気がついたら「影響力」の収支がマイナスになってしまった。威信が下がってしまうが、現状「威信」はあまり必要ないので放置する。
改善したい場合はライバル*1関係を使おう。
影響力が得られるが、対立関係になってしまう。対立しても問題ない相手か、積極的に対立したい相手に使おう。
1838年3月23日、軍事技術「財政権」アンロック。
これも伝播でアンロックされたもの。
海軍基地を多く建てられるようになるほか、海軍基地の方式を変更することができるようになる。
海軍理論方式「財政権」は艦隊が少し強くなる効果がある。
また、訓練率が上がるので、艦隊の数を早くそろえることができる。
艦隊は基地が完成してもすぐには出現しない。まとまった数をそろえようとすると普通に年単位でかかるので早めに作っておこう。
北海道の石炭鉱山がひとつ完成したので採掘用具方式を「大気圧機関ポンプ」に変更。
石炭はなんというかもう全然足りないのでさらに二つ追加。(北海道石炭鉱山2→4)
鉄道の解禁まであと少しである…
スペインからの輸入が非生産的(赤字)になっていたため撤廃。
これは輸入先の市場での工具価格が高騰したなどの理由で起こる。
自国内で不足していて値段の高い工具をスペイン市場から安く仕入れて使っていたのに、
スペイン産の工具の方が高くなってしまったら輸入してる意味がない、ということだ。
赤字の輸出入は基本的に切ってよい。ただし、自国で生産していないものは多少の赤字でもそのまま輸入し続けるべきかもしれない。アヘンとか。絹とか。
依然として工具は足りないので、ここでは製法変更による増産を試してみよう。
基礎方式は現在「銑鉄の道具」である。銑鉄(せんてつ)は鉄の精錬過程で最初に出てくる、炭素を多く含むもろい鉄のことだ。
これを「鉄製の道具」に変更したい。そのためには「鋼鉄」が必要になる。ちなみに鋼(こう、はがね)は銑鉄から炭素を減らして硬くしたものだ。
現代で「鉄」といったら基本は鋼のことである。かつての「産業のコメ」だな。
そんなものはこのスウェーデンにはない。ないったらない。
なかったら作ろうジャマイカ。左側上から3番目、「施設」ボタンの最下部、「都市施設候補」から「製鉄所」をひとつ建設キューに入れておく。
場所はインフラに余裕があり、先ほどのイベントで大学もあるイェータランドにした。
これで49週後に製鉄所が完成し、POPが雇われて、徐々に鋼鉄が生産されるようになって……めでたく導入可能である。
…
…
…
…
ヒャア我慢できねェ!もう導入だァ!
…というわけでイギリス市場から鋼鉄を輸入開始。一年も待ってられっか!けッ!
1838年12月2日、専門的な警察機構制定。う~ん、もうちょっとかかってもよかったんだけどな…
一発で通ってしまった。まあよきかなよきかな。
前回述べた通り、法律そのものが目的というよりは、対立団体のガス抜きである。
行政力に余裕が出来てきたら、「法執行機関」のレベルを上げて急進派の数を減らすのに使う。まだ先の話だ。
勢いこのままこのまま「教育制度」の法律を「宗教学校」から「公立学校」に変更しよう。これでさらに神が死ぬ。
ぶっちゃけこれは宗教家に対する嫌がらせである。
収支が若干のプラスなので、ノールランドにも大学を1つ建てておく。
1839年4月5日、「鉄道」の技術が研究完了!
早速、スコーネ、スウェアランド、イェータランド、ノールランドに建設開始!
これで「インフラ」を自由に改善できるようになる。超重要概念である。
インフラはは州の画面の「概要」タブで見られる。この画像では279のうち150を使っていることになっている。
Vic3では施設ごとにインフラ使用量が決まっていて、たとえば「家具工場」であれば1レベルあたりインフラを2使用する。
州内に建っている施設の使用インフラが許容量を超えると超えた分だけ割合デバフが発生する。
これが非常にきついので、いの一番に改善させたい項目である。
例えばこのザクセン、近くで戦争が起こっており、「荒廃」が生じている。
荒廃は数字の分だけインフラを減少させる。この場合は-30.8%だ。
まあ実をいうと荒廃がなくても足りてない。
今は上限73なのに112も使ってしまっているため、73/112≒65%のデバフが発生している。
この値は同じ画面の「中心市場」ザクセン市場65%のように記載されている、「市場アクセス」として提示される。
これが100%を下回ると上のポップアップ内に「低い市場アクセス」としてお知らせされるので見逃さないようにしよう。
これはつまり、「この州で生産されるありとあらゆる製品が-35%*2される」ということである。
実際に見てみよう。
縫製工場レベル4が建っている。今回のザクセンでは衣類の生産量は「180」である。
どうやらストライキが起こっているらしく、「処理量*3-22%」のデバフにより、衣類の生産量は「140.4*4」に減少している。
しかし、市場の詳細画面をのぞいてみると…
衣類の売り注文は「91.7*5」しかない。ここで-35%のデバフがかかっていることがわかる。
要は…
「頑張って生産したのに道が混んでて全部運べないよ!無駄が出ちゃった!」ということだ。MOTTAINAI.
恐ろしいのは、このデバフが割合でかかるというところである。インフラが不足しがちなところはたいてい工場がモリモリ建っていたり、資源開発が盛んなところであるので、たとえ5%でも大きなマイナスになる。
またこのデバフは最終出力にかかるので、材料も無駄遣いしてる*6ことにもなる。
しかもその材料の生産にもデバフが…とキリがない。
インフラ対策は最優先で!!
鉄道はインフラを増やす、最も基本的で最も重要な手段である。
「鉄道の採算が取れずに労働者が雇用できず、インフラが生産できない」のは是が非でも避けたい。そのまま経済崩壊まっしぐらだ。
慣れるまでは「助成は必須」と考えておこう。初期設定で助成がオンになっているはずなので、そのまま運用すればよい。
利益が出ていれば費用は掛からないので安心だ。
鉄道には「発動機産業」が必要になるのでこれもスヴェアランドにひとつ建てておく。
これでインフラの問題はひとまず解決。足りなくなったらすぐに建て増ししよう。
Altキーを押しながらだとキューの最初に持って来られることもお忘れなきよう。鉄道は最優先で建てたいときが多い。
次の技術研究は「社会」タブの「平等主義」にする。先ほど述べたように、「多文化主義」の制定の前提技術である。