ゲーム開始時点で、スペインはクリスティノス政府とカルリスタ政府に分割される。
別国家であるため、カルリスタ・スペインについてはページを分ける。誰も作らなければ自分がやりますが、できれば分担してほしいです(ポルトガルも)。
植民ジャーナルを見る限り、現状直轄領のプエルトリコも従属国になっているとみられる。
カルリスタの旗頭、カルロスが実装される。地主、カルリスタ(ユニークイデオロギー)。息子のカルロス・ルイスもいる。
地主は「父権主義」に代えてユニークイデオロギーである「穏健派」を持つ(もう一つある)。
「穏健派」は君主制、土地所有者投票or寡頭制、任命制の官僚、地方警察、自由貿易、国教を支持する。
軍部は追加でユニークイデオロギーである「自由の守り手」を持つ。
「自由の守り手」は君主制、制限選挙、国民史上を支持する。
| 権力構造 | 経済 | 人権 |
| ラティフンディウム(小作農) | ||
寡頭制にはver1.12で新たに実装される「附則」として、「プロクラドーレス議会」「選挙縁故主義」の2つがついている。
「プロクラドーレス議会」は投票による正当性+20、選挙の信頼性-40%、投票による政治力(地主+50、聖職者+25、士官+25、公務員+25、商店主+25)
「選挙縁故主義」は権力+10%、選挙の信頼性-25%
ラティフンディウムは小作農ユニークで、地主政治力+40%、農家政治力-20%はともかく、地主の投資プール効率-20%は悪影響が大きい。
バランスはプレイしてみなければわからないが、他国と異なり投資信託の研究まで小作農のまま放置できない可能性がある。
ナポレオン戦争が研究済となる。
| 「カルリスタ戦争」ベースゲーム |
| ゲーム開始時点では新要素の「ゲリラ戦争」状態となっており、戦闘は時々発生するが領土の占領は発生せず、ポイントだけが蓄積される。カルリスタ側がジャーナルでポイント要件を満たして遠征を開始すると、通常の戦争状態となる。カルリスタが遠征を開始しない場合にはこちらから仕掛けることもできるようだ(まあそんなAIにはしないだろうから、プレイヤーカルリスタの引き伸ばしが塞がれているんだろうが)。DLCがない場合は最低限のイベントだけが発生するとのこと。 |
| 「2つのスペイン」Iberian Twilight |
| 保守主義者と自由主義者の対立ゲージ、対立の深刻度ゲージがあり、深刻度ゲージが溜まるとクーデターが起きやすくなる。地主対地主では話が成り立たないので、おそらくイザベルの成人によってアクティブ化される。 完了条件A ・自由派の進捗が90%に達する ・カトリック教会が疎外されている ・地主が疎外されている 完了条件A達成時 ・イベント「最も高貴な地位」 完了条件B ・保守派の進捗が90%に達する ・労働組合が疎外されている ・知識人が疎外されている 完了条件B達成時 イベント「ドン・カルロスの精神」 君主の利益団体は疎外されないため、イザベルの場合、取りうる結果としては保守派を穏便に遠ざけることに成功するか、クーデターが起こるかの2択となる。 地主とカトリック教会の疎外はかなり難度が高そうで、ほとんどの場合史実通り退位することになるのではないだろうか。 |
| 「素晴らしき革命」Iberian Twilight |
| サヴォイア家、ホーエンツォレルン家など複数の候補から王を迎えることができる。または共和制を宣言する。それぞれ条件があるようだ。 |
| 「経済の再生」Iberian Twilight |
| タンジマートのように期限までにタスクをクリアすることでバフを得られる。「ゲームがある程度進むと」とあるが、具体的な時期は不明。達成期限は開始から20年。 1:土地改革 ・スペイン母国州のSOL15 ・次のいずれか ・農奴制でもラティフンディウムでもなく、地主が与党でなく、正当性75以上 ・農奴制またはラティフンディウムで、地主が最大与党で、正当性75以上 2:植民 ・勅許会社または植民地国家を4つ従える ・いずれかの従属国が勅許会社または植民地国家で、自由欲求25以下、40レベル以上のプランテーション建物を有する 3:農業 ・80%の対象建物が肥料、蒸気機関脱穀機を採用 4:鉱業 ・鉄、鉛、石炭、硫黄のいずれかの主要生産者になる ・40レベル以上の鉱山 5:産業 ・4つの州で軽工業16レベル、重工業8レベル、・軍事産業8レベル ・2つの企業が繁栄 6:鉄道 12のイベリア地域の州で鉄道3レベル 普通に達成できそうに見えるが、スペインは技術後進なので必要研究がかなり多い。先行ペナルティを避ける場合、 Tier1社会4+企業チャーター+株式会社、旋盤+Tier2生産13+改良肥料+スチームドンキー+脱穀機で23を要求されるため、スタート時期にもよるが寄り道の余裕があまりないように思える。 投資信託が取れないと入植を採用することになるが、寡頭制は正当性を稼ぎやすいので、農民が強くなっても正当性75は達成できるだろう。 なお、植民地国家は初期状態で3のようなので、おそらくプエルトリコが植民地国家になっている。 |
| 「インディアスの記憶」Iberian Twilight |
| 新大陸の旧植民地との関係について、外交関係の確立を目指すか植民地の回復を目指すかを選択するだけのジャーナル。実際には下の2つのいずれかに取り組むことになる。 |
| 「ヒスパノアメリカ」Iberian Twilight |
| 旧植民地との外交関係の確立を目指すとアクティブになる。ボリビア、ウルグアイ、エクアドル、中央アメリカ、北ペルー、アルゼンチン、ベネズエラ、パラグアイ、ヌエバ・グラナダ、メキシコ、チリ、南ペルーを承認すると達成になる。 ハイチ・ドミニカ共和国のいずれも含まれていないため、この地域に関しては別のコンテンツがあるんだろう。 |
| 「レコンキスタ」Iberian Twilight |
| 旧植民地の回復を目指すとアクティブになる。ヌエバ・グラナダ、ヌエバ・エスパーニャ、ペルー、リオ・デ・ラ・プラタの4つの副王領を復活させ、「カリブを整理する(詳細不明)」と達成になる。 |
| 「国際主義者」Iberian Twilight |
| 無政府主義運動に関するジャーナル。抑圧か転覆で完了となる。ジャーナル期間中、暗殺が発生するらしい。 |
| 「目には目を」Iberian Twilight |
| アフリカジャーナル1つ目。アル・リーフ州の全域を領有するか、従属国が領有すると完了。期限は10年。 普通に攻めるだけだが、完了と同時に次のジャーナルのカウントが始まることを考えると先に植民地法を通しておくべきだろう。 |
| 「サハラの夕暮れ」Iberian Twilight |
| アフリカジャーナル2つ目。西サハラ州の全域を領有するか、従属国が領有すると完了。期間は10年。 失敗すると請求権を失うと書いてあるので、開始時に請求権はもらえるのだろう。 なお、植民地国家は文明化の使命を研究しないと新規設立できないため、「経済の再生」の植民要件はここを勅許会社にして達成するのが想定解と思われる。 |
| 「赤道の拠点」Iberian Twilight |
| アフリカジャーナル3つ目。サブサハラアフリカの3つの州の全域を領有するか、植民地国家が領有すると完了。期間は10年。 「経済の再生」のことを考えると、この時点でキニーネを取っている余裕があるとは思えない。非承認国から取得する方向で考えるべきだろう。 ニジェール地域はエジプトに絡まれるため、ザンジバル、南マダガスカル、北マダガスカルの組み合わせが一番楽と思われる。請求権が問題にならないので、アクティブになる前から条件を満たせるはずだ。 |
| 「マグリブの庭」Iberian Twilight |
| アフリカジャーナル4つ目。モロッコを従属国にし、アル・リーフ、フェズ、内モロッコ、マラケシュをスペインかその従属国が領有すると完了。期間は10年。 失敗すると請求権を失うと書いてあるので、開始時に請求権はもらえるはず。ただし内モロッコはフランスがアルジェリアジャーナルをクリアした場合にも請求権を取得するので、急がないと割り込まれる可能性がある。 |
フィリピンにジャーナル「東洋の真珠」が用意され、ハンガリーと同じように相手側のジャーナルの進行でイベントが発生するものと思われる。