#author("2025-11-07T03:27:00+00:00","","")
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''Ver.1.10.6''をもとに記述
#author("2025-11-07T10:18:09+00:00","","")

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*何が目的ですか? [#de58f664]
**資源 [#s3facad8]
自国にない資源を土地ごと取得する、あるいは資源を持つ国を支配するなど。

**経済的利益 [#w3dd591d]
自国で生産した商品を大量に売る相手を作る、あるいは課税対象を増やす、他国の利益を吸い上げるなど。

**労働力 [#h5e92e20]
移住規制がない場合、POPは同一市場内の国をまたいで移動できる。
そうでなくとも、支配下にある国の労働力は間接的に宗主国のものでもある。
工業化が進むと農業の生産性が相対的に下がり人が埋まらなくなるため、そういった産業の担い手も確保したい。

**地理的有利 [#e88a591b]
港や運河がある州、設立場所に指定がある固有企業の条件を満たすため、
もしくは陣取りゲームよろしく相手の勢力拡大を邪魔する位置を取ったり、内陸の分権型国家群に面する海岸の州を確保するなど、戦略的に重要な土地そのものに意味があることも多い。

*主な方法 [#gaaf05d5]
そもそも、すべての領地はそれが可能なら編入して自国の領土としたほうがいいというのが前提としてある。
しかし性急に行うとさまざまな問題を引き起こすため、国の状況によっては違う方法をとることもよくある。

**属国化 [#f29d2d41]
もっとも無難な方法といえるが得られるものも少ない。
征服と比べて悪名の増加が少なく、国の形を残したまま支配するので征服州に課されるデバフや、差別が原因の問題が起きないのが利点。
それでいて国内への投資もでき、産出したものは同一市場に入ってくる。
ただ国の体制を変えないせいで奴隷制や技術の後れなどが残ったままになるため、後に紹介する併合→従属国として解放の手順を経た方が良い場合もある。
大国以上の国は属国化できないこと、支配には影響力コストがかかること、属国の数が増えると不満を抑えるのが難しくなってくるのがやや難点である。

また、アフリカや東南アジアなどの小国をチマチマ属国化していっても時間がかかりすぎるとか、軍が駐留・通過できない、保護領の向こう側は植民地化できないなどの問題が目立ってくるので、結局のところ征服もしていかないとどうにもならない。
何らかの理由で征服したくない場合の選択肢と考えたほうが良いだろう。

**征服 [#x9591f49]
属国化できない国の領土や、場所そのものに意味がある場合は征服を選ぶことになる。
悪名の上昇が大きいほか、征服すると未編入州となり、編入が完了するまでは税収も無く、治安維持の力も及ばず、教育もできず、建設効率などに強烈なデバフがかかり、民間投資もほとんど期待できない。
受容できない民族・文化だと社会不安・分離運動・住民が逃げ出すなどといったトラブルも起きやすくなる。
目的を達成するために他の方法が無いかよく検討すべき。

自国と同一の文化であれば最短2年で編入が終わり、反発も少ないため属国化よりも征服・併合したほうが良いことが多い。
自国の文化と共通点が無い場合は最大で25年かかるため、可能なら属国として解放してやるのがいい。
いずれにしても未編入のまま放置するのは収入も得られずデバフも大きいのでもったいない。

***国の開放 [#m65a6317]
自国の領土を従属国として解放する。これにより未編入の州も一瞬で編入されたことになってデバフが解除となり、地元の文化の国なので差別の問題も解消。
開放した国は宗主国の法律や技術レベルを引き継ぐため、自国同様の生産効率を期待できる。時代遅れの小国を征服して建て直すことで一気に近代国家にリニューアルするという荒技もある。
領土の形が思い通りにならないこともあるのが少し不便ではあるが、まあその程度である。

領土を奪う前に外交戦の時点で国の開放を目標にすると、直接従属国にはできない代わりに悪名が増えないという利点がある。開放された国はかなり友好的な状態で独立するので勢力に取り込むのは難しくない。

**植民 [#tb17056a]
植民地の設置も重要な勢力拡大手段の一つ。
植民地は州や地域ごとに資源が大きく変わり、長い時間が必要なため長期的な計画をもって望む必要がある。
マラリアの無い地域はどこかの国が請求権を持つため、国固有のジャーナルを除いて戦争せずに植民地を手に入れるにはキニーネが必須。
植民完了後の領地は未編入州となり、その後のことは征服の項目に準ずる。
アフリカなら植民地国家、それ以外の地域は現地の国家を解放するのが丸い。
企業に植民地化権を与えるとかなりのスピードで植民が進み、搾取が目的の企業国家を設立する。必要に応じて使っても良い。

**条約港 [#t122d9ee]
相手の市場に自国領を置くことができる。
相手の市場にというところがミソで、同一市場だと基本的には近い相場での取引になるところを、価格差を利用して貿易することで莫大な金銭的利益を得ることができる。
条約港と投資権を得たら、農園と交易所を建てまくって労働力を吸い取り近代化を邪魔しつつ、市場価格を崩壊させて安く買い叩こう。
しかるのちに加工した商品を高値で売りつける。経済的植民地の完成である。
条約港は自国領なので、仮に交易所が企業ないし国に独占されていたとしても建設できる。

ほかには清国など、巨大市場を持つ孤立主義の国に条約港を設けて取引所を建てることで、禁輸を貫通してその国の市場の貿易を独占できる。ただし開発するには投資権も別途必要になる。

小国相手なら得られる利益も小さいので、属国化した方が早いと考えてしまいがちだが、
寄生先の小国が他国の保護国になるなどした場合、その国を通じて宗主国の巨大な市場へのアクセス権を得られるようになり逆に美味しいため狙う価値はある。

寄生先の国に対して他国による市場開放が行われて無意味と化すリスクや、たいていはまったく受容のない文化の土地のため蜂起が相次ぐなどのリスクはある。
条約港は未編入固定のため学校も警察も機能しないためやや運用が難しいことがデメリット。
また、条約港を活用するには自国の経済力が十分にあることが前提である。

**貿易同盟・市場統合(関税同盟) [#cc6c4e55]
''※ここで述べる「関税同盟」とは勢力ブロックのアイデンティティ「貿易同盟」または原則「市場統合」レベル3のことを指す。''

目的が市場の共有によって実現できることであれば、わざわざ戦争するまでもなく、勢力ブロックに組み入れるだけで済むこともある。
他国の生産した商品や需要をありがたく使わせてもらおう。人口の流入も期待できる。
ただ引き込んだ国によってはとんでもなく物資不足だったりして、こっちまで巻き込まれることがあるため、敢えて統合せず同盟など使って商品のやりとりをした方が良いこともあるかもしれない。
勢力ブロックはそれほど強い結びつきではないため、勝手に抜けられたりメンバー同士で戦争したりといったことも起きがちである。

*コメント欄 [#f3bee9df]
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