#author("2024-08-08T23:41:54+09:00;2024-04-29T16:26:11+09:00","","") #author("2024-08-09T00:02:18+09:00;2024-04-29T16:26:11+09:00","","") [[各国戦略]] #contents **概要 [#outline] オランダの同君下位であり、プロイセンとフランスの間に位置する1プロヴィンスの小国。1ステートではなく''1プロヴィンス''である。 ルーマニア諸公国やセルビアのような他のヨーロッパの単一ステート国家と比べても、本当に人がいないのが特徴。 ルーマニア諸公国やセルビアのような他のヨーロッパの単一ステート国家と比べても、本当に人がいない。 東西の列強に狙われると簡単に滅ぶので、外交的に孤立しないようにする必要がある。 最大の特徴は、国家の主要文化に「北ドイツ」と「ワロン」のふたつを持つこと。 ゲーム序盤の保守的な市民権法でも、''ドイツ語圏、低地諸国、ヨーロッパ系フランス語圏のPopをすべて受容できる''ため、伸びしろは極めて大きい。 ***ゲーム内のフレーバーテキスト [#flavor] //ドイツ諸国共通 ウィーン会議は中央ヨーロッパの平和を維持する目的で統合ドイツ諸国から成るドイツ連邦を誕生させたが、事実上この連邦の支配権を争っているのはライバル関係にあるオーストリアとプロイセンだ。小さな国々はやがて訪れる騒乱の時代を乗り切ることができるのだろうか? **初期状況 [#initial] ***基礎データ [#base_data] |ランク|種別|ティア|政治体制|&ref(素材置場/Legitimacy.png,left,nolink,24x24); 正当性|陸軍|海軍|GDP|人口|&ref(素材置場/Literacy.png,left,nolink,24x24); 識字率|生活水準|国教|主要文化|h |68(小国)|承認国家|大公国|絶対大公国制|75|3|0|&ref(素材置場/Hud_money.png,left,nolink,24x24); 63.7K|176K|12.0%|苦境(7.1)|&ref(素材置場/Religion_catholic.png,left,nolink,24x24); カトリック|ワロン&br;北ドイツ| ***支配者 [#ruler] |名前|所属団体|イデオロギー|特性|備考|h |ウィレム ファン・オラニエ・ナッサウ|&ref(素材置場/IG_petty_bourgeoisie.png,left,nolink,24x24); 小ブルジョワ|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_royalist.png,left,nolink,24x24); 王党派|空想的|オランダの支配者| 同君連合であるためオランダの支配者を兼ねている。 独立時にランダムに新元首が発生するため、短い付き合い。 ***後継者 [#heir] |名前|所属団体|イデオロギー|特性|備考|h |ウィレム ファン・オラニエ・ナッサウ|&ref(素材置場/IG_intelligensia.png,left,nolink,24x24); 知識人|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_reformer.png,left,nolink,24x24); 改革論者|頑固|オランダの後継者| 支配者と同名。割と有能だが、独立時にもちろん居なくなる。 ***利益団体 [#interest_group] |利益団体名|影響力|代表名|代表イデオロギー|代表特性|備考|h |~&ref(素材置場/IG_landowners.png,left,nolink,24x24); 地主|23.8%|>|>|ランダム|| |~&ref(素材置場/IG_petty_bourgeoisie.png,left,nolink,24x24); 小ブルジョワ|3.0%|>|>|ランダム|| |~&ref(素材置場/IG_devout.png,left,nolink,24x24); カトリック教会(信者)|32.2%|>|>|ランダム|| |~&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|20.9%|>|>|ランダム|| |~&ref(素材置場/IG_intelligensia.png,left,nolink,24x24); 知識人|0.4%|>|>|ランダム|| |~&ref(素材置場/IG_rural_folk.png,left,nolink,24x24); 農村民|19.1%|>|>|ランダム|| |~&ref(素材置場/IG_trade_unions.png,left,nolink,24x24); 労働組合|0.2%|>|>|ランダム|| |~&ref(素材置場/IG_industrialists.png,left,nolink,24x24); 実業家|0.0%|>|>|ランダム|| 誰一人として団体代表は設定されておらず、全員がランダム生成。 初期は農地しかないうえ、反動的な法律群のせいで、放っておくとどんどん地主が強くなってしまいがち。 人口が少ないので影響力が乱高下する。正当性や法制定時の制定確率はしっかり管理しよう。 ***法律・制度 [#initial_law_institution] |権力構造|経済|人権|h |&ref(各種データ/法律/Law_monarchy.png,left,nolink,24x24); 君主制|&ref(各種データ/法律/Law_interventionism.png,left,nolink,24x24); 干渉主義|&ref(各種データ/法律/Law_censorship.png,left,nolink,24x24); 検閲| |&ref(各種データ/法律/Law_autocracy.png,left,nolink,24x24); 専制政治|&ref(各種データ/法律/Law_mercantilism.png,left,nolink,24x24); 重商主義|&ref(各種データ/法律/Law_no_workers_rights.png,left,nolink,24x24); 労働基本権の無保障| |&ref(各種データ/法律/Law_national_supremacy.png,left,nolink,24x24); 国民至上|&ref(各種データ/法律/Law_per_capita_taxation.png,left,nolink,24x24); 人頭課税|&ref(各種データ/法律/Law_child_labor_allowed.png,left,nolink,24x24); 児童労働許可| |&ref(各種データ/法律/Law_state_religion.png,left,nolink,24x24); 国教|&ref(各種データ/法律/Law_tenant_farmers.png,left,nolink,24x24); 小作農|&ref(各種データ/法律/Law_no_womens_rights.png,left,nolink,24x24); 法的被後見| |&ref(各種データ/法律/Law_hereditary_bureaucrats.png,left,nolink,24x24); 世襲制の官僚|&ref(各種データ/法律/Law_no_colonial_affairs.png,left,nolink,24x24); 植民地なし|&ref(各種データ/法律/Law_no_social_security.png,left,nolink,24x24); 社会保障なし| |&ref(各種データ/法律/Law_professional_army.png,left,nolink,24x24); 職業軍人|&ref(各種データ/法律/Law_local_police_force.png,left,nolink,24x24); 地方警察|&ref(各種データ/法律/Law_migration_controls.png,left,nolink,24x24); 移住規制| |&ref(各種データ/法律/Law_no_home_affairs.png,left,nolink,24x24); 治安維持なし|&ref(各種データ/法律/Law_no_schools.png,left,nolink,24x24); 学校なし|&ref(各種データ/法律/Law_slavery_banned.png,left,nolink,24x24); 奴隷禁止| ||&ref(各種データ/法律/Law_no_health_system.png,left,nolink,24x24); 医療制度なし|| |制度|投資レベル|h |&ref(素材置場/Institution_police.png,left,nolink,24x24); 法執行機関|1| 一般的な反動主義的法制度である。 当然のように市民権も「国民至上」だが、前述したように、ルクセンブルクはワロン(ネーデルラント、フランス語圏)と北ドイツ(ドイツ語圏)の両方を主要文化に持つので、このままでもフランス、ドイツ諸邦のドイツ部分、オランダ、ベルギー、スイスのほぼ全Popを文化的に受容できる。 ***州 [#state] |50|100|40|70|130|100|50|50|70||c |~州名|~&ref(素材置場/State_status_infrastructure.png,left,nolink,24x24);&br;インフラ&br;(使用/上限)|>|>|>|>|~施設|~耕作地|~人口|~&ref(素材置場/State_status_homelands.png,left,nolink,24x24);&br;母国文化|~州補正|h |~|~|所有|産業|開発|資源&br;(使用/上限)|農業|~|~|~|~| |~ワロン&br;&ref(素材置場/State_status_capital_icon.png,left,nolink,24x24);&ref(素材置場/State_status_split_state_icon.png,left,nolink,24x24);|2/9|マナーハウス7&br;自給5, 牧場1, 小麦畑1||&ref(素材置場/Building_barracks.png,left,nolink,24x24);兵舎3|&ref(素材置場/Building_coal_mine.png,left,nolink,24x24);石炭鉱山0/10((ステート全体では上限80))&br;&ref(素材置場/Building_iron_mine.png,left,nolink,24x24);鉄鉱山0/8((同60))&br;&ref(素材置場/Building_sulfur_mine.png,left,nolink,24x24);硫黄鉱山0/4((同30))&br;&ref(素材置場/Building_lead_mine.png,left,nolink,24x24);鉛鉱山0/4((同30))&br;&ref(素材置場/Building_logging_camp.png,left,nolink,24x24);伐採所0/2((同17))|&ref(素材置場/Building_cattle_ranch.png,left,nolink,24x24);家畜牧場1&br;&ref(素材置場/Building_wheat_farm.png,left,nolink,24x24);小麦畑1|7((同55))|176K|ワロン|&ref(素材置場/State_trait_resources_ore.png,left,nolink,24x24);ボリナージュ炭田(石炭鉱山処理量&color(green){+10%};)| ベルギーとの分割州のワロンのみ所有している。 序盤の建築を回すための鉄と木があるのは救いだが、人口が少なすぎてあまり意味がない。 地味に文化、宗教双方で被差別対象のアシュケナージ(東欧系ユダヤ人)がいる。人口小国ルクセンブルクとはいえ、3桁人数ではいてもいなくても同じ。 ***市場 [#initial_market] 通常、属国は、宗主国の市場に入るが、同君上位のオランダから市場管理権を与えられており、独自市場を持つ。 自主権があると言えば聞こえはいいが、潤沢な需要と余剰労働力を持つオランダ市場から締め出されている形であり、''経済発展にとって大きなマイナス要因''となっている。 ルクセンブルク単体で見ると産出資源は優秀で、染料以外はほぼ自給できる。 とはいえ、上記の通り、初期領土では鉱山や農場を回す人間がまったく足りないので、それほど大きな利点とは言い難い。 ***研究 [#initial_technology] 欧州後進国レベル。「経験論」が未研究なので早めに取得しておきたい。 ***外交 [#initial_diplomacy] オランダの同君下位国であり、初期関係値も高いが、属国のままでいるメリットはほぼない。 ***軍備 [#initial_military] -陸軍 |編隊名|歩兵|大砲|騎兵|将軍|将軍所属団体|将軍イデオロギー|将軍特性|備考|h |ルクセンブルク民兵大隊|&ref(素材置場/Unit_infantry_eu_line.png,left,nolink,24x24);戦列歩兵3|||>|>|>|なし|| 「職業軍人」であり戦列歩兵が配備されているが、周辺との戦争には耐えうる数ではない。 定数を充足すること自体負担が大きいので、解体してしまってもいい。 **固有のコンテンツ [#unique_content] ***企業 [#unique_company] |||110||c ||企業名|設立条件|対象施設|繁栄ボーナス|h |~&ref(各種データ/企業/Company_ccci.png,left,nolink,48x48);|~コンゴ社|自国または従属国のコンゴ地域のいずれかの州のゴム農園が10以上&br;''州の編入/未編入を問わない''|&ref(素材置場/Building_rubber_lodge.png,left,nolink,24x24);ゴム農園&br;&ref(素材置場/Building_logging_camp.png,left,nolink,24x24);伐採所&br;&ref(素材置場/Building_iron_mine.png,left,nolink,24x24);鉄鉱山|威信&color(green){+15%};&br;ゴム産業従業員死亡率&color(red){+20%};| |~&ref(各種データ/企業/Company_franco_belge.png,left,nolink,48x48);|~ソシエテ・フランコ=ベルジュ|以下のいずれかの州の発動機産業が10以上&br;・ワロン&br;・フランドル|&ref(素材置場/Building_motor_industry.png,left,nolink,24x24);発動機産業&br;&ref(素材置場/Building_railway.png,left,nolink,24x24);鉄道|&ref(素材置場/State_status_infrastructure.png,left,nolink,24x24);インフラ&color(green){+5%};&br;鉄道による動員速度&color(green){+10%};| |~&ref(各種データ/企業/Company_john_cockerill.png,left,nolink,48x48);|~ジョン・コケリル有限会社|以下のいずれかの州の製鉄所が10以上&br;・ワロン&br;・フランドル|&ref(素材置場/Building_steel_mills.png,left,nolink,24x24);製鉄所&br;&ref(素材置場/Building_tooling_workshops.png,left,nolink,24x24);工具工房&br;&ref(素材置場/Building_motor_industry.png,left,nolink,24x24);発動機産業|鉄道処理量&color(green){+10%};| ***国家形成 [#unique_formation] ネーデルラント連合・中央ヨーロッパ・ライン連邦・北ドイツ連邦・ドイツが形成可能。 プロイセンが国家形成などで存在しなくなった場合はプロイセンも形成可能。 大国統一のドイツ形成に参加できる。 AIはドイツの統一に巻き込まれてひっそりと滅亡していることも多い。 詳細は[[国家形成>各種データ/国家形成]]を参照。 **基本方針 [#basic_strategy] ***研究 [#technology] 初動研究は「民族主義」一直線。どうしようもない同君下位状態を脱するには、これを研究済みであることが求められる。 基本的に戦争はできないので、軍事技術は捨てて、産業をメインに伸ばすとよいだろう。 人不足の初期領土でも、インフラはすぐに足りなくなるため、まずは「鉄道」を目指すのがおすすめ。 //市場アクセスの価格への影響を改善する「証券取引所」は、他国の市場参加までには研究しておきたい。 「経験論」は、教育のポテンシャルを高め、財力に応じてPopの識字率が上がるようになる。 人が貴重な超小国では、低識字率のデメリットがメリットをはるかに上回るので、優先順位は高め。 ***法律 [#law] 有害な法律ばかりだが、そもそもルクセンブルクは、初動ではできることが何もない国なので、大急ぎで導入すべきものはない。 大方針としては、貴族Popと地主IGの政治力にバフを与える「小作農」や「世襲制の官僚」などを吹き飛ばすために、工場を建てて、実業家やプチブル、知識人を育てたい。 ルクセンブルク飛躍期には、ネーデルラント諸国やドイツ人のPopを、国内に大量に迎え入れることになる。カトリック以外が被差別対象になってしまう「国教」は、今の国境を飛び出す前に替えたほうがいい。 キリスト教徒さえ受容できれば当面は困らないので、変更先は「良心の自由」で十分。雇える扇動者の選択肢も相応に広がる。 ***建設 [#construction] 建設局など建てようものなら財政破綻待ったなしなため、拡張するまで、無償の建設力だけで回すことになる。 というか、何か立てたところで入る労働力がないので、無償の建設力だけで進めても、途中で建設するものがなくなることさえある。 人口成長率がマイナスになるほど国民が貧しいので、Popの必需品の工場を建てて生活水準を上げてやるか、安い施設で職場を提供したいところ。 ***オランダによる支配からの脱却 [#dutch_rule] 同君下位は外交権がないので、とりあえずオランダの支配から抜け出さないと何も始まらない。 「民族主義」研究後、すぐ独立してもいいし、自治権を上げて保護領になり、オランダにベルギー攻めを手伝ってもらうのもいい。 いずれにしても戦争を仕掛けると''ベルギーが邪魔でオランダ軍が到達できない''ため、時間を進めて3年ほど待つだけで簡単に戦争目標を達成できる。 ***フランスかプロイセンか [#france_or_prussia] 過去のバージョンでは、ルクセンブルクのような小国は、どこかの関税同盟に潜り込み、市場内のサプライチェーンにタダ乗りしつつ、移民をかき集めるのが鉄板だった。 勢力圏ルールが追加されて以降のバージョンでは、他国の関税同盟に入ること自体が難しくなったため、現在は、この戦略は使えない。 というわけで、独立後の方針は: -フランスと組んでプロイセンを殴り、北ドイツ連邦化を目指す -プロイセンと組んで低地諸国を殴り、ネーデルラント化を目指す の2パターンが考えられる。 基本的には、フランスと組んでドイツを目指すほうが出力が大きい。 プロイセンと組むのは、フランスがゲーム序盤から革命と内戦の連続で崩壊し、まったく使い物にならない場合のサブプランと思っておきたい。 ただし、実際にフランスを対プロイセン戦に(あるいは、プロイセンを対ベルギーもしくはフランス戦に)巻き込むまでには、相応の時間がかかる。 初期の超小国状態では、防衛同盟も結んでくれないため、地道な外交関係の改善が必要。[[外交戦>各種データ/外交#diplomatic_play]]が起きたときは、呼ばれてもいないのに味方になるくらいのことはして、やっと本命の拡張戦争に参戦してくれるようになる。 運が悪いと、オランダからの独立は40年代前半に達成したのに、そこから他国に攻め込んで領土を獲得するまで、20年くらい何もしない待ち時間が発生することさえある。 なお、フランスとプロイセン、どちらと組むにしても、''イギリスとの関係をないがしろにしてはいけない。'' 普仏どちらもルクセンブルクの領土拡張にとって邪魔になる可能性があるが、イギリスとは利権の範囲が被らないため、仲良くし得なことが多い。 必ずしも1つの陣営に留まる必要はないので、状況に応じて臨機応変に寄生先を決めるといい。 ***フランスと組む(北ドイツ連邦→ドイツ→中央ヨーロッパ化ルート) [#ycbd6eab] 初期から列強3位であり、統一で敵を作りやすいプロイセンに比べて安定性がある。 フランスは、そのうち自前の勢力ブロックを形成するが、勢力圏内に関税同盟を作る「市場統合」の原則を採用する場合がある。 巨大な需給と人的資源を持つフランス市場にアクセスできるようになるため、移住求心力を稼いで(詳細は下記「移住求心力を稼ぐ」を参照)移民大国に成り上がれる。 問題は、ジャーナル「フランスの自然国境」が発動すると''AIは必ずワロン州に対する請求権を獲得''するということだろう。条件が緩いうえにフランス内部の問題なので回避するのは困難。請求権があっても必ず攻めてくるわけではないが、外交態度に注意しておくべきだろう。ちなみにルクセンブルクの購入ディシジョンは、ルクセンブルクがプレイヤーだと発生しないのでその点は心配無用。 北ドイツ連邦化すると主要文化からワロンが外れ、実質的に、「ちょっと出遅れたプロイセン」になる。 以降は、[[プロイセン>各国戦略/プロイセン]]の攻略ページも参照。 ***プロイセンと組む(ネーデルラント化ルート) [#id17d4f6] デフォルトで貿易同盟の勢力ブロックを持っているので、勢力圏に入れさえすれば、関税同盟に加われるのが最大のメリット。逆に、勢力の影響値が足りず、ブロックに入れないのであれば、こちらと(軍事)同盟する魅力は乏しい。 ドイツ人はほとんどプロテスタントなので、移民を吸い上げるには、「国教」の改正が必須。ドイツが統一に失敗した場合は、他国に食い荒らされて崩壊する可能性があること、植民地を持たないことが多々あり''ゴムなどの供給に困る''ことに注意。 プロイセンはこちらが支持を表明すると態度が守護になる。しかし、''北ドイツ連邦を形成後はワロン州に請求権を持つ''ので、支持を表明していないと征服しようとする。 ネーデルラント化すると主要文化から北ドイツが外れる。代わりに低地諸国の諸文化が主要文化になるが、受容/被差別対象がワロン単独とほぼ変わらないので、ちょっと損した気分に。 基本的には、フランスと組めない(=ドイツ統一に向かえない)場合のプランBなわけだが、対オーストリア、ロシア外交に悩む必要が少なく、行政力の管理も簡単。 いわゆる、狭くて高い国を目指すなら、こちらも全然悪くない。生産性の高い施設を建てるだけで、あっという間に一人当たりGDPは世界一。 ***イギリスと組む(フランスもネーデルラントもドイツも全部俺のものルート) [#p968dd0a] フランスやプロイセンの陣営から蹴りだされた場合、イギリスを頼りにすることとなる。 そもそも、ルクセンブルクは、''フランスとドイツのPopを簡単に受容できることが最大の特徴''なので、イギリスと組んで普仏を殴るという択は常にある。 その場合、ベルギー併合、もしくはラインラント制圧あたりまでは、フランスやプロイセンの力を借り、地力がついたところでイギリスに乗り換えるのが安全。 ***移住求心力を稼ぐ [#migration] いずれかの関税同盟に加入した場合、''人口流出を防ぐ''ため可及的速やかに移住求心力を稼ぐ必要がある。 移住求心力は生活水準や雇用枠などに''国家ランク補正(列強で&color(green){+25%};、小国で&color(red){-25%};)''や布告の効果を掛けたものである。 ルクセンブルクは初期で小国でプロイセン・フランスは列強のため、仮に生活水準が同じでもこの時点で50%の差がついている。 ''布告「隣の芝は青い運動」(&color(green){+50%};)''や知識人の''特性「宣伝者」(&color(green){+25%};/&color(green){+50%};)''など使えるものは全て使って求心力を上げなければ、''人口がどんどん減少していく''。 また、忘れやすい移住求心力補正として''交易所の&color(green){+25%};''がある。商品・施設レベルは関係なく貿易ルートを1本持つだけで得られる補正なので、''必ず何らかの商品の輸出入を行うようにしよう''。 //***ベルギー攻略 [#belgium] // //領土が物足りないならベルギーを攻めて海に出るのが良い。フランスを呼べば簡単に勝てる。 //ベルギーを食ってしまえば、残りは最早ベルギープレイと同じ。 // // **実績 [#achievement] ||実績名|達成条件|h |~&ref(各種データ/実績/Achievement_luxurious_luxembourg.png,left,nolink,48x48);|~豪奢なるルクセンブルク|ルクセンブルクで開始&br;&ref(素材置場/Goods_luxury_clothes.png,left,nolink,24x24);高級衣類・&ref(素材置場/Goods_luxury_furniture.png,left,nolink,24x24);高級家具・&ref(素材置場/Goods_porcelain.png,left,nolink,24x24);磁器の生産量が世界1位| -豪奢なるルクセンブルク 最大のライバルは、''英領インドおよび宗主国のイギリス''である。インドの無尽蔵の労働力とイギリスの巨大な市場により、大量の高級品を生産する。 インドの統一具合やイギリスの調子にもよるが、1910年代以降、エンドゲームの時期には、生産量が''各品10K前後、高級衣類に至っては20K弱''まで達することさえある。&br; ドイツ化すれば、高級家具や磁器は、高級品生産に必要な資源をある程度自給できるが、面倒なことに、一番やっかいな高級衣類の大量生産に必要なゴムが手に入らない。 イギリスやフランスから投資協定を貰い、彼らのアフリカ植民地にゴム農園を建てまくって、貿易で流してもらうのが穏便か。 規模の経済や企業ボーナスにもよるが、織物工場を200ほど積み、高級品の製法を伸縮素材にすれば、20Kぐらいの高級服は出力できる。&br; 一瞬でも生産量が世界1位になればいいので、実績を解除するときだけゴム(高級服)/染料(磁器)が必要な製法に変更し、実績を取得したらすぐ下位の製法に戻すのもいい。 共同所有社会で、格差が極端に少なくみんなほどほどに豊かな一方、高級品を爆買いしてくれる上流階級Popが死滅している場合は、この方法が必須かも。&br; このヤケクソみたいな生産量は、基本的にはインドの生産力に依存しているため、軍事力があるならインドを解放させてしまうのも手ではある。 **コメント欄 [#comment] #pcomment(reply);