#author("2025-02-16T17:16:47+09:00;2024-07-14T11:19:10+09:00","","")
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[[各国戦略]]

#contents

**概要 [#ed16cc63]
スウェーデンやチリと並ぶ「ゲームを学習する」キャンペーンの公式おすすめ国家の一つ。
ゲーム開始時点で初期の研究と施設建設が終わっており、他の大国~非主要国と比べると内政面で数年先を行っているのが特徴。
しかし領土はわずか2州、人口も少なくは無いが多いとも言えない。初期のアドバンテージを活かして他国の一歩二歩先を行き続けられるかが重要だ。

***ゲーム内のフレーバーテキスト [#mf863be5]
ベルギーでは産業革命が全盛期を迎えつつある。この国がオランダの圧政という軛から解き放たれたのはわずか6年前のことであるというのに、ヨーロッパ大陸初となる鉄道の建設など、既に前宗主国を凌駕するほどの発展を遂げている。彼らの行く末にはどのような未来が待ち構えているのだろう?

**初期状況 [#g4c482b5]

***基礎データ [#qa61438b]
|ランク|政府|陸軍|海軍|GDP|人口|識字率|生活水準|国教|主要文化|h
|18(非主要国)|君主制|10+68|0|3.38M|3.98M|43.5%|貧困(11.2)|カトリック|フランドル、ワロン|
***政府 [#k8a402ea]
※正当性は多少ブレる
|政治体制|国家元首|所属団体|正当性|相続人|h
|立憲君主制|レオポルド オブ・ザクセン・コーブルク・ゴータ|知識人|76%|レオポルド オブ・ザクセン・コーブルク・ゴータ|
元首及び相続人が同姓同名だが、元首は史実の1世、相続人は史実の2世。
相続人は小ブルジョワ所属で、君主が2代続けて地主でないのはありがたい。

***利益団体 [#d82c5c03]
※影響力は多少ブレる
|利益団体名|影響力|代表名|代表イデオロギー|備考|h
|地主|10.7%|>|ランダム||
|武装勢力|7.5%|>|ランダム||
|カトリック党|10.6%|バルテルミー デ・テイオ・デ・メイラント|穏健派||
|農村民|11.0%|>|ランダム||
|知識人|11.6%|ランダム|>||
|小ブルジョワ|28.0%|ヒッポリテ メトデペニンゲン|穏健派||
|実業家|17.7%|>|ランダム||
|労働組合|2.5%|>|ランダム|周縁団体|
初期の所属党や政府に居る利益団体のブレが強いが、農村民以外は高確率で何らかの党に入ることを希望している。

選挙による正当性は投票率に左右されやすい上にイデオロギーによる正当性マイナス補正もあるため、法改正したい法を支持する党だけを与党にするのが基本。

***法律・公共施設 [#h2de4ea7]
|権力構造|経済|人権|h
|君主制|干渉主義|集会の権利|
|富裕者投票|重商主義|労働基本権の無保障|
|人種隔離|人頭課税|児童労働許可|
|良心の自由|入植|法的被後見|
|選挙制の官僚|植民地なし|社会保障なし|
|国民民兵|警察なし|移住規制なし|
|治安維持なし|宗教学校|奴隷禁止|
| |医療制度なし| |
 
|制度|投資レベル|h
|教育|2|

そこそこ先進的な法律を持つ。「移住規制なし」が初期で通っているため移民も増えやすい。
しかし肝心の植民地関連が「植民地なし」のため早急に変更を行いたい。

***州 [#x2b6d8e2]
|州名|初期インフラ(使用量/上限)|建設済の施設(施設名+初期レベル)|建設可能な資源・農業施設|総人口|州補正(補正名称(補正内容))|h
|フランドル(首都)|45/112|交易センター27,織物工場4,行政府3,家具工場3,大学2,食品産業2,武器産業1,製紙工場1,兵舎5,港3,鉄道1,建設セクター1|伐採所23,漁港5,小麦畑115,家畜牧場114|2.43M|なし|
|ワロニア|51/64|化学プラント3,製鋼工場3,飾り細工工房2,行政府1,兵舎5,鉄道1,建設セクター1|石炭鉱山70,鉄鉱山53,鉛鉱山26,伐採所15,小麦畑78,家畜牧場71|1.64M|ボリナージュ炭田(石炭鉱山施設生産量+10.0%)|

ワロニアはルクセンブルクとの分割州。

産業革命中ということで初期の施設は非常に発展しており鉄道も走っているためインフラも高い。
ワロニアは鉱山資源が多く、中でも石炭鉱山は高上限+州補正の出力上昇で高出力な採掘所になってくれる。
しかし如何せん2州しかないのは厳しく、初期領のみで発展を続けることは難しい。
しかもよりによってオランダとフランスが請求権を持っている。オランダはこちらが格上なのでそこまで問題ないが、フランスは簡単に道路にされかねない。イギリスとの協力は必須だ。

***研究 [#rf4a0b35]
''英仏普米と同等、世界最高クラスの研究状態を持つ''。具体的には鉄道や幕僚(散兵)あたりまで完了している。識字率も45.0%(世界7位)と高い。
大国以下で同等の研究レベルの国家は存在しないため、ベルギーの大きな強みであると言える。

***市場 [#rf4a0b35]
致命的な不足はないが必需品が少し不足気味。
鉄・木材に不足は無いが工具がやや高騰してるので建て増ししておきたいところ。
逆に化学プラントの肥料はあまり気味、爆発物も使い道が無い状態なので需要喚起のためにも「ニトログリセリン」の研究を早めに終わらせたい。
また硫黄・染料・発動機は生産施設が無く輸入に頼っている。発動機はともかく硫黄と染料は本土には無いため、植民などで補えるとベター。

***外交 [#s470fecf]
イギリスとは親愛かつ貿易協定を締結済み。独立した経緯があるためオランダとは不信状態。
さらに英仏普の列強たちから独立保証があるという絶好の状況でスタートする。

***軍備 [#rf4a0b35]
陸軍モデルは国有軍。陸軍が10+70大隊、海軍は無し。植民地の反乱は散兵にした徴兵70大隊で対応できるはずなので正規軍は初手解体安定だろう。
ただし武器産業はわずか1件で、散兵解放済みだが弾薬工場が無い。初期に建て増しは難しいので徴兵時は貿易で軍需品の輸入を忘れずに。

**基本方針 [#a8f519e4]
ベルギーを一言で説明するなら「国力が低めの先進国」という国家である。内政の進み具合は世界トップクラスなのだが、如何せん領土が狭く国力の伸びしろに欠けている。
日本や清のような前時代的な環境から始まるが内政が回り出すとバンバン伸びる国家とは真逆の性質を持っていると言っていいだろう。
よってベルギーで列強を目指すなら植民などによる領土拡張を積極的に行っていかなければならない。

***建設 [#f660573e]
初期の工業化は完了しており鉄道の敷設すらも終わっているため初動で特段急ぐものは無い。
強いてい言えば工具がやや高めなので工具工房を建てたり、発電機を輸入に頼っているため自動車産業を建て増ししておいた方が良いぐらいか。
他はやや高めの必需品関係に手を付けたり、鉛鉱山+ガラス工房を建てたり、植民地併合のための行政府乱立に備えて紙生産の準備をしたりしておきたい。

***法律 [#ce4675eb]
できる限り早めに植民地を制定したい。研究優遇のおかげで最速キニーネが可能なため植民地レースは極めて優位だからだ。
通った後は公共施設レベルを上げるのを忘れないように。

***研究 [#td59addb]
前述のように列強先進国と同じ研究が終わっている。
ベルギーは植民地が生命線なことを考えると、初手は「製薬」→「キニーネ」の最速キニーネルートが有力となる。さっさと終わらせて植民地レースのアドバンテージを取っていこう。
こちらもキニーネ研究後は公共施設レベルを上げるのを忘れないように。
キニーネの後はほぼ止まっているであろう化学プラントのために「ニトログリセリン」を研究して爆発物の需要を高めたい。

***植民 [#g14bfe2e]
法案の運も絡むがかなり早期から植民が可能だ。侵略戦争よりも安全に領地と労働力と資源を手に入れられる植民はベルギープレイの生命線と言っても過言ではない。
大まかな方針としては他国の植民ルートを潰すような植民を行いたい。沿岸部の州を埋めてしまえば他国は介入しづらくなるのでこちらはのんびり植民を行えるようになる。
あちこち手を出すとむしろこちらのルートに介入されかねないので、1か所に集中しつつ植民していくのがお勧めだ。
また、いずれも植民後は積極的に併合を行いたい。併合することで税収を得られるため、後々帰ってくるものが大きい。
基本的に20年かかるが、それだけのメリットはあるはずだ。
-キニーネ研究前
ver1.2の変更により入植不可能となった。さっさとキニーネを研究してしまいたい。
-キニーネ研究後(マラリア地帯)
--セネガル~北アフリカ(関心セネガルのアンイ、クル)
こちらも入り口を抑えることで海岸線を埋められる。北アフリカまで出ることで硫黄が手に入るのがメリット。
途中にある東西マリの3国(マッシーナ・セグー・カアルタ)はアヘンを産出するので余裕があれば侵略したい。
--ニジェール・デルタ(関心ニジェールのイボ)
植民が速いわりに高出力が出るのでサクッと植民したいときにお勧め。ここを抑えていると後々陸路でナイジェリア方面(ソコトなど)を侵略できる。
ナイジェリアは鉱物資源が豊富で、地味に貴重な鉛が出る。
-マラリア予防研究後(シビア・マラリア地帯)
--ケニア→コンゴ・南アフリカ(→中央アフリカ)
ケニアを抑えられているならそのまま南ルートで進出すると良い。コンゴ方面は労働力が多くゴムを産出し、南アフリカ方面のザンビア(バロツェ)、東アンゴラ(チョクウェ他)は鉛がある。
このあたりまで進むと西海岸側からの他国植民もかなり進んでくる。すべて取るのはまず無理なので、取りたい地域を早めに抑えるように意識したい。
--コンゴ(関心コンゴ)
史実で抑えに行った地域。州としてはケニア→コンゴ方面とだいたい被り、労働力とゴムが確保できる。
ただ、海岸線が広いため他国の介入を許しやすい。
--東西ニューギニア(関心インドネシアのパプア)
人口が多めで共通でゴム、東は硫黄が出る。鉱山資源の多い東から押さえたい。
かなり終盤まで残っていることが多く、アフリカが一段落してから押さえに行っても間に合いやすい。

***外交 [#qa423f62]
フランス・プロイセンという列強2国と隣接し、イギリスとは仲良くしている。
植民地レースの敵にはなるであろうが、悪名を高めなければ直接相対することはまずないのでとりあえず関係改善しておけばいいだろう。
上記にもある通り自国はオランダ・フランスの請求権を持つ州であり、むしろイギリスは味方につけないとまずいと考えてよい。

また、ベルギーにとって''フランスとの方針は植民地政策と同等以上に重要''である。
フランスはたくさん物を売ってくれるため、何も考えずにフランスから輸入し続けているとかなりの貿易依存状態になってしまう。そしてなにかの拍子に貿易を切られた場合、ベルギー市場に大ダメージが入る、ということがままある。貿易依存には注意したいところだ。

もう一つ重要な点が先とは真逆の話で、フランスと仲良くして貿易協定でも結ぼうものなら''フランスが陸路でこちらの商品をバンバン買い付けてくるようになる''と言う点。
鉄などの一次資源や鋼鉄・ガラスなどの建築資材を平気な顔して''数k単位で輸入をしていく''ため、ベルギーとしてはとんでもない量の資源が流出してしまう。
生産施設を建てても建てても資源が高止まりしている場合、建て増しつづけるのではなくまず列強共が多量に買い付けていないかをチェックする必要がある。
もしフランスなどに多量に買われてしまっている場合高止まりを止めることは基本出来ない。せめて輸出関税を上げて稼ぎにはなってもらおう。
最終手段は禁輸だが、フランスとの貿易はベルギーにとっても有用な場合も多く、当然他国に侵略する場合などに敵対されやすくなる。
世界最高レベルの軍隊が突如国境に200大隊張り付かれてもいい覚悟があるなら禁輸政策を取ろう。

***ジャーナル:ロンドン会議 [#f06c2358]
ベルギーとオランダの領土に関する会議。
英仏普墺露の投票により決定される。
追記求む

ベルギーの要求を優先:ベルギーがルクセンブルクを獲得。ベルギーがオランダの負債を肩代わり。 
オランダの要求を優先:オランダがベルギー領ヘルレとフランドルの一部を獲得。ルクセンブルクがワロンの一部を獲得。オランダがベルギーの負債を肩代わり。
24点を支持:ベルギー領ヘルレがリンブルフという国家として独立。(オランダの同君連合)ルクセンブルクがワロンの一部を獲得。
ほかの分割案を優先:ルクセンブルクがワロンの一部を獲得。

追記修正求む

**コメント欄 [#f29131d0]
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