#author("2025-05-18T14:10:38+00:00;1970-01-01T00:00:00+00:00","","") #author("2025-05-18T15:51:55+00:00;2025-05-18T14:10:38+00:00","","") [[各国戦略]] #contents **概要 [#y2ac0892] 今日のブラジルの北部に位置する小農業国。 ポルトガル帝国時代は独立した植民地だったが、ブラジルの独立時にブラジルに統合される。 ブラジル政府からはほとんどほったらかしにされ、極度の貧困と、中央政府がグラン・パラの住人を代表していないことから来る不満が爆発した結果、キャンペーンシナリオ開始前年の1835年に蜂起した。40年鎮圧。 ……というわけで、シナリオ開始時点では、国というより国の卵みたいな存在で、目下ブラジルとの独立戦争中。 ゲーム的にも、国未満の、地主や有力者の寄り合い所帯みたいなレベルの後進的法制度と、全ステートに重いマイナス補正が乗る過酷な立地が特徴の難関国家である。 ''実績「ピラティニだ、ピラ・タイニーではない」''の候補国。 ***ゲーム内のフレーバーテキスト [#d0d3fd6a] **初期状況 [#i78e3d9d] ***法律・制度 [#s761539f] |権力構造|経済|人権|h |大統領共和制|伝統主義|検閲| |富裕者投票|重商主義|労働基本権の無保障| |人種隔離|消費ベース課税|児童労働許可| |良心の自由|小作農|法的被後見| |世襲制の官僚|植民地なし|社会保障なし| |農民召集兵|警察なし|移住規制なし| |治安維持なし|学校なし|遺産奴隷制| | |医療制度なし| | 世襲官僚+農民兵+伝統主義というなかなかの法律群。ブラジルと違って、新しく奴隷を買ってくることはないのは唯一の救い。 キャンペーンシナリオ開始時点で唯一の''消費ベース課税''持ち。一般的な''地税や人頭税、所得税から税収をまったく得られず、消費税に歳入のほぼすべてを依存する''という終わりの税制度である。 ***研究 [#dca503e3] 第1世代技術を取り切っていない。旋盤の研究が済んでいないTierで、つまりブラジルと同格。 ***外交 [#i989f097] 開始時点でブラジルと戦争中。 ***軍備 [#z8126216] |編隊名|歩兵|大砲|騎兵|将軍|備考|h |カバノ軍|非正規軍11&br;戦列歩兵1|||マヌエル・ロペス|| ブラジル軍とは質と量の双方で負けているが、彼らは南のリオ・グランデ共和国とも戦争中であるため、局地的、時限的には数的優位がある。 **基本方針 [#f2d3a9ef] 何はなくとも独立戦争に勝利する必要がある。 ***初動建設 [#u378b3b5] 他の小国同様、財政が崩壊するので、建設局を建てることはできない。そのうえ、領有するステートは、「アマゾンの熱帯雨林」の特性により、30%もの建設デバフがかかっている。 こうなると、必要建設力が高い(建設に時間がかかる)工場など立ててはいられない。タバコ、綿花、伐採所あたりの一次産業から始めていくしかない。 ***初動研究 [#wca683b6] 独立戦争には間に合わないが、二度目の戦争に備え、軍事系で歩兵の散兵ユニットを解禁する幕僚を取りに行きたい。産業系では鉄道を目指す。 ヨーロッパ小国のように、最優先で製薬を取って汚染に備えたり(立ち上がりの段階では汚染が深刻になるほど工業化できない)、平等主義を取って比例課税を制定したり(今すぐ人頭税に変えたい)するのが難しいため、社会系はやや優先度が低いか。 ***初動法律 [#h6ecd3f2] 人頭税→農本主義→職業軍人が望ましい。奴隷制や世襲官僚制など、ほかのろくでもない法律もなんとかしたいが、喫緊の財政危機と国防危機を解決するのが先。 農本主義→人頭税→職業軍人が望ましい。奴隷制や世襲官僚制など、ほかのろくでもない法律もなんとかしたいが、喫緊の財政危機と国防危機を解決するのが先。 一応、ありとあらゆる物品に消費税をかければ、軍を復員させた状態なら黒字財政になるので、本当にいきなり破産するわけではないが……。 ***初動外交 [#x113f504] ガイアナに植民地を持つイギリスとフランス、および新大陸秩序の監視役であるアメリカとの友好度を上げる。 足りない影響力は、未来の征服先であるベネズエラやヌエバ・グラナダ(コロンビア)をライバル指定して補う。 ***独立戦争 [#zea6f2f3] まずは、募兵努力の布告を首都に付けて、軍事タブから動員済みの軍に徴兵軍を目いっぱい増やしておく。 加えて、グラン・パラ側の戦争目標である、東隣のステート、マラニョンを軍の目標に設定する。 上記初期状況の軍備の項でも述べた通り、リオ・グランデ共和国が敗れるまでは、自軍がブラジル軍より優位にあるため、素早く攻め落としたい。 マラニョンを制圧し、周囲のステートもある程度占領して、戦争目標ステートをいきなり取り返されないような形にもっていけたら、''指揮官には防戦を指示するのが望ましい。'' この時代の技術後進国同士の戦争では、緒戦の大会戦で敗れると、敗北側(ここではブラジル側)は士気を回復できず、一方的にずるずると負け戦を繰り返し、前線が崩壊する。 勝っている側(グラン・パラ軍)は、勢い全土占領ペースで気持ちよく攻め続けられるわけだが、相応に兵士Popを消耗してしまうという、見えにくいが大きな落とし穴がある。 人口小国のグラン・パラは、一度兵力を損耗すると、Popを兵舎に就職させ、軍を充足させるまでに何年もかかってしまう。被差別Popだらけなうえに、奴隷も多いので、士官どころか一般兵の雇用枠さえ埋められない。 こうなると、征服戦争はおろか、国防さえままならなくなるので、攻める余裕があっても自重したほうがいい。 戦争目標であるマラニョンを押さえていれば、ブラジルの戦争支持率は、強制降伏となる-100まで落ちていき、めでたく1ステートを手に入れて勝利となる。 なお、同じ対ブラジル独立戦争仲間の、南のリオ・グランデ共和国を救うことはできない。弾除けになってくれてありがとうの気持ちで滅亡を見守ろう。 ***独立戦争以降 [#t629ef8a] 外交では、イギリスかアメリカと防衛協定を結びたい。チャンスがあるなら、恩義を押し付けて同盟まで行きたいところ。フランスと組む択もないではないが、基本的には次善の策。 最終的にはいずれかの勢力圏に入りたいので、小火器等、自国で作る見込みが当分ない工業製品は、お目当ての列強から買って、貿易ルート由来の勢力影響力を稼いでおきたい。 ブラジルとの停戦期間中に英米(仏)いずれかと組めれば、次の拡張先はブラジル、そうでなければ、ヌエバ・グラナダを狙う。 畑ばかり作っているわけにもいかないので、二次産業を育てる用意を始めるのもこの時期。 幸い鉄鉱石と木材は出るので、伐採所→工具工場→鉄鉱山の序盤鉄板殖産コースには乗れる。石炭が出ないのは自力ではどうにもならない。 ***実績「ピラティニだ、ピラ・タイニーではない」 [#f5e89b12] 自力でブラジルよりも経済成長して大国になるより、ブラジルの足を引っ張ったほうが早い。 イギリスやアメリカを戦争に引き込み、要求ポイント目いっぱい、サンパウロやバイーアなど数州を割譲させれば容易に達成できる。 **実績 [#a292ac4b] |実績名|達成条件|h |ピラティニだ、ピラ・タイニーではない|以下のいずれか&br;・ピラティニ(リオ・グランデ共和国)&br;・グラン・パラ&br;以下のいずれか&br;・ブラジルが存在しない&br;・ブラジルのGDPが自国より小さい| |悪魔の鉄道|ジャーナル「アマゾンの開拓」を完了&br;アマゾンの全州を保有(分割州不可)・鉄道敷設| -悪魔の鉄道 こんな国ではなくブラジルでやるべき。 **コメント欄 [#t5454333] #pcomment(reply);