北欧の中央に位置する中堅国で、ノルウェーを同君下位に持っている。
また本作の開発元であるParadox Interactiveの本社がある国。
「ゲームを学ぶ」キャンペーンのおすすめ国家
法律の近代化や工業化を進める土壌が整っておりこのゲームの基本を学びやすい国家
ただし人口、資源に難を抱えており中盤以降に伸び悩みやすい国家でもある
フィンランドを失い、同君連合でノルウェーを獲得したスウェーデン。徐々に工業化へと舵を切り始める一方で一層のリベラル化が進行しつつある。スウェーデンの行く末を左右するものは一体何なのだろうか?
政治体制 | 国家元首 | 所属団体 | 正当性 | 相続人 |
君主制 | カール・ヨハン・ベルナドッテ | 地主 | 41% | オスカー・ベルナドッテ |
利益団体名 | 影響力 | 代表名 | 代表イデオロギー | 備考 |
地主 | 7.8% | オットー パルムシティエルナ | 穏健派 | 君主の利益団体 政府内 |
スウェーデン教会 | 7.3% | カール・フレドリック アフ・ウィンガルド | 伝統主義者 | 政府内 |
実業家 | 20.8% | ラース・ヨハン ヒエルタ | 市場リベラル | |
小ブルジョワ | 20.4% | アンダース エリクソン | 穏健派 | 固有特性 |
武装勢力 | 18.6% | マグナス ブラーヘ | 王政主義者 | |
インテリゲンチャ | 18.5% | ジェイコブ デ・ラ・ガルディ | 穏健派 | |
農村民 | 3.9% | アンダニース ダニエルソン | 王政主義者 | 周縁団体 |
労働組合 | 2.4% | ランダム | ^ | 周縁団体 |
政府内にいる地主・教会の影響力がかなり低く、野党の影響力がいずれも20%近くあるのが特徴。
このため教会を抜いた地主+αで正当性50程度を確保できる。
地主を抜きづらい地主元首でありながら、序盤から積極的に法改正していけるのはスウェーデンの強み。
州名 | 初期インフラ(使用量/上限) | 建設済の施設(施設名+初期レベル) | 建設可能な資源・農業施設 (施設名+最大レベル) | 総人口 | 州補正(補正名称(補正内容)) |
ノールランド | 4/13 | 伐採所2,漁港2,徴兵センター1 | 鉄鉱山60,伐採所10, 漁港12, 家畜牧場42, 未使用の耕作地42 | 327K | マルムベリエト(鉄鉱山施設生産量+20.0%) スカンジナビアの森(木材産業生産量+20.0%) |
スヴェアランド(首都) | 40/47 | 交易センター17,行政府4,織物工場3,製紙工場3,大学1,鉄鉱山5,伐採所8,漁港2,ライ麦畑2,兵舎15,海軍基地5,徴兵センター4,港1,建設セクター1 | 鉄鉱山36, 伐採所23, 鉛鉱山18,漁港11, ライ麦畑62, 家畜牧場60, 未使用の耕作地60 | 1.11M | ベルグスラーゲン(鉄鉱山施設生産量+15.0%、鉛鉱山施設生産量+10.0%) スカンジナビアの森(木材産業生産量+20.0%) 天然港(造船所施設生産量+10.0%、港最大レベル+2、海軍基地最大レベル+10) |
ゴットランド | 1/5 | 家畜牧場1, 港1 | 漁港3, 伐採所2, 家畜牧場6, ライ麦畑5, 未使用の耕作地5 | 33.2K | 良質な土壌(農業生産量+10.0%) |
イェータランド | 20/30 | 交易センター14,行政府1,伐採所6,漁港3,鉄鉱山2,ライ麦畑3,家畜牧場2,兵舎10,徴兵センター3,港1 | 伐採所17, 漁港15, 鉄鉱山15, ライ麦畑54, 家畜牧場53, 未使用の耕作地51 | 809K | スカンジナビアの森(木材産業生産量+20.0%) |
スコーネ | 24/22 | 武器産業3,大学1,行政府1,造船所1,工具工房1,漁港4,ライ麦畑6,家畜牧場2,兵舎5,海軍基地5,徴兵センター2,港1 | 漁港10, 石炭鉱山8,伐採所5, ライ麦畑42, 家畜牧場38, 未使用の耕作地36 | 513K | スカニアの土壌(農業生産量+15.0%) 天然港(造船所施設生産量+10.0%、港最大レベル+2、海軍基地最大レベル+10) |
すべての州がプラス補正を持つため、見た目以上の出力がある。特に、序盤から必要な木材と鉄に強みを持っているのはありがたい。
一方で小作人と未就業者数の合計は350k強。序盤は十分だが中盤以降は全く足りなくなるので、何かしらの人口対策が必要になる。
権力構造 | 経済 | 人権 |
君主制 | 干渉主義 | 集会の権利 |
寡頭制 | 重商主義 | 労働基本権の無保障 |
国民至上 | 人頭課税 | 児童労働許可 |
良心の自由 | 小作農 | 財産を持つ女性 |
任命制の官僚 | 植民地なし | 社会保障なし |
職業軍人 | 地方警察 | 移住規制なし |
治安維持なし | 宗教学校 | 奴隷禁止 |
医療制度なし |
全ての研究Ⅰが完了済みで、Ⅱは未研究という分かりやすい状態。
世界2位タイという高い識字率のおかげで、伝播率も革新上限も高く大学さえ建てれば研究が速いのが強力で、プレイスタイルに合わせて研究を進めやすい。
ノルウェーとは同君連合を組んでおり、プロイセンとは貿易協定を締結済み。
デンマークとは冷淡状態でかなり仲が悪いが、態度は良いため関係改善には応じてくれる。
ロシアは不信状態で(難易度設定にもよるが)態度も悪め。
他列強からの態度は良好な方で関係改善をすれば大抵味方になってくれる。
正規軍30、海軍10。どちらも過不足ない程度の生産施設が初期で立っているのはありがたいところ。
企業名 | 設立条件 | 企業補正対象条件 | 繁栄ボーナス |
エリクソン | スヴェアランドの電気産業はレベル3以上 技術「電信」「発電」研究完了 | 電気産業 | 革新+10%、教育機会(収入別)+0.5% |
LKAB | ノールランドの鉄鉱山はレベル3以上 「平炉法」研究完了 | 鉄鉱山 | 鉄鉱山生産量+20% |
イェータヴェルケン | イェータランドの造船所または軍用造船所のレベル3以上 技術「ガントリークレーン」研究完了 | 軍用造船所、造船所 | 海軍攻撃+5%、海軍防御+5% |
北欧4ヶ国のうち3ヶ国分の州を確保することでスカンジナビアを建国可能。条件11州のうち8州は初期で確保済み。
大国統一であるため(統一主導国になる必要はあるが)デンマークとであれば外交的に統一することが可能。
なおフィンランドは主要文化がフィンランドで、ホルシュタインは主要文化が北ドイツである。この2国は主要文化が違うために、そもそも国家形成画面に登場しない。
形成時イベントで条件を満たしていればフィンランドを主要文化に追加できる。
詳細は国家形成を参照。
スウェーデンは一部資源面を除いて特殊な要素のあまりない中堅国家であり、序盤の建設や戦略はVictoria3のテンプレート的攻略が概ねそのまま通用する国家である。
そのためまずは初心者講座や各国戦略の汎用項目を一読しておくことをオススメする。
ただし、列強に比べると人口確保が必要になるので意識しておきたい。
スウェーデンは優秀な鉄・木材の産地である。この2点に関しては施設上限が高い上に州補正があり、特に鉄に関してはノールランドが鉄鉱山上限40&鉄産出+20%補正という欧州最強クラスの州出力を持つ。
一方硫黄は産出せず、石炭も少なく、鉛も不足しがち。紅茶やコーヒーといった嗜好品もなく、(欧州ほぼ共通だが)染料と絹とアヘンもない。
硫黄に関しては自国産出こそしないものの、ノルウェーにはそこそこ数があるため、スカンジナビアになれば解決する。硫黄需要を作りノルウェーが硫黄鉱山を開発してもらうのがよい
ただしスカンジナビアになってなお石炭は本当に少ない
磁器や家具など市場価格が高騰しているものは多い
初期からプロイセンとの貿易同盟がある強みを生かして積極的に輸入をしていくといいだろう
市場で不足しているものや輸入に頼っているものを生産する施設を建設するのが基本
ただし人口が少なく土地も貧しいスウェーデンで農業や畜産業をやっている余裕はない
工業化を中心に進めるのが良い
幸いなことに鉄は作りすぎても列強が大量に買ってくれる
財政がきついなら行政品の生産を増やして値段を下げるといい
建設局の増加は国家の成長力の増加につながるが財政が悪化するため余裕がある時に行うこと
公共学校、公共健康保険は優秀なため通しておきたい
植民をするなら植民地搾取も必須
富裕者投票や普通選挙は通せるときに通しておきたい
ドイツ諸侯をライバル指定することで外交点は十分に賄える
列強とは軒並み関係改善しておくといいだろう
イギリスとは同盟を結んでおくとよい
貿易がしたいのならイギリスやフランスとの貿易協定も結んでおきたい
ただしフランスは良くも悪くも鉄を大量に買い付けてくることに注意
安全保障を重視するならフランスやオーストリアと防衛協定を結んでおくことでプロイセンに対するけん制になる
植民の開始は実質的に社会研究の「キニーネ」を待つことになる
ただし深刻なマラリア地域という特性がついている地域はこの時点では特大のデバフがかかるため手を出してはいけない
複数地域への植民は植民速度が反比例するためどこかに絞ったほうが良い
染料が手に入るニジェールのトーゴが初手ではお勧めになる
軍隊は必要ではないが威信が下がるため解体はしないほうが良い
財政がきつい場合は給与は下げることで対応できる
大国ランク+「汎民族主義」の研究完了が前提条件。
ゲーム開始時にデンマークを保護国化するのが手っ取り早い
開始時点ならデンマーク相手に負けることはなく列強も介入してこない
逆にプロイセンを懐柔してもいい
後はデンマークの自治度を下げて傀儡国にすれば研究を待つだけ
ノルウェーの自治度が上がらないように注意
シュレースヴィヒ=ホルシュタインをプロイセンが要求してくるならそこは必要ではないため折れてしまってよい
スウェーデンが抱える石炭などの資源不足と人口不足を解決するには海外へ進出するほかない
幸いなことに初期から海軍があり後進的な中小国を相手にする分には充分
同盟国としてイギリスを呼ぶ出せば盤石
ただし列強が敵に回ることだけはないように気を付けよう
進出先は中東、アジア諸国が石炭やアヘンが取れておいしい
州の征服はデメリットが大きいため保護国化を要求するのが良いだろう
悪名という値が25大きくなるごとにデバフがつくので初心者のうちは25を上回らないようにすればよい
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