多くのドイツ諸邦を関税同盟下に置く、ドイツ北部に位置する列強。
史実ではドイツ統一の中心になった国である。
Victoria3でも史実のような流れで統一が可能。
特にプロイセンは開始時点でドイツ形成の必要州を最も多く領有する国であり、統一の最有力候補である。
史実通りの、あるいはそれ以上のドイツ統一を成し遂げよう。
ナポレオン戦争によって広大な領地を獲得することに成功したプロイセンは、ここ数年国全土において不穏な再編成計画に取り組んでいる。プロイセンはこの路線を維持し、ドイツを統一へと導くのだろうか?
プロイセン | ランク | 5(列強) | |
---|---|---|---|
![]() | 陸軍 | 125 | |
海軍 | 1 | ||
GDP | ![]() | ||
人口 | 13.7M | ||
種別 | 承認国家 | ![]() | 42.4% |
ティア | 王国 | 生活水準 | 貧困(10.0) |
政治体制 | 絶対君主制 | 国教 | ![]() |
![]() | 81 | 主要文化 | 北ドイツ |
政治体制 | 国家元首 | 所属団体 | 正当性 | 相続人 |
絶対君主制 | フリードリヒ・ヴィルヘルム・フォン・ホーエンツォレルン | 武装勢力 | 74% | フリードリヒ・ヴィルヘルム・フォン・ホーエンツォレルン |
同じ名前で分かりづらいが、統治者は『不定詞王』フリードリヒ・ヴィルヘルム3世、後継者はフリードリヒ・ヴィルヘルム4世である。
地主は69、ブルジョワは64、軍部は55と全体的に年配がリーダーを務めているためイデオロギーには注意したい。
地主のリーダーは穏健派であるため、いきなり追放してもよいが69歳とかなり高齢なためリスクが伴う。
そもそも1848年になるとイベントで地主リーダーにビスマルクがやってくるため、追放によるイデオロギー再抽選の恩恵をあまり受けられないだろう。
権力構造 | 経済 | 人権 |
君主制 | 干渉主義 | 検閲 |
専制政治 | 重商主義 | 労働基本権の無保障 |
国民至上 | 人頭課税 | 児童労働許可 |
良心の自由 | 小作農 | 財産を持つ女性 |
任命制の官僚 | 植民地なし | 社会保障なし |
職業軍人 | 地方警察 | 移住規制 |
治安維持なし | 公共学校 | 奴隷禁止 |
医療制度なし |
制度 | 投資レベル |
教育 | 2 |
法執行機関 | 1 |
専制君主制なのを除けばほぼ理想の環境が整っている。序盤に通す法律は「土地所有者投票」くらい。
「専門的な警察機構」は普墺戦争前に取ればよい。
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州名 | 初期インフラ(使用量/上限) | 建設済の施設(施設名+初期レベル) | 建設可能な資源・農業施設(施設名+最大レベル) | 総人口 | 州補正(補正名称(補正内容)) |
東プロイセン | 11/26 | 織物工場2,伐採所5,ライ麦畑2,兵舎10 | 漁港 | なし | |
西プロイセン | 4/29 | 交易センター16,漁港1,ライ麦畑3,兵舎10,徴兵センター3,港1 | 硫黄鉱山,伐採所 | 天然港(造船所施設生産量+10.0%、港最大レベル+2、海軍基地最大レベル+10) | |
ポメラニア | 12/59 | 交易センター20,伐採所2,漁港3,家畜牧場3,ライ麦畑1,海軍基地5,港1 | オーデル川(インフラ+15.0%) | ||
ポーゼン | 19/50 | 食品産業5,家畜牧場3,ライ麦畑2,兵舎15,徴兵センター6 | 鉄鉱山,伐採所 | なし | |
シレジア | 58/78 | 織物工場8,武器産業5,石炭鉱山5,鉄鉱山3,鉛鉱山5,家畜牧場2,兵舎15,徴兵センター9 | オーデル川(インフラ+15.0%)、アッパーシレジア田(石炭鉱山施設生産量+10.0%) | ||
ブランデンブルク(首都) | 51/73 | 行政府13,家具工場5,武器産業5,大学4,製紙工場4,ガラス工房3,兵舎25,徴兵センター6,建設セクター3 | 石炭鉱山,伐採所 | オーデル川(インフラ+15.0%) | |
アンハルト | 21/59 | 家具工場3,伐採所5,ライ麦畑2,家畜牧場2,兵舎25,徴兵センター5 | エルベ川(インフラ+15.0%) | ||
ブラウンシュヴァイク | 0/6 | 鉄鉱山,鉛鉱山,石炭鉱山,伐採所 | なし | ||
ヴェストファーレン | 38/41 | 行政府2,化学プラント2,製鋼工場2,鉄鉱山4,硫黄鉱山5,ライ麦畑2,兵舎15,徴兵センター5 | 石炭鉱山,伐採所 | ルール炭田(石炭鉱山施設生産量+10.0%) | |
ルール | 28/48 | 武器産業6,軍需工場2,石炭鉱山2,小麦畑3,兵舎15,徴兵センター3 | 鉄鉱山,伐採所 | ライン川(インフラ+20.0%)ルール炭田(石炭鉱山施設生産量+10.0%) | |
北ライン | 24/53 | 武器産業2,織物工場3,軍需工場1,石炭鉱山1,伐採所2,小麦畑5,兵舎15,徴兵センター4 | 鉄鉱山 | ライン川(インフラ+20.0%)ルール炭田(石炭鉱山施設生産量+10.0%) | |
ラインラント | 34/36 | 行政府5,工具工房8,小麦畑4,兵舎10,徴兵センター3,建設セクター2 | 石炭鉱山,鉛鉱山,伐採所 | ライン川(インフラ+20.0%) |
アンハルト、ブラウンシュヴァイク、ヴェストファーレン、ラインラントは分割州。
ドイツ文化は全部で31州、史実ドイツ帝国の領域でも23州。
このため小ドイツ統一するだけでも列強2位への到達は難しくない。
ブランデンブルクより一つ上にあるシレジアのほうが発展の余地が大きいが、遷都するような場所でもない。
初期時点で鉄道が完了済。
陸軍も銃用雷管が終わっているなど優秀。
鉄の国ドイツと言われるだけあって鉄・硫黄・鉛・石炭など鉱山資源は大量に存在する。
鉄道も研究済みのため大規模開発でも適宜適応できるだけの力は持っている。
しかしながら、つい20年ほど前までナポレオンに国をめちゃくちゃにされ、産業革命もイギリスから遅れること50年以上もあることから現状は「今から国の開発を始めます」と言う状態。
資源の潜在能力はあるものの、市場では必須資源・加工品はほとんどマイナスの上、建設力も貧弱、その上ドイツ統一が必要な上に、統一に伴う爆発的な人口増加・失業者の対応を迫られる。
更に、ドイツは鉱業は優れている物の、染料やゴムなど加工品生産に必要な資源は本土からは産出されないため衣服生産やガラス生産などは最後まで悩まされるだろう。
この点から、ドイツにおいては普墺戦争用に軍事技術を2,3個開発した後は建設力を増進させるために社会研究「鉄骨建築物」と生産研究「鉄筋コンクリート」、上記染料などのアフリカなどにある資源取得のために社会研究「キニーネ」の開発は優先して行いたい。
「鉄骨建築物」研究後は、左端にある「施設」タブ→建設建設局の下にあるノコギリのアイコンから「鋼鉄フレーム建築物」に変更ができる。これにすることで資材量が爆増し、開発が効率的になる。
但し、「ガラス」「鉄鋼」「爆薬」の資源が必要になるため、「技術が開発する前にこれらの施設は揃えておく」と楽。
陸軍150、最初から散兵・自走砲を完備。
そしてプロイセンには「エキスパート攻撃的計画立案者」「物資調達エキスパート」「無口」を持つモルトケがいる。
開始時点ではモルトケは最強クラスの将軍と言えるほど優秀であるため、即昇進させるだけの価値がある。
海軍は5だが、海軍整備はドイツ統一後でいい。
ジャーナル名 | 発生条件 | 達成条件 | 達成時効果 | 備考 |
シュレースヴィヒ=ホルシュタイン問題 | - | デンマークが存在する場合、以下を満たす ・自国がシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州を領有している ・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州を領有する全ての国は、南北ドイツ文化を主要文化に持ち、デンマークの従属国でない | 補正「シュレースヴィヒ=ホルシュタイン問題」(威信+25%)を10年追加 | 他の国に先を越されると失敗する |
---|---|---|---|---|
ドイツの国民意識 | - | 南北ドイツ文化を持つ国家のうち75%が![]() | イベント「ドイツの国民意識」発生により、ジャーナル「北ドイツ連邦」追加 | |
北ドイツ連邦 | イベント「ドイツの国民意識」 | いずれかの国でジャーナル「シュレースヴィヒ=ホルシュタイン問題」達成済み![]() ドイツの唯一の統一候補国である | イベント「ドイツのリーダーシップ」発生 | ジャーナル発動中、条件を満たすとイベント「鉄血宰相」が発生 |
ドイツ統一 | イベント「ドイツのリーダーシップ」発生済み 国家ランクが ![]() ![]() 従属国でない | ![]() | イベント「ドイツ統一」発生により、ドイツ地域への請求権を得る |
イベント名 | 発生条件 | 選択肢 | 効果 | 備考 |
鉄血宰相 | ジャーナル「北ドイツ連邦」発動中 1846~1897 ![]() ドイツの統一候補である ![]() ![]() | ビスマルクを首相に任命せよ。 | オットー フォン・ビスマルクに補正「ビスマルクの厚遇」(人気度+75)を追加 補正「レアルポリティークの勝利」(悪名減衰+20%)を5年追加 | イベント発生時にオットー フォン・ビスマルク(![]() ![]() |
---|---|---|---|---|
レアルポリティークは正しい政策ではない。 | オットー フォン・ビスマルクに補正「ビスマルクの冷遇」(人気度-50)を追加 補正「レアルポリティークの批難」( ![]() | |||
ドイツのリーダーシップ | ジャーナル「北ドイツ連邦」達成 | 責任ある政治家は国民的英雄である。 | 国タグを![]() 選択肢「責任ある政治家は国民的英雄である。」の場合 全ての政府内利益団体の指導者に補正「ドイツを統べる者」(人気度+50)を10年追加 選択肢「世界は我らの偉業を知ることだろう。」の場合 補正「ドイツを統べる者」(威信+5%、 ![]() | イベント発生時に北ドイツ国家の内、自国の支持国と関税同盟参加国を全て併合し編入する それ以外の北ドイツ国家にイベント「プロイセンとの連合」発生 |
世界は我らの偉業を知ることだろう。 |
ビスマルクは弱くはないが強くもないという程度。背景のおかげて地主の支持が+1されるのはありがたいかもしれない。
名前 | 役割 | 所属団体 | イデオロギー | 特性 | 出現開始 | 出現終了 | 備考 |
オットー フォン・ビスマルク | 指導者 | ![]() | ![]() | 直接的 懐疑的 | 1846.1.2 | 1897.12.31 | イベント「鉄血宰相」 技術「民族主義」・地主が強力かつ政府内・自国がドイツ統一候補であることが条件 ランダム指導者として出現することもある |
マックス シュティルナー | 扇動者 | ![]() | ![]() | 無口 | 1844.1.1 | 1866.1.1 | DLC「Voice of the People」 ジャーナル「ニヒリズム運動」により発生するイベント「ニヒリズム」 北ドイツ・南ドイツのいずれかを主要文化に持つ国にのみ出現する |
ブルーノ バウアー | 指導者 | ![]() | ![]() | 直接的 頑固 | 1840.1.1 | 1882.1.1 | ジャーナル「ニヒリズム運動」発動中に発生するイベント「学界の楔」 知識人の指導者が虚無主義者でなく、支持0未満であるか抑圧されていることが条件 北ドイツ・南ドイツのいずれかを主要文化に持つ国にのみ出現する |
フェルディナンド ラサール | 扇動者 | ![]() | ![]() | 啓蒙的雄弁家 傲慢 野心的 | 1848.1.2 | 1884.12.31 | DLC「Voice of the People」 イベント「絹商人の息子」 北ドイツを主要文化に持つ国で、技術「弁証法」未研究かつ ![]() |
企業名 | 設立条件 | 対象施設 | 繁栄ボーナス | |
---|---|---|---|---|
![]() | フリードリヒ・クルップ | ![]() ルール州の以下でいずれかが10以上 ・製鉄所 ・武器工場 ・大砲工場 | ![]() ![]() ![]() | 鉄道処理量+10% 殺傷率+10% |
![]() | ラインメタル | ![]() ルール州または北ライン州で以下のいずれかが10以上 ・武器工場 ・大砲工場 ・弾薬工場 | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() 陸軍防御+5% |
![]() | F・シハウ | ![]() 西プロイセン州の発動機産業が10以上 | ![]() ![]() ![]() | 海軍攻撃+5%![]() |
![]() | ジーメンス&ハルスケ | ![]() ブランデンブルク州の電気産業が10以上 | ![]() | 発電所処理量+15% |
![]() | プロイセン邦有鉄道 | 鉄道のある州が以下のいずれかに6以上 ・北ドイツ地域 ・南ドイツ地域 | ![]() | 鉄道の動員速度+30% |
![]() | BASF | バーデン州の合成繊維プラントが10以上 | ![]() ![]() | ![]() 油抽出処理量+5% |
クルップ始めどれも優秀な効果。
基本的にはそれぞれ上にあるものが優先される。
国名の背景はマップカラー。
国旗 | 国名 | 条件 | 備考 |
---|---|---|---|
- | - | ![]() | 権力の配分が無政府の場合、マップカラーが黄色に上書きされる |
![]() | - | ![]() | |
![]() | - | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() 支配者が以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | ナチスのライヒスアドラーの鉤十字を鉄十字に替えたもの |
![]() | - | ![]() 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | 19世紀後半に使われた国旗 |
![]() | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | ||
![]() | - | ![]() | チュートン騎士団の旗 |
![]() | プロイセン | デフォルト |
以下はドイツの国名・国旗。
ドイツのマップカラーの条件は国名・国旗と完全には対応していないため、以下の表にはその国名・国旗の場合に最も現れやすいマップカラーを表記している。
国旗 | 国名・色 | 条件 | 備考 |
---|---|---|---|
![]() | - | ![]() | スパルタクス団のエンブレム |
![]() | - | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() 以下のいずれか ・ ![]() ![]() ・以下を満たす ![]() ![]() ![]() 支配者が ![]() ![]() ![]() ・宗主国が ![]() | ドイツ民主共和国の国旗 |
![]() | 利己主義者連合 | ![]() ![]() ![]() ![]() 支配者が ![]() | マックス・シュティルナーが提唱した「Union of Egoists」 |
![]() | - | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() 支配者が以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | ナチスの旗の鉤十字を置き換えたもの |
![]() | - | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | |
![]() | ドイツ帝国 | ![]() ![]() 国名は国家ランクが ![]() | |
- | ![]() 国家ランクが ![]() | ||
![]() | - | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() | 現代のドイツ国旗 デフォルトと同じ |
![]() | - | 以下のいずれか ・ ![]() ・ ![]() ![]() | |
![]() | ドイツ | デフォルト |
初期時点では武装勢力の影響力による軍事補正と初期最強将軍モルトケにより、列強単独相手ならまず負けない。
とはいえ相手はオーストリアとフランス、両者とも時間が経つと強大化していくため、史実より早めに統一へ動き出すべき。
海軍海運は列強最下位、というか非主要国レベル。加えてこれから欧州でドンパチするのでそちらに予算を回すわけもいかないため、ドイツ統一までは外征は控えよう。
ドイツ統一のためにいずれは「民族主義」が必要だが、肝心のジャーナル「ドイツの国民意識」の達成条件が「ドイツ文化の75%が研究完了」であるので急ぐ必要はなく、普墺戦争までに研究できていればよい。
ただし早めに研究完了できれば他国に伝播するので早めに研究しても問題ない。
ニトログリセリンや水管ボイラー、堡塁あたりは優先度高めに研究したい。
建築は建設セクターと不足してる商品の生産強化、大学を予約していこう。
序盤のうちは戦争よりも内政で経済力をつけることが大事。
外交はイギリスやロシア、サルデーニャあたりは関係改善を初手で入れておきたい。影響力はスペインやオスマン、オランダにライバル指定して稼ぐと良いだろう、両シチリアも候補。良くも悪くも当面は欧州にだけ関心をつければ良いため、余った関心を南米につけてブラジルをライバル指定するの考慮して良いだろう。
同時並行でドイツ諸侯との関係改善と、関税同盟への勧誘を進めておこう。関税同盟はドイツ統一関連での併合イベントの発生条件だ。
ドイツ統一の基本の流れは、ドイツ国家の75%が民族主義を研究するまで待ち、オーストリアを統一候補から外し、諸邦の支持を集めるか統一戦争を経て統一する、といった感じになる。
オーストリアとは確定で、フランスともほぼ間違いなく戦うことになるため、歯応えのある挑戦になっている。
ドイツの統一には主に3種類の方針がある。
基本的にはジャーナルに沿って史実通り小ドイツ主義を目指すのがやりやすいだろう。
小ドイツ主義に満足できないなら大ドイツ主義や中欧帝国を目指すのもよいが、難易度は高く運も絡む。
ジャーナル「シュレースヴィヒ=ホルシュタイン問題」はドイツとデンマークの中間にあるシュレースヴィヒ=ホルシュタイン地域の帰属をめぐる問題である。
一応このジャーナルを解決しなくてもドイツ統一は可能であるが、その場合北ドイツ連邦化もイベントによるドイツ諸国の併合も発生しないため、解決した方がよいだろう。
ちなみにこのジャーナルは自国で達成せず他の国が達成してしまっても問題ないが、プロイセンの場合は自国でやった方が早い。
このジャーナルの達成には、自国がシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州地域に(分割州でもいいので)直轄州を持つことと、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州地域の他の州をデンマークの従属国や非ドイツ国家が領有していないことが必要になる。
どこかでデンマークと戦争し、条件を満たすようにしたい。初手で仕掛けるとほぼ間違いなくオーストリアが絡んでくる上に関係によってはフランスまで敵対する。加えて関税同盟は傀儡ではないため戦争に参加させることはできず貧弱な艦隊で上陸作戦を行うことになるのでいきなり仕掛けるのは危険。勝てたとしても軍事費で財政が苦しくなる。
シュレースヴィヒとホルシュタインのどちらかは直轄地である必要があるので注意。両方をデンマークから移譲してもらっても条件は満たせず、加えて同君連合であるため併合するには一旦傀儡を経由する必要があり三度手間になる。
もう片方は解放し関税同盟に入れてしまおう。
ちなみにデンマークが完全に滅ぶと、ジャーナルの達成条件自体が消滅して勝手に達成される。シュレースヴィヒとホルシュタインを取る方が明らかに簡単なので実用性はない。
南北ドイツを主要文化に持つ国の75%以上が民族主義を研究するとジャーナル「ドイツの国民意識」が達成され、ドイツ形成がアンロックされる。
外交による統一でも武力による統一でも、まずは自国が唯一の統一候補になる必要があり、そのためにはオーストリアを統一候補から除外しなければならない。
文化タブの「国家の形成」より、オーストリア相手に「統一のリーダーシップ」の外交プレイを起こしてドイツ統一の主導権を巡る戦いを始められる。
この戦争で「統一リーダーシップ」の戦争目標を認めさせると、オーストリアはドイツ統一の候補から排除される。
史実では1866年に行われているが、前提条件のジャーナルがあるため1860年頃が戦争開始の目安となるだろう。
一見数が多くて強そうだが国王フリードリヒ・ヴィルヘルム3世の能力や序盤最強将軍ヘルムート・フォン・モルトケの能力でこちらが優位に立てる。モルトケを元帥にしておくのを忘れないように。
たまにロシアも介入するが、技術的にこちらが優位なので大したことは無い。
ただ流石にボヘミア、バイエルン、ポーランドと戦線が分離すると単独での対処は難しいので巻き込める近所の国家を軒並み巻き込むと良い。
基本的に1対1なら負けることはないが、サルデーニャ=ピエモンテやイギリスと関係改善しておき、味方につけられるとなおよい。
もしオーストリアとの戦争で領土を全く取らない場合、ドイツ形成の必要州の関係からフランスとの戦争が必須になる。フランスと戦いたくないなら1州奪っておいた方がよいだろう。
ただし領土割譲を要求すると悪名が上昇して戦争に介入される可能性があるので注意。
リーダーシップ戦争で勝利すれば、晴れて唯一の統一候補になれる。
さらに民族主義の研究とジャーナル「シュレースヴィヒ=ホルシュタイン問題」が完了すれば、国タグが北ドイツ連邦に変化し自国の支持国と関税同盟参加国を併合できる。
オーストリアからドイツ文化州を1つ以上奪っていて言論と多数決による平和的統一を求めるなら、あとは残ったドイツ諸邦と関係改善して統一の支持を集めるだけで文化タブからドイツの形成は可能である。
態度が穏和や協力的なら大体ドイツ化を受け入れてくれるため、基本的には普墺戦争の悪名が冷えるのを待って文化タブから平和裏に統一するのが良い。本質的に敵だと認識されていても、融資で関係を最大に持っていけば大抵何とかなる。ただしこの方法ではアルザス=ロレーヌは手に入らない。
鉄と血による統一を求めるなら、次の統一戦争の段階に進む必要がある。
ドイツの州を領有する他国に対して武力でもってドイツへの統合を要求する、統一戦争を行うことが出来る。
強大な勢力(ハノーファーなど)がどうしても折れてくれない場合や悪名が冷えるのを待つのが惜しい場合、鉄と血によってドイツを統一したい場合、直ちに遅滞なく全ドイツでの通行を認めたい場合は戦争で統一するのが良い。
この戦争ではドイツの必要州を持つ国のうち除外された統一候補以外(つまりオーストリア以外)の全ての国が敵になり、それらの国が持つ全ての必要州の割譲が一次要求になる。ただし外交プレイ自体は通常のものと同じなので、オーストリアが普通に敵側で参戦することはある。
またこの外交プレイが開始されると、直ちにすべての支持国が併合される。
普墺戦争直後ならば少なくともオーストリアの介入は避けられる。
また、フランスが敵側で確定参戦するため、倒せば史実通りアルザス=ロレーヌも手に入る。フランスは工業化を全力で進め高度な陸軍技術を擁する強大な国家であるので、心して挑もう。
ドイツ化すれば普通の列強と化し英仏を相手取ることが出来るようになる。
史実通り協調路線を捨て世界各国に進出しても良いし、民主化して協調路線を取りながらゆっくり拡張に励んでも良い。
ただし戦いすぎて悪名を広めすぎないこと。島国ではないので列強が徒党を組んで襲い掛かってくると負ける。
手始めに清から青島を奪うのが無難な選択肢になるだろう。
まずは拡張の妨げとなる各列強を弱めたい。ただし一度に弱体化させると介入された際にまとめて敵に回すので、停戦期間を置きながらゆっくり解体するかひとつづつコテンパンに叩きのめすのが良い。
戦列歩兵から抜け出し辛いロシアはともかく、英仏墺(米)の4つを同時に相手取るのはかなり難易度が高いためどれかと同盟を組んで残りを弱体化させるのが良いだろう。
史実では北ドイツ連邦になったのち、フランスを孤立させて戦争になり勝利し、残りのドイツ諸侯が統合することでドイツ帝国が成立した。
この世界では統合のために戦争をする必要はないが、アルザス・ロレーヌを史実通り抑えるのであれば戦争に訴える必要がある。
フランスが健全に発展されるとだいぶ難易度が高いが、度々内戦を起こすのでその間に工業化を進めて軍事力を高めれば倒すことができる。
オクシタニアやブルターニュを解放させて弱体化を狙いたい。
フランスは自国領のラインラントに対して請求権を得るようになったため、より対フランスは意識が必要。
フランス程ではないが、ロシアもだいぶ脅威である。とはいえこちらは戦列歩兵から抜け出せないことも多いため軍質的にはあまり強くない。
問題は軍量であり、清や日本などと組む場合があり、凄まじい軍量を持ってくることがある。
いかに軍質が良くても、軍量が多すぎると人的資源のすり減らしあいになってしまうので、ある程度は軍量を備えたい。
ウクライナやベラルーシを独立させて弱体化を図ろう。
AIが敵対しやすいオーストリアもやはり脅威である。
とはいえ、ハンガリーとボヘミアを独立させれば難なく無力化が可能。
軍質もヘナチョコであり、ちゃんと軍事研究をすればすぐ勝てる。
ボヘミア、オーストリアの併合は悪名無視で大拡張を始めてからのほうが良い。
初期列強第1位。
放っておくと強大な海軍・強大な陸軍が島国に立てこもり攻略の難易度が跳ね上がるため、早い段階での解体が必要。
幸いスコットランドやアイルランドの独立、植民地の没収など弱体化の方法はたくさんある。
戦争する際にブリテン島の橋頭保となる土地を確保しておくと次回以降の戦争が楽になる。
直接絡むことが少ないので放って置かれることも多いだろうが、そうすると海の向こうで鉄壁の護りを固められてしまう。
倒す必要性も薄いが、あえてこの状態から倒すのならばカナダやメキシコから土地を取り上げて橋頭保にしてから戦争した方が良いだろう。
史実のドイツは、ナミビア(南アフリカのちょっと北)、タンザニア、ニューギニアなどを植民地にしていた。
ゲーム内で早くから不足する資源は染料であり、いずれは硫黄や肥料の消費先を作るためにアニリンの研究に着手したいが時間がかかる。
染料の他に自給できないコーヒー、果実、砂糖、綿花は主にアフリカにあるので、植民地をジワジワ作りつつ他国に取られる前に戦争で勝ち取ろう。
地元の非承認国家相手であれば悪名もさほど上がらない。
アヘンなどならやはりエジプト、インドやビルマが狙い目。海軍を整備したら将来のゴムや石油のために東南アジアに進出してもよく、全体としてはフランスと組んでイギリスを叩く方針が良いだろう。
ドイツの母体とも呼べる、神聖ローマ帝国の領土は大体欧州の中央である。
このゲームにおいては各種データ/国家形成の中央ヨーロッパが神聖ローマ帝国に該当する。
相手にする国が多すぎるためゲーム的メリットは皆無だが、プレイ方針の一つに。RP的にはオーストリアで始めたほうが良いかもしれないが。
神聖ローマが幾度も挑戦して成しえなかった、正真正銘のローマ帝国になってしまおうという方針。
イタリアに進出してローマを確保し、南仏・シチリア・ギリシャ・アナトリアあたりを抑えるとそれっぽく見えてくる。
最大版図は地中海沿岸にわたるため、目指そうとすると果てしない戦争になる。
史実でローマの支配を撥ね退けたゲルマニアからローマ皇帝を出したい人向け。
史実でプロイセンから発展したドイツ帝国は、その後第一次世界大戦に敗北し帝政が廃止され、ヴァイマル共和国になるが紆余曲折を経てナチスドイツになる。
この世界でナチスドイツになる意味は特になく、ドイツ帝国かドイツ連邦共和国で十分だが、再現するのであれば英仏露米を倒しに行くことになる。
正直黙っていても戦うことになる国家であるのでRPを乗せる意味合いは薄い。
実績名 | 達成条件 | |
![]() | ベルリン会議 | ![]() アフリカの州を10以上領有 |
---|---|---|
![]() | 歓呼三唱 | ![]() |
![]() | 大きなエゴ | ![]() 支配者がイベント「ニヒリズム」で登場したマックス シュティルナーである |
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