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通貨単位は全ての国で(ポンド)で統一されている。またインフレは設定されておらず、通貨価値はゲームを通して一定である。
資金の変動は基本的に週ごとに発生する。国が存在しなくなると、債務や金準備は消滅する。
POPに対する税金は地税、人頭税、異教税、消費税、所得税、利益配当税の6種類がある。
地税・人頭税・異教税の3つは、条件を満たしたPOPに一律に課され、POPの収入などによって増減しない。そのため収入の低いPOPほど負担が大きい。まとめて人頭税と呼ばれることもある。
消費税・所得税・利益配当税は、それぞれ商品購入費・収入・配当に対して割合で課される。裕福なPOPが多いほど税収が増える。
以下の表は法律ごとの税率。
法律 | 対象 | 課税レベル | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
非常に低い | 低い | 普通 | 高い | 非常に高い | ||
共通 | 消費税率 | +20% | +27.5% | +35% | +42.5% | +50% |
![]() | - | - | ||||
![]() | 地税 | +0.4 | +0.55 | +0.7 | +0.85 | +1 |
所得税率 | +4% | +5.5% | +7% | +8.5% | +10% | |
![]() | 人頭税 | +0.4 | +0.55 | +0.7 | +0.85 | +1 |
地税 | +0.2 | +0.275 | +0.35 | +0.425 | +0.5 | |
所得税率 | +10% | +12.5% | +15% | +17.5% | +20% | |
![]() | 所得税率 | +15% | +20% | +25% | +30% | +35% |
配当税率 | +2.5% | +5% | +10% | +15% | +20% | |
![]() | 所得税率 | +10% | +12.5% | +15% | +17.5% | +20% |
配当税率 | +10% | +15% | +20% | +25% | +30% | |
補正「ジズヤ」 | 異教税 | +0.5 |
金準備は国家の現金備蓄を表す。
債務がない場合、国庫収支が黒字なら金準備は増加し、赤字なら減少する。
金準備自体が直接的な利益をもたらすことはないが、戦時などの支出増加に備えて資金を蓄えておく役割がある。
GDPの20%が金準備の上限になる。金準備の上限はソフトキャップでありこれを超えても金準備を増やすことはできるが、収支の黒字分より金準備の増加が小さくなる。
そのため金準備の上限に達さないように、建設局・大学・軍などに投資するとよい。
債務は、持ち株を持つPOPに対して国家が負う借金である。
金準備が0の場合、国庫収支の赤字は自動的に債務になる。債務がある場合は黒字分は自動的に返済に充てられる。
債務がある場合、元金の一定割合を毎週利息として支払う必要がある。
利息はPOPの持ち株によって分配される。そのため、大きな債務は特定の職業のPOPを富ませることになる。
貸付歩合は社会技術、国家ランクなどによって決まる。
まず経済技術の効果を基本値から引き算する。
基本値 | 20% |
経済技術I「銀行業」 | -2% |
経済技術II「中央銀行」 | -2% |
経済技術III「投資信託」 | -2% |
経済技術IV「国際為替基準」 | -2% |
経済技術V「現代金融商品」 | -2% |
「現代金融」まで進んでいれば基本値が10%まで下がるという意味。
次に政府ランク・小ブルジョワ・レッセフェール・破産の合計値を掛け算する。
国家ランク:列強 | -50% |
国家ランク:大国 | -25% |
国家ランク:非主要国 | ±0% |
国家ランク:小国 | +25% |
国家ランク:非承認大国 | +50% |
国家ランク:非承認地方国 | +75% |
国家ランク:非承認国 | +100% |
利益団体:小ブルジョワ承認+10以上 | -10%/-20% |
法律:レッセフェール | -25% |
破産 | +50%/10年減衰 |
たとえば開始時のイギリスは「中央銀行」まで研究済なので基本値が16%、列強なので-50%され最終的な利率は8%となる。
一方、清は研究なしで基本値が20%、未承認国なので+50%(1.5倍)され30%となる。
GDPの年成長率が良くて10%程度と考えられるので、列強以外での借金は非常にシビア。
金利は国内の富裕なPOPに流れるため、国家全体で見て損をしているわけではないのだが、それにしても財政運営上は難しい。
信用枠上限は、債務不履行にならずに借りられる資金の上限を表す。信用枠上限は以下のように計算される。
100000 + [施設の手元資金の合計] + GDP×0.05
元金が信用枠上限の50%以上である場合、その国の経済は不健全であると見なされる。
債務が信用枠上限を超えると国家は債務不履行になる。
債務不履行に陥ると全ての建設が一時停止され、施設処理量・ユニット攻撃・ユニット防御に対するペナルティが毎週増加し最大で-50%になる。
このペナルティは収支が黒字になるか破産を宣言するまで続く。
債務不履行になった場合、破産を宣言して債務を帳消しにできる。
破産宣言すると、全ての建設がキャンセルされて全施設の手元資金が消滅し、持ち株を持つPOPの5%が急進化する。
また以下のペナルティを10年間得る。このペナルティは減衰する。
投資プールは利益配当の一部が施設の建設に再投資されるシステムである。
民間建設ではPOP自身が建設する施設を決定する。
民間建設には建設力の一部が使用される。その割合は経済システム法によって決まる。
法律 | 民間の建設の配分 |
---|---|
![]() | 25% |
![]() | 50% |
![]() | 50% |
![]() | 50% |
![]() | 75% |
![]() | 35% |
![]() | 投資プール無効 |
投資する職業に有利な雇用を生み出しかつ収益性の高い施設が、優先的な投資対象になる。
投資ロジックではその出資者を考慮するため、例えば投資プールのほとんどが貴族による出資なら多くの農場が建設される。
ver1.8.4で確認。
投資プールはPOPの配当から出資される。これを再投資という。
POPの得る配当のうち出資度の割合分だけ投資プールに加えられる。出資度は職業ごとに決まっている。
職業 | 出資度 | |
基礎値 | ![]() | +10% |
---|---|---|
![]() | +20% | |
![]() | +20% | |
![]() | +20% | |
![]() | +30% | |
![]() | ![]() | +25% |
また、以下の貢献効率だけ投資プールに加えられる資金が増加する。あくまで投資プールへの加算量の増加であり、貢献効率が高くてもPOPが受け取る配当金減ることはない。
職業 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ||
経済システム法 | ![]() | -50% | -50% | -50% | -50% | -50% |
![]() | - | - | - | - | - | |
![]() | -25% | +50% | +50% | - | +50% | |
![]() | - | - | - | - | - | |
![]() | +25% | - | - | +25% | - | |
![]() | - | - | - | +25% | +25% | |
![]() | 投資プール無効 | |||||
技術 | ![]() | - | - | - | +15% | +15% |
![]() | ![]() | +10% | - | - | - | - |
![]() | -10% | - | - | - | - | |
![]() | +5% | - | - | - | - | |
![]() | ![]() | - | +10% | - | - | - |
![]() | - | +15% | - | - | - | |
勢力ブロック | ![]() | - | - | +25% | - | - |
投資プールへの拠出額はGDPに基づいて調整される。
GDPが10Mを下回る場合、拠出額はGDPが小さいほど大きくなり最大で3倍になる。GDPが10Mを超えると拠出額乗数は下がり始め、GDPが2Bで最低値の0.3倍になる。GDPが2B以上では常に0.3倍になる。
\common\laws ※各法律ごとの定義 \common\defines\00_defines.txt 「NEconomy」内 ※多数の値を定義
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