ハンガリー、ボヘミア、イタリアなど多くの民族を抱える列強であるオーストリア帝国。
この頃はプロイセンとドイツの主導権を巡り争っており、領地の民族問題に直面している。
ハンガリー人と妥協するか、ドイツを統一するか。プレイヤーが命運を決める番だ。
それは完全なる調和なのか、それとも不安に苛まれる停滞か。この時代のオーストリア帝国についての見解は見る人によって異なることだろう。全国的に革命運動が抑圧されてはいるが、この現状がいつまでも続いてゆくことになるのだろうか?
オーストリア | ランク | 4(列強) | |
---|---|---|---|
![]() | 陸軍 | 190 | |
海軍 | 5 | ||
GDP | ![]() | ||
人口 | 34.7M | ||
種別 | 承認国家 | ![]() | 31.5% |
ティア | 帝国 | 生活水準 | 苦境(8.8) |
政治体制 | カイザーライヒ | 国教 | ![]() |
![]() | 100 | 主要文化 | 南ドイツ |
DLC | 国家 | 名前 | 役割 | 所属団体 | イデオロギー | 特性 | 出現開始 | 出現終了 | 備考 | 出現可能性 |
AUS | フェルディナンド フォン・ハプスブルク | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() ![]() ![]() | 初期 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
AUS | フランツ・ヨーゼフ フォン・ハプスブルク | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 初期 |
皇帝はフェルディナント1世。心理的苦痛により人気度が低いことも問題だが、傲慢による正当性-10がきつい。
ただでさえ改革初期は知識人を政権に入れるのに苦労するのに、それを助長する形になっている。
しかも、後継者であるフランツ・ヨーゼフが18歳になる1848年までは退位させることもできない。
史実で1848年に蜂起したウィーン市民の気持ちを追体験できる設定となっている(ゲームでは特にイベントはない)。
フランツ・ヨーゼフも地主君主だが、政治運動を利用するなどの一般的な方法で改革を進めることができるだろう。
条約名 | 相手国 | 拘束 | 内容 |
神聖同盟条約 | ロシア | 14年 | 防衛協定 |
神聖同盟条約 | プロイセン | 14年 | 防衛協定 |
(ランダム?) | 両シチリア | 14年 | 独立保証を提供、貿易特権を提供、貿易特権を享受 |
(ランダム?) | トスカーナ | 14年 | 独立保証を提供、貿易特権を提供、貿易特権を享受 |
(ランダム?) | パルマ | 14年 | 独立保証を提供 |
9月協定 | モデナ | 14年 | 独立保証を提供 |
メッテルニヒシステム(イデオロギー連合)の盟主であり、従属国であるクラクフと、両シチリア、トスカーナ、モデナ、パルマが加入している。
原則は創造的な立法府Ⅰと防衛協力Ⅰ。
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州名 | 主要都市 | 初期インフラ(使用量/上限) | 建設済の施設(施設名+初期レベル) | 建設可能な資源・農業施設(施設名+最大レベル) | 初期百姓数 | 初期失業者数 | 州補正(補正名称(補正内容)) |
ボヘミア | プラハ | 65/78 | 行政府10,武器工場2,食品産業5,ガラス工房3,工具工房2,大学2,石炭鉱山2,鉄鉱山5,伐採所3,ライ麦畑7,兵舎30,取引所2,建設局2 | 784k | エルベ川(インフラ+15) | ||
モラヴィア | ブルノ | 25/53 | 織物工場3,食品産業3,石炭鉱山2,伐採所3,小麦畑4,兵舎10 | 311k | なし | ||
西ガリツィア | なし | 8/63 | 行政府5,ライ麦畑2,家畜牧場1 | 石炭,鉄,伐採所 | 463k | なし | |
東ガリツィア | ルブフ | 7/63 | 行政府3,小麦畑2,家畜牧場2 | 石炭,伐採所 | 590k | なし | |
東スロバキア | コシツェ | 5/40 | 伐採所3,小麦畑1,兵舎5 | 石炭,鉛 | 269k | なし | |
西スロバキア | プレスブルク | 12/83 | 行政府3,家具工場2,鉄鉱山1,小麦畑2,兵舎5 | 石炭、伐採所 | 450k | ドナウ川(インフラ+20、市場アクセス価格影響+5%) | |
オーストリア(首都) | ウィーン | 56/88 | 行政府10,家具工場5,製紙工場5,芸術院1,大学2,小麦畑10,家畜牧場3,兵舎20,建設局2,取引所4 | 石炭,伐採所 | 326k | ドナウ川(インフラ+20、市場アクセス価格影響+5%) | |
シュタイアーマルク | グラーツ | 13/40 | 鉄鉱山2,鉛鉱山2,家畜牧場2,小麦畑1,兵舎10 | 石炭,伐採所 | 131k | ドラバ川(インフラ+15) | |
チロル | ザルツブルク | 7/19 | 鉄鉱山1,金鉱山2,家畜牧場1 | 伐採所 | 113k | アルプス山脈(インフラ-15.0%、州の建設効率-15.0%) | |
南チロル | トレント | 1/7 | 小麦畑1 | 37.7k | アルプス山脈(インフラ-15.0%、州の建設効率-15.0%) | ||
ロンバルディア | ミラノ | 40/78 | 武器工場5,織物工場5,大砲工場2,行政府3,小麦畑3,ブドウ園1,兵舎15,建設局3,取引所1 | 鉄,鉛,伐採所 | 451k | ポー川(インフラ+15) | |
ヴェネツィア | ヴェローナ | 57/90 | 織物工場8,ガラス工房5,製紙工場5,行政府3,漁港4,養蚕農園5,小麦畑2,ブドウ園4,兵舎10,海軍基地4,港3,取引所1 | 石炭,硫黄,伐採所 | 232k | ポー川(インフラ+15) | |
トリエステ | トリエステ | 15/35 | 工具工房3,造船所1,軍用造船所1,漁港4,海軍基地1,港2,取引所3 | 石炭,伐採所 | 107k | テラロッサ(農業+15%、農園+15%) | |
カルニオラ | リュブリャナ | 7/32 | 伐採所2,小麦畑3,家畜牧場1,兵舎5 | 石炭 | 82.1k | ドラバ川(インフラ+15) | |
ダルマチア | スプリト | 7/21 | 漁港3,ブドウ園2,小麦畑1,兵舎5,港1 | 伐採所 | 60.1k | クルカ滝(施設補正:電力+15.0%)、テラロッサ(農業+15%、農園+15%) | |
クロアチア | ザグレブ | 14/49 | 行政府3,伐採所3,漁港2,小麦畑2,ブドウ園1,家畜牧場1,兵舎10,港1 | 石炭 | 133k | ドラバ川(インフラ+15)、テラロッサ(農業+15%、農園+15%) | |
スラヴォニア | ブロド・ナ・サビ | 5/33 | 行政府2,家畜牧場1,小麦畑1,兵舎5 | 伐採所 | 69.8k | ドナウ川(インフラ+20、市場アクセス価格影響+5%) | |
デールヴィデーク | ノヴィ・サド | 5/45 | 家畜牧場3,小麦畑1,兵舎5 | 伐採所 | 156k | ドナウ川(インフラ+20、市場アクセス価格影響+5%)、パンノニア平原(農業+10%、牧場+10%) | |
ドゥナーントゥール | セーケシュフェヘールヴァール | 14/83 | 食品産業2,家畜牧場3,小麦畑1,ブドウ園1,兵舎20,取引所3 | 石炭,伐採所 | 499k | ドナウ川(インフラ+20、市場アクセス価格影響+5%) | |
中央ハンガリー | ブダペスト | 29/83 | 行政府5,食品産業2,鉄鉱山2,小麦畑3,家畜牧場3,ブドウ園5,兵舎15,建設局1 | 石炭,伐採所 | 411k | ドナウ川(インフラ+20、市場アクセス価格影響+5%) | |
ベーケーシュ | ナジヴァーラド | 6/48 | 小麦畑2,家畜牧場2,兵舎10 | 伐採所 | 334k | パンノニア平原(農業+10%、牧場+10%) | |
バナト | ティミショアラ | 7/38 | 家畜牧場4,小麦畑3 | 伐採所 | 249k | パンノニア平原(農業+10%、牧場+10%) | |
南トランシルヴァニア | ブラショウ | 12/34 | 鉄鉱山2,伐採所5,小麦畑1,養蚕農園1,兵舎5 | 鉛 | 201k | なし | |
北トランシルヴァニア | コロジュヴァール | 10/33 | 行政府2,家具工場1,伐採所3,家畜牧場1,小麦畑1,兵舎5 | 鉄,石炭 | 205k | なし | |
モルダヴィア | なし | 6/14 | 伐採所2,家畜牧場2,小麦畑1,ブドウ園1 | 鉄 | 59.8k | なし | |
モンテネグロ | なし | 0/15 | 港2 | 鉛 | 3.43k | テラロッサ(農業+15%、農園+15%) |
西ガリツィア州はクラクフ、モルダヴィア州はモルダヴィア、モンテネグロ州はオスマン帝国およびモンテネグロと分割している。
初期領土ではゴム、アヘン、コーヒー、茶葉、タバコが生産できない。
権力構造 | 経済 | 人権 |
君主制 | 干渉主義 | 検閲 |
専制政治 | 重商主義 | 労働基本権の無保障 |
国民至上 | 土地ベース課税 | 児童労働許可 |
良心の自由 | 小作農 | 財産を持つ女性 |
世襲制の官僚 | 植民地なし | 社会保障なし |
職業軍人 | 地方警察 | 移住規制 |
治安維持なし | 公共学校 | 奴隷禁止 |
医療制度なし |
制度 | 投資レベル |
教育 | 1 |
法執行機関 | 2 |
ドイツ人よりも非ドイツ人の方が圧倒的に多いにもかかわらず市民権が「国民至上」。
オーストリア貴族階級のせいで改正が大変だが、市民権法は早めに緩めていきたい。
「完全分離」を通すとカトリックの受容が低下するため、先に「文化的排斥」を通しておかないと、カトリックが多い北イタリアの受容ステータスが母国州でも最大にならないことに注意。
初期から公共学校があるのはプラス。
しかしまさかの「土地ベース課税」スタート。これではプロイセンとやりあう軍備を整えるのが難しいため、さっさと改正したい。
・オーストリア貴族階級(地主ユニーク)
二重帝国ルートの敵。
通常の地主の特性に合わせて、「オーストリアの覇権主義者」の特性を持つ。
国民至上および民族国家を支持し、それ以外には対立する。
対立する市民権法律には、国民至上からの変更の場合全て承認-20を付けるため、工夫しなければまず革命勃発だろう。
なお、オーストリア=ハンガリーになると即座に普通の地主に変更され、「オーストリアの覇権主義者」は失われる。
ジャーナル名 | 発生条件 | 達成条件 | 達成時効果 | 備考 |
ハンガリーの問題 | 初期 | ハンガリーが受容文化である | イベント「二重君主制」発生 | ハンガリーの分離進捗が50%超の場合失敗する 失敗した場合もイベント「二重君主制」が発生するが選べる選択肢が異なる オーストリアでなくなると無効化される |
---|---|---|---|---|
シュレースヴィヒ=ホルシュタイン問題 | - | デンマークが存在する場合、以下を満たす ・自国がシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州を領有している ・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州を領有する全ての国は、南北ドイツ文化を主要文化に持ち、デンマークの従属国でない | 補正「シュレースヴィヒ=ホルシュタイン問題」(威信+25%)を10年追加 | 他の国に先を越されると失敗する |
ドイツの国民意識 | - | 南北ドイツ文化を持つ国家のうち75%が![]() | イベント「ドイツの国民意識」発生により、ジャーナル「南ドイツ連邦」追加 | |
南ドイツ連邦 | イベント「ドイツの国民意識」 | いずれかの国でジャーナル「シュレースヴィヒ=ホルシュタイン問題」達成済み![]() ドイツの唯一の統一候補国である | イベント「ドイツのリーダーシップ」発生 | |
ドイツ統一 | イベント「ドイツのリーダーシップ」発生済み 国家ランクが ![]() ![]() 従属国でない | ![]() | イベント「ドイツ統一」発生により、ドイツ地域への請求権を得る | ハンガリーが主要文化であると無効化される |
クラクフの蜂起 | ![]() クラクフで革命が発生し、同時に発生するイベント「ポーランド国家への声明」で「直ちにクラクフの支配権を取り戻さなければならない。」を選択した | クラクフが存在しない 西ガリツィア州地域の全域を領有 | イベント「クラクフ大公国」発生 | クラクフが存在せず西ガリツィア州地域の全域を領有していない場合、失敗する |
イベント名 | 発生条件 | 選択肢 | 効果 | 備考 |
二重君主制 | ジャーナル「ハンガリーの問題」達成、または失敗 | オーストリアとハンガリーは統一された。 ※達成時のみ選択可能 | ハンガリーを主要文化に追加![]() ![]() ハンガリー文化POPに体制派を20%追加 | |
---|---|---|---|---|
妥協点を受け入れなければならない。 ※失敗時のみ選択可能 | ハンガリーを主要文化に追加![]() ![]() 南ドイツ文化の貴族POPに急進派を10%追加 補正「オーストリア・ハンガリーの妥協」(威信-100)を20年追加 | |||
オーストリアは永遠にオーストリア人のものだ! ※失敗時のみ選択可能 | ハンガリー文化POPに急進派を20%追加 全てのハンガリー母国州に補正「ハンガリーの妥協案の拒否」(差別による急進派+100%)を10年追加 | |||
ドイツのリーダーシップ | ジャーナル「南ドイツ連邦」達成 | 責任ある政治家は国民的英雄である。 | 全ての政府内利益団体の指導者に補正「ドイツを統べる者」(人気度+50)を10年追加 | イベント発生時に南ドイツ国家の内、自国の支持国と関税同盟参加国を全て併合し編入する それ以外の南ドイツ国家にイベント「オーストリアとの連合」発生 |
世界は我らの偉業を知ることだろう。 | 補正「ドイツを統べる者」(威信+5%、![]() |
企業名 | 設立条件 | 対象施設 | 繁栄ボーナス | |
---|---|---|---|---|
![]() | シュコダ財閥 | ![]() ![]() ![]() | ![]() ボヘミア州で以下のいずれかが5以上 ・製鉄所 ・武器工場 ・大砲工場 | 将軍の進行速度+1.0![]() |
トネット兄弟社 | ![]() | オーストリア州の家具工場が5以上 | 小ブルジョワPOPの魅力+5% 政治運動に端を発する急進派-5% 家具工場施設生産量+10% | |
![]() | オーストリア兵器工場 | ![]() ![]() | ![]() オーストリア州の武器工場が5以上 | 弾薬工場処理量+10% 防御+5% |
マンテロ・セタ | ![]() ![]() | ロンバルディア州の織物工場または養蚕農園が5以上 | 政治運動に端を発する急進派-10% | |
![]() | トリエスティーノ技術局 | ![]() ![]() | ![]() トリエステ州で以下のいずれかが5以上 ・造船所 ・軍用造船所 | 海軍防御+5%![]() |
![]() | マーバグ | ![]() ![]() | ![]() 中央ハンガリー州の発動機産業が5以上 | 鉄道処理量+10% |
![]() | G. リコルディ & C. | ![]() | ロンバルディア州の芸術院が5以上 | 威信+15% 政治運動に端を発する ![]() |
ルートヴィヒ・モーザー&サンズガラス工場 | ![]() | ボヘミア州のガラス工房が5以上 | 影響力+5% 芸術院施設生産量+5% 勢力の生産量+10% | |
![]() | マンフレート・ヴァイス・スチール&メタル・ワークス | ![]() ![]() ![]() | ![]() 中央ハンガリー州の製鉄所が5以上 | 攻撃+5% 軍事技術伝播+5% |
![]() | ガリシア・カルパティア石油会社 | ![]() | 以下のいずれかの州の石油リグが5以上 ・西ガリツィア ・東ガリツィア | 鉄道処理量+5% 工具工房処理量+10% |
基本的にはそれぞれ上にあるものが優先される。
ハンガリーが主要文化になると、国名・マップカラーは他の条件によらずオーストリア=ハンガリーのものに変化する。
国名の背景はマップカラー。
国旗 | 国名・色 | 条件 | 備考 |
---|---|---|---|
![]() | - | ![]() ハンガリーが主要文化である場合、国名・マップカラーはオーストリア=ハンガリーのものが優先される | |
![]() | - | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() 支配者が以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() ハンガリーが主要文化である場合、国名・マップカラーはオーストリア=ハンガリーのものが優先される | 祖国戦線の旗 |
![]() | オーストリア=ハンガリー | ハンガリーが主要文化である | 二重帝国時代(1867年-1918年)の商船旗から国章を除いたもので、実在しない。国家形成できる「ドナウ連邦」と同じ旗である。 |
![]() | - | ![]() 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | 国章が入った国旗は共和制時代の1919年-1938年に採用されているが、帝政時代には採用されておらず、初期国旗でありながら実在しない。さらに言えば、この国章は帝政時代のものに近いが、実際には盾部分が三分割されて左からライオン、オーストリア大公国旗、ロートリンゲン紋となっている。 |
![]() | - | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | 1934年-1938年の国旗に近いが、盾がなく、鷲の頭の裏の丸もない。 |
![]() | - | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | 現在の国旗 |
![]() | - | ![]() | |
![]() | オーストリア | 通常 | オーストリア帝国の国旗(1804年-1918年) |
以下はオーストリアがドイツを形成した際にのみ使用できる国旗。
国旗 | 国名・色 | 条件 | 備考 |
---|---|---|---|
![]() | (ドイツ帝国) | ![]() ![]() 国名は国家ランクが ![]() | 1848年ドイツ革命時に短期間存在した「ドイツ帝国」の軍旗。国章の入らないものが国旗である。 |
以下は中央ヨーロッパの国名・国旗。
国旗 | 国名・色 | 条件 | 備考 |
---|---|---|---|
- | 神聖ローマ帝国 | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | |
![]() | 人民共和国連合 | ![]() | |
![]() | 汎ヨーロッパ | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() 支配者が以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | |
![]() | 汎ヨーロッパ技術家主義 | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() ![]() | |
![]() | ヨーロッパ合衆国 | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | |
![]() | 中央ヨーロッパ | デフォルト |
オーストリアが対面する大きな問題は2つ。
自治の拡大を求めるハンガリー人の問題と、ドイツ民族の求める統一されたドイツ国家の問題だ。
まず前提としてハンガリーとの統一(または妥協)による二重帝国化とドイツ統一は排他ではない。オーストリア=ハンガリーになってからドイツを形成することも可能である。ただし国タグがオーストリアでなくなってしまうとジャーナル「ハンガリーの問題」は無効化されてしまうので、逆にドイツ統一後にハンガリー問題を解決することはできない。
この2つの問題への対処によって以下の4パターンが考えられる。
まとめると、ドイツを統一するにせよしないにせよ、ハンガリー文化を受容し一度二重帝国を経由した方が国力がつきやすい。
プロイセンはドイツ統一リーダーシップを巡って外交戦を仕掛けてくることが多い。
もっとも、戦争目標を追加される前にリーダーシップから降りてしまえば、それでもなお大ドイツ統一を求めてフランスとオーストリアに同時に仕掛けてくることは、ver1.8ではあまりなくなっている。
ロシアは稀にクラクフ蜂起に介入してくることがある。せっかくの史実イベントだが、ゲーム開始直後に併合してしまった方が安全である。
プロイセンにせよロシアにせよ、一番怖いのはイタリア統一戦に参加してくること。サルディーニャ=ピエモンテ主導であればフランスは確定で介入するため、最悪の場合列強3国と戦争しなければならなくなる。
武力で押し通すこともできなくはないと思われるが、戦いたくないならサルディーニャ=ピエモンテ、プロイセン、ロシアとの関係を深めておこう。
基本通り建築局と伐採所・工具工房・鉄鉱山から立て始めよう。プロイセンと戦うための軍備も整えたいが、まずはそれを支えるための経済力が必要である。
そして終わる頃に大学を建築しておきたい。
ルートによらず地主の影響力は削いでおきたい。
最初は「専門的な警察機構」の制定から始め、その後は「任命制の官僚」や「土地所有者投票」を通していくとよいだろう。
二重帝国を目指すなら、ここから地主・信者・小ブルジョワの影響力を減らして「国民至上」を改正するのが目標になる。
最終的に必要なものを考えてみよう。
硫黄、砂糖(とアニリン研究前の染料)は国内での生産数が限られるが、貿易により十分に入ってくるので高騰することはなく、別に困らない。
燃油も国内で一定数生産できるため、発電所を石炭、発動機産業と鉄道を電気で動かしていれば、輸入に頼らないことも可能である。
よって必要なものはゴム、お茶またはコーヒーということになり、これらが取れる場所を狙っていきたい。
なお、史実ではオーストリアはアフリカやアジアに植民することはなく、
アメリカ南北戦争の時期にフランスを後ろ盾としてメキシコに皇帝を送り込んでいる。
特にイベントなどは用意されていないが、ゴムとコーヒーが取れるので、ロールプレイ志向なら一考の余地がある。
初期の軍質はプロイセンの方が上であり勝るまでにはかなり時間がかかってしまう。
同程度の軍質で戦えることを目標に、生産と軍事をバランスよく研究しよう。
帝国における自治権を求めるハンガリーを表現したジャーナル。
市民権法を「人種隔離」以下にすることでハンガリー文化を受容し、ジャーナル「ハンガリーの問題」を達成できる。ハンガリーの分離進捗が50%超になると失敗になる
ジャーナルの達成・失敗によらず、イベントでハンガリーを主要文化に得ることができオーストリア=ハンガリーになれる。
二重帝国を目指す場合、問題は「国民至上」の改正である。
通常は市民権の緩和に反対する利益団体は信者と小ブルジョワだが、オーストリアの地主は固有イデオロギー「オーストリアの覇権主義者」を持つため反対勢力に加わる。
地主かつ南北ドイツ文化の改革論者の扇動者を見かけた場合は、即座に採用してリーダーに据えてしまうことで改革が容易になる。同様に人気度の高い地主の改革論者の司令官が居たら雇用しておくとよい。
改革論者は技術「平等主義」が必須だが、南北ドイツ文化のAI国家はプロイセンの影響もあり平等主義をなかなか研究しないのがネック。基本的には自分で引き当てることになる。
反対に二重帝国を目指さず、オーストリアを維持することもできる。ハンガリー文化が主要文化でない場合、ドイツ統一時にドイツ地域への請求権を得られるので一考の余地はある。
これには2つの方法があり、1つはハンガリー文化の民族不安を抑えて分離が起きないようにしてジャーナルを達成も失敗もしない方法である。ジャーナル失敗時のマイナス補正を受けないのがメリットだが、ハンガリー人をいつまでも差別し続けることになる。ドイツを形成するとジャーナルが無効化されるので、統一後に市民権を変更する分には問題ない。
もう1つは単純にジャーナルを失敗する方法である。ジャーナル失敗後に国民至上を改正することで、ハンガリーを受容しつつオーストリアの国号を保つことができる。この場合大きなデバフを受けることになり、さらに分離するハンガリーに対処する必要がある。普通にハンガリーを受け入れた方がゲーム的にはメリットがあるので、どうしてもオーストリアの凋落を認められない場合のロールプレイ向け。
オーストリアはその国力の高さからドイツ統一の有力候補である。神聖ローマ帝国随一の権門たるハプスブルク家のもとにドイツを統一する、という正統性もある。
統一を達成すると非ドイツ地域を含む、いわゆる中欧帝国になる。史実では異民族を巻き込むとドイツ民族の統一という目的が果たされなくなるということで立ち消えたが、この世界ではハンガリー人やボヘミア人やスロバキア人を抱える統一ドイツが爆誕する。
必ずしもドイツを形成しなければならない訳ではないが、関連イベントの効果は強力であり統一は大きなメリットをもたらす。
基本的にやることはプロイセンと同じ。
プロイセンに比べて初期領土にドイツ形成の必要州が少ないため、プロイセンより積極的に動いて支持国や必要州を集める必要がある。プロイセンを定期的に叩いて国家の開放により小分けにし、列強から落としてオーストリア中心のドイツに賛成してくれる諸侯を増やすとよいだろう。
「国民至上」を変更すると統一に賛成してくれる諸侯がイデオロギーの違いによって減ってしまうので注意。
AIプロイセンはかなり統一に積極的であり、もたもたしているとプロイセン側から戦争を吹っかけられる。そこまで時間的余裕があるわけではないので序盤から対プロイセンを念頭にプレイしよう。
ドイツ統一のためには統一候補が自国のみでなければならない。そのためプロイセンと戦争して「統一リーダーシップ」の戦争目標を通す必要がある。
プロイセンは軍質も軍量も多く、1国では史実の普墺戦争同様相手にならない。そのため諸外国の協力は必須。
とはいえ、フランスは将来の敵でロシアも基本的に中立、イタリア諸侯はジャーナルで敵対と協力相手は探すのに苦労する。
戦略が余るなら国家の解放を要求しプロイセンを小分けにしよう。悪名も上がらない。
「統一リーダーシップ」の戦争に勝利すればあとは必要州を自国と支持国で確保するだけである。
ドイツ諸侯は普通に支持を集めればよいのだが、プロイセンはドイツの必要州の内12州を領有するためこれを無視することができず、解体または征服が必要になる。
23州確保できるまで叩いてからプロイセン以外で平和裏に統一しても良いが、「ドイツ統一」を開戦事由に宣戦し勝利すると列強でないドイツ諸侯まで問答無用で併合できる。
ただしドイツ統一戦争にはフランスが敵側で確定参戦するので、準備は十二分にしておこう。
史実ではプロイセンに負けてドイツから追い出され、フランスに負けてイタリアを失い、国内の民族主義に負けてハンガリー人(マジャール人)と協力する羽目になったオーストリア帝国。しかしゲーム内では列強として暴れることも容易。
拡張先に困ったらイタリアを攻めても良いが、イタリア文化はワインに執着があり経済にやや悪影響であるので南のオスマンや東のロシアを叩くとよい。
ドイツになってしまえば、後は普通の強い列強である。領土が削られていなければドイツ諸邦とオーストリア帝国が合邦したスーパードイツであり、プロイセンドイツより強い。
統一後はゆっくり全土の編入を進めつつ、国内の工業を整理し内政に励もう。
最終的には各種データ/国家形成の中央ヨーロッパを形成することで神聖ローマ帝国が完成する。
なお神聖ローマ帝国は君主制または神権制であるときの国名なので、あくまで神聖ローマ帝国の国号にこだわるなら法律には注意。
実績名 | 達成条件 | |
![]() | 歓呼三唱 | ![]() |
---|---|---|
![]() | ハプスブルクの再興 | ![]() シレジア州を領有 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() |
![]() | 大きなエゴ | ![]() 支配者がイベント「ニヒリズム」で登場したマックス シュティルナーである |
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