そこそこの植民地にそこそこの軍隊、開発されてもないが遅れすぎてもいない技術と程好く揃った一流国家であり、初心者向け国家に飽きた人にピッタリ。
フレーバーテキストで説明される史実の内紛は再現されておらず、国内は安定している。一応AI操作の場合だと他国の戦争に介入して敗北し国内が不安定化して、カルリスタ戦争が勃発するケースが多々ある。逆に初期の列強の動向次第では列強に昇格していることもある。
分裂したスペインを統治する若き女王イザベラ。その傍らでは自由主義者と保守派の派閥がお互いの喉元に剣を突きつけている。女王はこの闘争の操り人形になってしまうのか?それともより積極的な役割を担ってゆくのだろうか?
分離さえ阻止できるのなら大体の資源を自給できるのでなかなか良い立地。
政治体制 | 国家元首 | 所属団体 | 正当性 | 相続人 |
君主制 | イサベル デ・ブルボン | インテリゲンチャ | 57% | なし |
国王はわずか5歳のイサベル2世。史実では王位継承を巡って内戦状態だった時期だが、有難いことにVIC3では内戦は再現されておらず年齢によるデバフ等もない。
一応未成年だと司令官に指定できないというデメリットはあるが、女性だとそもそも年齢にかかわらず指定不可なので実質影響はなく、何の問題もない普通の君主である。
それどころか長期間在位できるインテリ君主という強みですらある。
権力構造 | 経済 | 人権 |
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制度 | 投資レベル |
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遺産奴隷制がまかり通っている。土地ベース課税など変えたいものもあるが、官僚制は任命制になっているなど、やはりある程度近代化が進んでいる。
旋盤などI系研究の一部が終わっておらず、欧州の中では遅れた水準。
先進国に追いつくなら大学への投資は必要になるだろう。
ジブラルタル(本国南部)が条約港としてイギリスに奪われているため注意が必要。
企業名 | 設立条件 | 企業補正対象条件 | 繁栄ボーナス |
ビスカヤ高炉 | ナバラの製鉄所はレベル10以上 技術「製鉄」研究完了 | 製鉄所、鉄鉱山 | インフラ+10% |
デュロ&コンパーニャ | アストゥリアスの石炭鉱山はレベル10以上 技術「製鉄」研究完了 | 石炭鉱山、鉄鉱山、製鉄所 | 武器工場生産量+10%、大砲工場生産量+10% |
ラ・エスパーニャ・インダストリアル | カタルーニャの織物工場のレベル10以上 技術「綿繰り機」研究完了 | 織物工場、綿花農園 | 革新+15% |
トルビア兵器工場 | アストゥリアスの武器工場のレベル10以上 技術「銃工」研究完了 | 武器工場、大砲工場 | 陸軍海軍攻撃+5%、軍需品の経費-5% |
ラ・エスパーニャ・インダストリアルの革新15%が強い。
イベリアを形成可能。
詳細は国家形成を参照。
条件の領土はポルトガルを抑えることで難なく達成できるし、形成する頃には列強入りできるだろう。
問題はそのポルトガル。ポルトガルは初期時点でイギリスと防衛協定を組んでいる上、傀儡併合しようものなら簡単に悪名が飛んでフランスやイギリスとの戦争が襲いかかってくる。
スカンディナビアやドイツと違い小国統一なので平和的な統合もできない。イギリスとの戦争と悪名の対処が鍵となる。
全世界にボロボロ植民地があるので、大体の資源は自給できるため小作農使い切りに注意しながら開発するだけで列強入りできる。
資源が足りなくなったらキューバやフィリピンを併合してプランテーション化してしまえばよい。
中南米はかつてスペインの植民地であったこともあり、スペイン語圏のpopが大多数。
資源面からも侵略には最適と言えるが、列強(とくにアメリカ)が介入するとなかなか面倒なことになるので、事前に関係を上げたりメキシコなどアメリカと仲の悪い国家を狙うとよい。
メキシコを傀儡化すればアメリカの強大化を心なしか抑えることができる。
ゲーム開始時にブラジルと戦っているピラティニとグラン・パラへいきなり戦争を仕掛けて南米への拠点を確保しておくのも有用。
史実でキューバとフィリピンを奪ったのはアメリカであるのだが、現行のバージョンでスペインを狙ってくることはほぼ無く、戦争する場合はむしろこっちから侵略をかけることになるだろう。
先のメキシコ傀儡化を行うとメキシコ返還戦争で戦うことになる。そうでなくとも、中南米に侵略するならやはり戦わなくてはいけない相手。
欧州の戦争に巻き込まれることがほぼ無いので、内戦中などを狙って侵略するか積極的にたたき続ける必要がある。
どちらの場合でも悪名を上げすぎて欧州国家と戦争にならないよう気を付けよう。
植民地は既にたくさんあるが、やはりアフリカにも進出したいのが列強の性である。
史実通りモロッコ・西サハラでもよいが中部アフリカやコンゴ方面に進出してゴムを確保しにいっても良い。
資源は全世界のスペイン語圏から適当に掻っ攫うとして、独自の市場を貫くなら中国への進出を行いたい。
人口が多いわりにさっぱり近代化が進まず、大量にモノを購入してくれる。
ゲーム的にはフランス市場等に乗っかったほうが良いが。その場合はジブラルタルを条約港としてイギリスに奪われているので取り返していないとイギリスがフランス市場にまでアクセスしてくるので注意。
開始時からモロッコに条約港のメリリャを持っているが、さらにそこから浅からぬ因縁のモロッコ全土を征服するのは趣味の領域になる。史実で支配したスペイン領サハラはモロッコの請求権があるので、ここへ入植したい場合はモロッコとやり合う必要がある。
侵略するなら豊かなオスマンやエジプトがよい。ただしそのまま切り取りや傀儡化に走ると悪名が爆発するので、シリア戦争に介入するなどして国家ランクを下げるなど侵略の準備が必要。
世界各地に勢力を広げるにあたり、最大の敵はやはりフランスである。
あっという間に植民地を広げるため、気がついたら競り合ってしまう。だが戦争になってしまうと陸軍でのガチンコバトルは避けられず、その割には軍質軍量経済力が全て凄まじいため余程の事がなければ相手にしたくない。
戦争回避の近道は範囲を絞って先に侵略しておくことであり、中央アフリカやザンジをメインに植民すれば西アフリカと中央アフリカで住み分けが出来る。
また資源を強奪しがちでもあり、貿易協定を結んでいると凄まじい量を持っていかれる。
早くに禁輸して袂を別つか、(ゲーム的な意味は薄いが)お互いにズブズブになることで抑止力にするかはお好みで。
現在でもイギリスが支配している地域。
条約港であることも考慮し最終的には取り返したい。
実績名 | 達成条件 |
万人のためのブルボン | スペインである 「君主制」のまま平均生活水準を20以上にする |
国家形成でイベリアになると達成できないので注意。
初期で君主制のため特段難しい条件は無い。普通に経済発展していけばおのずと生活水準は上がるため自然と達成しやすい。
早期達成を目指すなら移民を控えて必需品・高級品をしっかり供給することを意識すればいいだろう。
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