南北で分離独立戦争を抱えた状態で開始する南米の大国。広い領土に恵まれた資源を持つため、南米諸国内では圧倒的強国。
しかし初期から戦争状態でしかも奴隷制を抱え内政には不安がある。
そこそこ多いとはいえ伸び続けるにはやや心もとない人口もいずれは課題になるだろう。
皇帝ペドロ1世の王位継承権放棄により、ブラジルは動乱期の渦中にあった。現在この国は摂政が政治を取り仕切っているが、ブラジルはこれらの障害を克服して強大国としてのし上がることができるだろうか?
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ランク | 種類 | ティア | 政治体制 | ![]() | 陸軍 | 海軍 | ![]() | 人口 | ![]() | 生活水準 | 国教 | 主要文化 |
11(大国) | 植民地国家 | 帝国 | 立憲帝国制 | 24 | 18 | 10 | 5.05M | 4.04M | 20.1% | 苦境(8.6) | ![]() | ブラジル |
名前 | 所属団体 | イデオロギー | 特性 | 備考 |
ペドロ デ・ブラガンサ | ![]() | ![]() | 几帳面、子ども |
ジャーナル「高潔なる君主」の関係で、君主制を維持する限りは60歳まで自然死しないことが保証されている。
インテリ所属の皇帝で開始時11歳と若く、長期にわたって在位が期待されるのが法改正には有利。
未成年であるため、ゲーム開始時での戦争に指揮官として動員することはできない。
政党 | 利益団体名 | 影響力 | 代表名 | 代表イデオロギー | 代表特性 | 備考 |
なし | ![]() | 6.2% | ディオゴ・アントニオ フェイジョ | ![]() | 無口 | イデオロギー追加:立憲主義者 イデオロギー除去: ![]() 忠実特性: ![]() 幸福特性: ![]() |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() 穏健党 | ![]() | 39.8% | オーレリアーノ デ・ソウザ・エ・オリヴェイラ・コウティーニョ | ![]() | カリスマ的 几帳面 | 忠実特性:![]() 幸福特性: ![]() |
![]() | 8.0% | ジョアン・パウロ ドス・サントス・バレット | ![]() | 機知的 | 幸福特性:![]() 不幸特性: ![]() | |
![]() 高位自由党 | ![]() | 14.8% | ジャヌアリオ ダ・クーニャ・バルボーザ | ![]() | 啓蒙的雄弁家 機知的 | |
![]() | 13.4% | マルティン・フランシスコ リベイロ・デ・アンドラダ | ![]() | 頑固 博学 | 幸福特性:![]() | |
![]() | 6.9% | ベルナルド ペレイラ・デ・ヴァスコンセロス | ![]() | エキスパート辣腕政治家 | ||
なし | ![]() | 10.5% | ニコラウ ペレイラ・デ・カンポス・ヴェルゲイロ | ![]() | 横柄 | 忠実特性:![]() 幸福特性: ![]() |
なし | ![]() | 0.1% | ランダム |
農村民と地主の特性が、移住求心力を上げるものに変更されている。人口の足りないブラジルにとって移民は重要なので活用しよう。
知識人は忠実特性が威信を上げるものに変わっている。ブラジルは威信が大国ギリギリなので地味に助かる。イデオロギーも君主制を支持するものに変わっているので支持を稼ぎやすい。
初期の地主指導者が穏健派なので追放して再雇用するのも手である。確率は低いが奴隷制廃止論者が引ければ急進派増加のデメリットを補って余りある利益が得られる。
権力構造 | 経済 | 人権 |
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
![]() |
制度 | 投資レベル |
![]() | 1 |
![]() | 1 |
富裕者投票が通っていて任命制の官僚が通っている、しかも経済システムも農本主義。
さらに皇帝がインテリという点だけ見ると超一流神国家であるが、奴隷貿易が制定されている上与党がインテリしかいないため驚きの正当性の低さ。
他の南米諸国と同じく旋盤が研究されていないタイプ。つまりは欧州後進国レベルである。
開始時点で既に戦争中である。このため初期で悪名を持っている。
アルゼンチンとの仲が悪いが、格下なのでそこまで気にせずとも良い。
編隊名 | 歩兵 | 大砲 | 騎兵 | 将軍 | 将軍所属団体 | 将軍イデオロギー | 将軍特性 |
南部軍 | 非正規軍4 戦列歩兵3 | 槍騎兵1 | ペドロ デ・アルカンタラ・ベルガルデ | ![]() | ![]() | 技師 革新的 | |
アマゾナス軍 | 非正規軍3 戦列歩兵2 | 槍騎兵1 | ピエール ラバトゥート | ![]() | ![]() | 傲慢 森林戦闘エキスパート | |
ブラジル帝国軍 | 非正規軍2 戦列歩兵1 | 槍騎兵1 | なし |
編隊名 | 軽巡洋艦 | 主力艦 | 提督 | 提督所属団体 | 提督イデオロギー | 提督特性 |
スペイン海軍 | フリゲート艦9 | 軍艦1 | ジョン グレンフェル | ![]() | ![]() | 経験豊富な海軍司令官 革新的 向こう傷 |
初期で戦争中であることもあり、開始時点で18の陸軍を持っている。
名前 | 所属団体 | イデオロギー | 特性 | 備考 |
フランシスコ サビーノ | ![]() | ![]() | 啓蒙的雄弁家 | DLC「Voice of the People」 |
啓蒙的雄弁家により知識人のPOP求心力と政治力を上げてくれる。イデオロギーの急進派は制限選挙・普通選挙・集会の権利・保証された自由などの制定に役立つが、序盤では地主が強くこれらが通しづらいため少し使いづらい。起こす政治運動が大統領共和制なのも難点。気になるなら追放してもよい。
ジャーナル名 | 発生条件 | 達成条件 | 達成後 | 補足 |
ラガマフィン戦争 | 開始 | ブラジルは平和である グラン・パラは存在しない リオ・グランデ共和国は存在しない | 戦争で負けると失敗、ジャーナル「高潔なる君主」が後退 | |
奴隷制の問題 | 開始 | ブラジルは「奴隷禁止」である ブラジルは革命がない | ブラジルは「無制限の奴隷貿易」を失う、ジャーナル「高潔なる君主」が後退 | |
高潔なる君主 | 開始 | ブラジルは君主制である ジャーナル進捗が50を超えている ペドロ2世が死去 | ブラジルは知識人の後継者が即位する、イベント「不朽の帝国」が発生 | 条件を満たさないままペドロ2世が死去するか、進捗が0になるとジャーナルが失敗し大統領共和国に即時移行する |
ブラジル国民の統合 | 開始 | ブラジルは「民族主義」研究済である ブラジルはノルデスティーノ、スリスタ、パウリスタ、アマゾニックを統合 | ブラジルは「ブラジルのブラジル人」を得る、ジャーナル「高潔なる君主」が進む | 50年の時間制限あり。時間切れで失敗 |
ブラジルの海軍力 | ブラジルは「財産権」または「スクリューフリーゲート」を研究済 | 以下が40年継続 ・ブラジルは南米一の海軍戦力投射を持つ ・ブラジルの海軍戦力投射が世界で11位以内 | イベント「海上支配」が発生、ジャーナル「高潔なる君主」が進む | 70年の時間制限あり。時間切れで失敗 |
コーヒーの川 | 「集約農業」研究済 ブラジルの農園は50以上 | ブラジルは食肉・コーヒー・砂糖いずれかの主要生産国である ブラジル市場のコーヒー買い注文を150%増加させる ブラジルの農園は125以上 | イベント「かねのなる木」発動 | コーヒー生産量で抜かれてはならない |
ミルク入りコーヒー | ジャーナル「コーヒーの川」がある、または既に達成済 地主が強力 「土地所有者投票」「富裕者投票」のいずれか 農園が100以上 | 法律「小作農」「農奴制」のいずれかで地主が政府内かつ強力である場合、毎月進捗+1 法律「小作農」「農奴制」のいずれもなく地主が政府内でない場合、毎月進捗-1 進捗が0か240で達成 | 進捗が0ならイベント「コロネリスモへの反発」 進捗が240ならイベント「コーヒー王国」 | |
アマゾンの開拓 | 技術「ゴムの素練り」 平和 債務不履行でない | 全てのアマゾンの熱帯雨林を開拓した | 関係が良好であるか、自国に陸軍力が大きく劣る国からアマゾナス州をもらうことができる | |
アクレ紛争 | ジャーナル「アマゾンの開拓」 | アクレ州を自国または従属国が完全に所有している | イベント「一万エーカーの森」 | 開始時にアクレ州の請求権をもらえる |
アメリカの入植 | 「文明化の使命」研究完了、生活水準が10以上 | 併合済州の人口は目標値以上 | 「人口の多い国」(威信+25)を得る | 定期的に首都へ集団移住が発生するコマンドが解禁 |
名前 | 役割 | 所属団体 | イデオロギー | 特性 | 出現開始 | 出現終了 | 備考 |
イサベル デ・ブラガンサ | 後継者 | ![]() | ![]() | 無口 機知的 | イベント「ブラジルの継承」 | ||
ゲトゥリオ ヴァルガス | 指導者 | ![]() | ![]() | 博学 几帳面 野心的 | 1909.1.1 | DLC「Colossus of the South」 イベント「差別なき自由」 | |
ルイス ガマ | 扇動者 | ![]() | ![]() | 博学 几帳面 | 1865.1.1 | 1880.1.1 | DLC「Voice of the People」 「奴隷禁止」でない イベント「跛の悪魔の協力関係」 |
ルイス・カルロス プレステス | 扇動者 | ![]() | ![]() | 技師 頑固 | 1922.1.1 | 1928.1.1 | DLC「Colossus of the South」 イベント「プレステス部隊」 |
イエズス アウヴェス・デ・メロ・カラド | 扇動者 | ![]() | 農地改革者 | 野盗 扇動者 誉れある | 1870.1.2 | 1889.12.31 | DLC「Colossus of the South」 イベント「暗闇のランプ」 |
ヴィルグリーノ フェレイラ・ダ・シルヴァ | 扇動者 | ![]() | 農地改革者 | 野盗 扇動者 野心的 | 1920.1.2 | 1935.12.31 | |
アネシア カウアス | 扇動者 | ![]() | 農地改革者 | 野盗 カリスマ的 野心的 | 1912.1.2 | 1920.1.1 | |
プリーニョ サルガド | 扇動者 | ![]() | 統合主義者 | 頑固 扇動者 | 1926.1.1 | DLC「Colossus of the South」 イベント「統合主義活動」 |
名前 | 所属団体 | イデオロギー | 特性 | 出現開始 | 出現終了 | 備考 | 出現可能性 |
イリニュー・エヴァンジェリスタ デ・サウサ | ![]() | ![]() | 几帳面 外交家 革新的 | 1845.1.1 | 1885.1.1 | DLC「Colossus of the South」 | 100 |
キンティーノ ボカイーバ | ![]() | ![]() | 直接的 文学的 | 1860.1.1 | 1912.1.1 | DLC「Colossus of the South」 | 50 |
マノエル・フェラス デ・カンポス・サジェス | ![]() | ![]() | 頑固 エキスパート辣腕政治家 | 1870.1.1 | 1914.1.1 | DLC「Colossus of the South」 「君主制」「神権制」のいずれでもない | 50 |
プルーデンテ デ・モライス・バロス | ![]() | ![]() | 経験豊富な辣腕政治家 几帳面 | 1873.1.1 | 1900.1.1 | DLC「Colossus of the South」 利益団体が非主流派でない | 50 |
ベンジャミン コンスタント | ![]() | ![]() | 技師 博学 | 1875.1.1 | 1890.1.1 | DLC「Colossus of the South」 利益団体が非主流派でない | 50 |
ヨアキム ナブコ | ![]() | ![]() | 頑固 経験豊富な外交家 | 1878.1.1 | 1910.1.1 | DLC「Colossus of the South」 「君主制」である | 50 |
ロドリゲス アウヴェス | ![]() | ![]() | 几帳面 無口 | 1880.1.1 | 1918.1.1 | DLC「Colossus of the South」 | 50 |
ルイ バルボサ | ![]() | ![]() | 直接的 頑固 博学 | 1881.1.1 | 1923.1.1 | DLC「Colossus of the South」 利益団体が非主流派でない | 50 |
フリオ デ・カスティリョス | ![]() | ![]() | 経験豊富な辣腕政治家 文学的 病弱 | 1890.1.1 | 1905.1.1 | DLC「Colossus of the South」 ジャーナル「実証主義的局面」を発動させた | 50 |
フランシスコ エスコバール | ![]() | ![]() | 勇敢 博学 | 1890.1.1 | 1924.1.1 | DLC「Colossus of the South」 | 50 |
エウクレイデス ダ・クンハ | ![]() | ![]() | 空想的 憤激 文学的 | 1900.1.1 | 1910.1.1 | DLC「Colossus of the South」 「君主制」「神権制」のいずれでもない | 50 |
エピタシオ ペッソア | ![]() | ![]() | 偏屈 経験豊富な外交家 | 1900.1.1 | 1922.1.1 | DLC「Colossus of the South」 | 50 |
アストロヒルド ペレイラ | ![]() | ![]() | 頑固 扇動者 文学的 | 1915.1.1 | 1936.1.1 | DLC「Colossus of the South」 登場時にいずれかの大国以上の国が「評議会共和制」であり「無政府」でない場合、 ![]() | 50 |
名前 | 所属団体 | イデオロギー | 特性 | 出現開始 | 出現終了 | 備考 | 出現可能性 |
ホセ ド・パトロシーニオ | ![]() ![]() | ![]() | 文学的 頑固 デマゴーグ | 1874.1.1 | 1893.1.1 | DLC「Voice of the People」 「奴隷禁止」でない 利益団体が非主流派でない | 50 |
アントニオ メンデス・マキエル | ![]() | 農地改革者 | 敬虔 デマゴーグ 頑固 | 1877.1.1 | 1900.1.1 | 「入植」「集団農業」のいずれでもない DLC「Colossus of the South」 | 50 |
ホセ オイティチカ | ![]() | ![]() | 頑固 扇動者 | 1912.1.1 | 1929.1.1 | 「無政府」でない 「評議会共和制」である DLC「Colossus of the South」 | 50 |
名前 | 所属団体 | イデオロギー | 特性 | 出現開始 | 出現終了 | 備考 | 出現可能性 |
ルイス アルヴェス・デ・リマ・エ・シルヴァ | ![]() | ![]() | 測量士 カリスマ的 | 1836.1.1 | 1870.1.1 | 75 | |
マヌエル マルケス・デ・サウサ | ![]() | ![]() | 誉れある 人気の司令官 エキスパート攻撃的計画立案者 | 1845.1.1 | 1872.1.1 | DLC「Colossus of the South」 | 100 |
マヌエル ルイス・オソリオ | ![]() | ![]() | セレブ司令官 攻撃的計画立案者 | 1855.1.1 | 1875.1.1 | DLC「Colossus of the South」 | 50 |
デオドロ ダ・フォンセカ | ![]() | ![]() | 砲撃司令官 勇敢 野心的 | 1868.1.1 | 1892.1.1 | DLC「Colossus of the South」 | 150 |
フロリアノ ペイクスト | ![]() | ![]() | カリスマ的 セレブ司令官 直接的 | 1880.1.1 | 1895.1.1 | DLC「Colossus of the South」 | 75 |
ヘルメス ダ・フォンセカ | ![]() | ![]() | カリスマ的 辣腕政治家 | 1890.1.1 | 1910.1.1 | DLC「Colossus of the South」 | 75 |
名前 | 所属団体 | イデオロギー | 特性 | 出現開始 | 出現終了 | 備考 | 出現可能性 |
ジョアキン・ジョゼ イナシオ | ![]() | ![]() | 勇敢 敬虔 経験豊富な海軍司令官 | 1836.1.1 | 1870.1.1 | 75 | |
フランシスコ バローゾ・ダ・シルヴァ | ![]() | ![]() | 経験豊富な輸送船団襲撃部隊 勇敢 | 1845.1.1 | 1870.1.1 | DLC「Colossus of the South」 | 50 |
ジョアキン・マルケス リジュボア | ![]() | ![]() | 勇敢 経験豊富な海軍司令官 船渠運営上手 | 1847.1.1 | 1870.1.1 | 75 | |
ヨアキム マルケス・リスボア | ![]() | ![]() | エキスパート海軍司令官 頑固 | 1852.1.1 | 1867.1.1 | 「君主制」がある DLC「Colossus of the South」 | 50 |
ヨアキム イナシオ | ![]() | ![]() | 勇敢 海軍司令官 病弱 | 1852.1.1 | 1870.1.1 | DLC「Colossus of the South」 | 50 |
クストディオ デ・メロ | ![]() | ![]() | 直接的 無鉄砲 海軍司令官 | 1885.1.1 | 1900.1.1 | DLC「Colossus of the South」 | 50 |
企業名 | 設立条件 | 企業補正対象条件 | 繁栄ボーナス |
クラビン・イルマオス&シア | ブラジル文化のいずれかの編入済州にて、製紙工場レベル10以上 技術「メカニカルツール」研究完了 | 製紙工場、伐採所 | 工具工房生産量+10%、人口由来のインフラ上限+15 |
サンパウロ鉄道株式会社 | 要DLC サンパウロに鉄道がある サンパウロのコーヒー農園はレベル10以上 ブラジルの4州にて鉄道がある | 鉄道 | コーヒー農園生産量+15%、陸上貿易キャパシティ+10 |
エスタレイロ・マウア | リオデジャネイロの造船所または軍用造船所のレベル10以上 要DLC | 軍用造船所、造船所 | 輸送船団+10%、製鉄所生産量+10% |
ペルナンブーコ・フィアソン・エ・テシドス社 | ベルナンフーゴの織物工場のレベル10以上 要DLC | 織物工場 | 綿花農園生産量+10%、ゴム農園生産量+5% |
イパネマ鋳造所 | 要DLC サンパウロの鉄鉱山または製鉄所のレベル10以上 | 製鉄所、鉄鉱山 | 弾薬工場生産量+5%、武器工場生産量+10% |
アマデオ・ロッシ社 | 要DLC リオ・グランデ・ド・スルの武器産業のレベル10以上 | 武器工場、弾薬工場 | 家畜牧場生産量+10%、肥料工場生産量+5% |
DLCの目玉だけあって豊富。
初期状態で内戦から始まるびっくり国家。
しかし既に戦争が始まっているので、プレイヤーにできることは徴兵して祈るくらいしかできない。
軍質も同様だが、軍量だけちょっとこちらが勝っているので二正面作戦は出来る。
開始時に発生している戦争。
史実ではこの後9年間も戦争しているが、ゲーム内では1年以内に終わらせることも出来る。
と言っても徴兵して二人の将軍を南北に送り込むだけ。
完了するとラガマフィン戦争のジャーナルが完了する。
戦争が終わったら最初からある陸軍で暴れたい...と考える人もいるだろうが戦争の痛手と初期からある悪名、初期の経済状況を考えると戦争ではなく内政につとめたい。
最初は基本通り建築局と伐採所・工具工房・鉄鉱山から立て始めよう。
最優先で研究したいのが社会技術の「証券取引所」。市場アクセスの価格への影響を10%上げてくれる。
次にまっさらな産業系と人口を増やすための社会系の研究を発展させたい。
とはいえ初期では産業系を進めるのが良いだろう。集約農業と鉄道までは最低限取りたい。
ジャーナル「ブラジルの海軍力」を達成して「高潔なる君主」の進捗を進めたい場合は、海軍技術も早めに研究する必要がある。
開始後すぐにイベント「皇帝の摂政」の発生により、ただでさえ低い正当性が-15され地に落ちる。ペドロ2世が14歳になると発生するイベントで補正は消えるのでそれまで待つか、すぐに法改正したい場合は税率を下げて対応しよう。
ブラジルの大きな問題である奴隷制は早めに変更したい。奴隷貿易は地主の政治力を大きく上げるうえに、イギリスからの嫌がらせイベントが発生する可能性がある。幸い奴隷所有者のイデオロギーを持つ指導者はいないので、遺産奴隷制への変更なら反対なく行える。ジャーナルの進捗にも関係するので可能ならゲーム開始直後に制定を開始するとよい。
国民の半分がアフリカ系ブラジル人であり差別されているので文化的排斥も制定したいが、前提として奴隷禁止を通さなければならない。地主が強く反対するだけでなく「高潔なる君主」の進捗も後退するので制定は慎重に。
それ以外では公共学校などが早期に制定できる。
地主の政治力を削るためには、地方警察や小作農を改正すると良いだろう。
ただし、商業化農業・入植・集団農業のいずれかを制定すると「高潔なる君主」の進捗が後退することに注意。
高潔なる君主の達成を目指すなら、イザベルを王位に就けるために法的被後見の廃止を推奨する。
ブラジルプレイをさらに複雑にしている厄介なジャーナル。
本ジャーナル達成のためにはペドロ2世が自然死するまでに、各種イベントやジャーナルで君主の支持を集めなくてはならない。特に問題なのが奴隷制廃止でジャーナルが後退してしまうこと。進捗が下がるとバッドイベントも起こるので下げすぎないようにしたい。
進捗を上げる条件はほとんど国内事情によるものなので、戦争での拡張よりも内政を重視しよう。
頑張って達成した報酬は凄まじく、「啓蒙王党派」が君主に即位するため多文化主義が制定できるようになる。
進捗の増減要因
種別 | 条件 | 増減 |
初期値 | 5 | |
ジャーナル「高潔なる君主」 | 初めて列強になった | +1 |
ジャーナル「ブラジルの海軍力」 | 達成により発生するイベント「海上支配」 | +1 |
ジャーナル「ブラジル国民の統合」 | 達成 | +1 |
イベント「早期の戴冠」 | ペドロ2世が14歳以上で発生する | +1 |
イベント「単なる挫折」 | 地主・軍部のいずれかが非主流派で発生する | +1 |
イベント「帝国の後継者」 | イベント「ブラジルの継承」で「イザベルを王位に就かせるよう育てられなければならない。」を選び、ジャーナル「ブラジルの継承」を達成すると発生する | +3 |
ジャーナル「高潔なる君主」 | 直近3年で初めて内戦の進捗が50%を超えた | -1 |
初めて債務不履行または破産状態になった | -1 | |
ジャーナル「共和主義者の提案」 | 時間切れ | -1 |
ジャーナル「ラガマフィン戦争」 | 失敗 | -1 |
ジャーナル「奴隷制の問題」 | 「黄金法の発令」の発動 | -1 |
達成 | -1 | |
ジャーナル「ブラジル国民の統合」 | 時間切れにより発生するイベント「失敗した国家建設」 | -1 |
イベント「皇帝の不健康」 | ペドロ2世が60歳以上で発生する | -1 |
イベント「強力な敵」 | 進捗が3以下、かつ地主・軍部のいずれかが強力で政府外であるとき発生する | -1 |
イベント「共和主義者の提案」 | ペドロ2世が30歳以上、かつ政府内の地主でない利益団体の指導者が実証主義者・共和主義者・急進派・虚無主義者のいずれかであるとき発生する | -1 |
イベント「ブラジルの継承」 | 1850年以降で後継者がいるとき発生する | -1 |
法律 | 初めて「商業化農業」「入植」「集団農業」のいずれかを制定した | -1 |
イベント「帝国の後継者」による+3は特に大きいので、必ず達成したい。
ブラジルの版奴隷制論争ジャーナル。
これのせいで全列強がブラジルと敵対化しやすくなっている。
一見「奴隷禁止」を制定するだけに見えるが、実は落とし穴がある。
「奴隷禁止」を制定すると地主はほぼ確実に急進化し「高潔なる君主」の進捗が減る。これにより、進捗が2以下かつ地主が不幸以下で発生するイベント「君主制に対する訴え」が起こると、地主のイデオロギーが変化し共和制を支持するようになってしまう。
国民統合ジャーナルまで終わらせられる自信がある人だけ着手しよう。
これに関連したジャーナルがイギリス側にもあり、ブラジルが奴隷貿易で両国の関係が悪いと嫌がらせを仕掛けてくる。奴隷貿易を廃止するまでは関係改善に努めよう。
毎月進捗が増減して0になると失敗し、農村民が奴隷制支持派になり奴隷の輸入が増加する補正が付く。
毎月の進捗の増減要因
いずれも奴隷制維持の政治運動がない場合に限る
条件 | 増減 |
「選択的に禁止を実施」を実行した | +1 |
地主が非主流派である | +1 |
知識人が政府内である | +1 |
地主が非主流派である | +1 |
法律「奴隷貿易」がない | +1 |
補正「摂政時代」がない | +1 |
イベント「帝国の後継者」が発生した | +1 |
地主が政府内である | -1 |
地主が強力である | -1 |
補正「摂政時代」がある | -1 |
支配者が地主、またはイデオロギー「奴隷所有者」である | -1 |
司令官の50%以上が地主、またはイデオロギー「奴隷所有者」である | -1 |
特に司令官の所属とイデオロギーには注意。軍部など他団体の司令官を選ぼう。
序盤は常に地主が強力で、さらに最低3年は摂政時代が続く。進捗の初期値が70なので、毎月の進捗が-2なら3年で失敗してしまう。
知識人は政府に入れっぱなしで、地主は絶対に政府に入れないようにしよう。
また、遺産奴隷制への変更なら地主は反対しないので、奴隷貿易はすぐに廃止したい。
ブラジルに散らばる4文化をブラジル文化に統合するジャーナル。
対象文化の州で荒廃や騒乱が起きてないことも必要だが、「奴隷禁止」でないと統合できない文化があるなど急いで統合しようとしてもなかなか進まない。
各文化のおおまかな統合条件
文化 | 条件 | 備考 |
ノルデスティーノ | 法律「奴隷禁止」 | |
スリスタ | 全ての母国州の急進派が10%未満 | リオグランデ・ド・スル、パラナ、サンタカタリーナの3州 |
パウリスタ | ジャーナル「コーヒーの川」達成 | |
アマゾニック | 全ての母国州の荒廃が0 | ラガマフィン戦争終結後にしばらく待つだけ |
また、これらの文化でない国との戦闘での勝利時にイベント「新しい国民的英雄」が発生することがあり、このイベントで英雄が発生した文化は上記の条件を無視して統合できる。
よって、どうしても達成したいならウルグアイやパラグアイと戦争し戦闘数を稼ぐという手もある。
先述の通りこの国は資源こそあれど、広い領土に対して人口が少ないので、早いうちから人口を増やさなければ行き詰まる。
また内陸部はアマゾンの熱帯雨林の州特性があり建設とインフラが-30%されており、開発をかなり阻害している。
人口問題は一刻も早く多文化主義を制定するのはもちろんだが、石炭鉱山や鉄鉱山などを擁する地域には早くから布告を行っておくのが良い。
アメリカ入植ジャーナルが起動できれば定期的に市場外移民を強引に呼べるため、侵略してでも人口を稼ぐ意味合いは薄い。
アマゾンの熱帯雨林はジャーナル「アマゾンの開拓」で少しずつ改善できる。
海軍戦力投射が南米一かつ世界で11位以内の状態を40年継続すれば達成でき、高潔なる君主の進捗がもらえる。
世界の状況によって異なるが、だいたい20~30程度の艦艇があれば条件を満たせる。提督の死亡などにより編隊の組織力が下がると戦力投射も下がるので、提督を常に配置しておくこと。
アマゾンの熱帯雨林の州特性を改善できる。
しかしかなりの数のゴム農園と市街地が必要であり、建設力の足りない時期には少し厳しい。
ボタンによりアマゾナス州を分割しているボリビア・コロンビアと条約を結び州をもらうことができる。
相手を陸軍力で圧倒しているか、友好関係であることが条件だが戦争なしで獲得できるので非常に有用。アクレ州がいらないなら両国とは初期から友好を保ちたい。
自国と(関税同盟含む)従属国によるアマゾナス州の支配が不完全のとき、ボリビアにアクレ紛争を起こすことができる。
お隣ボリビアの北東、アクレ州は1899年に戦争で勝ち取り、現在もブラジルの一部である。
ジャーナル「アマゾンの開拓」で請求権がもらえるため、貰った請求権で戦争すればよい。
首都ラパスは魅力的に見えるが、インフラデバフがあるのと主要文化の関係などから美味しい土地とは言えない。
南米の編入州に市場外移民を集めてジャーナルで指定された人口を達成しなくてはならない。
人口の目標は州平均1.5Mであり編入州が増えるとボーダーも上がるので、拡張は計画的に。
移住元の条件は、同国教で大国以下かつ3州以上の欧州国家。
移民の狙い目はやはりポルトガル、次点でスペイン。それ以外に統一前のイタリアの中規模国家が候補になる。
ポルトガルは領土を削ると移民イベントの条件を満たさなくなる。
人口が少ないので、工業化するとどんどん生活水準が上昇し高級志向が高まるため高級物品の需要が増えてくる。
幸い高級家具用の硬材はアマゾンの熱帯雨林のおかげで豊富、磁器用の染料は各地に点在するので困らないが、高級衣類に必要な絹はどうやっても手に入らない。
南米は硫黄も豊富なので合成繊維プラントでも良いがこちらは生産Ⅳ研究後とかなり遅いので、絹そのものを侵略で手に入れるのが楽だろう。そもそも条約港を置いて輸入すればいい話である。
列強の介入をなんとか出来るなら日本に侵攻するのが良いだろう。人も資源もたんまりある。
ウルグアイは独立以前はシスプラチナ州としてブラジルの支配下にあったことから、ウルグアイを従属国にすると国旗と国名が特別なものに変化する。
従属させても特に大きな利益があるわけではない。
自信があるなら、旧宗主国にしてブラガンサ家の本家ポルトガルを傀儡化or征服するとよい。
残念ながら同君連合の開戦自由は使えないので地道に侵略する必要がある。
初期で防衛協定を結んでいるイギリスを高確率で敵に回す上、侵略の旨味は0である。
ブラガンサ家を統一したいプレイヤー向け。
南米の良いところは、あらゆる列強から離れている点である。運が良ければ、介入されても軍が派遣される前に制圧可能。
当然運次第なので過信は禁物。ブラジルの隣に英仏がいることも忘れずに。
正直大体自国で資源を賄えるので石炭の為に戦争するくらいしかない。
実績名 | 達成条件 |
ペドロには投票しない | 「大統領共和制or議会共和制」「普通選挙」を制定 |
悪魔の鉄道 | ジャーナル「アマゾンの開拓」を完了 アマゾンの全州を保有(分割州不可)・鉄道敷設 |
エスタード・ノヴォ | ジェトゥリオ・ヴァルガスを支配者にする ジャーナル記事「新たな共和国」を完了する |
高潔 | ジャーナル記事「高潔なる君主」を完了 君主制を維持 |
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