AAR/我はスカンジナビア人

初期内政

なんでこんなにやることあるんですか?
やはりとっつきにくさの筆頭がこれであろう。最初に何やっていいのかわからない、だ。
今回のスウェーデンでやっておきたいことは以下の通り。大杉。スカンジナビアの森か?

1.陸軍、海軍の全解体

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しばらく戦争する予定はないので、序盤のうちは陸軍、海軍ともに全解体で予算をひねり出そう。
「兵舎」左横の>をクリックして展開すると各地の施設数が表示されるので、片っ端から-ボタンを押して解体しよう。
海軍も同様に解体解体。ふう。ひどくこざっぱりしたな!

これで財源は+10kくらい。序盤にこれはデカい。やはり海軍は金食い虫である。

ちなみにk=キロで、1000を表す。最近はよく聞く表現になった。
例)ガチャで400k爆死する。=40万円で引きたいものが出なかった。

(スクショとる順番間違えたのですでに「植民地搾取」が制定中である。)

2.政府改革

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左側の神殿みたいなマークをクリックし、2番目の政府タブを開く。
下の「政府改革」ボタンを押してスウェーデン教会を追い出し、実業家を加えて「確認」ボタンを押す。
左の「政府改革の終了」ではない。そうすると変更されずに元に戻ってしまう。)
これで正当性を上げることができた。正当性が上がると法律制定にかかる期間が短くなる。

また、実業家を政府に加えたことで、「植民地搾取」など、実業家が支持する法律を制定することが出来るようになった。
ちなみに、どの政治団体が賛成/反対なのかは賛成の緑ゲージ、反対の赤ゲージにマウスオーバーするとわかる。

軍部も「植民地搾取」には賛成なのだが、軍部まで入れてしまうと正当性が大きく下がってしまうので今回はパス。おめーの席ねーから!

3.「植民地搾取」の制定開始

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政府改革を終えればそのまま3番目の法律タブを開く。
「経済」の列の4番目にあるボタンの「植民地化」から「植民地搾取」を制定し始めよう。
チェックポイントの通過ごとに制定されるかどうかの判定が行われる。

今回は…

4.消費税の徴収

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左のコインのマークをクリックすると予算が開ける。
「概要」タブの「国庫収入」の欄から「消費税」のプラスボタンを押して、「サービス」と「ワイン」で消費税をとろう。
当座の資金となる。これで収益が17.2kポンドになった。やったねたえちゃん!おかねがふえるよ!
ちなみに£はポンドである。このゲームの主役はヴィクトリアお嬢さま=大英帝国なので、万国の通貨はポンドのもとに統一されている。
ちなみにこれはLに横線をいれたものらしい。Pじゃないのか。なんでも、てんびん(Libra)で重さを量っていたからだそうで…

ついでに軍事賃金をMAXにしよう。なあに、元がゼロなら何をかけてもゼロである。
なのになぜか支持がもらえてしまう。チョロい。

消費税の徴収には「権力」が必要になる。上の欄にある仰々しいハンコの値がそれだ。
「サービス」で200、「ワイン」で100の権力を消費する。「サービス」は権力の割に徴収できる額が大きいのでお勧めである。
まだ300もあんじゃん!もっと徴収しようぜ!
………気持ちはわかるが落ち着こう。
権力が余っていると法律制定が速くなるのだ。今は我慢しよう。

5.技術「機械工具」の研究開始

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日本語改善MODがなければ「メカニカルツール」となっているはず。
上のポップアップに電球のマークがあるときは、技術研究がなされていない!ということなので、注意しよう。
このゲームは技術研究をしないということはない。常にする。いつでも。エブリデイ。ツレジュー。
しなくなるのはすべての技術を研究し終えたときのみだ。
ちなみに技術は左の電球マークからも行ける。覚えておくとよいだろう。

今回は生産タブの「機械工具」を研究しよう。この技術が欲しい、というより「鉄道」のためというカンジ。

6.「デンマーク」「シュレースヴィヒ」「イギリス」3国への関係改善の開始、および「フィンランド大公国」への関係破壊の開始

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下側の大きなボタンの真ん中、「外交レンズ」から、右の「外交アクション」タブの中から「関係改善」をデンマーク、シュレースヴィヒ、イギリスに打つ。
また、「関係破壊」をフィンランド大公国に打っておこう。
これは後の布石である。

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なるべく早い時期にスカンジナビア帝国の建国を行いたいので、あらかじめデンマークとシュレースヴィヒの支持を取り付けておきたい。
この人たちは仲良くなっておくとスカンジナビア帝国に参加してくれる。大切な友人たちである。あとで大事に併合しよう。
ノルウェーは同君連合なので勝手に仲良くなれる。特に何かする必要はない。

大体1850年あたりには変態したいので、初手で関係改善を打っておく。仲良くなるためには多くの時間が必要だ。
特にデンマークは-50を+50に持っていく必要がある。しかももたもたしてしてるとライバルを打たれてしまう。
ライバル関係になってしまうと関係が悪化してしまうので打たれないことを祈ろう。(フラグ)

フィンランドはスカンジナビアの形成時にはあってもいいよ!みたいに書いているが、
スカンジナビアの主要文化に入っていないため、統一候補として支持してくれない。そもそも形成の画面にすらいない。ホルシュタイン、リューベックも同様。
これらは武力で併合するしかない。今作では、相手に要求を突きつけるためにはある程度仲が悪くないといけない。
ニコニコ笑いながらへこへこしつつ、ある日突然、「ば~~~~っかじゃねぇの!?」は出来ないのである。だから嫌われておこう。
本当はロシアからも嫌われておくべきなのだが、非武装でロシアの勢力圏と陸続き、その上で関係を悪化させる勇気はなかった。餓死寸前のアムールトラに新鮮な生肉をちらつかせるようなもんだぞ?

関係改善・破壊は直前にやろうと思うとたいてい忘れるので今のうちからやっておこう。
イギリスとの関係改善は必須ではないが、あるとどこかの国から戦争を仕掛けられたときに役立つだろう。ロシアとか。早い話が保険である。
貿易協定などを結んでもよい。防衛協定?結構。同盟は戦争に巻き込まれるかもしれないのでやめておこう。
また、イギリスである必要もない。フランスやオーストリアでもよい。要は地理的にロシアに近い列強であればよい。
列強との関係改善には影響力が300必要であるが、影響力の使い道は少ない。余らせてもうまみは少ない。ジャンジャン無駄遣いしよう。

ちなみに対ロシア用のポチとしてはプロイセンの方が優秀であるが、こちらは最初から貿易協定があるので何もしなくても仲良くなれる。

スウェとプロイゎ……ズッ友だょ……!!

7.建設キューの追加

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キューは待機列のこと。順番待ちのことだ。右上に表示されている。

左側、上から3番目の工場みたいなボタンをクリック。一番右の「建設」タブで
「建設局」(建設セクター)を予約に入れよう。すでにひとつ、スヴェアランドに建っていると思うので、追加で2つ作ろう。
この「建設局」は施設を作るためのもので、これの数が建設スピード、つまり経済の発展速度をを左右する。はっきり言って最重要施設といってよい。
ただし建てすぎると破産一直線なので余裕を見て建てよう。勇気をもって取り壊すことも必要だ。どうせ3週間で建て直せる。

ひとまずは「都市」タブの「工具工房」(飾り細工工房)をスヴェアランドに建設する。(スコーネはインフラが不足しているのでまだ手を付けない。)
あとは「地方」タブの「伐採所」をイェータランドに、「鉄鉱山」をノールランドに建設しよう。
「鉄鉱山」基本ノールランドに立てていこう。最終的には60すべて建てることになる。

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ノールランドは州の特性まりゅ…まりみゅ…まるむべれと…言えない…
ごほん、「マルムベリェト」があるためである。(元来私は「マルムベリェト」派であったが、「マルムベリエト」の方が格段に言いやすいことに今さら気が付いた。)
効果は、鉄鉱山施設生産量が20.0%アップ。チートか?

現実世界では欧州の鉄といえばココ!みたいな感じの大鉄山ではある。ヒトラーがノルウェーに侵攻したのも、スウェーデン北部からの鉄輸出がノルウェー経由だったからだそうで…
同じく現実世界の大鉄山、ブラジルのカラジャスには同等の補正がかかっていたが、オーストラリアには何もなかった。むしろデバフ付き。オーストラリアは怒っていい。

8.スコーネに「道路改善」の布告

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このゲームには「インフラ」という概念がある。日本語では社会資本と訳される、インフラストラクチャーの略語である。
道路や鉄道などの社会を下から支える基本構造のことを指す。これが不足すると施設の生産にとんでもないデバフがかかるので、不足したら即回復させよう。
上のアラートに「低い市場アクセス」と出るのでこまめにチェックするべし。

スウェーデンはチュートリアルのためにスコーネ(英語名スカニア)のインフラが最初から不足しているので、
当座しのぎに「道路整備」を布告してやり過ごそう。
下の大きいボタンの左からふたつ目、「政治レンズ」の「布告」タブから「道路整備」を選び、スコーネをクリックしよう。
+マークがチェックに変わり、色が青くなればばっちりだ。
これでインフラが+25%改善する。

インフラ不足の対策は基本的に鉄道で行う。港でも可能だが、建設可能数に上限があるうえ沿岸部でなければならない。
「道路整備」だけでは根本的な解決にならないので、ひとまずは鉄道を目指して技術研究を進めていくことになる。

9.「日本」に関心を表明

(スクショミスったため別データでの代替。細かな数値のちがいはみなかったことにしてください…)

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「関心の表明」を行うことで、自国の属する地域以外の国々に様々な働きかけが出来るようになる。
宣言できる表明の数は海軍基地の数に比例する。イギリスなんかは有り余る海軍力で世界中に関心をつけて回っている。首突っ込みたがりだ。ヤマタノオロチか?

スウェーデンは海軍を解体したことにより、「関心の表明」は1か所にしか行えない。金食い虫だもんね。ちかたないね。
「北ドイツ」の関心を外して「日本」に張りなおそう。

下の大きいボタンの真ん中の「外交レンズ」から「地方アクション」タブの「関心を表明」、
青くなっている「北ドイツ」をクリックして撤回、「日本」をクリックして、色が変わったら完了である。
リストから探してもよいのだが、地図を直接クリックしてもよい。
上にアラートが出るが無視で構わない。
少し経つと「北ドイツ」の関心が外れて「日本」に付く。

これは初手の植民地先である北海道のためである。
このWikiの各国戦略/スウェーデンにも書いてあるが、(私が書いたわけではない)
北海道は人口が多く、鉛、硫黄、石炭が出て、しかも金も出る。マラリアもない。
初手植民地先としては最有望株だ。のっぺらぼうにごあいさつ。

そして時は動き出す…

(これも別データで取り直したスクショである。)

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すべて完了したら右上の時間操作パネルから再生ボタンを押して時を動かそう。
最初のうちは速度4がおススメ。慣れてきたら5でもよいだろう。

右下にいろいろと報告があがってくるので、基本はそこに注視しよう。
上にある丸い数字のボタンは「現在の状況」のアラートである。これはクリックして展開しないと詳細がわからないし、そのくせ変化があっても通知が来ないので意識してみるようにしよう。
普通に超重要な情報が音も動きもなく告知される。要注意だ。(私はよく「原料不足」や「低い市場アクセス」を見落としてしまう。)
重要なアラートは上にポップアップするが、なんか音がするので気が付きやすい。ご安心だ。

今後の基本方針

何といっても北欧、スウェーデンには人口が少ない!

このゲームではジンコウ!イズ!ぱわー!!なので、ありとあらゆる方法で人口を増やそう。
肌の色が白かろうが黒かろうが赤かろうが緑かろうが関係ない。みんな平等に酷使しよう。人外も可。

そのために…
①「採取ツアー作戦」
 初手「植民地搾取」を制定し、ガンガン植民して労働力を刈り入れよう。人は資源なり。
 領土を増やすことで人口を増やすのだ!

②「ダイソン作戦」
 植民地法案を通した後は、宗教の「完全分離」、および「多文化主義」を制定して移民ぱわー!!を呼びこむ。
 諸外国のうだつの上がらないPOP(=人口)を根こそぎ吸い上げて使える人材に加工しよう!

以上2つの作戦で人口を増やし、100年間の持続可能な開発を目指す。

また、「移住規制なし」は「多文化主義」によって陳腐化するので、個人的には制定しなくてもよいのでは?と思っている。効果あるのだろうか?検証求ム。
とりあえず「移住規制なし」の制定はお好みで、ということにしておく。スウェーデンの場合、通しにくいうえに農村民、小ブルジョワ、労働組合の急進性があがりやすく、デメリットも大きい。
ジャーナルを取りたいのであれば早めに制定しておこう。じゃないと後半、強くなった労組が盛大に暴れることになる。

そのあとは内政特化して財政に余裕が生まれたら軍国化してロシアをはっ倒そう。
それ以降は自由時間だ。世界征服するもよし、ひたすら経済開発してもよし。

「ヴィクトリア時代は約束する。明日はもっと偉大だと!」

次回 1.植民地主義の幕開け


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