#author("2025-08-06T03:58:47+00:00","","") #author("2025-08-06T06:12:19+00:00","","") [[各国戦略]] #contents *属国戦略 [#l3bc8119] ***属国化 [#i84c2aec] -メリット --属国の属国を含めて丸ごと手に入る --属国への投資が可能 --同一市場に取り込まれる --属国のある地域は関心を自動で保持できる --差別の問題が発生しない -デメリット --影響力を消費する --大国以上の国を属国にすることはできない --技術レベルがその国に依存する(生産方式など) --自由への願望が高まり独立の動きが出ることがある --布告は行えない -⭕️属国の属国を含めて丸ごと手に入る -⭕️属国への投資が可能 -⭕️同一市場に取り込まれる -⭕️属国のある地域は関心を自動で保持できる -⭕️差別の問題が発生しない -✖︎ 影響力を消費する -✖︎大国以上の国を属国にすることはできない -✖︎技術レベルがその国に依存する(生産方式など) -✖︎自由への願望が高まり独立の動きが出ることがある -✖︎布告は行えない 国としての形を残したまま支配する方法。ゆくゆくは併合も見据える。 文化の共通点がない地域を征服すると、激しい反発を受けたり住民が逃げ出したりといったことが起きるが、これを回避できるのが大きな利点。 また、差別対象でない場合は本国へのPOPの流入が期待できる。 支配下の国からは上納金を受け取れるほか、同一市場への取り込みと投資権も得られるため、資源と労働力、金銭収入を得る方法として優れている。 併合までには差別解消を終えておきたい。 数が増えてくると影響力の消費も無視できなくなってくるので、勢力ブロックを使うことも検討すべき。 ***条約港 [#qb30fb4d] -メリット --禁輸や関税を無視して貿易可能 --孤立主義の国の市場を独占できる --悪名の上昇が少ない -デメリット --投資権は別で必要(条約港の開発は可能) --市場が別扱いのため、市場内移民は流入しない --条約港が設置可能な州を持たない国家には作成できない --列強の属国化や市場開放などで無効化されるリスクがある -⭕️孤立主義の国の市場を独占できる -⭕️禁輸や関税を無視して貿易可能 -⭕️悪名の上昇が少ない -△市場は統合されないため、市場内移民は流入せず、商品の需給も間接的な関与にとどまる -✖︎開発には別で投資権が必要(条約港の開発は可能) -✖︎条約港が設置可能な州を持たない国家には作成できない -✖︎他国による属国化や市場開放などで無効化されるリスクがある Ver.1.9.7にて商品の取引に大きな変更があり、征服や属国化しないまま経済的に支配する利点が大幅にアップ。 大清や日本など、鎖国状態の人口大国の巨大市場を独占できる。ただしそのような国は列強の属国になったりして機能しなくなることも珍しくはない。 普通の国に対しては禁輸や関税を回避しつつ、やや有利な相場で取引できる程度の利点に留まる。 市場開放済みの国に対しては禁輸や関税を回避しつつ、やや有利な相場で取引できる程度の利点に留まる。 ***征服 [#ya1ea0c1] -メリット --征服した州の管理を自分でできる --固有建造物の効果を受けられる --文化的に近い州の場合、併合して本土同様に扱える --自国市場の人口増加に直結する --未併合で放置し、植民地搾取の補正を受けることもできる --征服した州の軍隊を接収できる -デメリット --州をひとつひとつ征服する必要がある --差別対象のPOPが国外流出する原因になる(その州の文化を差別しない国があると大量移民にも発展しやすい) --異文化かつ請求権のない州の征服要求はそれだけで悪名と急進派の発生原因となる --分離主義などの発生源となりやすい -⭕️固有建造物の効果を受けられる -⭕️文化的に近い州の場合、併合して本土同様に扱える -⭕️未併合で放置し、植民地搾取の補正を受けることもできる -⭕️征服した州の軍隊を接収できる -✖︎州をひとつひとつ征服する必要がある -✖︎差別対象のPOPが国外流出する原因になる(その州の文化を差別しない国があると大量移民にも発展しやすい) -✖︎異文化かつ請求権のない州の征服要求はそれだけで悪名と急進派の発生原因となる -✖︎分離主義などの発生源となりやすい 州の管理を自分でやりたい人向け。基本的には征服して終わりではなく、征服後の統治が本番。 基本的には征服して終わりではなく、征服後の統治が本番。 基本的には植民地開設も戦争せずに済む以外はこの部類。 よって植民同様、自国で入手できない資源の入手などしっかりとした戦略の上で行うのがよい。 ***貿易同盟・市場統合(関税同盟) [#adb75a68] ''※ここで述べる「関税同盟」とは勢力ブロックのアイデンティティ「貿易同盟」または原則「市場統合」レベル3のことを指します。'' -メリット --同一市場であるため、他国が生産した商品をノーリスクで使用できる --差別の解消に成功していれば、POPの引き抜きが可能 --他国の関税同盟からノーリスクで離脱できる --市場管理は宗主国に一任できる --関税同盟下位国のある地域は関心を自動で保持できる -デメリット --自国が生産した資源を他国が勝手に使用できる --他の差別のない国家へPOPが流出してしまう --関税同盟下位国は関税の設定権限がない --他の関税同盟諸国の生活水準をも上げてしまうリスクがある --関税同盟の離脱はノーリスクで可能なので、友好度管理が必須 --関税同盟の勢力圏はプロイセンしか持たない上、加入そのものが難しい --孤立主義の国は関税同盟の創設・加入ができない 基本的には原材料を同盟諸国に任せて自国で工業製品を作る形になる。 一方で関税同盟国が鉱山やゴムといった資源をなかなか開発しない場合は苦しい立ち回りを強いられる。 一方で現地価格実装と伝統主義デバフの追加により、伝統主義国家を関税同盟に入れるメリットは大幅に落ちた。 自国が列強の関税同盟下に入る場合は、加入先の国家の市民権法を確認し、自国の文化が差別対象であることを確認の上加入したい。そうでない場合、popと自国の資源を奪われて終わるだけである。 当然しばらくは自国もpopを引き抜けないが、こちらだけ一方的に差別を解消すればpopの移住が発生する。 **考察 [#r6b2e8ef] ***人口政策の観点での考察 [#z0fc18f5] 市場を取り込んだり、関税同盟で引きぬいたり、征服した州の人口に頼る場合はやはり『多文化主義』『完全分離』『移住規制なし』がないと始まらない。 これらが制定できてない状況ではやはりデメリットが目立ちやすい。 取り込むにしても『文化的排斥』で受容できる州や国を取り込むことになるだろう。 ただしアメリカでの米墨戦争やタンジマートなど請求権やジャーナルがある場合は話が別。ジャーナル効果で州に主要文化が追加されるなどのメリットがあるため、これらの場合は積極的に州を奪いにいってよい。 前提として相手国が「国境閉鎖」でなないことが前提である。 従属国の法律は宗主国が強制的に制定できるが、国境閉鎖を採用している国はほぼ後進国でそのような国ではそもそも利益団体や政治運動がなく変更が難しい。仮に変更できたとしても既存の利益団体の反発が大きく直ぐに審議をやめてしまいがち。 そのため相手国が国境閉鎖で労働力が欲しいなら征服か従属国経由で併合するしかない。 ***経済発展の観点での考察 [#t986b8ce] 条約港経由で安い原料を買い叩き、加工品を売りつける行為は結果的にGDPに直結する。特に高級品の副産物として生産される家具や衣類の売り込み先があるというのは後半になるほどメリットとして返ってくる。 注意として、孤立主義を採用している国への市場にアクセスする場合は「市場開放」「条約港」「属国化」を用いて市場アクセスを確立する必要がある。 「条約港」の場合は独占できるが「市場開放」の場合は他国が直接、「属国化」の場合は自国経由で間接的に乗り込んでくるので注意。 *コメント欄 [#z9f8f8bd] #pcomment(reply); 過去ログ [[その1>Comments/研究室/関税同盟と属国と条約港と征服の使い分け]] [[その2>Comments/研究室/おいしい保護国]]