各国戦略

概要

中東にある比較的大きな国で、現在のイランであり、ペルシアはかつての名称。

「ゲームを学ぶ」キャンペーンの公式おすすめ国家であったがアップデートでその座をベトナムに奪われた。そのかわり、DLCの追加シナリオ「グレート・ゲーム」のおすすめ国として登場。
非承認国で研究が遅れている上に、奴隷制を始め法律は前時代的、
外交ではロシアとオスマン帝国に睨まれているため、初期状況はおすすめ4国の中でも特に悪い。
だが、その国土は石油を含めほとんどの資源が生産可能というかなりの好立地。人口も多いため伸びしろは十分。
他のおすすめ3国とはまた一味違ったプレイを要求されるこの国家で学べることは多いだろう。

ゲーム内のフレーバーテキスト

今世紀初めに帝政ロシアに領土を奪われたペルシアは、依然として損失から立ち直れないでいる。果たして彼らは強大国としての地位に再び返り咲くことができるのだろうか?

初期状況

州名インフラ
(使用/上限)
建設済の施設(施設名+初期レベル)建設可能な資源・農業施設(施設名+最大レベル)総人口州補正名(内容)
タブリズ13/47行政府3,織物工場2,伐採所1,紅茶農園2,絹農園2,綿農園1,徴兵センター9,兵舎5鉄鉱山50,鉛鉱山35,石炭鉱山30,家畜牧場145,小麦畑145,アヘン農園145,染料農園145,タバコ農園145
マーザンダラーン10/15家具工場2,伐採所2,アヘン農園2,稲畑1,紅茶農園1,兵舎5,徴兵センター2石炭鉱山32,家畜牧場66,砂糖農園66,絹農園66,綿農園66
ホラーサーン6/17行政府1,ガラス工房1,アヘン農園2,家畜牧場1,兵舎5,徴兵センター2鉄鉱山40,石炭鉱山20,伐採所4,小麦畑87,染料農園87,絹農園87
エラクエ・アジャミ8/25交易センター8,行政府3,織物工場1,小麦畑2,家畜牧場1,兵舎8,徴兵センター3石炭鉱山38,鉛鉱山24,鉄鉱山19,伐採所7
ロレスターン2/14小麦畑1,綿農園1,兵舎5,徴兵センター3伐採所7,鉄鉱山5,アヘン農園62,家畜牧場62
イスファハン3/20行政府2,小麦畑1,兵舎5,徴兵センター3鉛鉱山48,鉄鉱山71,石炭鉱山32,伐採所4
アラビスタン3/12漁港1,アヘン農園1,小麦畑1,兵舎5,徴兵センター1硫黄鉱山40,伐採所4,家畜牧場38,綿農園38
ファールス8/14漁港1,小麦畑5,アヘン農園2,兵舎5,徴兵センター2硫黄鉱山40,伐採所6,鉄鉱山6,家畜牧場,絹農園,綿農園,染料農園
ケルマーン1/11小麦畑1,兵舎3,徴兵センター1鉄鉱山81,硫黄鉱山28,石炭鉱山16,漁港9,家畜牧場天然港(造船所生産+10%、港最大レベル2,海軍基地最大レベル+10)
シスタン1/10染料農園1,兵舎2,徴兵センター1鉄鉱山20,石炭鉱山18,漁港4,家畜牧場29,小麦畑29

生産できる資源が非常に優秀。ファルスからは石油も出る。

市場

ワインをロシアへ、高級衣類をアフガニスタンへ輸出中。大砲をロシアより輸入中。
価格が高いのはサービス・衣類・穀物。そしてこの国にはまだ製紙工場・工具工房・造船所・鉄鉱山がない。
これらの問題への対処が最序盤の課題となる。
穀物の関税を輸出優先にすることで、ジャーナル「穀物法」を発動できる。その後すぐ発生するランダムイベントで登場する市場自由主義者の地主扇動者に主導権を付与すれば経済改革が捗る。

法律・公共施設

権力構造経済人権
君主制伝統主義検閲
専制政治重商主義労働基本権の無保障
国民至上土地ベース課税児童労働許可
国教小作農法的被後見
任命制の官僚植民地なし社会保障なし
職業軍人地方警察移住規制
治安維持なし宗教学校奴隷貿易
 医療制度なし 

伝統主義・土地ベース課税・奴隷貿易は優先して変更したい。
前時代的とは言うが、任命制の官僚・職業軍人・宗教学校と、非承認国家としてはかなり恵まれた法律で開始できるのは非常に嬉しい。

制度投資レベル
教育1
法執行機関1

研究

かなり遅れている方で、研究Ⅰでも「綿繰り機」「旋盤」「学術研究」「証券取引所」などが未研究。
これらは早めに自力で研究したいところ。

外交

DLCがある場合はジャーナルの関係もありイギリスとロシアのご機嫌をとることになる。オスマンはエジプトに夢中のため放っておいて良い。
来るべきロシア・イギリスとの戦いのため、オーストリア・プロイセンあたりの列強と仲良くなろう。貿易や越境投資でもお世話になる。
イギリスと東インド会社は、各々のジャーナルのせいで突然断交してきたりするので頼りにはならない。
フランスはしょっちゅう革命が起きるので同盟相手としてはやや落ちる。

企業

企業名設立条件企業補正対象条件繁栄ボーナス
ペルシア帝国タバコ社ペルシア戦略地域にて、タバコ農園レベル5以上を4州
技術「企業チャーター」研究完了
タバコ農園農村民支持-2、技術の普及+20%

技術の普及速度にバフがかかるため、かなり強い企業であるが、大量のタバコを捌いてフル稼働させるのが難しい。

基本戦略

欧州国家や南米諸国と違い、国内には結構な数の小作農がいる。そのため、失業者と小作農の就職先を用意することから始めよう。

建築

何はなくとも軟材の生産である。穀物・衣服・家具も足りないが、これらは生産技術Ⅱの研究が進むまでは根本的に解決できないので、投資プールが勝手に建ててくれるのを期待しつつ、ロシアとイギリス、清国から輸入してしのごう。
よって最初に建設局を2レベル、次に工具工房、鉄鉱山のコンボで軟材を増産、その後タイミングを見て製紙工場・造船所を建てていくのが良い。
とにかく技術が遅れているので大学のアンロック後は優先して建設していく必要がある。
プロイセンやオーストリアなど先進国に投資権を与えることができれば、工業化の強力な支援になる。清国は後進国なので逆に投資プールを吸われてしまうため厳禁。

研究

穀物法ジャーナルを利用して最速で自由貿易を制定するために、まず最優先は「証券取引所」、その次に「学術研究」がおすすめ。
その後は生産技術で遅れている「綿繰り機」「旋盤」の優先度が高い。その後は生産技術Ⅱの研究を進めていきたい。
「集約農業」、「大気圧機関」、「メカニカルツール」は優先的に取りたいところ。
生産アップ3点セットが完了したあたりで社会技術「通貨本位制度」を研究して人頭課税を制定して収支アップを図りたい。
「植民地化」も未研究だが、日本と異なり植民地確保に急ぐ必要はない。ジャーナルで必要になったら研究するくらいでいい。

軍事

最初からそこそこ強力な軍隊を持っているので、ジャーナルに従って請求権のある東方州をガンガン攻め取っていくだけでバフが掛かり、広大な領土と生産施設を手に入れられる。領土を得るとそこにあった兵舎ごと軍隊を増強できるので、わざわざ募集する必要もない。
悪名が蓄積しすぎないこと、調子に乗ってロシアを刺激しないことだけ気をつければ良い。
税収欲しさに早く編入したくなるが、行政力に余裕がなく逆に赤字が拡大するため、中央公文書館の研究が終わるまではなるべく行政力を温存した方が良い。
オマーンと休戦オマーンがペルシア国内沿岸州の港を押さえているので、ここを取り返すと貿易が捗るようになる。オマーンはかなり弱腰なので戦争せずに譲ってくれることも多い。
オマーンは英国や東インド会社に併合されがちなので、早めに手を付けておくと良い。フランスやポルトガルなどと防衛協定を結んでいても、ホルムズや休戦海岸を奪うだけなら敵もそんなに本気では攻めてこないので対抗できる。オマーン領休戦海岸を入手したら、休戦オマーンが持つホルムズの領土と交換に使える。将来的にも英国と戦わずに済むため今後の展開が楽になる。

法改正

「伝統主義」「奴隷貿易」が成長を阻む二大悪法である。
まず初手で穀物法ジャーナルを利用して「干渉主義」を採用。これは確実に実行できるため必ずやっておきたい。「自由貿易」を採用するかどうかは好みだが、制定するまでずっと穀物法が原因の不利なイベントが起き続ける。
奴隷制度もチャンスがあれば早いうちに廃止、せめて遺産奴隷制へともっていきたい。
近隣諸国を征服していくことから、人種隔離/文化的排斥、良心の自由/完全分離も施行したい。
また、いずれ税収が足りなくなるので「人頭課税」で一気に解決を図りたい。
救民法や国家警備などの制定を求める政治運動が立ち上がっても、財政破綻の原因になるため十分な行政力が手に入るまでは無視した方が良い。

ロシア・ペルシア戦争

ペルシアは非承認国であるため、どこかで列強に勝利し非承認国脱出を目指したい。
狙う相手として最適なのはやはりロシア。陸路で繋がっている上に軍事研究が遅れがちなため、こちらが質で上回れば十分に勝ち目はある。
おまけに国土が広大なためどこと同盟を組んでも上陸作戦の心配無く戦線を分散できる。特にオーストリアと同盟を組めるとたいへん心強い。

さらなる拡張

初期段階ではロシアとオスマンに睨まれている関係で戦争での拡張は望めないが、ジャーナルに従い東の小国軍を平定しているうちに国力も上がり、ロシアに勝てるまでになれば中央アジア地域から徐々にロシアを追い出すこともできるはず。
グレートゲーム関連ジャーナルを完了するにはホルムズに居座るオマーン二か国に介入しやすい英との戦争がどうしても必要になるだろう。
オスマン方面や清方面へ向かうのも一興。

対英戦参考

ロシアを叩いた後は英国との対決となるが、海軍が強すぎて正面対決はとてもじゃないが無理である。
こちらとしては、最低限ホルムズにある休戦オマーン領だけでも取り返せればジャーナルは達成できるので、なるべくペルシア本国から離れた場所(インドシナやインドネシアがオススメ)にある小競り合いに首を突っ込んで、フランスや清国を巻き込み、自分はどさくさに紛れてホルムズを占領して自国まわりの戦線を防衛しておけば、そのうち相手の継戦支持が尽きて勝てる。
こちらからは一切攻める必要はないので、とにかく散兵をたくさん用意しよう。
なお、オマーン領休戦海岸との交換が成立している場合は、そもそも戦わなくていい。

コメント欄

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 宗教勢力はコーポラティズムがあるからそんなに悪くないし、革命されるほど逆らわなくともよいのでは -- 2024-08-21 (水) 20:01:51
    • 確かに性急に進めすぎたのかも、次のペルシャはきっとうまくやるでしょう -- 2024-08-22 (木) 13:52:31
  • 地主が吸進化するから奴隷禁止法の政治運動を無視し続けていたら、地主と知識人が交互に革命を起こすようになったことならある -- 2024-08-22 (木) 12:31:44
  • 今雑談の方にも出てるけど鉄骨建築優先するなら大気圧機関取らない限り建築局1に対して鉄鉱山3個くらい必要で割りに合わないのと、それやってると大学建てる余裕ないから学術機関は後回しでよいのではとなる。 -- 2024-08-29 (木) 15:43:27
    • 大学建てるなら木材建築で木材は輸入しておけばよく、鉄骨建築するなら研究はそっち優先した方が良さそう。 -- 2024-08-29 (木) 15:44:25
    • たしかにそうなんだけど、伐採場建てないなら鉄鉱山をシコシコ建てた方が後で得だから、一つだけ鉄骨にして木造の建設局を増やした方がいいかも。 -- 2024-08-29 (木) 17:51:55
  • イギリスが急に断行してくるのはひょっとしてロシアとズブズブになったからでは?(貿易協定や防衛協定、あとロシアの軍事支援を受けたなど) -- 2024-08-29 (木) 20:08:57
  • 「オマーン領休戦海岸を入手したら、休戦オマーンが持つホルムズの領土と交換に使える。」ってあるけどオマーンから速攻で奪って試してみたら州の価値が低すぎって交換に応じてもらえず、そうこうしてるうちに休戦オマーンが半島側で反乱起こされて首都がホルムズ側に移った挙句鎮圧後も帰ってくれなくてそもそも交換できない件 -- 2024-09-08 (日) 14:22:22
    • そりゃまそういう時もあるよとしか言えん -- 2024-09-08 (日) 16:03:05
  • 現バージョンのイギリスは暴れまくって悪名100超えも珍しくないから、ロシアと同盟して中央アジア諸国平定後はイギリスに同盟乗り換えてイギリスの他国戦争に絡みまくってると参戦要求時に州割譲と引き換え参戦が割と実用的な感じ -- 2024-09-19 (木) 10:51:00
    • これ結構いけますね、あとたいてい東インド会社が独立してベンガルになってるから、そこと組むのも良い -- 2024-09-19 (木) 20:37:20
  • 前に干渉主義が無くなったのは穀物法ジャーナルで補ってくれというバランス調整だと思ったが、1.8で条件が変わって改革が厳しくなった -- 2024-11-26 (火) 14:46:57
    • 扇動者への主導権付与の条件が厳しくなったから、穀物法がかなり使い勝手の悪いというかあまり意味のないジャーナルになってしまったのか -- 2024-12-20 (金) 10:17:02
  • 1.8.3だと農奴制、世襲制の官僚、農民招集兵、学校なしになっててどうしろってんだ -- 2024-11-30 (土) 01:39:49
    • アゼルバイジャン文化が主要文化から外れたのも苦しい -- 2024-12-18 (水) 22:01:48
  • かなり上振れてもGDP700M前後で1936年になってしまう。1B到達にはやっぱり多文化主義と中国切り取りが必要なのかな。 -- 2025-01-08 (水) 10:21:05
    • 1.9環境だけど、中国切り取りや多文化主義なしでも行けたよ 中国は切り取らなくてもいいけど東の小国併合→アラビア半島併合→エジプト・オスマン切り取りは要るかも -- 2025-06-28 (土) 19:39:00
  • 何回やっても穀物ジャーナルクリアできねえ…もう40年経ってるんですけど -- 2025-05-17 (土) 07:23:08
    • 穀物法発動して現代の保守派イベントが来たら上の選択肢を選べば地主の市場自由主義者の扇動者が現れるので、自由主義運動を強化して地主が自由主義運動に参加したら扇動者に主導権を付与できるから後はレッセフェールと自営農よ自由貿易制定して終わりだよ。 -- 2025-05-22 (木) 00:08:48
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