#author("2024-08-18T15:02:12+09:00","","")
#author("2024-08-18T15:04:44+09:00","","")
[[AAR/ペドロとイザベルの世紀]]

**飛んで20世紀 [#deb632a7]

#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/イザベル承認/20240818013815_1.png,wrap,60%)
#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/群れ集う大陸/20240818013815_1.png,wrap,60%)
時は飛んで1898年。中華とインドシナは清の残滓以外を勢力に加えることができている。
またアフリカ植民もアドを得て深刻なマラリア地帯をほぼ独占することができた。
この世界では前回[[AAR/ペドロとイザベルの世紀/Stairway Generation]]からこの年代に至るまで
列強との全面戦争は「運よく」起きていない。
また「アメリカへの植民」ジャーナル開始以降は大幅に信用枠を用いた財政拡大により内政している都合、
敢えてこちらから起こすブラジルから起こす余裕も無かった。
順調かつ波風が立ってないので、前回から時が飛んでいる。

・年表はこんな感じ
1883年:法律制定・制限選挙
1888年:法律制定・小学校義務教育
1892年:法律制定・労働者の保護
1892年:法律制定・賃金助成
なんか実証主義者のジャーナル出てきたから達成しておいた。何か変わったのかなぁ?
世界を苛む亡霊ジャーナルは放棄。治安維持制度レベルによるマイナスが厳しく達成するのが厳しいため。
・軍事
1882年:97大隊
1898年:156大隊
利益団体の労働組合に力を持たせるために制限選挙を制定したが、労働者保護と賃金助成により収入の水準が上がり
想定以上に政治力が伸びたことで相対的に農村民と地主が影響力を失い、1900年頃にはどちらも非主流派に転落してしまった。
教会が強いのは、資本家・公務員・技師・事務員など所得と政治力が大きい各職業から1割~2割程度支持があるため。
#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/イザベル承認/20240818100227_1.png,wrap,60%)
#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/群れ集う大陸/20240818100227_1.png,wrap,60%)

清を保護国化可能だったのでやったところ、清の「脆い団結」ジャーナルにより爆発四散したの図。カラフルで綺麗ですね。
#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/イザベル承認/20240818091036_1.png,wrap,60%)
#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/群れ集う大陸/20240818091036_1.png,wrap,60%)
BBR分だけ損するし過去やった結果いずれも爆発している。
保護国化前の進捗は1/5なので、保護国化により3/5もしくはそれ以上進捗するらしい。

**牙をむく英帝 [#deb632a7]
1911年、清爆散の跡片付け中にロシアが介入してきた。ロシアも将来的にはシベリア・カザフ解放により解体を予定していたところ、
技術も財力もすでに上回ったブラジルには歯ごたえがあるとはいえもはや敵ではない。念のため1段階増税中。
#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/イザベル承認/20240818110253_1.png,wrap,60%)
#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/群れ集う大陸/20240818110253_1.png,wrap,60%)

#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/イザベル承認/20240818113933_1.png,wrap,60%)
#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/群れ集う大陸/20240818113933_1.png,wrap,60%)
海軍100程度での首都強襲など含め250大隊弱のブラジル陸軍が出払っている中、イギリスが外交プレイを仕掛けてくる。
戦争目標はビルマ征服加え財源として重要なパナマ運河など到底受け入れられるものではなく、戦争へ突入することになった。
本土には12大隊のみを残すだけで守備の構えは全くできておらず、危機が迫る。
奇しくもボリビア・ペルー、チリの併合・編入を終えイギリスとブラジルの編入人口が並ぶ頃だった。
#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/イザベル承認/20240818111207_1.png,wrap,60%)
#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/群れ集う大陸/20240818111207_1.png,wrap,60%)
生活水準向上により人口増加は2.1%を超えるなどピークを付け、大量の移民と合わせて伸びが著しい。
危機的な借入額と外交戦を除けば輝かしい時代を迎えていた。

#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/イザベル承認/20240818115848_1.png,wrap,60%)
#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/群れ集う大陸/20240818115848_1.png,wrap,60%)
外交関係は1900年代の努力によりフランスと同盟を締結しており、ドイツに対するライバルも解除して融和的となっている。
フランスはこの時点で海軍34艇と、世界線によってはブリテン上陸を果たすこともあるフランスの海軍としては全く心もとない。

#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/イザベル承認/20240818120744_1.png,wrap,60%)
#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/群れ集う大陸/20240818120744_1.png,wrap,60%)
熱いブラジル海。英軍200大隊が上陸戦を仕掛けており、バイーアの上陸進捗が60%、北のピアウイの上陸が77%と
寸でのところでロシア戦線が集結しワープ帰還により守備が間に合った形。

#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/イザベル承認/20240818121716_1.png,wrap,60%)
#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/群れ集う大陸/20240818121716_1.png,wrap,60%)
フランス本土でも上陸戦が仕掛けられており、徴収兵を合わせてイギリス500大隊、フランス400大隊と過去最大級の戦争となっている。
独立欲求が高止まりしている英領インドが参戦しているのが救いである。

#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/イザベル承認/20240818123113_1.png,wrap,60%)
#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/群れ集う大陸/20240818123113_1.png,wrap,60%)
半年後上陸戦線を押し戻し、
既に機関銃の研究・配備が終わり軍質では既にイギリスを上回っている。反攻のために必要な海軍配備にまだ時間がかかること、
輸送船団襲撃による壊滅的な航路効率など継戦のための環境は整っておらず、早急な白紙講和が求められる。

#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/イザベル承認/20240818123859_1.png,wrap,60%)
#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/群れ集う大陸/20240818123859_1.png,wrap,60%)
キルレートでは圧倒的に有利で、威信やPowerBloc全体の経済力はともかく軍事力での優劣が示され、ブラジルは自信を深めた。

**群れ集う大陸・一時代の終わり [#deb632a7]
#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/イザベル承認/20240818124514_1.png,wrap,60%)
#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/群れ集う大陸/20240818124514_1.png,wrap,60%)
英伯戦争中もしくはその前に拾ったドイツ人扇動家をリーダーに据えて1914年に多文化主義の制定完了。
その他リーダーも自然湧きで統合主義者・実証主義者・フェミニスト等珍しいリーダーがそろっている。特に意味があるかというと微妙。

更に強い実業家の支持のもと移住規制が撤廃され、これで平等主義キャンペーンジャーナル達成により更に移住求心力を積み増した。
#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/イザベル承認/20240818134441_1.png,wrap,60%)
#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/群れ集う大陸/20240818134441_1.png,wrap,60%)

#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/イザベル承認/20240818141636_1.png,wrap,60%)
#ref(AAR/ペドロとイザベルの世紀/群れ集う大陸/20240818141636_1.png,wrap,60%)
71歳になったイザベルは英国のGDPを超えた数年後、世を去る。
より良い国にするための立法権は議会に委ね、混乱する外交の再編と植民地経営に力を注いだ良い皇帝だった。

トップ   編集 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS