世界最強の海軍力と多数の植民地を有し開始時の国家ランキングは1位。
後世においてこの時代は「ヴィクトリア朝」と名付けられ、このゲームのタイトルにもなった。
AIだと列強上位から脱落することも少なくないが、プレイヤーが入れば国力を余すことなく使い世界の覇権を握れるだろう。
風雲急を告げる19世紀を迎え、大英帝国は急速に世界一の産業国家へと登り詰めていった。この巨大な帝国を強大たらしめているのは世界中に散らばる労働力である。しかし王であるウィリアム4世には死期が迫っていた。次の君主によってどのような時代が幕を開けるのか。それは誰にもわからなかった。
政治体制 | 国家元首 | 所属団体 | 正当性 | 相続人 |
立憲君主制 | ウィリアム・オブ・ハノーファー | 小ブルジョワ | 72% | ヴィクトリア・オブ・ハノーファー |
開始時の国王はウィリアム4世だが、開始早々に死亡し、姪である相続人のヴィクトリアに王位が移ることになる。
ヴィクトリアは年齢が若く実業家所属、更に高人気特性持ちと本作有数の強君主。ゲームタイトルにもなっており、本作の時代を象徴する女王である。
州名 | 主要都市 | 初期インフラ(使用量/上限) | 建設済の施設(施設名+初期レベル) | 建設可能な資源・農業施設(施設名+最大レベル) | 初期未就業数 | 初期小作農数 | 州補正(補正名称(補正内容)) |
ホームカウンティー(首都) | ロンドン | 121/162 | 交易センター119, 家具工場15, 行政府10, 織物工場10, 製紙工場10, 大学5, 造船所5, 漁港2, ライ麦畑8, 家畜牧場5, 海軍基地25, 兵舎15, 徴兵センター11, 港6, 鉄道3, 建設セクター3 | 石炭鉱山40, 漁港10, 伐採所6, ライ麦畑111, 家畜牧場108, 未使用の耕作地103 | 42.1k | 132k | 良質な土壌(農業生産量+10.0%)、ロンドンドックランズ(造船所施設生産量+15.0%、港最大レベル+3、海軍基地最大レベル+15) |
ウェストカウンティー | ブリストル | 52/94 | 織物工場5,行政府4,造船所4,飾り細工工房4,硫黄鉱山6,漁港2,小麦畑5,家畜牧場3,海軍基地25,徴兵センター7,兵舎5,港5,鉄道1 | 伐採所6 | 48.9k | 286k | 天然港 |
イーストアングリア | ケンブリッジ | 68/84 | 家具工場15,大学5,ガラス工房5,食品産業4,行政府1,造船所1,鉄鉱山2,漁港3,家畜牧場3,ライ麦畑2,海軍基地25,徴兵センター6,弊社負担5,港5,鉄道1 | 石炭鉱山30,伐採所46 | 48.9k | 286k | 天然港 |
ウェールズ | 23/49 | 製紙工場5,石炭鉱山4,伐採所3,家畜牧場2,兵舎10,徴兵センター3,鉄道1,港1 | 漁港4,ライ麦パン44 | 18.0k | 174k | 南ウェールズバレー | |
ヨークシャー | 120/120 | 飾り細工工房12,製鋼工場10,自動車産業8,行政府5,石炭鉱山10,鉄鉱山5,ライ麦畑4,家畜牧場3,海軍基地15,兵舎10,徴兵センター8,港4,鉄道3,建設セクター2 | 鉛27,漁港7,伐採所6 | 78.6k | 146k | ||
ランカシャー | 110/112 | 織物工場15,行政府5,武器産業5,軍需工場2,石炭鉱山15,鉄工場10,漁港3,ライ麦畑5,家畜牧場3,兵舎10,海軍基地10,港5,建設セクター3,鉄道2 | 鉛鉱山45,伐採所9 | 84.6k | 129k | ||
ローランド | 34/75 | ガラス工房6,食品産業4,行政府3,鉄鉱山2,伐採所2,漁港2,ライ麦畑2,家畜牧場1,海軍基地15,兵舎10,徴兵センター6,港3,鉄道1,建設セクター1 | 石炭鉱山60 | 34.1k | 272k | ||
ハイランド | 9/19 | 漁港4,伐採所3,捕鯨基地2,兵舎5,徴兵センター2 | ライ麦畑42,家畜牧場42 | 9.76k | 138k | ||
ラインスター | 17/35 | 食品産業4,大学1,鉛鉱山3,ライ麦畑2,海軍基地15,兵舎5,徴兵センター5,港3 | 鉄鉱山33 ,伐採所6,漁港6,家畜牧場102 | 17.5k | 450k | ||
マンスター | 1/48 | ライ麦畑1,徴兵センター6,海軍基地5,兵舎3,港2 | 鉛24,漁港12,伐採所4,家畜牧場173 | 4.49k | 643k | ||
アルスター | 4/48 | 伐採所2,家畜牧場2,徴兵センター6,兵舎5,港2 | 漁港11,ライ麦畑128 | 26.9k | 608k | ||
コノート | 2/33 | ライ麦畑2,徴兵センター3,兵舎2,港1 | 硫黄鉱山48,伐採所7,漁港4,家畜牧場90 | 3.16k | 378k | ||
ニューファンドランド | 2/5 | 漁港2 | 鉄鉱山24,鉛鉱山24,伐採所8,捕鯨基地6,家畜牧場10 | 2.00k | 13.6k | グランドバンクス漁場 | |
ジブラルタル | 0/8 | 海軍基地5,港1 | 漁港1,タバコ農園6,家畜牧場6,砂糖農園6,稲畑6,絹農園6,綿農園6 | 2.00k | 6.99k | ||
グアヤナ | 2/3 | 砂糖農園2,港1 | 伐採所5,漁港3,コーヒー農園16,バナナ農園16,家畜牧場16,稲畑16 | 2.16k | 16.9k |
グレートブリテン本土以外はすべて未併合州。
植民地は未併合のままの方がよいが、アイルランドはさっさと併合するなりしたい。
世界に領土を持っているにも関わらず「国家至上」、学校は「宗教学校」。
これでは同化もできず人が逃げていくだけである。
国家至上は急いで改正する必要がある。
イギリスでは開始直後にアヘン戦争イベントが発生。まずはこれを終わらせることが先決。
イベント発生したら即刻清に対して条約港を請求、同時に上陸作戦の準備を開始しよう。
その後は大体なんでもできてしまう。インドやオーストラリアのジャーナルを達成したり、エジプトからスエズ運河を強奪したり、二枚舌外交を繰り広げたり、植民地拡張に勤しんだりしよう。
工業化については各国戦略/建設を参照。
ジャーナルで開始。戦争にはならないので自分で清を叩く必要がある。
序盤の東アジアは他の列強が絡んでこないため、叩くのは大チャンスである。
軍量で圧倒的に負けているため不利なように思えるが、軍質に大きく差がある上にジャーナル開始から5年間は清にデバフまで入っており、驚くほど弱いため制圧は容易。
盛大に切り取り、史実通り大量の租借地を作って現地の中国人を労働力にしよう。
ジャーナル達成条件はあくまでも条約港であるため、仕掛ける際は条約港請求を主要目標にすることを忘れずに。
ちなみに潮州に条約港を作ると条約港名が香港になる。
イギリスプレイにて最大のネックとなるのは島国故の港不足と陸軍の少なさによる欧州各国陸軍との相対的な力不足。そしてなによりも問題なのがフランスである。
前者を補うにはオセアニア入植で足りるのだが、史実とは異なり健全に成長していくフランスが頭痛の種となる。
フランスにぶつける為にもドイツ統一は可能な限り手助けしていきたい。
幸いな事にプロイセンドイツは植民地まで手が回らないことが多い。アフリカはこちらで切り取っておこう。
フランスの条約港や植民地を奪ったりするのも一考の余地あり。
オーストラリアも強いが植民しないため、これをフランスにぶつける手もある。
ゲーム期間の100年間フランスとは対立することになり、フランスと何度も戦争することになるだろう。
初期で列強かつ世界1位のため、他国プレイにおける列強入りや経済で成り上がるという目標が立て辛い。
GDP1B実績やジャーナル達成などを目指しても良いが、暇を持て余すようならジャーナル系以外にも何かしらの目標を立てるのも良いだろう。
以下にプレイ方針となる一例を記載する。
フランスとの因縁はかなり深く、開祖ウィリアム1世はフランスの貴族である他1400年代にはイギリス側からフランスの王位を請求して百年戦争が起こっている。
王位を請求していた1399年から1509年まではイングランド国章にフランス国章が含まれていた。
百年戦争の末期には、イングランド王はフランス王を自称し英仏二重王国を名乗っていた。
ではゲーム的にはどうかというと、一応侵略する価値はある。
南部のオクシタニアはかなり豊かな土地であり、絹など農産資源が豊富。
パリにはエッフェル塔を建てることができ、国威をちょっとだけ(固有建造物では最大だが)プラスするというオマケ効果がある。
資源だけが目当てなら清や日本を切り取った方が良いが、中盤以降のフランスは軍事的に脅威なので国力弱体化も兼ねてフランスを叩くメリットは十分にある。
弱体化を狙うなら戦争目標で国家の開放を強制するとよい。
フランスはかなり大きな国家なので、取り込むなら列強落ちさせて傀儡併合するとよいだろう。
ウィリアム1世が即位するまでは、イギリス(イングランド)はスカンジナビア諸国とのつながりが深く
征服や王位継承や推薦などによって度々同君連合が結成されていた。
北海帝国はその中の大帝国の一つであり、イングランド・デンマーク・ノルウェーの王位を兼ねた存在である。
ゲーム的に侵略するメリットは薄く、ただ単に悪名を燃やして列強を無意味に介入させるだけの戦争になるためロールプレイの趣が強め。
スウェーデンがスカンジナビアを建国するとノルウェー・デンマークが吸収される可能性があるため注意。
逆にスウェーデン侵略して臣下としておくとスウェーデン主導でスカンジナビアが建国された場合でもそのまま臣下となるため、ほぼタダでノルウェーとデンマークを手に入れらられる。
絶対王政が続いた後、イギリスでは清教徒革命が起きて国王が処刑され、
後に王政復古するも名誉革命で権利の章典を定めて、国王の大権を制限し民衆の権利を保護する方針が固まり、その後現在に至るまで立憲君主制の先駆けとして存続している。
そのような背景もあり、ゲーム内でも初期時点で大分法改正が進んでおり地主層は既に瀕死である。
権力が足りないという問題こそあれど、選挙や集会の保証による他集団の強化は今後の発展のためにも継続したいため、さらに改正するメリットは少ない。
だが敢えて反動的な改革を取るプレイスタイルもある。市民の通信を検閲し、議会を停止し、反政府運動は国軍で弾圧するのだ。
デメリットばかりというわけでもなく保証された自由の成立には集会の自由以上が、女性参政権の導入には土地所有者投票以上が必要ではあるのだが、保証された自由を制定した後に異議の禁止を導入したり、女性参政権を導入したあとに専制を導入することは可能である。
また寡頭制を採用することで正当性を高く保てるメリットや権力が多くなるというメリットもあり、完全にネタ戦略というわけではない。
専制を導入するのにあたっては別に地主を強化する必要はなく、普通選挙→専制であれば資本家が賛成するため資本家の賛成で通せる。
どうせなら歓迎の国等のジャーナルをクリアした後に採用すべきだろう。
ファシスト化といっても、民族主義を採用するメリットは今のところないのでこだわりがあるのでなければ変えない方が良い。(というかナチズムと違ってファシズムは必ずしも民族国家とセットというわけでもない)
史実プレイとしてはフランスの方が近いので敢えてイギリスでやるメリットとしては君主の有能さか。
大陸諸国の陸軍と正面からぶつかるのを避けて島国を優先的に制圧していく事を狙う。アメリカ大陸の国家や日本等を重視していく戦略である。いくらフランス陸軍が強力でもそれを維持する補給を破壊してしまえば戦うのは困難である。この場合はインドへの攻撃へのプランが必要になる。
実績名 | 達成条件 |
朕は面白うない | フランスと関係+50以上の状態でフランスの外交官を追放 |
アナーキー・イン・ザ・UK | 「無政府」を制定 |
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