史実でイタリア王国を成立させた国家。
その実力は確かで、プレイヤーが入れば併合イベントの存在もありイタリア統一を十分達成できる。
史実通りのイタリア成立を目指そう。
サルデーニャ・ピエモンテでは、フランスの君主制に対する反動主義が過去30年に渡ってこの国を牽引しており、貴族や教会の復権を奨励する一方でナポレオンによる改革の解体を進めている。このままこの潮流が継続するのだろうか?それともよりリベラルな国家が勃興するのであろうか?
ver1.5.9で確認
ランク | 政府 | 陸軍 | 海軍 | GDP | 人口 | 識字率 | 生活水準 | 国教 | 主要文化 |
22(非主要国) | 君主制 | 21 | 5 | 2.27M | 3.62M | 20.1% | 苦境(8.7) | カトリック | 北イタリア |
政治体制 | 国家元首 | 所属団体 | 正当性 | 相続人 |
絶対君主制 | カルロ・アルベルト ディ・サヴォイア | 地主 | 93% | ヴィットーリオ・エマヌエーレ ディ・サヴォイア |
後継者のヴィットーリオは史実では統一と改革を行った人物であり、ゲーム内でも史実の功績からインテリ固定かつ戦力投射のプラス補正持ちとかなり優秀。
史実では1849年の退位により君主交代が起きているが、ゲームでは1839年以降に君主交代が可能。
州名 | 初期インフラ(使用量/上限) | 建設済の施設(施設名+初期レベル) | 建設可能な資源・農業施設(施設名+最大レベル) | 総人口 | 州補正(補正名称(補正内容)) |
サヴォイ | 7/16 | 伐採所2, 小麦畑2, ブドウ園1, 兵舎2 | 鉄鉱山24, 鉛鉱山24, 伐採所11 ブドウ園,家畜牧場,小麦畑,綿花農園,耕作地の合計20 | 468K | アルプス山脈(インフラ-15.0%、州の建設効率-15.0%) |
プロヴァンス | 3/20 | 漁港1, ブドウ園1, 小麦畑1, 兵舎1 | 漁港1, 伐採所1 ブドウ園,家畜牧場,小麦畑,綿花農園,養蚕農園,耕作地の合計7 | 172K | ローヌ川(インフラ+15), 天然港(造船所・軍用造船所施設生産量+10.0%、港最大レベル+2、海軍基地最大レベル+10) |
ピエモンテ(首都) | 45/91 | 取引所30, 工具工房2, 織物工場2, 軍用造船所1, 家具工場1, 武器工場1, 製紙工場1, 食品産業1, 造船所1, 漁港2, 家畜牧場5, 小麦畑5, 兵舎15, 行政府5, 海軍基地4, 港1, 大学1, 建設局1 | 鉄鉱山45, 鉛鉱山45, 石炭鉱山28, 伐採所8, 漁港6 ブドウ園,家畜牧場,小麦畑,綿花農園,耕作地の合計90 | 2.46M | ポー川(インフラ+15) |
サルディーニャ | 15/25 | 取引所3, 造船所1, 鉄鉱山3, 伐採所5, 漁港2, 兵舎3, 港1, 海軍基地1 | 鉄鉱山21, 鉛鉱山21, 石炭鉱山20, 硫黄鉱山20, 伐採所11, 漁港10 ブドウ園,家畜牧場,小麦畑,綿花農園,耕作地の合計15 | 524K | なし |
プロヴァンスは分割州で、大部分はフランス領。
権力構造 | 経済 | 人権 |
君主制 | 干渉主義 | 検閲 |
専制政治 | 重商主義 | 労働基本権の無保障 |
国民至上 | 人頭課税 | 児童労働許可 |
国教 | 小作農 | 法的被後見 |
世襲制の官僚 | 植民地なし | 社会保障なし |
職業軍人 | 地方警察 | 移住規制 |
治安維持なし | 学校なし | 奴隷禁止 |
医療制度なし |
制度 | 投資レベル |
法執行機関 | 1 |
イタリア内においてオーストリア勢力ブロックに加入しておらず、なおかつフランスとも対等という絶好の状況で開始する。
イタリア諸国で唯一第一世代の技術が全部完了済みの状況でスタートする。
とはいえ立地が立地なので鉄道の優先度が高く、また戦争が必須なので幕僚や銃用雷管、ニトログリセリンは早めに研究したい。研究力を稼ぐための弁証法も優先。
あるいはアフリカ狙いで初手キニーネをねらっても良い。
州の概要を見ても分かるとおり、鉱山資源は揃っている。
しかしイタリア統一後は石炭が一気に不足するだろう。
工具工房も2しかなく、その工具は輸出中という始末なので、まずは工具を増やしながらメカニカルツールやニトログリセリン、銃用雷管などの研究とそれに使う資源の開発を進めたい。
また、初期領土だけで大国入りは至難の業であり、早い段階で海外への投資開拓を始める必要があるだろう。
利益団体代表名 | 所属団体 | イデオロギー | 特性 | 出現開始年 | 出現終了年 | 備考 |
カミッロ・ベッソ | 実業家 | 改革論者 | 経験豊富な辣腕政治家 几帳面 革新的 | 1850 | 1861 |
改革論者が出現する。1850年となると国王もヴィットーリオに交代する頃であり、この時期を目標に投票制度を整えれば改革が進めやすくなるだろう。
実業家改革論者なので子供の権利が逆転する上に知識人と組みやすいなど恩恵が多い。
イタリア統一後は出ないため本国ならではの強み。
ジャーナル名 | 発生条件 | 達成条件 | 達成後 | 補足 |
イタリア統一運動 | 民族主義研究完了 | イタリアを形成する | イベント「イタリア統一運動」が発生 | ジャーナル中はオーストリアのイタリア文化pop・他のイタリア国家popを急進派に変えるコマンドを実施可能。 急進派popによるロンバルディア・ヴェネツィアが独立戦争を引き起こすことがあり、成功するとサルデーニャ・ピエモンテに即時併合 自国の急進派が25%を超えると即時革命となり失敗(他のイタリア国家に即時併合、サルデーニャ以外はサルデーニャへ即時併合) |
企業名 | 設立条件 | 企業補正対象条件 | 繁栄ボーナス |
イルヴァ | ピエモンテの製鉄所はレベル10以上 技術「アーク溶接」研究完了 | 製鉄所、鉄鉱山 | 大砲工場生産量+5%、鉄道生産+10% |
ジオ・アンサルド | ピエモンテの製鉄所はレベル10以上 技術「鉄道」研究完了 | 製鉄所、軍用造船所、大砲工場 | 陸海軍攻撃+5% |
フィアット | ピエモンテの発動機産業・戦争兵器産業のいずれかはレベル10以上 技術「内燃機関」研究完了 | 発動機産業、戦争兵器産業 | 陸軍攻撃+5%、編隊移動速度+10% |
イタリアの固有企業はピエモンテやロンバルディアに集中しており、これらの固有企業を難なく採用できる強さを持つ。
自力で大国ランクにならなければならない。
一方で、オーストリア領のロンバルディアなどは自国のすぐ近くで、フランスを引き込んで戦争し奪うことができれば大国ランクは目の前。
「トリノ条約」の効果でフランスに義務を負わせることができ、そのため戦争で呼び出すのが容易。
以上のことから序盤の方針としては
・フランス及びプロイセンを味方につける
・イタリア諸侯を自国側に引き入れる
・オーストリアとの戦争に備え、工業化と装備強化を進める
となるだろう。
もたもたしているとイタリア諸侯がオーストリアの属国を受託することもあり、勢力ブロック勧誘は急いだ方がよい。
準備ができ次第、ロンバルディア・ヴェネツィア征服の宣戦事由でオーストリアに仕掛けていこう。残りは陣営への引き込みに全て回したい。
仕掛けるタイミングとしてはプロイセンがオーストリアに外交プレイを始めた瞬間がベスト。次点でプロイセンを呼べるタイミング。
こちらがフランスなどを味方につけてしまえば、普墺戦争の戦線とこちらの戦線でオーストリア側の対処が追いつかなくなる。
ロンバルディアを確保し、大国ランクとなれば晴れて統合候補国になれる。
が、すぐにシチリアに仕掛けるのではなく少し待ったほうがよい。
というのも
・ジャーナル「イタリア統一」が開始されたことにより、北イタリア文化の国家を「自国の勢力ブロックである」ことを条件に併合するイベントが発生する
・両シチリアが大国ランクから落ちた場合、戦わずして統一が可能
という理由があるからだ。
仕掛けるのは併合イベントが一通り終わってからでも遅くない。
イタリア諸侯の併合イベント発生条件は以下の通り。
・自国が「国家主義」を研究済、かつ自国の国家ランクが大国以上
・併合対象国の国家ランクが大国未満
・自国と対象国と陸上にて隣接、かつ主要文化が北イタリア同士or南イタリア同士である
・併合対象国が自国の勢力ブロックの構成員である
・自国と併合対象の関係が+50以上
・自国の悪名が25以下
・前回イベントより4ヶ月経過
サルデーニャの場合は北イタリア文化の国がそこそこあるために併合イベント発生はそこまで難しくないが、両シチリアの場合は南イタリア文化の国がシチリアと南北イタリア文化を持つ教皇領だけであるためイベント発生が難しい。
この先はサルデーニャに限らず、統一イタリア共通の課題である。
どのイタリア国家から開始したとしても、イタリアを形成しただけではイタリア統一ジャーナルは終わらない。
残りの領土をオーストリアから奪い取る必要がある。
この頃になると必ずしもフランスと組む必要はなくなり、他の列強が敵側で介入しない限り単独でも十分戦えるはずだ。
イタリア共通の問題として、自給できないゴムと染料をどうするかが課題。
大抵の場合はアフリカへの植民化を進めることになるだろう。
問題は植民地作成速度。初手で「製薬」→「キニーネ」が可能なサルデーニャや初期人口がイタリア内最多のシチリアでも2箇所同時進出が非常に難しい。
よって植民地に本腰を入れるのはイタリア形成後になりがちで、そこまでにどこを取るかが非常に重要。
地中海沿いに進出するのも有効。
史実でも獲得したリビア地域を確保し植民地の拠点にしてしまうとよい。
史実でエチオピアへの進出を狙い失敗しているが、この世界ではエチオピア統一すら進まないことがよくあることもあり、進出は容易。
問題は染料とゴムしかめぼしい資源がないことくらいか。いっそ条約港と投資権を得て、エチオピアの拡張と開発を進めたほうがよいだろう。
下記実績はイタリア形成可能な国家であればどこでも達成可能。
実績名 | 達成条件 |
協約破棄 | イタリアとして、2ヶ国以上の味方国に対する外交プレイに参加 |
史実第一次世界大戦におけるイタリアを再現せよ、と言わんがばかりの実績。
イタリアを形成後、多国間同盟を研究して同盟を複数持ち、
そのうち2ケ国と敵対側で参戦すれば達成できる。
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