肥沃なパンジャーブを治め、人口ではアメリカ以上オスマン以下の世界九位。
内陸でスタートし海を持たないのが目下の問題。
インドの大部分はイギリスの支配下にあるが、シク王国の南西側には小国が点在しており、海への進軍は容易。
ヒンドゥー教から分派したシク教は、ムガル帝国のイスラム強制への抵抗から武装化。北西インドにシク教徒の小国が乱立するに至った、
1790年、わずか10歳で小国の一つの王位を得たランジート・シング(1780~1839)は、他の小国を併呑すると共に、外敵であるアフガン系の勢力を駆逐。
1801年、シク王国の建設を宣言。欧州の技術を積極的に導入し、パンジャーブを超えて北西インドの大部分を手にするに至った。
そんなシク王国の前に立ちふさがったのが、天下の大英帝国。ランジート・シングは和戦両用の構えで挑んだが、イギリスの軍事力の前に徐々に風下に追いやられていった。
ゲーム開始時の1836年は、ランジート・シングの治世の晩年である。
ランジート・シングの死後のシク王国は弱体化の一途を辿り、イギリスにつけ込まれ第一次シク戦争(1846年)で敗れると不平等条約を結ばされる。
もちろん不平等条約への不満が爆発し、第二次シク戦争(1848年)を仕掛けたが惨敗。これにより、イギリスはインド全土を掌握するに至った。
非承認国にも関わらず、軍事技術Ⅰ「戦列歩兵」「大砲」を研究済で開始。
戦列歩兵・カノン砲で編成される(攻撃30/防御40)の兵舎が100も存在。
武器工場も5つ建っており小火器・大砲の自給も万全。原料の硬材は自給しているが、鉄が初期領に存在しないので輸入に頼っている。
司令官名 | 陸海軍 | 所属団体 | イデオロギー | 特性 | 出現開始年 | 出現終了年 | 備考 |
アレクサンダー・ガードナー | 陸軍 | ランダム | ランダム | 経験豊富な砲撃司令官/勇敢 | 初期 | 初期51歳 | 全世界でも稀有な攻撃+20の所有者。 |
ガードナーはペルシア本部に配置されており、パンジャーブ本部の主力軍を指揮できないのが難点。
「エキスパート」への早期昇進、100歳まで健康に働いてくれることを祈ろう。
インドを形成可能。ただしインドになると実績「プンの下の帝国」を達成できなくなるので注意。
詳細は国家形成を参照。
周辺諸国の非正規軍など相手にならないので、ガツガツ攻め取ると良い。
シンド攻略で海、東アフガン・カラート攻略で鉄が手に入る。
ガードナー指揮下は攻撃50に届くので、ロシアの戦列歩兵・騎馬砲兵に殴り勝つことすら可能。ペルシア本部側に兵舎を増築したい。
イギリス本国の散兵がやってくるとさすがに厳しい。
初期拡張が一段落したら陸軍は削減したい。初期の国力はあれど陸軍100大隊の維持は流石に財政負担が大きい。
有り余るパンジャーブの人口、肥沃なインドの農地で内政しやすいが、木材・鉛に弱み。
貿易したいのは山々だが、欧州諸国と距離があり船団不足に陥りやすい。太平洋植民で港を確保して補うのも手。
ロシア・清・オスマンとの陸上貿易はおいしいが、ロシアは認識強要で殴りたい相手でもある。
実績名 | 達成条件 |
プンの下の帝国 | イギリスを臣下にする |
国家形成でインドになると達成できないので要注意。
イギリスを臣下とするためにはイギリスがシク王国より下の国家ランクでなければならないため、こちらは列強入りしつつイギリスを大国に落とす必要がある。
前者はどうとでもなるが、後者のためにはイギリスを繰り返し殴って弱体化させなければならない。
悪名を無視できる段階に至るまでは、国家解放を要求する和平条件で削ると良い。概ね2~3回ほど戦争して弱体化を進めれば大国ランクに落ちるだろう。
初回の戦争でブリテン島の州を領土割譲するか条約港を作り橋頭保を確保しておくと後が楽になる。
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