列強の一角であり、ヨーロッパからアジアにまたがる世界最大の国家。
AIでは技術・経済で停滞することが多く、非承認国家のプレイヤーから「認識の強要」による都合のいい宣戦相手に選ばれがち。しかし初期領土内に大量の木材・石炭・鉄・石油を抱え、足りない資源もゴム以外は中央アジアに転がっている。もちろん人口にも恵まれておりポテンシャルは列強でも随一。
法律や研究面では西欧に比べると遅れを取っておりスロースターターだが、干渉主義や比例課税といった重要法案を通した時のパワーアップぶりが魅力。
ロマノフ朝の専制を守り抜くか、改革を進め立憲帝政ロシアを目指すか、はたまた全ての権力をソビエトに集めるか。
叛乱の殲滅による統治を開始したロシア皇帝のニコライ1世は、現在万力で締め上げるような施政を行い、正教、専制、国籍を教義として信奉している。19世紀において栄華を極めるのはこの権威主義体制のロシアだろうか。それとも異なる体制のロシアが新たに勃興するのか?
ロシア | ランク | 2(列強) | |
---|---|---|---|
![]() | 陸軍 | 276 | |
海軍 | 73 | ||
GDP | ![]() | ||
人口 | 58.8M | ||
種別 | 承認国家 | ![]() | 15.0% |
ティア | 帝国 | 生活水準 | 苦境(8.7) |
政治体制 | ツァーリ国 | 国教 | ![]() |
![]() | 100 | 主要文化 | ロシア |
政治体制 | 国家元首 | 所属団体 | 正当性 | 相続人 |
帝政 | ニコライ・ロマノフ | 上流階級会合 | アレクサンドル・ロマノフ |
ツァーリはニコライ1世。地主IG所属の伝統主義者であり、ただでさえ強いロシアの地主IGをさらに強化している。
後継者は史実では「改革皇帝」と言われ、農奴解放を実現したアレクサンドル2世である。v1.1までは知識人派閥で、v1.2からは地主派閥だが市場自由主義者であり、法律改正が行える。
ニコライはお世辞にも強いとは言えないのでアレクサンドルが一年後18歳になったら退位してもらおう。
利益団体名 | 影響力 | 代表名 | 代表イデオロギー | 代表特性 | 備考 |
![]() | 57.2% | セルゲイ ウヴァーロフ | ![]() | 几帳面 | 忠実特性:![]() 幸福特性: ![]() 不幸特性: ![]() |
---|---|---|---|---|---|
![]() | 18.7% | アレクサンドル フォン・ベッケンドルフ | ![]() | 横柄 | |
![]() | 12.2% | フィラレット ドロズドフ | ![]() | カリスマ的 | イデオロギー追加:![]() イデオロギー除去: ![]() |
![]() | 4.1% | ミハイル スペランスキー | ![]() | 懐疑的 博学 | 不幸特性:![]() |
![]() | 3.2% | アレクセイ ボブリンスキー | ![]() | 頑固 | |
![]() | 2.8% | イェウヘーン フレビンカ | ![]() | 空想的 | 忠実特性:![]() |
![]() | 1.3% | ランダム | |||
![]() | 0.0% | アレクサンドル ゲルツェン | ![]() | ランダム |
権力構造 | 経済 | 人権 |
君主制 | 伝統主義 | 検閲 |
専制政治 | 重商主義 | 労働基本権の無保障 |
国民至上 | 土地ベース課税 | 児童労働許可 |
国教 | 農奴制 | 財産を持つ女性 |
世襲制の官僚 | 植民地なし | 社会保障なし |
農民召集兵 | 警察なし | 移住規制なし |
治安維持なし | 学校なし | 奴隷禁止 |
医療制度なし |
列強で唯一の「世襲制の官僚」「農民召集兵」「伝統主義」「農奴制」であり公共施設は皆無。
病人扱いされているオスマンよりは多少マシと言うレベルの遅れっぷりであり、列強はおろか欧州全体で見ても遅れていると言ってよい。ちなみにお隣の清は「法的被後見」でこそあるが、「任命制の官僚」「文化的排斥」「救貧法」であるため初期状態は法律だけ見ると欧州の列強というよりアジアの未承認大国だと思ったほうがいい。
税制はもちろん、治安維持や警察や学校がないのも改善したい。
多数の伐採所を初期に持っており、木材についてはしばらく心配しなくてよい。
一方で工具は不足しており、開始時点で輸入している状況。
そのせいで牧場は未だに工具を使わない旧式製法のままである。
幸いにも鉱山資源には恵まれているため、工具や鉱山の開発から着手しよう。
なんと「旋盤」が終わっていない。もちろんこれは列強で唯一。
病人のオスマンよりはマシと言えるかもしれないが、オスマンが比較に出る時点でお察しである。
ジャーナル名 | 発生条件 | 達成条件 | 達成後 | 備考 |
東方の支配者 | 技術「民族主義」研究済、かつ外満州・イリ・トムスク・キルギスを領有していない | ロシアが外満州・イリ・トムスク・キルギスを全て領有 | イベント「東方の支配者] | 開始時に対象州の請求権を獲得 |
利益団体代表名 | 所属団体 | イデオロギー | 特性 | 出現開始年 | 出現終了年 | 備考 |
セルゲイ・ウィッテ | 実業家 | 改革論者 | 1879 | 1915 | ||
ウラジーミル・レーニン | 労働階級 | 前衛主義者 | 1890 | 1923 | 扇動者として登場 |
レーニンのみならず、トロツキーやマクシム・ゴーリキーなどなど、前衛主義者や無政府主義者など共産主義思想を持つ扇動者が何人も登場するのが特徴。
企業名 | 設立条件 | 対象施設 | 繁栄ボーナス | |
---|---|---|---|---|
![]() | ウォッカ・モノポリー | ![]() いずれかの州の食品産業が5以上 | ![]() ![]() | 生活水準の低下による![]() |
![]() | プチーロフ工場協会 | ![]() イングリア州で以下のいずれかが10以上 ・発動機産業 ・軍用造船所 ・大砲工場 | ![]() ![]() ![]() | 鉄道処理量+10%![]() |
![]() | ブラノーベル | ![]() アゼルバイジャン州の石油リグが5以上 州の編入/未編入を問わない | ![]() | ![]() 鉄道処理量+5% |
![]() | イジェフスク兵器工場 | ![]() ペルミ州の武器工場が10以上 | ![]() ![]() | 武器工場処理量+10% 大砲工場処理量+10% |
![]() | サヴァ・モロゾフ&サンズ | ![]() モスクワ州の織物工場が10以上 | ![]() | 威信+10%![]() |
![]() | 新ロシア有限責任会社 | ![]() ルハンスク州で以下のいずれかが10以上 ・製鉄所 ・石炭鉱山 ・鉄鉱山 | ![]() ![]() ![]() | 鉄道処理量+10%![]() |
基本的にはそれぞれ上にあるものが優先される。
国旗 | 国名 | 条件 | 備考 |
---|---|---|---|
![]() | ソビエト連邦 | ![]() ![]() | 槌とコンパスは労働者と知識人の団結を表す |
![]() | ![]() | ソ連の国旗 | |
![]() | - | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() 支配者が以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | ロシア解放軍の旗 |
![]() | 新人民連合 | ![]() ![]() ![]() ![]() 支配者が ![]() | 黒一色の旗 |
![]() | - | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() ![]() | |
![]() | - | ![]() 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | 19世紀の帝国紋章 |
![]() | - | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | |
![]() | - | ![]() | 聖ゲオルギオスと竜 |
![]() | - | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | 帝国旗および現代のロシア国旗 |
![]() | ロシア | デフォルト | 1858~1914の帝国旗 |
基本的に史実通り南下して港を求めることになる…というわけでもない。ロシアは大量の人口を有し、資源も使いきれないほど有するという立地だけは非常に恵まれた国である。
初期はひたすら内政を続け、資本家の影響力を上げ続ける。その資本家と元から少しいるインテリゲンチャによって地主を消し去るというのが大体の流れである。
そして固有ジャーナルの東方の支配者がある。これを利用して領土拡張し、カザフの統合やヒヴァの征服を進めるのがよい。
30年ほど前モスクワからイングリア(サンクトペテルブルク)へ遷都している。元のモスクワやクルスクの方が発展性があるため、史実よりも90年近く早く再遷都して中心市場を移転してしまう方が将来的な発展が望める。
アラスカは非常に有力な資源が眠っているため間違ってもアメリカに売らないように。
この国の歴史は大貴族との戦いであり、あまりにも強すぎる貴族を弾圧したい。
まずゲーム開始時点からインテリを抑圧しているので解除し、逆に強化する。大抵は周縁団体にいるので強化されて政府に参加させられるようになるまで少し時間がかかる。
ある程度強化されたら、上流階級会合を怒らせないようにしながら後進国並みの法律を少しずつ改正しよう。
日本や清程ではないが、西欧に比べると人口大国であり建築セクターと不足資源を補充していればすぐに強国になる。貧民ばかりのため労働者も集まりやすい。
Ver1.2より初期法が「植民地なし」となったため、一気に植民地での拡張で大幅に不利になった。
とはいえロシアが請求権を持っているサハリンはやはりおいしいため、植民地法を取ってサハリンを抑えたいところ。
ロシア国内で供給できない資源には硫黄と染料があり、これらは貿易か侵略で勝ち取る必要がある。
ゲーム最重要戦略資源の一つアヘンであるが、中央アジアで産出する。しかもここには列強がほぼ進出してこないため、切り取り放題。
たまに清が攻めてくることがあるがちゃんと近代化した軍隊があれば対応できるはずだ。
史実の国境も中央アジア全土を支配しており、実績の為にもRP的にも押さえておきたいところ。
意外にも列強の関心が向きにくく、アヘンが取れるしゆくゆくは石油も出る。
併合する場合傀儡化を挟んだとしてもそこそこ大きな悪名を負うことになるため、ある程度他地域での拡張を終えてから取り掛かりたい。
数は比較的少ないがしっかりした軍隊を持っているため、有利に進めるには散兵以上が望ましい。
東ローマ帝国滅亡以来、史実のロシア帝国における国是の一つが正教会の守護である。
ツァーリの称号はローマ帝国のカエサルに由来し、またロシアの国章双頭の鷲はローマ帝国の紋章が由来である。
ゲーム的には特に意味はないが、ツァーリならばやはりアナトリアを制圧し、東ローマ帝国の帝都コンスタンティノープルを手中に収めたい。
幸いオスマンは瀕死の病人であり、列強の介入さえ何とか出来るのであれば制圧は容易。
バルカン半島は文化もヨーロッパの遺産を有しており併合が速い。
コンスタンティノープルには宗教派閥の魅力を増やすアヤソフィアが存在しており、モスクワの聖ワシリイ大聖堂と合わせると中々の存在感を誇示するようになる。
ここをとるのであれば完全分離法は諦めて正教徒と心中するぐらいの気持ちでいた方がいい。
宗教学校を獲得してスンニ派を改宗させてもいいだろう。
実績名 | 達成条件 | |
![]() | グレート・ゲーム | ![]() 中央アジア戦略地域の全州を領有 |
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