世界最大の人口を抱える東アジアの帝国。
外満州やモンゴル地域なども含んだ広い範囲を統治しているが、ゲームが進むに連れて列強によってケーキのごとく分割されていく。
他国とは文字通り一桁違う人口を擁しプレイヤーが担当した場合の潜在力はすさまじいものがあるが、AI担当の場合は史実通り停滞することが多い。
清末期の停滞と混乱の端緒となったアヘン戦争も本ゲーム中においてはジャーナル化されており、AIだとほぼ間違いなく発生する。プロテスタントが発生すると太平天国の乱も発生する。
乾隆帝の時代に隆盛を極め、約200年にわたり中国を支配してきた清王朝は、世界の人口の3分の1を支配下に置いている。しかし、アヘンの蔓延やヨーロッパ列強の干渉により、これまで保ってきた内政の均衡が脅かされている。中国の未来予想図には一体何が描かれているのだろうか?
大清 | ランク | 12(非承認大国) | |
---|---|---|---|
![]() | 陸軍 | 480 | |
海軍 | 15 | ||
GDP | ![]() | ||
人口 | 365M | ||
種別 | 非承認国家 | ![]() | 15.3% |
ティア | 帝国 | 生活水準 | 苦境(9.3) |
政治体制 | 絶対帝国制 | 国教 | ![]() |
![]() | 100 | 主要文化 | 満州 漢 |
中近世の帝国がそっくりそのまま近代に来てしまった国こと清。
軍備もGDPも人口も立派にあるように見えてそのほとんどは見掛け倒しである。
ただし人口が多いということは工業化さえ成し遂げれば強大な国力が得られるということでもある。
また北京には固有施設として紫禁城が建設されている。これは権力を+50し、元首の利益団体を政府に組み込んでいると正当性が+20される強力な効果を持つ。北京だけは死守しよう。
名前 | 所属団体 | イデオロギー | 特性 | 備考 |
ダオグアング・アイシン・ギオロ | 士大夫 | 伝統主義者 | 懐疑的 |
皇帝は第8代道光帝。しかし本来の本名は旻寧である。
後の洋務運動に大きな役割を果たす恭忠親王奕訢は息子。
名前 | 所属団体 | イデオロギー | 特性 | 備考 |
愛新覚羅奕詝 | 士大夫 | 伝統主義者 | 傲慢 |
相続人は愛新覚羅奕詝、第9代咸豊帝。君主制でない状態になると扇動者になることも。
利益団体名 | 影響力 | 代表名 | 代表イデオロギー | 代表特性 | 備考 |
士大夫(地主) | 44.8% | アイシン・ギオロキイング | 伝統主義者 | reckless expensive_tastes basic_diplomat | イデオロギー「パターナリズム」を持たず、「スカラー・ジェントリ」を持つ。陸軍司令官を兼ねる。 |
儒教学者(聖職者) | 18.4% | ファンユピアン | 王政主義者 | persistent pious | イデオロギー「敬虔主義」「道徳主義」を持たず、「儒教主義」を持つ。 |
農村民 | 10.9% | ツァンレクシング | 伝統主義者 | ambitious firebrand bandit | |
武装勢力 | 9.9% | ランダム | |||
官僚階級(インテリゲンチャ) | 9.3% | ヘーシャンリン | 穏健派 | meticulous | イデオロギー「反教権主義」を持たない。 |
小ブルジョワ | 5.3% | リンゼクスウ*1 | 伝統主義者 | imperious pious | |
実業家 | 0.8% | ルアンユアン | 穏健派 | meticulous | |
労働組合 | 0.2% | ゴングジスヘン | 伝統主義者 | reckless pious |
士大夫が「パターナリズム」を持たない影響で、経済・貿易に無関心。
官僚階級が「反教権主義」を持たない影響で、宗教・教育に無関心。
権力構造 | 経済 | 人権 |
君主制 | 伝統主義 | 検閲 |
専制政治 | 重商主義 | 労働基本権の無保障 |
文化的排斥 | 土地ベース課税 | 児童労働許可 |
国教 | 農奴制 | 法的被後見 |
任命制の官僚 | 植民地なし | 救貧法 |
農民召集兵 | 警察なし | 移住規制なし(~1.5) 国境閉鎖(1.5~) |
治安維持なし | 学校なし | 奴隷禁止 |
医療制度なし |
制度 | 投資レベル |
社会保障 | 1 |
非承認国ではあるが任命制の官僚であり、奴隷禁止であるためオスマンよりはマシな法体系で、むしろロシアなどに近い。
列強に比べると流石に遅れた法律ではあるが、世界的に見ればそこまで悪い方ではない。
法的被後見でこそあるが当面の間労働者人口に困ることはないので問題ない。むしろ序盤はこの莫大な人口へ出生率のボーナスを受けて人口を増やし後半工業化したときに一気に法案を切り替えて労働者へ転換するのが良いため都合が良いぐらいである。
問題はここから変更するのが一苦労であるということ。
1.5以前は初期から移住規制が無いため追放を駆使して扇動者を生成することは可能。加えて地主が伝統主義にこだわりが無いため経済に関しては見た目の割に穏便に改革が可能。
1.5以降は国境閉鎖となったため、扇動者戦法のハードルが上がっている。どころか国境閉鎖の解除で起動するデバフジャーナルも追加されており、無闇に国境閉鎖を解けない。
固有生産技術である養蚕があり、ゲーム開始時点で研究済み。養蚕農園のスループット+25%とかなり強力な技術となっている。ただ他の研究状態は周囲のアジア国家レベルであり、機織り機がない状態でのスタートである。
最初から工具工房や鉄鉱山があるため優遇されている...と思いきや、伐採所も牧場も旧式製法のまま。
製法を更新すると一気に工具が足りない事態となる。
建設局も6つあるが、すぐに鉄骨に移行しようにも鉄の生産量自体が少ないせいで製法に耐えられない状況。
なんなら鉄は初期時点でそこそこの量を輸出しているため、実際は消費量の方が多い。
しばらくはひたすら工具工房と鉱山の開発に明け暮れることになるだろう。
利益団体代表名 | 所属団体 | イデオロギー | 特性 | 出現開始年 | 出現終了年 | 備考 |
洪秀全 | 神聖主義者 | 扇動者 ジャーナル「太平天国」関連イベントで登場 | ||||
愛新覚羅奕訢 | 地主 | 王党派 | 経験豊富な外交家、浪費家 | 1853 | 1898 | 扇動者 |
孫文 | 知識人or労働組合or小ブルジョア | 共和主義者 | 野心的、頑固、啓蒙的雄弁家 | 1888 | 1924 | 扇動者 |
名前 | 所属団体 | イデオロギー | 特性 | 出現開始 | 出現終了 | 備考 | 出現可能性 |
シカイ 元 | ![]() | ![]() | 野心的 頑固 | 1885.1.1 | 1920.1.1 | 50 | |
国藩 曽 | ![]() | ![]() | 開放地形司令官 敬虔 略奪者 | 1851.1.1 | 1870.1.1 | 50 | |
センゲリンチン ボルジギン | ![]() | ![]() | 防戦一辺倒 経験豊富な砲撃司令官 几帳面 | 1850.1.1 | 1873.1.1 | ![]() モナン州地域の全域を所有している | 50 |
企業名 | 設立条件 | 対象施設 | 繫栄ボーナス | |
---|---|---|---|---|
![]() | 開平鉱業会社 | ![]() ![]() 以下のいずれかの州の石炭鉱山が10以上 ・北京 ・河北 | ![]() ![]() | 技術の普及+10% |
![]() | 漢陽兵工廠 | ![]() 東湖北州の武器工場が10以上 | ![]() ![]() ![]() | ![]() 士気回復+15% |
![]() | 福州船政局 | ![]() ![]() 福建州の軍用造船所が10以上 | ![]() ![]() | 海軍攻撃+5% 港最大レベル+5 |
![]() | 景徳鎮窯 | ![]() 江西州のガラス工房が10以上 | ![]() | 威信+15% 鉛鉱山処理量+5% |
それぞれ上にあるものが優先される。
国名の背景はマップカラー。
国旗 | 国名・色 | 条件 | 備考 |
---|---|---|---|
![]() | 中華人民共和国 | ![]() | |
![]() | (大清) | ![]() 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() 国名は満州が主要文化である場合のみ変化する | |
- | ![]() 満州が主要文化である | ||
![]() | 中華帝国 | ![]() 満州が主要文化でない | 中華帝国の国旗 君主制廃止後のイベントで満州との和解を拒否すると満州が主要文化でなくなる |
![]() | - | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | 1930年の国民党の軍旗 |
![]() | - | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | 1912年の中華民国の国旗 |
![]() | - | ![]() | |
![]() | 中国 | デフォルト |
領土を売ってでも工業化を推し進めたい。GDPは世界最強だが陸軍は悉く貧弱、強化しようにも財政が貧弱である。
幸い人口と資源だけは腐るほどあるので、日本と同じ要領で工業化できる...と思えるが実はそうはいかない。
陸続きなので勘違いしやすいが、初期領有州のうち何州かは未併合。モンゴルやウイグル方面はすぐに併合する土地でもないため、戦略などに応じて対応したい。
最初の難関はアヘン戦争である。
敗北するとジャーナル「脆い団結」が進み、中国の崩壊にコマを進めてしまう。
イベント選択肢にイギリスに譲歩する選択肢もあるが、それをやると死亡率+1,生活水準-1のデバフが20年続く上崩壊に一段階動くだけ。よっていっそイギリスに即降伏してしまった方がよい。
税率が開始から一段階低い状態でスタートするが、清の場合アヘン戦争関連のデバフにより急進派が湯水のように沸いて出てくる為、アヘン戦争関連のデバフが終わるまでは税率を上げるべきではない。
そもそも序盤の数だけそろったヘナチョコ陸軍では戦争できないし、戦争する相手も戦争する意味も無い。
そもそも鉄が初期で既に不足しているため、砲兵も騎兵も作れない。
ロシアと国境を接している関係上軍備ゼロは回避したほうがいいが、イギリスに即降伏してでも軍事を全て後回しにして内政に全振りしよう。
影響力に関してはシク教や東南アジア諸国、日本をライバル指定しておけば稼げる。
アヘン戦争で敗北するか、国境閉鎖を解くと「中国の使命」ジャーナルが起動。
承認国・無神論・孤立主義・国境閉鎖のいずれかを満たしてしまうと、
どこからともなくプロテスタントのpopが各州に湧き始める。
そのまま「太平天国」が起動したら、傀儡独立させることで乗り切るしかない。
初手の建設はお馴染み建設セクター+必要物資が良いだろう。欧米列強と異なり、アヘンを含め大体の資源は自給できるのでひたすら自国に建設すれば良い。優先度は低いがアヘンの赤字が気になるのであれば国内でアヘンを増産して対応も出来る。
上記の通り鉄はあってないも同然の状況なので、しばらくは木造建設で進めることになる。
とにかくメカニカルツールとロマン主義、中央公文書館が一刻も早く欲しい。それほどまでに徴税ペナルティが重く、官僚制が足りなくなる。
次点での最優先は鉄道。内陸だらけの清において発展の鍵を握る重要技術である。
第一世代の軍事技術は他国からの普及に任せてしまって良い。現実的に第三世代までは伝播による普及がメインとなるため余剰の革新はいくらあっても困らない。弁証法研究後は赤字にならない程度に大学を大量に建設したい。
最初のアヘン戦争を乗り切れば戦争はやってこない...と思いきや、北のロシアが戦争を仕掛けてくる。ロシアに清の領土を必要とするジャーナルが存在するのだ。
序盤でも一応勝ち目はあり、北部で遅滞戦闘をしている間に上陸作戦を行えば相手の戦争疲弊を誘える。
しかしながらギリギリ勝ったところで手に入るのは所詮承認程度、向こうの要求も国境の貧乏ステートであることが多く、ロシアを序盤で迎え撃つメリットは薄い。
いずれ勝てる相手なので、勝てる確信が持てないなら素直に要求を呑めばよい。
属国回りでは、モンゴルとウイグルを独立させると官僚制の消費が押さえられてトータルで財政が改善する。
モンゴルもウイグルも併合州とするには物足りない状況で、産出資源も鉱山がそこそこある程度と魅力に乏しいため、属国に任せてもなんら問題ない。
朝鮮は家臣ではなく保護国であるため、アヘン戦争周りが落ち着いたら家臣に落としておきたい。同じく、ランファンも家臣に落としておこう。チベットは最初から家臣。朝鮮以外は一部を除きすぐに併合するほど豊かではないので、影響力が不足してきたら併合すればよい。
多くのプレイヤーに取って絶対変えたい法律No.1となる農奴制。
これだけで地主(士大夫)を50%も強化しているが、この国で即座に農奴制を変えるのは得策ではない。
理由は国内の膨大な小作農であり、農奴制を変化させると自給農園の生産高が増加する。
一見お得そうに見えるがこの国は人民の海にして農業国、爆増した穀物によって穀物の需給バランスが崩壊するのだ。
場合によっては一瞬で経済が崩壊するので、列強への穀物輸出で需要を稼ごう。関税も取れて非常に美味しい。
一見すると酷い法律群だが、実はすぐに変えたいものはそんなに多くない。
専制政治は紫禁城と合わせて正当性100を容易く実現させ、政府体制支持者を大量に生み出している。
国教は聖職者を強化しているが、そもそも有り余る人口のせいで移民要らずであり、聖職者が強くても何も問題がない。変える場合知識人が宗教へ無関心であるためかなり困難。穏健派を追放してイデオロギーが変わるか、後任が実証主義者か虚無主義者になることを祈るかない。実証主義者は経験論、虚無主義者は写実主義を研究すると軍部か知識人から発生するようになる。
土地ベース課税も山ほどある小作農から効率よく税を取る法律であり、人頭課税に変えると税収が激減する始末。
最初から任命制の官僚であり、変えたいのは農民徴兵、伝統主義、後々農奴制の3つだけである。技術研究は中盤まで伝播に頼ることが多いので集会の権利も通しておきたい。
学校は実業家か労働組合しか賛成しないため序盤に通すのは至難の業で、病院に至っては労働組合しか賛成しないため通っても中盤以降。
下手に警察や植民地、治安維持の法律を通すと官僚制が一気にマイナスに突入するので注意が必要。
経済に関しては地主が反発しないため農本主義であればすぐに通すことが可能。それ以外の法を通すには実業家が増えるか扇動者を使わないと難しい。
陸軍に関しては軍部のリーダーが時々共和主義者であることがありその場合改革は難しいので、後任になる将軍か提督を確認しつつ問題なければ追放してしまおう。また軍部に問題なく地主の後任が好戦主義者であればこちらも追放してしまえば改革が用意になる。
農奴制に関しては基本的に農村民を使えば変えられるが地主の強烈な反発にあうため地主の喜ぶ法律を直前に通して即座に切り替えるようにしないと長期間農奴制のままになってしまうので、タイミングには気をつけよう。
また、法改正の方法として政治運動が起こるまで待機しているという方法もある。地主以外政府に参加させないようにすると、アヘン戦争関連のデバフで増えた急進派が政治運動を起こすのでそれを利用してしまうとよい。
先述の通りこの国は莫大な人口と膨大な資源を抱えているが、それを生かせる課税キャパシティと工業力、そしてそれらの基礎となる技術がない。
技術は遅れすぎているおかげで他国から渡ってくるが、課税キャパシティは法律を変えても不足する一方だ。
行政府は全州に建てていくべきだ。そして増やしたら紙の増産と製法変更を忘れずに。
合わせて大学も建てていこう、清の識字率や学校制定の難しさから考えると上述したように当面の間技術は伝播がメインとなるため余剰革新はいくらあっても困らない。
工業化する上での最大の敵はインフラ。人口の多さによりあっという間にインフラが尽きる。工場や資源施設を建てる際ははじめは沿岸州に多めに建てて港でインフラを稼ごう。
内陸部が多いため、一刻も早く鉄道を研究しインフラ整備できるようにしたい。
あまり移民に依存しない清にあっても重要。
市民権や宗教法律は移住面よりも権力や文化優遇によって得られる体制派と差別で生まれる急進派のバランスで選ぶ事になる。
政治団体の支持の面では清は宗教派閥が多文化を拒否しないため多文化にはしやすい。
各法律における文化・宗教面で受容されるPOPは以下の通りである。
市民権
宗教
基本的に欧州諸国プレイの常識は通じず、圧倒的な人口による成長を目指すことになる。他の国とは異なり、移民と同じぐらい出生率や死亡率を気にすることになる(単純計算で30M住んでいる州で出生率が1%多ければ毎年300k増えるため、移民を超える労働者増が見込める)。
差別を生む法の改正より教育や死亡率、就業率の改善を進めたい。当然官僚制が不足するが徴税キャパを埋めるように行政府を徹底的にびっしり建てていけば問題ないだろう。
建設セクターは赤字にならない限りこちらも無尽蔵に建設していこう。最終的には1.5~2万程度の出力に落ち着く。
戦争に関しても徴兵さえすれば武器と国庫が許す限り文字通り無限に動員可能なため、戦死者数など一切気にせず戦って問題ない。
ゴムや石油はもちろん鉄や鉛、木材はゲーム終了時まで不足が進むのである程度確保しておきたい。
序盤はアヘン漬けのロートルポンコツヘナチョコ軍隊であるが、数だけは揃っているため近代化した瞬間あっという間に恐怖の軍隊と化す。
勿論それを出来るだけの財務が必要であり、内政に励み続けて国力を付けるのが良い。
もっとも徴兵軍まで近代化するとさすがにどんな財政でも死んでしまうので、動員軍強化の方針が良いだろう。
ネパールやブータンは格下で近代化途中の軍隊でも一方的に倒せる上に、文化は差別されておらす併合まで時間もかからないので最初の侵攻先としてオススメ。ただし、国教のままだと多くのPOPが差別対象となっているので注意。
非承認国である限りはランクが最大で12に固定され、そこらの列強よりよほど強くて国威もあるのにランクが下などという意味不明な状況が続く。
夷狄共に中華の偉大さを見せつけるための認識強要戦争ならば、やはり相手はロシアが良いだろう。認識の強要自体は関心がなくても列強相手であれば自由にできるため周辺国を巻き込みつつ、ドイツ統一戦争に合わせてプロイセンやオーストリア米墨戦争や南北戦争中のアメリカに仕掛けたりするなど柔軟に考えよう。特に内戦に陥った列強があれば絶好の機会となる。
時々オスマンが列強になっていることがあり、その際にロシアに対して州の譲渡の逆懐柔で揺さぶりをかければ引き込めるため運が良ければ容易に承認される。
攻撃が足りなければ一時的に増税して軍事予算を上げよう。
余力があればサハリンの請求権を破棄させたりアラスカに加え北海道を抑えているのであれば奪い取ったりすると良い。
シベリア・ヤクートなどは満州と同じ北アジア文化に属するため、トボリスク以東は5年で併合できるのでそこも狙い目。
既に承認国であれば機能しないがマカオを取り戻すには条約港の獲得で宣戦布告する必要がある。
他の大国同様ゴムの供給は出来ず、石油も山西30程度なので不足する。
もっとも東南アジアがすぐ近所なので、中華皇帝の威容を見せつければ征服は造作もないことだろう。
何度も言われているように人口が最強クラスなので、内政さえ続けていれば最強の国家になってしまうポテンシャルがある。
実用的な拡大先は朝鮮とインドシナを始めとする東南アジアだろう。悪名さえ気にしないのであれば上述したロシアのシベリアも奪いそこねていればそこも候補。
朝鮮を併合できれば鉛と鉄問題も多少は解決する。特に朝鮮は文化が近いため早く併合できる。ランファンは金が出るため併合しておきたい。
東南アジアなら緬甸(ビルマ)、越南(ベトナム)、暹羅(シャム)あたりを傀儡国にして、後に併合すると良い。文化の都合でベトナムだけは早期に併合できるのも強い。加えてランファンからボルネオ島に居る諸国へ侵攻するのもオススメ。
それ以外にもシク王国のカシミールだけは文化が近いため早く併合できる。ただし居住POPのは9割は文化的排斥では差別対象となっているため注意が必要。
日本は朝鮮の大きい版で資源や早期併合加えて石油や石炭まで出る強立地なので傀儡化したいが、流石に悪名が高くなりすぎるので注意。
一旦は条約港と北海道の請求権破棄レベルに留めておくほうが無難。
逆にインドネシアは文化が異なる上にイスラム教であるため差別が解消されるまで時間がかなり時間を要する。
かなり後半から参加する形になるがアフリカへ植民地を作るのも有用。列強の支配下にまだない地域から植民するか沿岸部の非承認国を戦争で併合してから内陸へ進むことになる。上述した対日対露で北海道やサハリンの請求権を破棄させているならそちらから先に植民地したほうが良い。
ゴムやコーヒー、砂糖など清本国で取れない資源の獲得もあるがそれ自体はアジアでも取れないことはない。清は莫大な人口を処理し切ることは実質不可能なためその労働力を効率よく使うための手段がメインか。
植民地搾取でも構わないが労働者を送りつけることをメインとする場合は植民地再定住が使えるかもしれない。植民地以外の戦争などで奪った未併合州にも補正が有効なため全世界に華僑を送り出そう。
アルゼンチンやチリと戦争する前提なら南米へ植民しても構わないしマラリア予防制定後は太平洋諸島にも植民したい。
キニーネ自体の研究優先度が最下位レベルである上、官僚制は植民地より優先度の高い使い道もあるため植民法制定自体がかなり後回しになることだけは覚えておこう。
実績名 | 達成条件 | |
![]() | 西部保護領 | ![]() フランス・ドイツ・ブリテン諸島・イベリア・イタリアのそれぞれの地域*2に条約港を持つ |
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