クロアチア=スラヴォニア、ハンガリー、トランシルヴァニアが「王領」に変更される。
ゲーム開始時から「秘密国家会議」の補正が適用されている。
権力-25%、政府内利益集団の許容数+1、制定期間+20%、制定確率-10%
解除されるタイミングは不明。
フランツ・ヨーゼフが小ブルジョワに変更される。
マクシミリアン、ルドルフが実装される。1858以前にフランツ・ヨーゼフが即位した際に非史実後継者が出現しないようにするためと思われるが、実際にマクシミリアンを即位させる方法が用意されているのかは不明。
フランツ・フェルディナントについては言及がない。ルドルフは1858生まれなので、ゲーム内では死亡イベが用意されない限り1914時点で存命と思われ、登場機会がないだろう。
逆にカールがいないと1936以前に史実君主が途絶えてしまう可能性が高いが…
誰も気にしないが、メッテルニヒの年齢が誤っていたのが修正される(何故か生年月日が定義されていなかった)。
権力構造 | 経済 | 人権 |
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
「臣民制」 | ![]() | ![]() |
![]() | 「荘園制(農奴制)」 | ![]() |
「王冠領国会(世襲制の官僚)」 | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | 「ギルドシステム」 |
荘園制は干渉主義と共存できるユニーク農奴制のようだ。真っ先に改正したいところ。
初期秘密警察になったことで初手国家警備で地主機嫌取り→人頭課税が封じられており、税法の改正は退位待ちということになるだろう。
東西スロバキアはフェルビデクとカルパティアに再編、ブゴヴィナはモルダヴィアから独立した州になる、モラヴィア・西ガリツィアの一部とシレジアが再編されて上シレジア(分割州)と下シレジアに
特にシレジアはドイツ統一や神聖ローマ形成の必要州数に影響するため、確認する必要あり。
tier1技術すべてに加え、ver1.10では初期状態で鉄道がアンロックされる。研究が3つ進むことになるので、その分好きなものを取れる。
戦列歩兵であり、プロイセンの散兵と比べると見劣りする。そして、自前弾薬で散兵を揃えるためには集約農業、銃用雷管、幕僚の研究が必要で、1840年代に発生する普墺戦争に間に合う保証はない。
プロイセンに勝ってドイツを統一するつもりなら相当軍事に注力する必要がある一方で、そのつもりがなければあまり気にする必要がなく、プレイ方針によって大きく変わってくる。
「メッテルニヒの時代」National Awakening |
成功条件 ・イタリア統一の阻止 ・他国によるドイツ統一の阻止 ・美術品の主要生産者である ・西ガリツィア全域を領有 ・52の技術を研究済み ・メッテルニヒシステムに12国 ・メッテルニヒシステムの結束力75 ・自由主義系・社会主義系の社会運動が盛んでない ・専制政治・検閲・秘密警察を採用 ・国内治安・警察活動の制度レベル3以上 失敗条件 ・革命が発生する ・地主が6ヶ月以上反対(利益集団支持マイナス?) ・メッテルニヒが地主リーダーでない 失敗した場合 イベント「不名誉な結末」 1848年時点で達成状況が判定され、クリア数に応じて10年間のバフ(平和な引退)がもらえる。 内容としては地主支持・影響力・威信ということでさほど重要ではないが、どのみちフェルディナントの傲慢特性上この時期の改革は困難なので、取りに行くべきだろう。 勢力ブロック12国は現状維持では達成できないので、コンプ狙いなら何かしら考える必要がある。 |
「クラクフの蜂起」Voice of the People |
発生条件 ・クラクフで革命が発生し、同時に発生するイベント「ポーランド国家への声明」で「直ちにクラクフの支配権を取り戻さなければならない。」を選択した 成功条件 ・クラクフが存在しない ・西ガリツィア州地域の全域を領有 成功した場合 イベント「クラクフ大公国」 失敗条件 ・クラクフが存在せず西ガリツィア州地域の全域を領有していない ver1.9時点で滅多に発生しなくなっているが、ver1.10ではNational Awakeningの有無にかかわらず王領併合にクラクフが巻き込まれるため、ほぼ完全に死にイベになると思われる。 |
「ハンガリーの問題」ベースゲーム |
成功条件 ・二重君主制を確立した ・オーストリアのハンガリーPOP平均受容が60ヶ月連続80以上 ・次のすべて ・ハンガリー民族運動の活動が25%未満 ・8つの編入されたハンガリー母国州で社会不安5%未満 押せるボタンが2つある。 ・王領統合 すべての従属国の自由願望が25未満の場合、すべて併合できる。 ・二重君主制 二重帝国に移行する。 失敗条件 ・ハンガリーがオーストリアの従属国でなくなり、外交戦で敵対していない 失敗した場合 ・イベント「二重君主制」 ・オーストリアまたはその従属国の有する非ドイツ州で民族主義運動が過激化する 2つ目のクリア条件はおそらく多文化主義でしか達成できず、3つ目のクリア条件は一旦併合しないと達成できない(難易度は不明)。 ver1.9までと異なり、二重君主制ではハンガリーを直轄支配できないため、避けに行くことになるだろう。 後述の「連邦による解決」も利用できる。 |
「自由主義時代の絶対主義」National Awakening |
起動条件 ・専制政治・秘密警察を採用 ・オーストリアに王領や同君連合が存在しない ・小ブルジョワが強力かつ与党であるか、君主が小ブルジョワである 成功条件(5つのうち4つ) ・GDP22.8M以上(この数字が固定なのか動くのかは不明) ・列強3位以内かつGDPプロイセン以上かつジャーナル起動後にプロイセンに戦争目標を課した ・王領議会を廃止(ボタンになっているがこの説明は開発日記にはない) ・教皇との協定(後述) ・封建的義務の廃止(後述) 成功した場合 ・専制政治を「新絶対主義」に変更 イベント「羽根ペンと銃剣のルール」 失敗条件 ・憲法上の圧力(後述)が100に到達 ・二重君主制 ・専制政治でない ・秘密警察でない 失敗した場合 イベント「過ぎ去った時代の遺物」 <教皇との協定>ボタン ・教皇領と外交戦で敵対していない ・関係50以上 <封建的義務の廃止>ボタン ・荘園制でない ・王領国会でない <憲法上の圧力> 上昇理由 ・戦争目標を強制される ・破産 ・借金 ・急進派 ・専制政治に反対する利益団体 ・自由主義運動・社会主義運動・民族主義運動 ・行政力不足 ・イベントその他 正直、通常のプレイでは足枷にしかならないような内容。文章を読む限り、王領併合前に専制政治か秘密警察をやめれば回避できそうなので、そちらが推奨ルートになりそう。 |
「連邦による解決」National Awakening |
成功条件 ・チェコ、スロヴァキア、ポーランド、ハンガリー、スロベニア、クロアチア、ルーマニア、北イタリア、セルビア、ウクライナの10文化から5以上の文化を統合し、連邦化の署名をする。 ・すべての王領は、首都がドナウ・バルカン・ポーランド・南ドイツのいずれかの戦略地域にあり、主要文化が統合済みであるか、または関係50以上かつ自由欲求25未満である。 成功した場合 ・大オーストリア連邦になる ・イベント「別の道」 失敗条件 ・5つの文化を統合する手段がなくなる ・内戦進捗75% ・民族国家または国民至上を制定 失敗した場合 ・このジャーナルで獲得した主要文化を失う ハンガリーに限定せず、受け入れる文化を選ぶことができる。ただし組み合わせの一部は排他的で、すべては統合できないようだ。例えばスロヴァキアを受け入れるとハンガリーは受け入れられない。 |
「等族国家」National Awakening |
起動条件 ・普通選挙または制限選挙 ・二重君主制でも三重君主制でもない ・政治的扇動を研究済み ・コーポラティスト運動がある ・オーストリアがコーポラティズムを制定しているか、コーポラティスト運動が参加5%活動25%以上である 起動時の挙動 コーポラティスト扇動者が登場 イベント「新たな保守主義」 成功条件 ・一党独裁 ・企業国家 ・組合法コーポラティズム ・国教 ・介入主義 ・社会主義者や急進主義者がリーダーの利益集団はすべて疎外された ・社会主義運動や急進主義運動がなくなった 分離・革命でない 成功した場合 ・イベント「オーストリアの目覚め」 失敗条件 ・コーポラティスト運動が消滅 ・利益集団リーダーにコーポラティストがいない ・コーポラティストの支持が5%未満 失敗した場合 ・イベント「ただの夢」 ドルフース来る? |
以下はドイツ国家(南ドイツ国家)共通
「シュレースヴィヒ=ホルシュタイン問題」ベースゲーム |
完了条件 ・オーストリアがシュレースヴィヒ=ホルシュタインの一部を支配し、ドイツ以外の*1国は州の一部を所有または支配することができない。 完了時 ・オーストリアは「シュレースヴィヒ=ホルシュタイン問題」(威信+25%、期間10年)を得る。 失敗条件 ・他のドイツの国が先にジャーナルを完了 注意事項として、シュレースヴィヒとホルシュタインは自身が従属国でなくなるだけでジャーナルを達成できる。 そのため、必ず一方の併合で外交戦を開始してから他方の解放を追加要求しないとオーストリアが解決したことにならず、補正を得ることができない。 |
「ドイツの国民意識」ベースゲーム |
完了条件 ・主要文化に北ドイツ・南ドイツを持つ国の75%以上が ![]() 完了時 ・イベント「ドイツの国民意識」 ・ジャーナル「南ドイツ連邦」が発動 |
「南ドイツ連邦」ベースゲーム |
発動条件 ・イベント「ドイツの国民意識」 成功条件 ・ドイツの国がジャーナル「シュレースヴィヒ=ホルシュタイン問題」を解決した ・オーストリアが ![]() ・オーストリアがドイツの統一候補である ・オーストリア以外にドイツの統一候補がいない 完了時 ・イベント「ドイツのリーダーシップ」 ・主要文化に南ドイツを持ち、オーストリアの関税同盟に所属しているかオーストリアを統一候補として支持している国を併合する。 ・それ以外の国にイベント「オーストリアとの連合」 ・オーストリア以外の従属国でなければ、90%の確率で併合される。 ・併合されない場合、オーストリアがその国のすべての州に請求権を獲得する。 |
「ドイツ統一」ベースゲーム |
発生条件 イベント「ドイツのリーダーシップ」 ・国家ランクが ![]() ・ ![]() ・従属国でない 成功条件 ![]() 成功した場合 イベント「ドイツ統一」 |
「グリュンダーツァイト(創立の時代)」National Awakening |
起動条件 ・ドイツ国家の75%が投資信託を研究済み 成功条件 ・失敗条件を満たさず30年が経過する 成功した場合 イベント「30年の進歩」 失敗条件 ・ドイツ地域のGDPが2.5%成長しない四半期が4回連続する 失敗した場合 イベント「グリュンダークラッシュ(1873年恐慌のこと)」 ドイツ地域がターゲットになっているのがポイント。オーストリア内のドイツ州への集中投資で可能なのか、他のドイツ国家への投資が必要なのかは やってみないとわからないが、いずれにせよこれに構っていると非ドイツ地域は疎かになるだろう。 |
「三重君主制」National Awakening |
・二重君主制である ・クロアチア母国州が属する国(ハンガリー)が、クロアチアを主要文化とせず、オーストリアとの関係が0以下、自由欲求50以上、反抗的態度 ・オーストリアが平和で外交戦に参加していない ハンガリーに対してクロアチアの独立を要求する。ハンガリーが拒否した場合は武力行使の有無を選択する。 |
「小さなクーデター」National Awakening |
ゲーム開始時からある「秘密国家会議」の補正を変更できる。発生条件は不明。 新たな補正 地主影響力+25%、権力ー10%、制定期間+10%、制定確率-5% 専制政治に利益集団数+1がつくということは、2利益集団の政権の正当性+20ということであり、おそらく制定確率5%の差では割に合わないと思われる。 |
「ハンガリーの春」National Awakening |
ハンガリー側の革命ジャーナルから発生し、文面から軍事介入の有無を選択できるものと思われる。オーストリア側の画像が出ておらず詳細は不明。 |
「7000万の帝国」National Awakening |
大ドイツを形成した場合、非ドイツ地域を独立させる、非ドイツ地域を従属国とする、統一を維持するの3択を迫られ、統一を維持すると非常に大きなデバフがかかる。 中央ヨーロッパを形成した場合、ジャーナルを用いずに形成した場合、プロイセンが形成した場合などの挙動は要確認 |
※ジャーナルやディシジョンと1:1で対応するものはそちらに記述し、ここには書かない(あちこちに飛ぶと見づらいため)
ハンガリーの企業は別枠で記載する予定だが、王領併合の難易度にもよる。
ジャーナルによるものはそちらに記載し、ここではドイツと中央ヨーロッパの手動形成に触れる。
農民運動を利用して小作農または入植
信者を利用して公共健康保険
初期市民権法が国民史上から臣民制に変更されることと、ハンガリーなどが従属国であることから、ver1.9のように少数派運動を利用して簡単に市民権法を緩めることはできないと思われる。
専制政治も秘密警察もメッテルニヒが変更させてくれないため、この時期はあまりできることがない。引退後に備えて平等主義を研究しておこう。
フェルディナントの退位
国家自由主義運動(新設)を利用してなにかしらの選挙法(新絶対主義ジャーナルの起動回避)
王領併合(難易度が不明だが当然早いほうがいい)
小ブルジョワを利用して任命制の官僚、人頭課税、専門的な警察機構
連邦ジャーナルやグリュンダーツァイトジャーナルに対応する
国家自由主義運動の要求のうち、集会の権利や保証された自由は小ブルジョワが反対するため、中立的である選挙法の改正の方が通りやすいと思われる。
メッテルニヒの引退により、通常であれば地主は土地所有者投票に反対しなくなる。
1:王領を維持
2:二重帝国
これらはハンガリーなどを別の国として残すものであるため、あまりプレイヤーの目標にはならないだろう。
3:王領統合を維持
これは従来の「オーストリア」プレイに相当するもの。不可能なバランスにはならないと思われる。
従来と異なり、この政体で多文化主義を採用することもできる。
4:連邦化
これは従来の二重帝国プレイの趣旨を継承するもの。主要文化の取り方にバリエーションがある上、
ポーランドやウクライナを主要文化にできるとなると、今までになかった拡張方針も生まれてくるだろう。
5:ドイツ形成
ドイツを形成した時点で主要文化は北ドイツ+南ドイツに固定される。非ドイツ州を分離するなら1つのゴールだが、
非ドイツ州を残そうとするとおそらくオーストリア連邦としてドイツ全土を支配するより不安定で、統一ジャーナルを利用できる以外の意味はなさそう。
6:中央ヨーロッパ形成
オーストリア連邦とは取れる主要文化の範囲が異なり、目標の一つになるだろう。
ver1.10では植民地法を制定すると母国州の受容+10が消えてしまうため、民族問題を抱えるオーストリアではより慎重さが要求されるようになっている。
非承認国家狩りにとどめておいたほうがいいかもしれない。
シレジアの取り扱いについて要確認