし | 父権的管理 |
| 農民召集兵 | 警察なし | 移住規制なし |
| 治安維持なし | 学校なし | 遺産奴隷制 |
| 医療制度なし | ギルド制度 |
神権制国家だが、君主国のように後継者がいる。
「畑で働く女性たち」は「法的被後見」、「父権的管理」は「社会保障なし」のバリアント法で、バフもデバフも強烈。もちろん、普通に普通の大国を目指すなら、マイナス面が有害すぎるので、いつかは変えたい。
キャンペーンシナリオ開始時点で世界にたった二か国しかない消費ベース課税持ちの国のひとつ。一般的な地税や人頭税、所得税から税収をまったく得られず、消費税に歳入のほぼすべてを依存するという終わりの税制度だが、固有コンテンツで特別な補正が付くモンテネグロは、消費税さえまともに取れないというすさまじく後ろ向きな理由で気にする必要がない。
第1世代技術を取り切っていない。いわゆる旋盤ない組。
ロシアから独立保障。序盤にオスマンと戦わないで済む。
オーストリアから経済通行権も貰っている。内陸国だが、他国の市場にアクセスできる。
| 編隊名 | 歩兵 | 大砲 | 騎兵 | 将軍 | 備考 |
| モンテネグロ軍 | 戦列歩兵7 |
序盤モンテネグロにとって、国防の要であり、外交のテコであり、経済そのもの。文字通り国のすべて。詳細は後述。
実績の達成を目指すにせよなんにせよ、まずはジャーナルを順に達成しないと何も始まらない。
ゲーム開始時から複数の固有補正が与えられる。大半は時間が経つごとに効果が漸減する。
主なバフ要素は、軍の維持費関係のコスト削減、金準備の上限が10倍、低正当性による急進派の増え幅減少、インフラが固定値で20増加。
デバフ要素は、財力由来の教育機会減少、正当性低下、鋳貨減少、消費税を貼るための権力コスト増加など。
小国にしては余剰労働力が有り余っているものの、建設局を建てると破産する系国家。
そもそも、1836年時点のモンテネグロは識字率が本当にカスなので、序盤は工場など建てたところで稼働しない。
まともに機能する唯一の職場が兵舎、すなわち軍隊である。文盲にはできない士官を充足させるのが難しいことには変わりないが、その理由は固有コンテンツによる。
モンテネグロは、ゲーム開始時からアクティブになっている固有ジャーナル「襲撃」の効果で、陸軍戦力投射値から収入を得ることができる。モンテネグロ人による周囲のオスマン集落への略奪を表現したジャーナルで、序盤はこの略奪から得た資金を用いて、工業化への基盤を整えることになる。つまり、「襲撃で資金獲得→陸軍の大隊を増やす→資金獲得」のループで、近代化に必要な法律を整備するための時間稼ぎをすることになる。
ジャーナルには「襲撃の熱意」を高める/低めるボタンがあり、襲われる側のオスマンと、子分の野蛮行為をやめさせたいロシア双方の友好度低下と引き換えに、略奪収入を増やすこともできる。上限は£5000単位。
ディシジョン「ビリャルダの建設」は初手で実行していい。選択肢は信者IGを強化するもの以外ならなんでもいい。首を飾ると「熱意」が高まるが、イベントで増える分には、ロシア人も怒らない。
まともな国への第一歩となるためのイベント群、ジャーナル「反乱軍から国家へ」達成に必要な法律の改正を目指す。
要求されるのは君主政体と課税法、警察法。
初手は政府原則法の「君主制」を取る。いつまでも「神権制」放っておくと、信者IGが強くなりすぎて変え時を失う。
税制は最初から取れる「土地ベース課税」で。本当は「人頭課税」に直行したいところだが、人頭課税、およびそれ以降に必要な「伝統主義」を変えるには、「畑で働く女性たち」の改正が必要。大学を建てて学者Popを出す=知識人IGを育てる必要があり、ジャーナル達成が遅れるので、土地課税で我慢するしかない。
あとは「専門的な警察機構」を優先し、「宗教学校」や「文化的排斥」あたりを取るいつもの流れ。教育法は、さっさと「完全分離」を取って「公共学校」を目指してもいい。
南ドイツに関心を貼る。ドイツ統一で消える南北ドイツの小国が関心を持っているので、適当にライバル指定して外交影響力を稼ぐいつものムーブができる。
オーストリア、イギリス、フランス、プロイセン、あとは近隣のミドルパワーであるイタリア諸国に関係改善を投げる。理由は次項で述べるが、ロシアとの友好度を上げる必要はない。
最終的にはオスマンと戦うことになる。オスマンとイギリスやフランスが同盟してしまうとかなり厳しい。
一応、防衛協定や同盟があったとしても、これらの国が忙しい時期に空き巣的にオスマンを攻撃すれば、各実績の達成までもっていくこともできる。が、オスマンが英仏どちらかと結び、かつ英仏双方も仲良しだと絶望的。やりなおしましょう。
大前提として、両ジャーナルは、外交戦の先制国になると失敗する。失敗時に追加されるデバフはともかく、ジャーナルで貰えるものが貰えなくなるのはつらい。
うっかりドイツ諸邦のどうでもいい戦争に嘴を挟まないこと。
前者のジャーナルを達成すると、オスマンから分割州となっているモンテネグロステートを得られる。
条件は法改正の項で挙げたものに加えて、ビリャルダの建設と正当性50ポイント。自然なプレイスルーで達成できるだろう。
「反乱軍から国家へ」達成後、ジャーナル「方針転換」が起動する。
オーストリアとの友好度を50まで上げ、ロシアとの友好度は20以下に下げると、オーストリアの持つモンテネグロ分割州、コトル港が手に入る。海への出口を実質タダで得られる。
ただし、ジャーナル「方針転換」は、ロシアの勢力ブロックに入っていると、即座に失敗する。ジャーナルが起動するまでなんの言及もないので気を付けたい。
きちんと教育法を改正していれば、「反乱軍から国家へ」達成に目途がつくあたりで、工場もまともに動くようになる。
一連のコンテンツの最後のジャーナル。属国状態ではないセルビアと接すると、セルビアを併合できる。実質的にはオスマンとの戦争に勝つことが条件。
革新を盛るために大学を積んで、第3世代の軍事技術、「後装砲」を一直線で目指し、解禁された砲兵の榴弾砲を使ってステータス差で殴る、小国の定番戦略を活用するのが基本となる。
また、ジャーナル群を達成していけば、モンテネグロの軍事ユニットには豊富なバフが付く。あと求められるのは軍量。
募兵努力布告と徴兵軍で自軍の数を出しつつ、列強を戦争に引き込む必要がある。ロシアと仲直りできれば話は早い。
併合イベントでは「セルビア・モンテネグロ」化を選ぶ。
セルビアとの統合後は、ユーゴスラビア形成が目標となるだろう。
敵はオーストリアとハンガリー、オスマンとなる。ミッドゲーム段階では、統一プレイを使ってこれらの国と同時に戦うのは難しいので、各個撃破を狙いたいところ。
悪名管理のことを考えると、統一プレイ以外で直接ステートを引きはがすのは危ない。
南スラブ地域はいくらでも独立させられる国があるので、国家解放を開戦事由にすると安全。被解放国とは最初から仲良しなので、国家形成による併合を受け入れてくれやすい。
なお、ユーゴスラビアを形成しても、ユーゴスラビア領域の請求権を貰えるわけではない。
停戦等の都合で対象ステートを持つ国を統一プレイに巻き込めないと、スロベニアやクロアチアを回収しそこなう可能性は現実的に起こりうるので注意したい。
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照