各国戦略/パラグアイ
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[[各国戦略]] #contents **概要 [#l8598238] ブラジルとアルゼンチンに挟まれた内陸の小国。 史実では終身独裁官フランシア亡き後カルロス・ロペスが方針を転換し近代化を行ったが、その跡を継いだソラーノ・ロペスの時代にパラグアイ戦争で敗北しブラジル・アルゼンチン・イギリスの影響下に置かれることになった。 DLC「Colossus of the South」があれば、これら一連のパラグアイの出来事がジャーナル・イベントで再現される。 史実通りロペス親子のもと近代化を行いパラグアイ戦争での勝利を目指すか、フランシア博士の遺産を引き継ぎ先進的な国家を実現するかは、プレイヤーの方針次第である。 ''ver1.5.12現在、「アメリカのナポレオン」を含むいくつかの人物特性・補正の効果がバグで機能していない。'' ***ゲーム内のフレーバーテキスト [#ldfd0979] ビクトリア時代は、工業と搾取、そして革命と反動の時代である。時の流れと共にどのような試練が襲い掛かってくるのだろうか? **初期状況 [#ceef8b1a] ver1.5.12で確認 ***基礎データ [#ree48621] |ランク|種別|ティア|政治体制|&ref(素材置場/Legitimacy.png,left,nolink,24x24); 正当性|陸軍|海軍|GDP|人口|&ref(素材置場/Literacy.png,left,nolink,24x24); 識字率|生活水準|国教|主要文化|h |75(小国)|植民地国家|公国|永遠の独裁制|49|5|0|&ref(素材置場/Hud_money.png,left,nolink,24x24); 278K|280K|16.9%|苦境(6.6)|&ref(素材置場/Religion_catholic.png,left,nolink,24x24); カトリック|プラティニア&br;グアラニー| フランシアが死亡するまでは固有の政治体制「永遠の独裁制」により大統領共和制でありながら世襲制である。 フランシアの死後パティノが後任になった場合は、政治体制名は変わらず独裁制になる。 特筆べきは主要文化がヨーロッパ系とアメリカ先住民系の別系統の文化であることが挙げられる。 初期補正として「軍事独裁者の時代」(軍部影響力+30%、軍部POP求心力+10%、士官政治力+50%)と「ピラゲ」(信者影響力-80%、知識人影響力+200%、権力&color(green){+10%};、法律施行成功率&color(red){-10%};、生活水準減少による急進派&color(green){-20%};)を持つ。 ***支配者 [#z829d891] |名前|所属団体|イデオロギー|特性|備考|h |ホセ・ガスパル ロドリゲス・デ・フランシア|&ref(素材置場/IG_intelligensia.png,left,nolink,24x24); 知識人|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_despotic_utopian.png,left,nolink,24x24); 独裁的夢想家|野心的&br;残虐&br;博学|補正「Karai Guasu(偉大なる主)」(政府の元首に由来する正当性&color(green){+20};、人気度+60)&br;DLC「Colossus of the South」がある場合、自然死しない| パラグアイ固有のイデオロギー「''独裁的夢想家''」を持つ。 権威主義的な法律と「完全分離」「孤立主義」を好む他、なんと「''多文化主義''」に賛成する。 フランシア博士の遺産を引き継ぐ方針を選択した場合は多文化主義制定におおいに役立つだろう。 特性「野心的」「残虐」により布告コストが半分になっている。権力は余るので布告を多用できる。 ***後継者 [#a84c031a] |名前|所属団体|イデオロギー|特性|備考|h |ポリカルポ パティノ|&ref(素材置場/IG_intelligensia.png,left,nolink,24x24); 知識人|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_despotic_utopian.png,left,nolink,24x24); 独裁的夢想家|横柄&br;几帳面&br;天才的官僚|知識人の指導者を兼ねる&br;自然死しない| ***利益団体 [#ua6c3df7] |利益団体名|影響力|代表名|代表イデオロギー|代表特性|備考|h |~&ref(素材置場/IG_intelligensia.png,left,nolink,24x24); 知識人|7.7%|ポリカルポ パティノ|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_despotic_utopian.png,left,nolink,24x24); 独裁的夢想家|横柄&br;几帳面&br;天才的官僚|指導者は後継者を兼ね、自然死しない| |~&ref(素材置場/IG_landowners.png,left,nolink,24x24); 地主|41.1%|マヌエル・アントニオ オルティズ|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|懐疑的&br;経験豊富な辣腕政治家|イデオロギー追加:&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_slaver.png,left,nolink,24x24); 奴隷制支持派&br;イデオロギー追加:&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_republican_paternalistic.png,left,nolink,24x24); エリート主義&br;イデオロギー除去:&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_paternalistic.png,left,nolink,24x24); 父権主義| |~&ref(素材置場/IG_rural_folk.png,left,nolink,24x24); 農村民|19.9%|>|>|ランダム|| |~&ref(素材置場/IG_industrialists.png,left,nolink,24x24); 実業家|15.3%|>|>|ランダム|| |~&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|11.1%|カルロス・アントニオ ロペス|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_authoritarian.png,left,nolink,24x24); 権威主義者|野心的&br;博学&br;浪費家|イデオロギー追加:&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_caudillismo.png,left,nolink,24x24); カウディーリョ主義&br;忠実特性:&ref(各種データ/利益団体/1.png,nolink,left,18x24); 良き上官(権力&color(green){+10%};)| |~&ref(素材置場/IG_devout.png,left,nolink,24x24); カトリック教会(信者)|3.8%|バシリオ ロペス|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|懐疑的&br;敬虔&br;辣腕政治家|| |~&ref(素材置場/IG_petty_bourgeoisie.png,left,nolink,24x24); 小ブルジョワ|0.6%|アンドレス ギル|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|懐疑的&br;辣腕政治家|| |~&ref(素材置場/IG_trade_unions.png,left,nolink,24x24); 労働組合|0.2%|>|>|ランダム|| 「エリート主義」はスペイン語圏の国の地主に共通するイデオロギー。父権主義と異なり共和制や神権制を好み、経済システム・交易方針にスタンスを持たない。 「カウディーリョ主義」は多くの中南米国家の軍部が持つイデオロギー。「大統領共和制」「専制政治」「地方警察」などを好む。 詳細は[[各種データ/イデオロギー]]を参照。 初期の地主指導者が穏健派なので追放して再雇用するのも手である。確率は低いが奴隷制廃止論者が引ければ急進派増加のデメリットを補って余りある利益が得られる。 ***法律・制度 [#i78fdb56] |権力構造|経済|人権|h |&ref(各種データ/法律/Law_presidential_republic.png,left,nolink,24x24); 大統領共和制|&ref(各種データ/法律/Law_interventionism.png,left,nolink,24x24); 干渉主義|&ref(各種データ/法律/Law_censorship.png,left,nolink,24x24); 検閲| |&ref(各種データ/法律/Law_autocracy.png,left,nolink,24x24); 専制政治|&ref(各種データ/法律/Law_isolationism.png,left,nolink,24x24); 孤立主義|&ref(各種データ/法律/Law_no_workers_rights.png,left,nolink,24x24); 労働基本権の無保障| |&ref(各種データ/法律/Law_racial_segregation.png,left,nolink,24x24); 人種隔離|&ref(各種データ/法律/Law_per_capita_taxation.png,left,nolink,24x24); 人頭課税|&ref(各種データ/法律/Law_child_labor_allowed.png,left,nolink,24x24); 児童労働許可| |&ref(各種データ/法律/Law_freedom_of_conscience.png,left,nolink,24x24); 良心の自由|&ref(各種データ/法律/Law_tenant_farmers.png,left,nolink,24x24); 小作農|&ref(各種データ/法律/Law_no_womens_rights.png,left,nolink,24x24); 法的被後見| |&ref(各種データ/法律/Law_appointed_bureaucrats.png,left,nolink,24x24); 任命制の官僚|&ref(各種データ/法律/Law_no_colonial_affairs.png,left,nolink,24x24); 植民地なし|&ref(各種データ/法律/Law_no_social_security.png,left,nolink,24x24); 社会保障なし| |&ref(各種データ/法律/Law_national_militia.png,left,nolink,24x24); 国民民兵|&ref(各種データ/法律/Law_no_police.png,left,nolink,24x24); 警察なし|&ref(各種データ/法律/Law_migration_controls.png,left,nolink,24x24); 移住規制| |&ref(各種データ/法律/Law_secret_police.png,left,nolink,24x24); 秘密警察|&ref(各種データ/法律/Law_no_schools.png,left,nolink,24x24); 学校なし|&ref(各種データ/法律/Law_legacy_slavery.png,left,nolink,24x24); 遺産奴隷制| ||&ref(各種データ/法律/Law_no_health_system.png,left,nolink,24x24); 医療制度なし|| |制度|投資レベル|h |&ref(素材置場/Institution_home_affairs.png,left,nolink,24x24); 治安維持|3| ゲーム開始時に「秘密警察」を持つ恐らく唯一の国。治安維持も初期で3レベルあり革命の危険性は低い。ただしロペスを支配者にすると「国家警備」に変わる。 ***州 [#e7d32c5a] ||100|80|50|100|130|50|50|100||c |~州名|~&ref(素材置場/State_status_infrastructure.png,left,nolink,24x24); インフラ&br;(使用/上限)|>|>|>|~施設|~耕作地|~人口|~母国文化|~州補正|h |~|~|産業|開発|資源&br;(使用/上限)|農業|~|~|~|~| |~バホ・パラグアイ&br;(首都)|14/36|工具工房1&br;武器工場1|兵舎5|鉄鉱山1/15&br;伐採所1/14|稲田2&br;タバコ農園1&br;バナナ農園1&br;家畜牧場1&br;綿花農園1&br;染料農園0&br;砂糖農園0|120|249K|グアラニー&br;プラティニア|パラグアイ川(インフラ&color(green){+20};)| |~マットグロッソ&br;(未編入)|1/1|||伐採所1/1&br;ゴム農園0/1&br;鉄鉱山0/1|コーヒー農園0&br;トウモロコシ畑0&br;バナナ農園0&br;家畜牧場0&br;綿花農園0|2|30.7K|グアラニー&br;アマゾン&br;ブラジル&br;パウリスタ|アマゾンの熱帯雨林(州建設効率&color(red){-30%};、インフラ&color(red){-30%};、硬材生産&color(green){+25%};)&br;パンタナール(インフラ&color(red){-10%};、農業・農園処理量&color(green){+15%};)&br;テラローシャ(コーヒー農園処理量&color(green){+10%};)| 首都はバホ・パラグアイであり、州補正でインフラが増加している。基本的には初手拡張が安定なので、あまり意味のない話ではあるが、もし完全に引きこもるつもりなら、開発はこちらで行うことになるだろう。 マットグロッソはブラジルとの分割州。小さすぎてこのままではほとんど役に立たない。アマゾンの熱帯雨林もあるので開発も大変。パンタナールとテラローシャの両方を持つのでコーヒー農園には&color(green){+25%};の補正が入るが、インフラの不足に注意。 AI国家は、自らが領有する分割州が統合されることを強く好む傾向があるので、外交戦のときにブラジルを味方に付ける万能の釣り餌としても使える。もちろん1回限りの取り引き材料だが。 ***市場 [#kf4ddbb3] 孤立主義が制定されているため貿易ができない。 ロペスが支配者になると、自動的に保護主義が制定され貿易できるようになる。 地味な問題として、石炭が領内に全く存在しない。そもそも鉱物資源自体、鉄しか自給できない。 ブラジルにもアルゼンチンにも石炭鉱山があるが、開発はAIの気分次第。早いところ、これらの石炭の産地を切り取りたい。 ***研究 [#jcf9e9e7] 他の南米諸国と同じく欧州後進国レベルであるが、社会技術の研究だけ少し進んでいて「大衆伝達」「平等主義」「中央公文書館」が研究済みである。 ***外交 [#c2d855fa] スペインとの関係が悪いが、立地的に干渉されることもすることもないので特に問題はない。 ブラジル・アルゼンチンの他に分権型国家と隣接しており、植民をすればボリビアとも隣接できる。 ***軍備 [#v3109991] -陸軍 |編隊名|歩兵|大砲|騎兵|将軍|将軍所属団体|将軍イデオロギー|将軍特性|備考|h |パラグアイ軍|戦列歩兵5|||マリアーノ・ロケ アロンソ|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|誉れある&br;辣腕政治家&br;技師|| **固有のコンテンツ [#x49f866c] ***ジャーナル [#sc3c3b55] |ジャーナル名|発生条件|達成条件|達成後|備考|h |軍事独裁者時代|イベント「''軍事独裁者時代''」|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24);軍部が政府内でない&br;進捗が0になった|イベント「''最後の軍事独裁者''」発生により、補正「''軍事独裁者の時代''」が除去され&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24);軍部から&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_caudillismo.png,left,nolink,24x24);カウディーリョ主義が除去される|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24);軍部が政府内かつ進捗が1200になると失敗し、イベント「''拳を握る''」の発生により補正「''軍事独裁者の時代''」の効果が2倍になる| |私こそが至高の存在だ|DLC「Colossus of the South」&br;イベント「''軍事独裁者時代''」|ホセ・ガスパル ロドリゲス・デ・フランシアが支配者でない|イベント「''アスンシオンでの会議''」発生&br;補正「''ピラゲ''」を除去|発動時にフランシアが自然死するようになる| |アメリカの中心|DLC「Colossus of the South」&br;イベント「''アスンシオンでの会議''」|GDPがジャーナル開始時の2倍以上&br;4つの近代化政策全てを完了した|イベント「''[支配者]の夢''」発生|毎年約9%の確率でイベント「''アメリカのナポレオン''」が発生&br;ボタンで4種類のパラグアイの近代化を実行できる| |Si Vis Pacem、Fac Bellum(汝平和を欲さば、戦への備えをせよ)|DLC「Colossus of the South」&br;イベント「''[支配者]の夢''」|コリエンテス州地域の全てを領有している&br;自国または従属国が以下のいずれかの州地域の全域を領有している&br;・ウルグアイ&br;・サンタフェ&br;・パラナ&br;・リオグランデ・ド・スル|イベント「''平和と正義''」発生|戦争に敗北すると失敗し、イベント「''セロ・コラの戦い''」が発生する| |パラグアイの国家|リオ・デ・ラプラタでない&br;技術「民族主義」|進捗が100に達した|イベント「''国家基盤''」発生|発動時にイベント「''我々独自の国家''」が発生する&br;国家の状況によって毎月の進捗の増加量が変わる| |新たな国民性|イベント「''国家基盤''」|古い文化の母国州を領有していない|イベント「''パラグアイアンの国''」発生&br;新しい国家文化のPOPに体制派を&color(green){10%};追加|発動中は補正「''開花する国民性''」(同化&color(green){+50%};、差別による急進派&color(red){+15%};、受容文化POPの生活水準上昇による体制派&color(green){+25%};)が発生する&br;5年に1度イベント「''国家価値''」を起こして、古い文化の母国州を新しい文化の母国州に変更できる| |リオ・デ・ラ・プラタ|DLC「Colossus of the South」&br;技術「民族主義」|リオ・デ・ラ・プラタの国家を形成した|イベント「''川から海峡へ''」発生|発動時にイベント「''トゥクマンの精神''」が発生する| |アメリカの入植|技術「文明化の使命」&br;国家ランクが非主要国以上&br;生活水準が10以上&br;戦争中でない&br;従属国でない&br;&ref(各種データ/法律/Law_racial_segregation.png,left,nolink,24x24);人種隔離・&ref(各種データ/法律/Law_cultural_exclusion.png,left,nolink,24x24);文化的排斥・&ref(各種データ/法律/Law_multicultural.png,left,nolink,24x24);多文化主義のいずれか&br;&ref(各種データ/法律/Law_closed_borders.png,left,nolink,24x24);国境閉鎖・&ref(各種データ/法律/Law_isolationism.png,left,nolink,24x24); 孤立主義で''ない''|南アメリカの編入州の平均人口が1.5M以上|「人口の多い国」(威信&color(green){+25};)を得る|定期的に首都へ集団移住が発生するコマンドが解禁| -軍事独裁者時代 軍部がカウディーリョ主義を持つ国で共通のジャーナル。 軍部を強くしたいなら進捗を進め、逆に弱らせたいなら減らせばよい。 -アメリカの中心 -Si Vis Pacem、Fac Bellum(汝平和を欲さば、戦への備えをせよ) ロペスを支配者に選んだ場合のみ利用できるジャーナル。''実績「共和国か死か!」の達成条件。'' ***イベント [#b5b03629] |イベント名|発生条件|選択肢|効果|備考|h |アスンシオンでの会議|DLC「Colossus of the South」&br;ジャーナル「''私こそが至高の存在だ''」達成|アスンシオンの守備隊がカルロス・アントニオ ロペスのために都市を確保する。|グアラニーを主要文化から除去&br;カルロス・アントニオ ロペスが存在する場合、役割を指導者から支配者に変更し補正「''エル・エクセレンティシモ''」を追加&br;カルロス・アントニオ ロペスが存在しない場合、軍部の指導者を支配者に設定&br;&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24);軍部の単独政権になる&br;&ref(各種データ/法律/Law_isolationism.png,left,nolink,24x24);孤立主義の場合、&ref(各種データ/法律/Law_protectionism.png,left,nolink,24x24);保護主義を制定する&br;&ref(各種データ/法律/Law_secret_police.png,left,nolink,24x24);秘密警察の場合、&ref(各種データ/法律/Law_national_guard.png,left,nolink,24x24);国家警備を制定する&br;ポリカルポ パティノを死亡させる&br;ジャーナル「''アメリカの中心''」を追加|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_despotic_utopian.png,left,nolink,24x24);独裁的夢想家が出現しなくなる&br;「エル・エクセレンティシモ」の効果は人気度+40、軍部影響力+20%、政府の元首に由来する正当性&color(green){+10};| |~|~|フランシアの愛されざる秘書、パティノ・シニアが権力にしがみつく。|ポリカルポ パティノが自然死するようになる&br;急進派を&color(red){10%};追加&br;&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24);軍部の指導者を死亡させる&br;補正「''再編成されたピラゲ''」を10年追加|パラグアイの近代化と拡大のジャーナルが利用できなくなる&br;「再編されたピラゲ」の効果は信者影響力-40%、知識人影響力+100%、権力&color(green){+5%};、生活水準減少による急進派&color(green){-10%};| |アメリカのナポレオン|DLC「Colossus of the South」&br;ジャーナル「''アメリカの中心''」発動中&br;1850.1.1以降|いつの日か、この「ナポレオン」はパラグアイを偉大な国へと導くだろう。|フランシスコ・ソラノ ロペスを軍部の指導者に設定する&br;フランシスコ・ソラノ ロペスに補正「''アメリカのナポレオン''」を追加|「アメリカのナポレオン」の効果は人気度+60、政府の元首に由来する正当性&color(green){+10};、防御&color(green){+10%};、攻撃&color(green){+5%};&br;この補正の効果はフランシスコ・ソラノ ロペスが自国の支配者になった場合、 2倍となる| |~|~|将軍というものは自分の持ち場をわかっていなくてはならない。彼の持ち場は兵舎だけだ。|フランシスコ・ソラノ ロペスに補正「''アメリカのナポレオン''」を追加|~| |~|~|あの男は何かおかしい。解任させろ。|フランシスコ・ソラノ ロペスを死亡させる|| -アスンシオンでの会議 パラグアイの行く末を決定づけるイベント。 支配者にロペスを選ぶと、「保護主義」「国家警備」が制定され軍部による近代化と拡大への道が開かれる。 もう一方のパティノを選ぶと、知識人を強化し「独裁的夢想家」の思想の先にある先進的国家の建設を目指すことになる。 上記ジャーナルの項目にある通り、''ロペスルートを選ばないと、実績「共和国か死か!」を達成できない''点には注意。 -アメリカのナポレオン カルロス・ロペスの息子ソラノ・ロペスが登場するイベント。 補正「アメリカのナポレオン」は非常に強力で、さらに支配者になると効果が倍になる。特に理由がなければ指導者にするべきだろう。 ***史実人物 [#t037a112] -イベント出現 |名前|役割|所属団体|イデオロギー|特性|出現開始|出現終了|備考|h |フランシスコ・ソラノ ロペス|将軍|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_authoritarian.png,left,nolink,24x24); 権威主義者|砲撃司令官&br;経験豊富な防衛戦略家&br;残虐&br;野心的|1850.1.1||DLC「Colossus of the South」&br;イベント「アメリカのナポレオン」| --フランシスコ・ソラノ ロペス イベント「アメリカのナポレオン」の選択肢で指導者を兼ねることができる。将軍としても優秀である。 支配者になった場合の補正の合計は、''攻撃&color(green){+15%};、防御&color(green){+40%};、大砲攻撃&color(green){+5%};、殺傷率&color(green){+10%};、回復率&color(red){-5%};''となる。 -指導者(ランダム出現) |名前|所属団体|イデオロギー|特性|出現開始|出現終了|備考|出現可能性|h |カンディード バレイロ|&ref(素材置場/IG_petty_bourgeoisie.png,left,nolink,24x24); 小ブルジョワ|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_market_liberal.png,left,nolink,24x24); 市場自由主義者|無鉄砲&br;革新的|1865.1.1|1880.1.1|DLC「Colossus of the South」|50| |フアン・バウティスタ ギル|&ref(素材置場/IG_landowners.png,left,nolink,24x24); 地主|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_protectionist.png,left,nolink,24x24); 保護主義者|経験豊富な辣腕政治家&br;浪費家|1868.1.1|1880.1.1|DLC「Colossus of the South」|50| |ペドロ・アントニオ ザルツァ|&ref(素材置場/IG_petty_bourgeoisie.png,left,nolink,24x24); 小ブルジョワ|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_radical.png,left,nolink,24x24); 急進派|啓蒙的雄弁家&br;辣腕政治家|1885.1.1|1900.1.1|DLC「Colossus of the South」|50| |セシリオ バエズ|&ref(素材置場/IG_intelligensia.png,left,nolink,24x24); 知識人|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_reformer.png,left,nolink,24x24); 改革論者|博学&br;外交家|1890.1.1|1920.1.1|DLC「Colossus of the South」|50| |フアン シンフォリアーノ|&ref(素材置場/IG_devout.png,left,nolink,24x24); 信者|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_pacifist.png,left,nolink,24x24); 平和主義者|敬虔&br;頑固|1895.1.1|1930.1.1|DLC「Colossus of the South」|50| |アルセニオ・ロペス デクラウド|&ref(素材置場/IG_petty_bourgeoisie.png,left,nolink,24x24); 小ブルジョワ|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_liberal.png,left,nolink,24x24); 民主主義者|啓蒙的雄弁家&br;外交家|1905.1.1|1920.1.1|DLC「Colossus of the South」|50| |ルフィノ レカルデ・ミレジ|&ref(素材置場/IG_trade_unions.png,left,nolink,24x24); 労働組合|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_social_democrat.png,left,nolink,24x24); 社会民主主義者|革新的&br;啓蒙的雄弁家|1906.1.1|1936.1.1|DLC「Colossus of the South」|50| |ペドロ・パブロ ペナ|&ref(素材置場/IG_intelligensia.png,left,nolink,24x24); 知識人|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|博学&br;経験豊富な外交家|1910.1.1|1925.1.1|DLC「Colossus of the South」|50| |ハコボ フリードマン|&ref(素材置場/IG_industrialists.png,left,nolink,24x24); 実業家|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|頑固&br;革新的|1910.1.1|1930.1.1|DLC「Colossus of the South」&br;「国境閉鎖」「国民至上」「民族国家」「国教」のいずれもない|50| |マヌエル フェレイラ・ソーサ|&ref(素材置場/IG_industrialists.png,left,nolink,24x24); 実業家|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_protectionist.png,left,nolink,24x24); 保護主義者|野心的|1930.1.1|1936.1.1|DLC「Colossus of the South」|50| //-扇動者(ランダム出現) //|名前|所属団体|イデオロギー|特性|出現開始|出現終了|備考|出現可能性|h //|ユアン・シルバノ ゴドイ|&ref(素材置場/IG_intelligensia.png,left,nolink,24x24); 知識人|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_radical.png,left,nolink,24x24); 急進派|経験豊富な辣腕政治家&br;勇敢&br;文学的|1875.1.1|1895.1.1|DLC「Colossus of the South」|50| //|ラファエル バレット|&ref(素材置場/IG_intelligensia.png,left,nolink,24x24); 知識人|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_anarchist.png,left,nolink,24x24); 無政府主義者|頑固&br;病弱&br;扇動者|1908.1.1|1920.1.1|DLC「Colossus of the South」|50| //パラグアイの人物のはずだが何故かチリの人物として設定されている -将軍(ランダム出現) |名前|所属団体|イデオロギー|特性|出現開始|出現終了|備考|出現可能性|h |エリザード アキノ|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|技師&br;塹壕ネズミ&br;勇敢|1855.1.1|1880.1.1||75| |ホセ・マリア ブルゲス|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|几帳面&br;経験豊富な砲撃司令官&br;防戦一辺倒|1858.1.1|1880.1.1||75| |ホセ・エドゥヴィギス ディアス|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|経験豊富な防衛戦略家&br;塹壕ネズミ&br;勇敢|1860.1.1|1880.1.1||75| |ベルナルディーノ カバレロ|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|経験豊富な辣腕政治家&br;経験豊富な攻撃的計画立案者&br;勇敢|1863.1.1|1890.1.1||75| |ホセ・マリア ブルゲス|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|経験豊富な砲撃司令官&br;頑固&br;経験豊富な防衛戦略家|1865.1.1|1885.1.1|DLC「Colossus of the South」|75| |ホセ・エドゥヴィギス ディアス|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_jingoist.png,left,nolink,24x24); 好戦主義|勇敢&br;経験豊富な攻撃的計画立案者&br;防戦一辺倒|1866.1.1|1895.1.1|DLC「Colossus of the South」|75| |ベルナルディーノ カベレロ|&ref(素材置場/IG_landowners.png,left,nolink,24x24); 地主|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|頑固&br;森林戦闘エキスパート&br;エキスパート防衛戦略家|1870.1.1|1890.1.1|DLC「Colossus of the South」|75| |パトリシオ エスコバール|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_liberal.png,left,nolink,24x24); 民主主義者|懐疑的&br;防衛戦略家|1870.1.1|1890.1.1|DLC「Colossus of the South」|75| |ホセ・フェリックス エスティガリビア|&ref(素材置場/IG_rural_folk.png,left,nolink,24x24); 農村民|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_authoritarian.png,left,nolink,24x24); 権威主義者|エキスパート攻撃的計画立案者&br;開放地形司令官&br;横柄|1928.1.1|1936.1.1|DLC「Colossus of the South」|75| |ラファエル フランコ|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_social_democrat.png,left,nolink,24x24); 社会民主主義者|測量士&br;革新的&br;セレブ司令官|1928.1.1|1936.1.1|DLC「Colossus of the South」|75| 非常に優秀な将軍が揃っている。経験豊富な攻撃的計画立案者・防衛戦略家・砲撃司令官がそれぞれ複数人存在するので、攻防いずれの側になっても高い軍質を発揮できる。 -提督(ランダム出現) |名前|所属団体|イデオロギー|特性|出現開始|出現終了|備考|出現可能性|h |ペドロ・イグナシオ メザ|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|経験豊富な海軍司令官&br;勇敢&br;無鉄砲|1854.1.1|1875.1.1||75| 経験豊富な海軍司令官がいるが沿岸州を獲得しないと活躍はできない。 ***企業 [#f0607e10] |企業名|設立条件|対象施設|繁栄ボーナス|h |ラ・ロサダ|技術「榴弾砲」&br;バホ・パラグアイ州の武器工場が10以上|製鉄所&br;武器工場&br;大砲工場|防御&color(green){+5%};&br;鉄鉱山処理量&color(green){+10%};| -ラ・ロサダ 軍需品とその原料の生産にボーナスがあり、さらに防御も上げてくれる。ボーナスこそ優秀だが、武器工場レベル10分の小火器を売る相手も労働者もないため相性は最悪。 どうしても使いたいなら設立後に武器工場を解体するとよい。 ***国家形成 [#u4216197] リオ・デ・ラ・プラタが形成可能。 詳細は[[国家形成>各種データ/国家形成]]を参照。 **基本方針 [#vbcc69fd] 1836年のシナリオ開始時では、後に地域大国となるアルゼンチンは、はっきりと軍事的に格下であり、''まずは、このアルゼンチンを攻めるところからゲームが始まると言っても過言ではない。'' あくまでゲーム的最適解というだけで、アマゾンの奥地に理想国家を作るという、フランシア博士の夢とは相当かけ離れた方向性なので、没入感を削ぐこと甚だしいのは問題だが……。 ***初動建設 [#gb652f28] 小国あるある、建設局を建てると経済が回らない系国家。しばらくは無償の建設力10に頼って建設を進めて問題ない。 工具工房に、原材料の仕入れ先と、商品の売り先を与えるため、鉄鉱山と伐採所を伸ばしていこう。 ロペスルートに進む場合は、後述のジャーナル「アメリカの中心」の条件も意識しながら建設していこう。 あまり考えにくいが、もしまったく拡張を行わない場合、問題になるのは建設力より人口である。 パラグアイの初期人口は約280Kで労働人口はその1/4の70K。施設は1レベルにつき約5Kの雇用枠があるので施設14個で労働者不足になる。人口は毎年6K弱増加していくが建設の方が速い。 ***初動予算/内政 [#mfd7dde7] 権力が有り余っているので、首都に「募兵努力」や「流動性促進」の布告を出しておく。 ***初動研究 [#c1aee2b0] ほとんど1州国家である上、そもそも施設を建てても労働者がいない環境であり、首都の市場アクセスは無視できる。よって「証券取引所」は伝播だよりでよい。 産業系は、道中の技術で鋼鉄の需要を作りつつ、インフラ値を確保するために「鉄道」を、軍事系は、散兵を解禁するために「幕僚」を取りに行く。 社会系はやや優先度が落ちるが、いずれは医療系の法律を制定して汚染を改善する必要があるため、「製薬」を目指す。 ブラジルに後れを取らないようにしたいところだが、大学を建設するのは、アルゼンチンを征服して、硫黄=紙の安定供給ができるようになってから。 ***初動外交 [#w5910a7a] ''真っ先に行うべき対アルゼンチン戦に関しては、下記に単独の項目で解説。'' 南アメリカに植民地を持つイギリスとフランス、外交戦で一枚噛んでくることも多いアメリカ、南米最大の国家ブラジルと関係改善しておく。イギリス→アメリカ→ブラジル→フランスの順が妥当だろう。 列強との友好度を上げておくと、将来、ジャーナル「アメリカの中心」の達成にも役立つ。 ***初動法律 [#j2173dcf] フランシアの死亡までは補正「ピラゲ」により制定率が&color(red){-10%};されており、支持の少ない法律を通すのは困難。 序盤のうちに「専門的な警察機構」を制定しておきたい。「警察なし」からなら地主と軍部が賛成するので成功率が高い。 フランシアの生きている内は、信者の影響力が低いので、「公共学校」を制定し、死後に「公共健康保険」を制定するとよい。 ロペスルートを選ぶなら「秘密警察」「孤立主義」はイベントで廃止されるので、これらを変更する必要はない。むしろイベントで制定される「国家警備」を「秘密警察」に戻すべきである。 ***植民 [#kba67b5c] 分権型国家と隣接しているので、植民地化の法律を通せば植民ができる。しかし、行政力を必要とするうえに人口が少なく植民速度が低いため、リターンを得るには時間がかかる。 リオ・デ・ラ・プラタの形成を目指す場合は、ここの植民が必須なので、早いうちから始めたいところ。 ***初動拡張: 対アルゼンチン戦 [#nff9e97a] 上述した通り、ゲーム開始時の段階で、パラグアイ軍(常備軍+徴兵軍)は、アルゼンチン軍に勝てる。 基本的に、伸びしろはアルゼンチンのほうがはるかに上なので、シナリオ開始日の1836年1月1日に、今ここで叩いておくのが、ゲーム的には最善手となる。 問題は、アルゼンチンを攻めるか否かではなく、どの程度アルゼンチン領を切り取るのかという点になる。 -全土征服 仮にアルゼンチン全土を割譲させたとしても、悪名は許容範囲内で、外国からの怒られも特に発生しない。 ただ、外交的には問題ない程度の悪名でも、新規征服地のPopの急進派を増やす効果(「征服による急進派」の補正)はバカにならない。 獲得州では社会不安が爆発し、建設や徴税に重いデバフが乗ってしまう。ゲーム最序盤の乏しい治安維持力では、社会不安を抑え込むのに、10年からの年月を要することは覚悟したい。 -隣州コリエンテスと周辺のみ征服→保護国化 首都ステートであるバホ・パラグアイに接する、コリエンテス州の征服を優先目標とする案。海への出口でもあり、「孤立主義」を改正すれば、外国市場とアクセスできるようになる。 コリエンテスの確保は、実績「共和国か死か!」の達成条件、''ジャーナル「Si Vis Pacem、Fac Bellum(汝平和を欲さば、戦への備えをせよ)」''の達成条件でもある。 残部は保護領化を狙うことになるが、パラグアイのランクをアルゼンチンより上のものにする必要がある。となると、GDPの高いステートをもうひとつくらいは貰っておきたい。 -拡張しない 初手いきなりアルゼンチン征服は、あまりにもロールプレイ性を損ねると思うなら。 一応、ロペスルートなら、軍事ユニットにバフが入るため、30年後のアルゼンチンにまったく手も足もでないということはないのだが、もちろんゲーム的メリットは皆無。 ***ジャーナル「軍事独裁者時代」 [#zbc67b69] スペイン語圏植民地国家の共通ジャーナル。 軍部の政治への関与の多少によって進捗が増減し、100%になると、軍部は補正「軍事独裁者の時代」からさらなる影響力を獲得し、0になると、軍部はイデオロギー「カウディーリョ主義」と補正「軍事独裁者の時代」を失う。 |条件|毎月の進捗の増減|h |&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24);軍部が強力である|&color(green){+1};| |&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24);軍部が政府内である|&color(green){+1};| |以下のいずれか&br;・&ref(各種データ/法律/Law_autocracy.png,left,nolink,24x24); 専制政治&br;・&ref(各種データ/法律/Law_technocracy.png,left,nolink,24x24); 技術家政治&br;・&ref(各種データ/法律/Law_oligarchy.png,left,nolink,24x24); 寡頭制&br;・&ref(各種データ/法律/Law_single_party_state.png,left,nolink,24x24); 一党独裁国家|&color(green){+1};| |支配者が&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_authoritarian.png,left,nolink,24x24);権威主義者である|&color(green){+1};| |いずれかの司令官の人気度が50以上|&color(green){+1};| ||| |&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24);軍部が非主流派である|&color(red){-1};| |&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24);軍部が政府内でない|&color(red){-1};| |人気度50以上の将軍が存在しない&br;いずれかの政治家が以下を満たす&br;・将軍でない&br;・人気度50以上&br;・所属する利益団体が強力&br;・所属団体のスタンスが&ref(各種データ/法律/Law_autocracy.png,left,nolink,24x24);専制政治に中立以下かつ&ref(各種データ/法律/Law_technocracy.png,left,nolink,24x24);技術家政治・&ref(各種データ/法律/Law_oligarchy.png,left,nolink,24x24);寡頭制・&ref(各種データ/法律/Law_single_party_state.png,left,nolink,24x24);一党独裁国家に中立以上((該当するイデオロギーは金権主義と実証主義者))|&color(red){-1};| |以下のいずれか&br;・&ref(各種データ/法律/Law_census_suffrage.png,left,nolink,24x24); 制限選挙&br;・&ref(各種データ/法律/Law_universal_suffrage.png,left,nolink,24x24); 普通選挙|&color(red){-1};| ロペスのルートを選んだ場合、進捗を0にするのはほぼ不可能である。そのまま、軍部に権力を集中させよう。 パティノの場合は進捗を減らしていきたいが、彼自身が専制政治を好むのが厄介。 実業家を強力にして人気度の高い人物を指導者に据えても進捗を減少させることができる。 法案制定状況にもよるが、民主主義者を雇い入れて選挙を入れてしまうというのも一考。 ***連邦国家か独自国家か [#q73d5be8] 技術「民族主義」を研究すると他の南米諸国と同じくパラグアイにも、独自の文化を持つ国家になるか、あるいはリオ・デ・ラ・プラタの再興を目指すかの選択がある。 イベント「トゥクマンの精神」で得られるプラティニア母国州への請求権を得る場合は軍事独裁の進捗が進んでしまうが、それでもなお選択の価値がある。 ***リオ・デ・ラ・プラタの形成について [#y013cbd9] ''大前提として、リオ・デ・ラプラタ化すると、実績「共和国か死か!」は、達成できなくなる。'' パラグアイに限った話ではないが、リオ・デ・ラ・プラタを形成する場合は長期戦になる。特にアルゼンチン以外の国ではかなり手間である。 まずリオ・デ・ラ・プラタの形成には、指定された''12州から最低10州が必要''だが、''6州が分権型国家を含んでおり植民が必須''である。南米国家は人口が少ないことも相まって、時間がかかる。 植民速度を''&color(green){+75%};''できる''ジャーナル「砂漠の征服」''は、マプチェと隣接することで発動するが、植民速度加速を行うには、''技術「文明化の使命」も必要であり、すぐには利用できない''。 また、このジャーナルを持っていると、パタゴニアの分権型国家が、フランス人を王に迎えるイベントが発生することがある。だが前提としてパタゴニアと隣接が必須であり遠い。 さらに''南の3州にはアルゼンチンとチリの請求権があり''、それ以外の国は植民できない。 したがって、パラグアイ・ウルグアイでは、アルゼンチンを併合するか、請求権を破棄させてから植民を行う必要があり、さらに長い時間を要する。加えて''請求権が無い土地にはイギリスが積極的に植民する''ので、州の交換かあるいは戦争で征服しなければならない。 イギリスの植民に邪魔されたくないなら、アルゼンチンを滅ぼしても、チリは残さなくてはならない。国を消滅させなければいいので、従属国にしてしまうのはあり。 この場合は、ボリビアの持つフフイが必要になる。ペルー・ボリビア連合が成立すると手強いが、それでもイギリスと戦うよりはマシである。 ''独自文化の形成ジャーナルを達成すると形成できなくなるので、進捗を遅らせることが必須。''主要文化の母国でない州を持つと進捗が下がるので、チリの南部を征服するのが手早いのだが、上記の理由でおいそれと滅ぼせない。 そして、パラグアイは社会技術が中途半端に先行しており、民族主義の伝播が他より早いため、序盤から戦争しなければまず間に合わない。 総じてかなりの難関ジャーナルと言えよう。 ***ジャーナル「私こそが至高の存在だ」 [#j354be16] 初期支配者のフランシアの死亡により達成される。 重要なのは達成時に発生するイベント「アスンシオンでの会議」で、ここでどちらを選ぶかによって国家の方向性が決まる。 ''カルロス・ロペス''を選択すると、パラグアイは''軍部''によって率いられることになる。''ジャーナル「アメリカの中心」によって工業化しやすく''なるのが利点。''パラグアイ戦争''もこちらを選ばなければ発生しない。ただし、イデオロギー「独裁的夢想家」は出現しなくなる。また、''グアラニーが主要文化でなくなる''ので、差別による急進派や資格取得者の不足に注意。また、再度三度の指摘になるが、''実績「共和国か死か!」は、ロペスルートでないと達成できない。'' ''ポリカルポ パティノ''を選択すると、パラグアイは''知識人''の指導のもとフランシアの遺志を継ぐことになる。補正''「再編されたピラゲ」により知識人の影響力を上げる''ことができ、''イデオロギー「独裁的夢想家」によって「多文化主義」が制定できる''のが利点。また、''先住民文化を主要文化として持つので多くの文化を受容できる''。ただし、ジャーナルが発動しないので近代化は自力で成し遂げる必要がある上、''ジャーナル関連の軍事補正がないため拡張で大幅に不利''となる。実績も解除できない。 **ロペス家の統治 [#af7a99a0] ロペスのルートを選んだ場合、来るパラグアイ戦争に向けて近代化を進めることになる。 産業・軍事に極めて大きな補正が獲得でき、これを利用して''パラグアイ戦争''での勝利を目指そう。 ***アメリカのナポレオン [#d1becb3f] イベント「アメリカのナポレオン」で登場するソラノ・ロペスは非常に強力な将軍である。 補正「アメリカのナポレオン」は彼が支配者になると効果が倍になるのだが、独裁制なのでカルロス・ロペスが死亡しない限り支配者になれない。 彼を支配者にするにはジャーナル「軍事独裁者時代」の関連イベント「''現状維持主義''」を利用するとよいだろう。このイベントで軍部の指導者を新たな支配者にできる。 注意点として、''「現状維持主義」はジャーナル「軍事独裁者時代」が有効な間に毎月約8%の確率で発生する''イベントなので、「軍事独裁者時代」はなるべく長引かせた方がよい。 ***ジャーナル「アメリカの中心」 [#bcf4f5ba] 4つの近代化政策を行うことができる。 以下は全てバホ・パラグアイ州地域の全域を領有していることが前提であり、条件の施設や報酬の補正などもバホ・パラグアイ州におけるものである。 -''フマニタ要塞を建設'' 建設局が2以上で発動可能。 イベント「南米のセヴァストポリ」が発生し、GDPの0.05%の支出が10年発生し、補正「フマニタ要塞」(本拠地防御&color(green){+40%};、威信&color(green){+10};)を20年得る。 -''ロサダ鋳造所の設立'' 鉄鉱山が3以上、伐採所が2以上、武器工場が2以上かつ全て稼働率50%以上で発動可能。 イベント「熱帯のルール」が発生し、以下のいずれかを得る。 ・補正「エル・ロサド鉄工所」(鉄鉱山処理量&color(green){+20%};、小火器出力量&color(green){+20%};、大砲出力量&color(green){+10%};)を20年 ・製鉄所がない場合、製鉄所を2追加し補正「エル・ロサド製鋼所」(製鉄所処理量&color(green){+10%};、小火器・大砲出力量&color(green){+10%};)を20年 ・製鉄所がある場合、補正「エル・ロサド製鋼所」を1.5倍で(製鉄所処理量&color(green){+15%};、小火器・大砲出力量&color(green){+15%};)20年 ・&ref(各種データ/法律/Law_no_workers_rights.png,left,nolink,24x24);労働基本権の無保障である場合、急進派を2%追加し補正「エル・ロサド強制労働収容所」(鉄鉱山処理量&color(green){+10%};、小火器出力量&color(green){+30%};、大砲出力量&color(green){+15%};、鉄鉱山従業員数&color(green){-20%};、鉄鉱山従業員死亡率&color(red){+10%};)を20年 -''人口増加を刺激'' 市街地が2以上、かつ&ref(各種データ/法律/Law_no_health_system.png,left,nolink,24x24);医療制度なし''でない''または列強の1つとの関係が友好以上で発動可能。 イベント「医師の指示」が発生し、補正「地方の予防接種プログラム」(死亡率&color(green){-50%};)を20年得る。 -''パラグアイ軍の刷新'' &ref(各種データ/法律/Law_professional_army.png,left,nolink,24x24);職業軍人・&ref(各種データ/法律/Law_mass_conscription.png,left,nolink,24x24);大規模徴兵のいずれかがあり、兵舎が20以上かつ稼働率50%以上で発動可能。 イベント「勝つか、死ぬか」が発生し、以下のいずれかを得る。 ・国家補正「シンプルなデザイン」(補給物資消費量&color(green){-50%};)を20年 ・国家補正「恐れ知らずの部隊」(攻撃&color(green){+20%};、防御&color(green){+20%};)を20年 全ての改革を終了し''GDPがジャーナル開始時の2倍に達する''とジャーナルは達成となる。 したがってジャーナル達成を目指すなら、「アメリカの中心」が発動するまで(=フランシアが死亡するまで)はGDPをあまり上げない方がよい。 報酬としてイベント「[支配者]の夢」が発生し、補正「戦争熱」(士気回復&color(green){+20%};、士気の減少&color(green){-10%};)が10年追加されアルゼンチンのコリエンテス州に請求権を得る。 ***パラグアイ戦争 [#id254a27] ジャーナル「アメリカの中心」を達成するとジャーナル「Si Vis Pacem、Fac Bellum(汝平和を欲さば、戦への備えをせよ)」が発動する。 コリエンテス州と他1州を獲得しこのジャーナルを達成すれば、晴れてパラグアイ戦争の勝者となる。 ……つまり、初手アルゼンチン拡張を選んだ場合、ウルグアイを踏むだけで終わる。お疲れさまでした。 もし、ここまで完全非拡張で進めていたのであれば、戦争を開始するべき時期は、早くともソラノ・ロペスが出現する1850年以降。 史実と同時期の1870年前後であれば、強力な将軍たちが雇用できる。あまり遅らせるとブラジル、アルゼンチンとの差が開くので注意。 しかし何より「アメリカの中心」で得た補正のあるうちに戦争を仕掛けよう。 防御の上がる補正が特に多いので、初めの内は防衛で敵戦力を削り、敵の攻撃が弱まったら攻勢に転じるとよい。 ソラノ・ロペスを始めとした優秀な将軍たちがいれば、少々数で劣っていても押し切れるだろう。 パラグアイが外交プレイを仕掛けると周辺国ではジャーナル「パラグアイ戦争」が発動し、パラグアイの侵略に対する団結が促される。 ***勝利後 [#e9e98fbb] 勝利後に発生するイベント「平和と正義」で、「英雄の砦」(威信&color(green){+20%};、士気回復&color(green){+20%};、士気の減少&color(green){-10%};)を10年、または「地上のエデン」(威信&color(green){+30%};)を10年と体制派10%のいずれかをもらえる。 「英雄の砦」のボーナスでさらなる領土拡大をしてもよいし、「地上のエデン」で威信を高めて移民を呼び込みジャーナル「アメリカへの入植」の達成を目指すのもよい。 ジャーナル「アメリカへの入植」の達成を目指す場合、従属国でないことが条件であるので他国の関税同盟に参加してはならない。 **フランシア博士の遺産 [#l1cea396] パティノのルートを選んだ場合、フランシアの目指した理想の国家の建設が目標になる。 権威主義的でありながら''文化の受容に特化''した国家を作ることができる。 ***拡張 [#qb749b48] ロペスの場合と異なり軍事補正がないので自力での拡張は困難である。 ブラジルの態度が守護であることが多いので、最初はブラジルと組んでアルゼンチンから領土を切り取るとよい。 ブラジルがアルゼンチンと敵対しているときは屈辱の戦争目標などでも懐柔できるが、そうでない場合はマットグロッソを譲渡すれば味方してくれる。 最初の戦争で2、3州ほど割譲させれば2戦目以降は自力で勝てるだろう。 ***先住民の受容 [#df99ce29] 史実でフランシアが社会経済的格差の解消のためにスペイン人と先住民の混血を進めたことを反映してか、フランシアの遺産を継いだ''パラグアイは南米で唯一欧州文化と先住民文化の両方を主要文化とする国家''である。 これにより''「人種隔離」や「文化的排斥」でも南米のほとんどの文化を受容できる''。「文化的排斥」で受容できないのはブラジルとガイアナのアフリカ系文化だけ。 また独自の要素として、パティノルートでリオ・デ・ラ・プラタを形成した場合のみ''リオ・デ・ラ・プラタが主要文化としてグアラニーを獲得する''。 ただし、そこからアンデス連邦を形成した場合はグアラニーは消えてしまうので注意。 ***独裁的夢想家 [#f3677b6d] イデオロギー「独裁的夢想家」は「多文化主義」を支持する数少ないイデオロギーであり、「人権」を研究すればすぐに多文化主義を制定できるポテンシャルがある。 リーダーイデオロギーとしてはパティノの死後も出現はするものの、利益団体が知識人・小ブルジョワ・労働組合限定でさらに研究が進むと小ブルジョワ・労働組合からは出現しなくなる。また、利益団体が政府外だと重みが下がることもあり、非主流派の労働組合からは現実的でない。 よって知識人か小ブルジョワになるが、そもそも基本の出現率が低いため狙って出すのは困難である。 「多文化主義」はパティノの生きている内に制定したいが、パティノは1836年時点ですでに47歳であり「人権」の研究は間に合わないことも多い。 知識人の影響力は大学の建設と行政府の製法変更をするしかなく、大学や行政に回す人手を確保できるかが鍵。 首都のPOPは政治力が上がるので大学などは首都に集中させるとよい。 **実績 [#l91b9ffb] |実績名|達成条件|h |共和国か死か!|ジャーナル「Si Vis Pacem、Fac Bellum(汝平和を欲さば、戦への備えをせよ)」「アメリカへの入植」を達成| -共和国か死か! パラグアイ戦争での勝利と、編入州人口を一定数まで増加させることが条件。 編入州が少ないほど簡単になるので、実績達成を目指すならパラグアイ戦争で勝ち取った州は編入しない方がよい。 究極的には、開発が進んでいるであろう初期領土以外を全部独立させれば、一応無理やり条件を満たすこともできる。 **コメント欄 [#kc015c08] #pcomment(reply);[[各国戦略]]
タイムスタンプを変更しない
[[各国戦略]] #contents **概要 [#l8598238] ブラジルとアルゼンチンに挟まれた内陸の小国。 史実では終身独裁官フランシア亡き後カルロス・ロペスが方針を転換し近代化を行ったが、その跡を継いだソラーノ・ロペスの時代にパラグアイ戦争で敗北しブラジル・アルゼンチン・イギリスの影響下に置かれることになった。 DLC「Colossus of the South」があれば、これら一連のパラグアイの出来事がジャーナル・イベントで再現される。 史実通りロペス親子のもと近代化を行いパラグアイ戦争での勝利を目指すか、フランシア博士の遺産を引き継ぎ先進的な国家を実現するかは、プレイヤーの方針次第である。 ''ver1.5.12現在、「アメリカのナポレオン」を含むいくつかの人物特性・補正の効果がバグで機能していない。'' ***ゲーム内のフレーバーテキスト [#ldfd0979] ビクトリア時代は、工業と搾取、そして革命と反動の時代である。時の流れと共にどのような試練が襲い掛かってくるのだろうか? **初期状況 [#ceef8b1a] ver1.5.12で確認 ***基礎データ [#ree48621] |ランク|種別|ティア|政治体制|&ref(素材置場/Legitimacy.png,left,nolink,24x24); 正当性|陸軍|海軍|GDP|人口|&ref(素材置場/Literacy.png,left,nolink,24x24); 識字率|生活水準|国教|主要文化|h |75(小国)|植民地国家|公国|永遠の独裁制|49|5|0|&ref(素材置場/Hud_money.png,left,nolink,24x24); 278K|280K|16.9%|苦境(6.6)|&ref(素材置場/Religion_catholic.png,left,nolink,24x24); カトリック|プラティニア&br;グアラニー| フランシアが死亡するまでは固有の政治体制「永遠の独裁制」により大統領共和制でありながら世襲制である。 フランシアの死後パティノが後任になった場合は、政治体制名は変わらず独裁制になる。 特筆べきは主要文化がヨーロッパ系とアメリカ先住民系の別系統の文化であることが挙げられる。 初期補正として「軍事独裁者の時代」(軍部影響力+30%、軍部POP求心力+10%、士官政治力+50%)と「ピラゲ」(信者影響力-80%、知識人影響力+200%、権力&color(green){+10%};、法律施行成功率&color(red){-10%};、生活水準減少による急進派&color(green){-20%};)を持つ。 ***支配者 [#z829d891] |名前|所属団体|イデオロギー|特性|備考|h |ホセ・ガスパル ロドリゲス・デ・フランシア|&ref(素材置場/IG_intelligensia.png,left,nolink,24x24); 知識人|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_despotic_utopian.png,left,nolink,24x24); 独裁的夢想家|野心的&br;残虐&br;博学|補正「Karai Guasu(偉大なる主)」(政府の元首に由来する正当性&color(green){+20};、人気度+60)&br;DLC「Colossus of the South」がある場合、自然死しない| パラグアイ固有のイデオロギー「''独裁的夢想家''」を持つ。 権威主義的な法律と「完全分離」「孤立主義」を好む他、なんと「''多文化主義''」に賛成する。 フランシア博士の遺産を引き継ぐ方針を選択した場合は多文化主義制定におおいに役立つだろう。 特性「野心的」「残虐」により布告コストが半分になっている。権力は余るので布告を多用できる。 ***後継者 [#a84c031a] |名前|所属団体|イデオロギー|特性|備考|h |ポリカルポ パティノ|&ref(素材置場/IG_intelligensia.png,left,nolink,24x24); 知識人|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_despotic_utopian.png,left,nolink,24x24); 独裁的夢想家|横柄&br;几帳面&br;天才的官僚|知識人の指導者を兼ねる&br;自然死しない| ***利益団体 [#ua6c3df7] |利益団体名|影響力|代表名|代表イデオロギー|代表特性|備考|h |~&ref(素材置場/IG_intelligensia.png,left,nolink,24x24); 知識人|7.7%|ポリカルポ パティノ|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_despotic_utopian.png,left,nolink,24x24); 独裁的夢想家|横柄&br;几帳面&br;天才的官僚|指導者は後継者を兼ね、自然死しない| |~&ref(素材置場/IG_landowners.png,left,nolink,24x24); 地主|41.1%|マヌエル・アントニオ オルティズ|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|懐疑的&br;経験豊富な辣腕政治家|イデオロギー追加:&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_slaver.png,left,nolink,24x24); 奴隷制支持派&br;イデオロギー追加:&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_republican_paternalistic.png,left,nolink,24x24); エリート主義&br;イデオロギー除去:&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_paternalistic.png,left,nolink,24x24); 父権主義| |~&ref(素材置場/IG_rural_folk.png,left,nolink,24x24); 農村民|19.9%|>|>|ランダム|| |~&ref(素材置場/IG_industrialists.png,left,nolink,24x24); 実業家|15.3%|>|>|ランダム|| |~&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|11.1%|カルロス・アントニオ ロペス|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_authoritarian.png,left,nolink,24x24); 権威主義者|野心的&br;博学&br;浪費家|イデオロギー追加:&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_caudillismo.png,left,nolink,24x24); カウディーリョ主義&br;忠実特性:&ref(各種データ/利益団体/1.png,nolink,left,18x24); 良き上官(権力&color(green){+10%};)| |~&ref(素材置場/IG_devout.png,left,nolink,24x24); カトリック教会(信者)|3.8%|バシリオ ロペス|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|懐疑的&br;敬虔&br;辣腕政治家|| |~&ref(素材置場/IG_petty_bourgeoisie.png,left,nolink,24x24); 小ブルジョワ|0.6%|アンドレス ギル|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|懐疑的&br;辣腕政治家|| |~&ref(素材置場/IG_trade_unions.png,left,nolink,24x24); 労働組合|0.2%|>|>|ランダム|| 「エリート主義」はスペイン語圏の国の地主に共通するイデオロギー。父権主義と異なり共和制や神権制を好み、経済システム・交易方針にスタンスを持たない。 「カウディーリョ主義」は多くの中南米国家の軍部が持つイデオロギー。「大統領共和制」「専制政治」「地方警察」などを好む。 詳細は[[各種データ/イデオロギー]]を参照。 初期の地主指導者が穏健派なので追放して再雇用するのも手である。確率は低いが奴隷制廃止論者が引ければ急進派増加のデメリットを補って余りある利益が得られる。 ***法律・制度 [#i78fdb56] |権力構造|経済|人権|h |&ref(各種データ/法律/Law_presidential_republic.png,left,nolink,24x24); 大統領共和制|&ref(各種データ/法律/Law_interventionism.png,left,nolink,24x24); 干渉主義|&ref(各種データ/法律/Law_censorship.png,left,nolink,24x24); 検閲| |&ref(各種データ/法律/Law_autocracy.png,left,nolink,24x24); 専制政治|&ref(各種データ/法律/Law_isolationism.png,left,nolink,24x24); 孤立主義|&ref(各種データ/法律/Law_no_workers_rights.png,left,nolink,24x24); 労働基本権の無保障| |&ref(各種データ/法律/Law_racial_segregation.png,left,nolink,24x24); 人種隔離|&ref(各種データ/法律/Law_per_capita_taxation.png,left,nolink,24x24); 人頭課税|&ref(各種データ/法律/Law_child_labor_allowed.png,left,nolink,24x24); 児童労働許可| |&ref(各種データ/法律/Law_freedom_of_conscience.png,left,nolink,24x24); 良心の自由|&ref(各種データ/法律/Law_tenant_farmers.png,left,nolink,24x24); 小作農|&ref(各種データ/法律/Law_no_womens_rights.png,left,nolink,24x24); 法的被後見| |&ref(各種データ/法律/Law_appointed_bureaucrats.png,left,nolink,24x24); 任命制の官僚|&ref(各種データ/法律/Law_no_colonial_affairs.png,left,nolink,24x24); 植民地なし|&ref(各種データ/法律/Law_no_social_security.png,left,nolink,24x24); 社会保障なし| |&ref(各種データ/法律/Law_national_militia.png,left,nolink,24x24); 国民民兵|&ref(各種データ/法律/Law_no_police.png,left,nolink,24x24); 警察なし|&ref(各種データ/法律/Law_migration_controls.png,left,nolink,24x24); 移住規制| |&ref(各種データ/法律/Law_secret_police.png,left,nolink,24x24); 秘密警察|&ref(各種データ/法律/Law_no_schools.png,left,nolink,24x24); 学校なし|&ref(各種データ/法律/Law_legacy_slavery.png,left,nolink,24x24); 遺産奴隷制| ||&ref(各種データ/法律/Law_no_health_system.png,left,nolink,24x24); 医療制度なし|| |制度|投資レベル|h |&ref(素材置場/Institution_home_affairs.png,left,nolink,24x24); 治安維持|3| ゲーム開始時に「秘密警察」を持つ恐らく唯一の国。治安維持も初期で3レベルあり革命の危険性は低い。ただしロペスを支配者にすると「国家警備」に変わる。 ***州 [#e7d32c5a] ||100|80|50|100|130|50|50|100||c |~州名|~&ref(素材置場/State_status_infrastructure.png,left,nolink,24x24); インフラ&br;(使用/上限)|>|>|>|~施設|~耕作地|~人口|~母国文化|~州補正|h |~|~|産業|開発|資源&br;(使用/上限)|農業|~|~|~|~| |~バホ・パラグアイ&br;(首都)|14/36|工具工房1&br;武器工場1|兵舎5|鉄鉱山1/15&br;伐採所1/14|稲田2&br;タバコ農園1&br;バナナ農園1&br;家畜牧場1&br;綿花農園1&br;染料農園0&br;砂糖農園0|120|249K|グアラニー&br;プラティニア|パラグアイ川(インフラ&color(green){+20};)| |~マットグロッソ&br;(未編入)|1/1|||伐採所1/1&br;ゴム農園0/1&br;鉄鉱山0/1|コーヒー農園0&br;トウモロコシ畑0&br;バナナ農園0&br;家畜牧場0&br;綿花農園0|2|30.7K|グアラニー&br;アマゾン&br;ブラジル&br;パウリスタ|アマゾンの熱帯雨林(州建設効率&color(red){-30%};、インフラ&color(red){-30%};、硬材生産&color(green){+25%};)&br;パンタナール(インフラ&color(red){-10%};、農業・農園処理量&color(green){+15%};)&br;テラローシャ(コーヒー農園処理量&color(green){+10%};)| 首都はバホ・パラグアイであり、州補正でインフラが増加している。基本的には初手拡張が安定なので、あまり意味のない話ではあるが、もし完全に引きこもるつもりなら、開発はこちらで行うことになるだろう。 マットグロッソはブラジルとの分割州。小さすぎてこのままではほとんど役に立たない。アマゾンの熱帯雨林もあるので開発も大変。パンタナールとテラローシャの両方を持つのでコーヒー農園には&color(green){+25%};の補正が入るが、インフラの不足に注意。 AI国家は、自らが領有する分割州が統合されることを強く好む傾向があるので、外交戦のときにブラジルを味方に付ける万能の釣り餌としても使える。もちろん1回限りの取り引き材料だが。 ***市場 [#kf4ddbb3] 孤立主義が制定されているため貿易ができない。 ロペスが支配者になると、自動的に保護主義が制定され貿易できるようになる。 地味な問題として、石炭が領内に全く存在しない。そもそも鉱物資源自体、鉄しか自給できない。 ブラジルにもアルゼンチンにも石炭鉱山があるが、開発はAIの気分次第。早いところ、これらの石炭の産地を切り取りたい。 ***研究 [#jcf9e9e7] 他の南米諸国と同じく欧州後進国レベルであるが、社会技術の研究だけ少し進んでいて「大衆伝達」「平等主義」「中央公文書館」が研究済みである。 ***外交 [#c2d855fa] スペインとの関係が悪いが、立地的に干渉されることもすることもないので特に問題はない。 ブラジル・アルゼンチンの他に分権型国家と隣接しており、植民をすればボリビアとも隣接できる。 ***軍備 [#v3109991] -陸軍 |編隊名|歩兵|大砲|騎兵|将軍|将軍所属団体|将軍イデオロギー|将軍特性|備考|h |パラグアイ軍|戦列歩兵5|||マリアーノ・ロケ アロンソ|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|誉れある&br;辣腕政治家&br;技師|| **固有のコンテンツ [#x49f866c] ***ジャーナル [#sc3c3b55] |ジャーナル名|発生条件|達成条件|達成後|備考|h |軍事独裁者時代|イベント「''軍事独裁者時代''」|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24);軍部が政府内でない&br;進捗が0になった|イベント「''最後の軍事独裁者''」発生により、補正「''軍事独裁者の時代''」が除去され&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24);軍部から&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_caudillismo.png,left,nolink,24x24);カウディーリョ主義が除去される|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24);軍部が政府内かつ進捗が1200になると失敗し、イベント「''拳を握る''」の発生により補正「''軍事独裁者の時代''」の効果が2倍になる| |私こそが至高の存在だ|DLC「Colossus of the South」&br;イベント「''軍事独裁者時代''」|ホセ・ガスパル ロドリゲス・デ・フランシアが支配者でない|イベント「''アスンシオンでの会議''」発生&br;補正「''ピラゲ''」を除去|発動時にフランシアが自然死するようになる| |アメリカの中心|DLC「Colossus of the South」&br;イベント「''アスンシオンでの会議''」|GDPがジャーナル開始時の2倍以上&br;4つの近代化政策全てを完了した|イベント「''[支配者]の夢''」発生|毎年約9%の確率でイベント「''アメリカのナポレオン''」が発生&br;ボタンで4種類のパラグアイの近代化を実行できる| |Si Vis Pacem、Fac Bellum(汝平和を欲さば、戦への備えをせよ)|DLC「Colossus of the South」&br;イベント「''[支配者]の夢''」|コリエンテス州地域の全てを領有している&br;自国または従属国が以下のいずれかの州地域の全域を領有している&br;・ウルグアイ&br;・サンタフェ&br;・パラナ&br;・リオグランデ・ド・スル|イベント「''平和と正義''」発生|戦争に敗北すると失敗し、イベント「''セロ・コラの戦い''」が発生する| |パラグアイの国家|リオ・デ・ラプラタでない&br;技術「民族主義」|進捗が100に達した|イベント「''国家基盤''」発生|発動時にイベント「''我々独自の国家''」が発生する&br;国家の状況によって毎月の進捗の増加量が変わる| |新たな国民性|イベント「''国家基盤''」|古い文化の母国州を領有していない|イベント「''パラグアイアンの国''」発生&br;新しい国家文化のPOPに体制派を&color(green){10%};追加|発動中は補正「''開花する国民性''」(同化&color(green){+50%};、差別による急進派&color(red){+15%};、受容文化POPの生活水準上昇による体制派&color(green){+25%};)が発生する&br;5年に1度イベント「''国家価値''」を起こして、古い文化の母国州を新しい文化の母国州に変更できる| |リオ・デ・ラ・プラタ|DLC「Colossus of the South」&br;技術「民族主義」|リオ・デ・ラ・プラタの国家を形成した|イベント「''川から海峡へ''」発生|発動時にイベント「''トゥクマンの精神''」が発生する| |アメリカの入植|技術「文明化の使命」&br;国家ランクが非主要国以上&br;生活水準が10以上&br;戦争中でない&br;従属国でない&br;&ref(各種データ/法律/Law_racial_segregation.png,left,nolink,24x24);人種隔離・&ref(各種データ/法律/Law_cultural_exclusion.png,left,nolink,24x24);文化的排斥・&ref(各種データ/法律/Law_multicultural.png,left,nolink,24x24);多文化主義のいずれか&br;&ref(各種データ/法律/Law_closed_borders.png,left,nolink,24x24);国境閉鎖・&ref(各種データ/法律/Law_isolationism.png,left,nolink,24x24); 孤立主義で''ない''|南アメリカの編入州の平均人口が1.5M以上|「人口の多い国」(威信&color(green){+25};)を得る|定期的に首都へ集団移住が発生するコマンドが解禁| -軍事独裁者時代 軍部がカウディーリョ主義を持つ国で共通のジャーナル。 軍部を強くしたいなら進捗を進め、逆に弱らせたいなら減らせばよい。 -アメリカの中心 -Si Vis Pacem、Fac Bellum(汝平和を欲さば、戦への備えをせよ) ロペスを支配者に選んだ場合のみ利用できるジャーナル。''実績「共和国か死か!」の達成条件。'' ***イベント [#b5b03629] |イベント名|発生条件|選択肢|効果|備考|h |アスンシオンでの会議|DLC「Colossus of the South」&br;ジャーナル「''私こそが至高の存在だ''」達成|アスンシオンの守備隊がカルロス・アントニオ ロペスのために都市を確保する。|グアラニーを主要文化から除去&br;カルロス・アントニオ ロペスが存在する場合、役割を指導者から支配者に変更し補正「''エル・エクセレンティシモ''」を追加&br;カルロス・アントニオ ロペスが存在しない場合、軍部の指導者を支配者に設定&br;&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24);軍部の単独政権になる&br;&ref(各種データ/法律/Law_isolationism.png,left,nolink,24x24);孤立主義の場合、&ref(各種データ/法律/Law_protectionism.png,left,nolink,24x24);保護主義を制定する&br;&ref(各種データ/法律/Law_secret_police.png,left,nolink,24x24);秘密警察の場合、&ref(各種データ/法律/Law_national_guard.png,left,nolink,24x24);国家警備を制定する&br;ポリカルポ パティノを死亡させる&br;ジャーナル「''アメリカの中心''」を追加|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_despotic_utopian.png,left,nolink,24x24);独裁的夢想家が出現しなくなる&br;「エル・エクセレンティシモ」の効果は人気度+40、軍部影響力+20%、政府の元首に由来する正当性&color(green){+10};| |~|~|フランシアの愛されざる秘書、パティノ・シニアが権力にしがみつく。|ポリカルポ パティノが自然死するようになる&br;急進派を&color(red){10%};追加&br;&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24);軍部の指導者を死亡させる&br;補正「''再編成されたピラゲ''」を10年追加|パラグアイの近代化と拡大のジャーナルが利用できなくなる&br;「再編されたピラゲ」の効果は信者影響力-40%、知識人影響力+100%、権力&color(green){+5%};、生活水準減少による急進派&color(green){-10%};| |アメリカのナポレオン|DLC「Colossus of the South」&br;ジャーナル「''アメリカの中心''」発動中&br;1850.1.1以降|いつの日か、この「ナポレオン」はパラグアイを偉大な国へと導くだろう。|フランシスコ・ソラノ ロペスを軍部の指導者に設定する&br;フランシスコ・ソラノ ロペスに補正「''アメリカのナポレオン''」を追加|「アメリカのナポレオン」の効果は人気度+60、政府の元首に由来する正当性&color(green){+10};、防御&color(green){+10%};、攻撃&color(green){+5%};&br;この補正の効果はフランシスコ・ソラノ ロペスが自国の支配者になった場合、 2倍となる| |~|~|将軍というものは自分の持ち場をわかっていなくてはならない。彼の持ち場は兵舎だけだ。|フランシスコ・ソラノ ロペスに補正「''アメリカのナポレオン''」を追加|~| |~|~|あの男は何かおかしい。解任させろ。|フランシスコ・ソラノ ロペスを死亡させる|| -アスンシオンでの会議 パラグアイの行く末を決定づけるイベント。 支配者にロペスを選ぶと、「保護主義」「国家警備」が制定され軍部による近代化と拡大への道が開かれる。 もう一方のパティノを選ぶと、知識人を強化し「独裁的夢想家」の思想の先にある先進的国家の建設を目指すことになる。 上記ジャーナルの項目にある通り、''ロペスルートを選ばないと、実績「共和国か死か!」を達成できない''点には注意。 -アメリカのナポレオン カルロス・ロペスの息子ソラノ・ロペスが登場するイベント。 補正「アメリカのナポレオン」は非常に強力で、さらに支配者になると効果が倍になる。特に理由がなければ指導者にするべきだろう。 ***史実人物 [#t037a112] -イベント出現 |名前|役割|所属団体|イデオロギー|特性|出現開始|出現終了|備考|h |フランシスコ・ソラノ ロペス|将軍|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_authoritarian.png,left,nolink,24x24); 権威主義者|砲撃司令官&br;経験豊富な防衛戦略家&br;残虐&br;野心的|1850.1.1||DLC「Colossus of the South」&br;イベント「アメリカのナポレオン」| --フランシスコ・ソラノ ロペス イベント「アメリカのナポレオン」の選択肢で指導者を兼ねることができる。将軍としても優秀である。 支配者になった場合の補正の合計は、''攻撃&color(green){+15%};、防御&color(green){+40%};、大砲攻撃&color(green){+5%};、殺傷率&color(green){+10%};、回復率&color(red){-5%};''となる。 -指導者(ランダム出現) |名前|所属団体|イデオロギー|特性|出現開始|出現終了|備考|出現可能性|h |カンディード バレイロ|&ref(素材置場/IG_petty_bourgeoisie.png,left,nolink,24x24); 小ブルジョワ|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_market_liberal.png,left,nolink,24x24); 市場自由主義者|無鉄砲&br;革新的|1865.1.1|1880.1.1|DLC「Colossus of the South」|50| |フアン・バウティスタ ギル|&ref(素材置場/IG_landowners.png,left,nolink,24x24); 地主|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_protectionist.png,left,nolink,24x24); 保護主義者|経験豊富な辣腕政治家&br;浪費家|1868.1.1|1880.1.1|DLC「Colossus of the South」|50| |ペドロ・アントニオ ザルツァ|&ref(素材置場/IG_petty_bourgeoisie.png,left,nolink,24x24); 小ブルジョワ|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_radical.png,left,nolink,24x24); 急進派|啓蒙的雄弁家&br;辣腕政治家|1885.1.1|1900.1.1|DLC「Colossus of the South」|50| |セシリオ バエズ|&ref(素材置場/IG_intelligensia.png,left,nolink,24x24); 知識人|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_reformer.png,left,nolink,24x24); 改革論者|博学&br;外交家|1890.1.1|1920.1.1|DLC「Colossus of the South」|50| |フアン シンフォリアーノ|&ref(素材置場/IG_devout.png,left,nolink,24x24); 信者|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_pacifist.png,left,nolink,24x24); 平和主義者|敬虔&br;頑固|1895.1.1|1930.1.1|DLC「Colossus of the South」|50| |アルセニオ・ロペス デクラウド|&ref(素材置場/IG_petty_bourgeoisie.png,left,nolink,24x24); 小ブルジョワ|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_liberal.png,left,nolink,24x24); 民主主義者|啓蒙的雄弁家&br;外交家|1905.1.1|1920.1.1|DLC「Colossus of the South」|50| |ルフィノ レカルデ・ミレジ|&ref(素材置場/IG_trade_unions.png,left,nolink,24x24); 労働組合|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_social_democrat.png,left,nolink,24x24); 社会民主主義者|革新的&br;啓蒙的雄弁家|1906.1.1|1936.1.1|DLC「Colossus of the South」|50| |ペドロ・パブロ ペナ|&ref(素材置場/IG_intelligensia.png,left,nolink,24x24); 知識人|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|博学&br;経験豊富な外交家|1910.1.1|1925.1.1|DLC「Colossus of the South」|50| |ハコボ フリードマン|&ref(素材置場/IG_industrialists.png,left,nolink,24x24); 実業家|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|頑固&br;革新的|1910.1.1|1930.1.1|DLC「Colossus of the South」&br;「国境閉鎖」「国民至上」「民族国家」「国教」のいずれもない|50| |マヌエル フェレイラ・ソーサ|&ref(素材置場/IG_industrialists.png,left,nolink,24x24); 実業家|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_protectionist.png,left,nolink,24x24); 保護主義者|野心的|1930.1.1|1936.1.1|DLC「Colossus of the South」|50| //-扇動者(ランダム出現) //|名前|所属団体|イデオロギー|特性|出現開始|出現終了|備考|出現可能性|h //|ユアン・シルバノ ゴドイ|&ref(素材置場/IG_intelligensia.png,left,nolink,24x24); 知識人|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_radical.png,left,nolink,24x24); 急進派|経験豊富な辣腕政治家&br;勇敢&br;文学的|1875.1.1|1895.1.1|DLC「Colossus of the South」|50| //|ラファエル バレット|&ref(素材置場/IG_intelligensia.png,left,nolink,24x24); 知識人|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_anarchist.png,left,nolink,24x24); 無政府主義者|頑固&br;病弱&br;扇動者|1908.1.1|1920.1.1|DLC「Colossus of the South」|50| //パラグアイの人物のはずだが何故かチリの人物として設定されている -将軍(ランダム出現) |名前|所属団体|イデオロギー|特性|出現開始|出現終了|備考|出現可能性|h |エリザード アキノ|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|技師&br;塹壕ネズミ&br;勇敢|1855.1.1|1880.1.1||75| |ホセ・マリア ブルゲス|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|几帳面&br;経験豊富な砲撃司令官&br;防戦一辺倒|1858.1.1|1880.1.1||75| |ホセ・エドゥヴィギス ディアス|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|経験豊富な防衛戦略家&br;塹壕ネズミ&br;勇敢|1860.1.1|1880.1.1||75| |ベルナルディーノ カバレロ|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|経験豊富な辣腕政治家&br;経験豊富な攻撃的計画立案者&br;勇敢|1863.1.1|1890.1.1||75| |ホセ・マリア ブルゲス|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|経験豊富な砲撃司令官&br;頑固&br;経験豊富な防衛戦略家|1865.1.1|1885.1.1|DLC「Colossus of the South」|75| |ホセ・エドゥヴィギス ディアス|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_jingoist.png,left,nolink,24x24); 好戦主義|勇敢&br;経験豊富な攻撃的計画立案者&br;防戦一辺倒|1866.1.1|1895.1.1|DLC「Colossus of the South」|75| |ベルナルディーノ カベレロ|&ref(素材置場/IG_landowners.png,left,nolink,24x24); 地主|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|頑固&br;森林戦闘エキスパート&br;エキスパート防衛戦略家|1870.1.1|1890.1.1|DLC「Colossus of the South」|75| |パトリシオ エスコバール|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_liberal.png,left,nolink,24x24); 民主主義者|懐疑的&br;防衛戦略家|1870.1.1|1890.1.1|DLC「Colossus of the South」|75| |ホセ・フェリックス エスティガリビア|&ref(素材置場/IG_rural_folk.png,left,nolink,24x24); 農村民|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_authoritarian.png,left,nolink,24x24); 権威主義者|エキスパート攻撃的計画立案者&br;開放地形司令官&br;横柄|1928.1.1|1936.1.1|DLC「Colossus of the South」|75| |ラファエル フランコ|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_social_democrat.png,left,nolink,24x24); 社会民主主義者|測量士&br;革新的&br;セレブ司令官|1928.1.1|1936.1.1|DLC「Colossus of the South」|75| 非常に優秀な将軍が揃っている。経験豊富な攻撃的計画立案者・防衛戦略家・砲撃司令官がそれぞれ複数人存在するので、攻防いずれの側になっても高い軍質を発揮できる。 -提督(ランダム出現) |名前|所属団体|イデオロギー|特性|出現開始|出現終了|備考|出現可能性|h |ペドロ・イグナシオ メザ|&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24); 軍部|&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_no_ideology.png,left,nolink,24x24); 穏健派|経験豊富な海軍司令官&br;勇敢&br;無鉄砲|1854.1.1|1875.1.1||75| 経験豊富な海軍司令官がいるが沿岸州を獲得しないと活躍はできない。 ***企業 [#f0607e10] |企業名|設立条件|対象施設|繁栄ボーナス|h |ラ・ロサダ|技術「榴弾砲」&br;バホ・パラグアイ州の武器工場が10以上|製鉄所&br;武器工場&br;大砲工場|防御&color(green){+5%};&br;鉄鉱山処理量&color(green){+10%};| -ラ・ロサダ 軍需品とその原料の生産にボーナスがあり、さらに防御も上げてくれる。ボーナスこそ優秀だが、武器工場レベル10分の小火器を売る相手も労働者もないため相性は最悪。 どうしても使いたいなら設立後に武器工場を解体するとよい。 ***国家形成 [#u4216197] リオ・デ・ラ・プラタが形成可能。 詳細は[[国家形成>各種データ/国家形成]]を参照。 **基本方針 [#vbcc69fd] 1836年のシナリオ開始時では、後に地域大国となるアルゼンチンは、はっきりと軍事的に格下であり、''まずは、このアルゼンチンを攻めるところからゲームが始まると言っても過言ではない。'' あくまでゲーム的最適解というだけで、アマゾンの奥地に理想国家を作るという、フランシア博士の夢とは相当かけ離れた方向性なので、没入感を削ぐこと甚だしいのは問題だが……。 ***初動建設 [#gb652f28] 小国あるある、建設局を建てると経済が回らない系国家。しばらくは無償の建設力10に頼って建設を進めて問題ない。 工具工房に、原材料の仕入れ先と、商品の売り先を与えるため、鉄鉱山と伐採所を伸ばしていこう。 ロペスルートに進む場合は、後述のジャーナル「アメリカの中心」の条件も意識しながら建設していこう。 あまり考えにくいが、もしまったく拡張を行わない場合、問題になるのは建設力より人口である。 パラグアイの初期人口は約280Kで労働人口はその1/4の70K。施設は1レベルにつき約5Kの雇用枠があるので施設14個で労働者不足になる。人口は毎年6K弱増加していくが建設の方が速い。 ***初動予算/内政 [#mfd7dde7] 権力が有り余っているので、首都に「募兵努力」や「流動性促進」の布告を出しておく。 ***初動研究 [#c1aee2b0] ほとんど1州国家である上、そもそも施設を建てても労働者がいない環境であり、首都の市場アクセスは無視できる。よって「証券取引所」は伝播だよりでよい。 産業系は、道中の技術で鋼鉄の需要を作りつつ、インフラ値を確保するために「鉄道」を、軍事系は、散兵を解禁するために「幕僚」を取りに行く。 社会系はやや優先度が落ちるが、いずれは医療系の法律を制定して汚染を改善する必要があるため、「製薬」を目指す。 ブラジルに後れを取らないようにしたいところだが、大学を建設するのは、アルゼンチンを征服して、硫黄=紙の安定供給ができるようになってから。 ***初動外交 [#w5910a7a] ''真っ先に行うべき対アルゼンチン戦に関しては、下記に単独の項目で解説。'' 南アメリカに植民地を持つイギリスとフランス、外交戦で一枚噛んでくることも多いアメリカ、南米最大の国家ブラジルと関係改善しておく。イギリス→アメリカ→ブラジル→フランスの順が妥当だろう。 列強との友好度を上げておくと、将来、ジャーナル「アメリカの中心」の達成にも役立つ。 ***初動法律 [#j2173dcf] フランシアの死亡までは補正「ピラゲ」により制定率が&color(red){-10%};されており、支持の少ない法律を通すのは困難。 序盤のうちに「専門的な警察機構」を制定しておきたい。「警察なし」からなら地主と軍部が賛成するので成功率が高い。 フランシアの生きている内は、信者の影響力が低いので、「公共学校」を制定し、死後に「公共健康保険」を制定するとよい。 ロペスルートを選ぶなら「秘密警察」「孤立主義」はイベントで廃止されるので、これらを変更する必要はない。むしろイベントで制定される「国家警備」を「秘密警察」に戻すべきである。 ***植民 [#kba67b5c] 分権型国家と隣接しているので、植民地化の法律を通せば植民ができる。しかし、行政力を必要とするうえに人口が少なく植民速度が低いため、リターンを得るには時間がかかる。 リオ・デ・ラ・プラタの形成を目指す場合は、ここの植民が必須なので、早いうちから始めたいところ。 ***初動拡張: 対アルゼンチン戦 [#nff9e97a] 上述した通り、ゲーム開始時の段階で、パラグアイ軍(常備軍+徴兵軍)は、アルゼンチン軍に勝てる。 基本的に、伸びしろはアルゼンチンのほうがはるかに上なので、シナリオ開始日の1836年1月1日に、今ここで叩いておくのが、ゲーム的には最善手となる。 問題は、アルゼンチンを攻めるか否かではなく、どの程度アルゼンチン領を切り取るのかという点になる。 -全土征服 仮にアルゼンチン全土を割譲させたとしても、悪名は許容範囲内で、外国からの怒られも特に発生しない。 ただ、外交的には問題ない程度の悪名でも、新規征服地のPopの急進派を増やす効果(「征服による急進派」の補正)はバカにならない。 獲得州では社会不安が爆発し、建設や徴税に重いデバフが乗ってしまう。ゲーム最序盤の乏しい治安維持力では、社会不安を抑え込むのに、10年からの年月を要することは覚悟したい。 -隣州コリエンテスと周辺のみ征服→保護国化 首都ステートであるバホ・パラグアイに接する、コリエンテス州の征服を優先目標とする案。海への出口でもあり、「孤立主義」を改正すれば、外国市場とアクセスできるようになる。 コリエンテスの確保は、実績「共和国か死か!」の達成条件、''ジャーナル「Si Vis Pacem、Fac Bellum(汝平和を欲さば、戦への備えをせよ)」''の達成条件でもある。 残部は保護領化を狙うことになるが、パラグアイのランクをアルゼンチンより上のものにする必要がある。となると、GDPの高いステートをもうひとつくらいは貰っておきたい。 -拡張しない 初手いきなりアルゼンチン征服は、あまりにもロールプレイ性を損ねると思うなら。 一応、ロペスルートなら、軍事ユニットにバフが入るため、30年後のアルゼンチンにまったく手も足もでないということはないのだが、もちろんゲーム的メリットは皆無。 ***ジャーナル「軍事独裁者時代」 [#zbc67b69] スペイン語圏植民地国家の共通ジャーナル。 軍部の政治への関与の多少によって進捗が増減し、100%になると、軍部は補正「軍事独裁者の時代」からさらなる影響力を獲得し、0になると、軍部はイデオロギー「カウディーリョ主義」と補正「軍事独裁者の時代」を失う。 |条件|毎月の進捗の増減|h |&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24);軍部が強力である|&color(green){+1};| |&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24);軍部が政府内である|&color(green){+1};| |以下のいずれか&br;・&ref(各種データ/法律/Law_autocracy.png,left,nolink,24x24); 専制政治&br;・&ref(各種データ/法律/Law_technocracy.png,left,nolink,24x24); 技術家政治&br;・&ref(各種データ/法律/Law_oligarchy.png,left,nolink,24x24); 寡頭制&br;・&ref(各種データ/法律/Law_single_party_state.png,left,nolink,24x24); 一党独裁国家|&color(green){+1};| |支配者が&ref(各種データ/イデオロギー/Ideology_leader_authoritarian.png,left,nolink,24x24);権威主義者である|&color(green){+1};| |いずれかの司令官の人気度が50以上|&color(green){+1};| ||| |&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24);軍部が非主流派である|&color(red){-1};| |&ref(素材置場/IG_armed_forces.png,left,nolink,24x24);軍部が政府内でない|&color(red){-1};| |人気度50以上の将軍が存在しない&br;いずれかの政治家が以下を満たす&br;・将軍でない&br;・人気度50以上&br;・所属する利益団体が強力&br;・所属団体のスタンスが&ref(各種データ/法律/Law_autocracy.png,left,nolink,24x24);専制政治に中立以下かつ&ref(各種データ/法律/Law_technocracy.png,left,nolink,24x24);技術家政治・&ref(各種データ/法律/Law_oligarchy.png,left,nolink,24x24);寡頭制・&ref(各種データ/法律/Law_single_party_state.png,left,nolink,24x24);一党独裁国家に中立以上((該当するイデオロギーは金権主義と実証主義者))|&color(red){-1};| |以下のいずれか&br;・&ref(各種データ/法律/Law_census_suffrage.png,left,nolink,24x24); 制限選挙&br;・&ref(各種データ/法律/Law_universal_suffrage.png,left,nolink,24x24); 普通選挙|&color(red){-1};| ロペスのルートを選んだ場合、進捗を0にするのはほぼ不可能である。そのまま、軍部に権力を集中させよう。 パティノの場合は進捗を減らしていきたいが、彼自身が専制政治を好むのが厄介。 実業家を強力にして人気度の高い人物を指導者に据えても進捗を減少させることができる。 法案制定状況にもよるが、民主主義者を雇い入れて選挙を入れてしまうというのも一考。 ***連邦国家か独自国家か [#q73d5be8] 技術「民族主義」を研究すると他の南米諸国と同じくパラグアイにも、独自の文化を持つ国家になるか、あるいはリオ・デ・ラ・プラタの再興を目指すかの選択がある。 イベント「トゥクマンの精神」で得られるプラティニア母国州への請求権を得る場合は軍事独裁の進捗が進んでしまうが、それでもなお選択の価値がある。 ***リオ・デ・ラ・プラタの形成について [#y013cbd9] ''大前提として、リオ・デ・ラプラタ化すると、実績「共和国か死か!」は、達成できなくなる。'' パラグアイに限った話ではないが、リオ・デ・ラ・プラタを形成する場合は長期戦になる。特にアルゼンチン以外の国ではかなり手間である。 まずリオ・デ・ラ・プラタの形成には、指定された''12州から最低10州が必要''だが、''6州が分権型国家を含んでおり植民が必須''である。南米国家は人口が少ないことも相まって、時間がかかる。 植民速度を''&color(green){+75%};''できる''ジャーナル「砂漠の征服」''は、マプチェと隣接することで発動するが、植民速度加速を行うには、''技術「文明化の使命」も必要であり、すぐには利用できない''。 また、このジャーナルを持っていると、パタゴニアの分権型国家が、フランス人を王に迎えるイベントが発生することがある。だが前提としてパタゴニアと隣接が必須であり遠い。 さらに''南の3州にはアルゼンチンとチリの請求権があり''、それ以外の国は植民できない。 したがって、パラグアイ・ウルグアイでは、アルゼンチンを併合するか、請求権を破棄させてから植民を行う必要があり、さらに長い時間を要する。加えて''請求権が無い土地にはイギリスが積極的に植民する''ので、州の交換かあるいは戦争で征服しなければならない。 イギリスの植民に邪魔されたくないなら、アルゼンチンを滅ぼしても、チリは残さなくてはならない。国を消滅させなければいいので、従属国にしてしまうのはあり。 この場合は、ボリビアの持つフフイが必要になる。ペルー・ボリビア連合が成立すると手強いが、それでもイギリスと戦うよりはマシである。 ''独自文化の形成ジャーナルを達成すると形成できなくなるので、進捗を遅らせることが必須。''主要文化の母国でない州を持つと進捗が下がるので、チリの南部を征服するのが手早いのだが、上記の理由でおいそれと滅ぼせない。 そして、パラグアイは社会技術が中途半端に先行しており、民族主義の伝播が他より早いため、序盤から戦争しなければまず間に合わない。 総じてかなりの難関ジャーナルと言えよう。 ***ジャーナル「私こそが至高の存在だ」 [#j354be16] 初期支配者のフランシアの死亡により達成される。 重要なのは達成時に発生するイベント「アスンシオンでの会議」で、ここでどちらを選ぶかによって国家の方向性が決まる。 ''カルロス・ロペス''を選択すると、パラグアイは''軍部''によって率いられることになる。''ジャーナル「アメリカの中心」によって工業化しやすく''なるのが利点。''パラグアイ戦争''もこちらを選ばなければ発生しない。ただし、イデオロギー「独裁的夢想家」は出現しなくなる。また、''グアラニーが主要文化でなくなる''ので、差別による急進派や資格取得者の不足に注意。また、再度三度の指摘になるが、''実績「共和国か死か!」は、ロペスルートでないと達成できない。'' ''ポリカルポ パティノ''を選択すると、パラグアイは''知識人''の指導のもとフランシアの遺志を継ぐことになる。補正''「再編されたピラゲ」により知識人の影響力を上げる''ことができ、''イデオロギー「独裁的夢想家」によって「多文化主義」が制定できる''のが利点。また、''先住民文化を主要文化として持つので多くの文化を受容できる''。ただし、ジャーナルが発動しないので近代化は自力で成し遂げる必要がある上、''ジャーナル関連の軍事補正がないため拡張で大幅に不利''となる。実績も解除できない。 **ロペス家の統治 [#af7a99a0] ロペスのルートを選んだ場合、来るパラグアイ戦争に向けて近代化を進めることになる。 産業・軍事に極めて大きな補正が獲得でき、これを利用して''パラグアイ戦争''での勝利を目指そう。 ***アメリカのナポレオン [#d1becb3f] イベント「アメリカのナポレオン」で登場するソラノ・ロペスは非常に強力な将軍である。 補正「アメリカのナポレオン」は彼が支配者になると効果が倍になるのだが、独裁制なのでカルロス・ロペスが死亡しない限り支配者になれない。 彼を支配者にするにはジャーナル「軍事独裁者時代」の関連イベント「''現状維持主義''」を利用するとよいだろう。このイベントで軍部の指導者を新たな支配者にできる。 注意点として、''「現状維持主義」はジャーナル「軍事独裁者時代」が有効な間に毎月約8%の確率で発生する''イベントなので、「軍事独裁者時代」はなるべく長引かせた方がよい。 ***ジャーナル「アメリカの中心」 [#bcf4f5ba] 4つの近代化政策を行うことができる。 以下は全てバホ・パラグアイ州地域の全域を領有していることが前提であり、条件の施設や報酬の補正などもバホ・パラグアイ州におけるものである。 -''フマニタ要塞を建設'' 建設局が2以上で発動可能。 イベント「南米のセヴァストポリ」が発生し、GDPの0.05%の支出が10年発生し、補正「フマニタ要塞」(本拠地防御&color(green){+40%};、威信&color(green){+10};)を20年得る。 -''ロサダ鋳造所の設立'' 鉄鉱山が3以上、伐採所が2以上、武器工場が2以上かつ全て稼働率50%以上で発動可能。 イベント「熱帯のルール」が発生し、以下のいずれかを得る。 ・補正「エル・ロサド鉄工所」(鉄鉱山処理量&color(green){+20%};、小火器出力量&color(green){+20%};、大砲出力量&color(green){+10%};)を20年 ・製鉄所がない場合、製鉄所を2追加し補正「エル・ロサド製鋼所」(製鉄所処理量&color(green){+10%};、小火器・大砲出力量&color(green){+10%};)を20年 ・製鉄所がある場合、補正「エル・ロサド製鋼所」を1.5倍で(製鉄所処理量&color(green){+15%};、小火器・大砲出力量&color(green){+15%};)20年 ・&ref(各種データ/法律/Law_no_workers_rights.png,left,nolink,24x24);労働基本権の無保障である場合、急進派を2%追加し補正「エル・ロサド強制労働収容所」(鉄鉱山処理量&color(green){+10%};、小火器出力量&color(green){+30%};、大砲出力量&color(green){+15%};、鉄鉱山従業員数&color(green){-20%};、鉄鉱山従業員死亡率&color(red){+10%};)を20年 -''人口増加を刺激'' 市街地が2以上、かつ&ref(各種データ/法律/Law_no_health_system.png,left,nolink,24x24);医療制度なし''でない''または列強の1つとの関係が友好以上で発動可能。 イベント「医師の指示」が発生し、補正「地方の予防接種プログラム」(死亡率&color(green){-50%};)を20年得る。 -''パラグアイ軍の刷新'' &ref(各種データ/法律/Law_professional_army.png,left,nolink,24x24);職業軍人・&ref(各種データ/法律/Law_mass_conscription.png,left,nolink,24x24);大規模徴兵のいずれかがあり、兵舎が20以上かつ稼働率50%以上で発動可能。 イベント「勝つか、死ぬか」が発生し、以下のいずれかを得る。 ・国家補正「シンプルなデザイン」(補給物資消費量&color(green){-50%};)を20年 ・国家補正「恐れ知らずの部隊」(攻撃&color(green){+20%};、防御&color(green){+20%};)を20年 全ての改革を終了し''GDPがジャーナル開始時の2倍に達する''とジャーナルは達成となる。 したがってジャーナル達成を目指すなら、「アメリカの中心」が発動するまで(=フランシアが死亡するまで)はGDPをあまり上げない方がよい。 報酬としてイベント「[支配者]の夢」が発生し、補正「戦争熱」(士気回復&color(green){+20%};、士気の減少&color(green){-10%};)が10年追加されアルゼンチンのコリエンテス州に請求権を得る。 ***パラグアイ戦争 [#id254a27] ジャーナル「アメリカの中心」を達成するとジャーナル「Si Vis Pacem、Fac Bellum(汝平和を欲さば、戦への備えをせよ)」が発動する。 コリエンテス州と他1州を獲得しこのジャーナルを達成すれば、晴れてパラグアイ戦争の勝者となる。 ……つまり、初手アルゼンチン拡張を選んだ場合、ウルグアイを踏むだけで終わる。お疲れさまでした。 もし、ここまで完全非拡張で進めていたのであれば、戦争を開始するべき時期は、早くともソラノ・ロペスが出現する1850年以降。 史実と同時期の1870年前後であれば、強力な将軍たちが雇用できる。あまり遅らせるとブラジル、アルゼンチンとの差が開くので注意。 しかし何より「アメリカの中心」で得た補正のあるうちに戦争を仕掛けよう。 防御の上がる補正が特に多いので、初めの内は防衛で敵戦力を削り、敵の攻撃が弱まったら攻勢に転じるとよい。 ソラノ・ロペスを始めとした優秀な将軍たちがいれば、少々数で劣っていても押し切れるだろう。 パラグアイが外交プレイを仕掛けると周辺国ではジャーナル「パラグアイ戦争」が発動し、パラグアイの侵略に対する団結が促される。 ***勝利後 [#e9e98fbb] 勝利後に発生するイベント「平和と正義」で、「英雄の砦」(威信&color(green){+20%};、士気回復&color(green){+20%};、士気の減少&color(green){-10%};)を10年、または「地上のエデン」(威信&color(green){+30%};)を10年と体制派10%のいずれかをもらえる。 「英雄の砦」のボーナスでさらなる領土拡大をしてもよいし、「地上のエデン」で威信を高めて移民を呼び込みジャーナル「アメリカへの入植」の達成を目指すのもよい。 ジャーナル「アメリカへの入植」の達成を目指す場合、従属国でないことが条件であるので他国の関税同盟に参加してはならない。 **フランシア博士の遺産 [#l1cea396] パティノのルートを選んだ場合、フランシアの目指した理想の国家の建設が目標になる。 権威主義的でありながら''文化の受容に特化''した国家を作ることができる。 ***拡張 [#qb749b48] ロペスの場合と異なり軍事補正がないので自力での拡張は困難である。 ブラジルの態度が守護であることが多いので、最初はブラジルと組んでアルゼンチンから領土を切り取るとよい。 ブラジルがアルゼンチンと敵対しているときは屈辱の戦争目標などでも懐柔できるが、そうでない場合はマットグロッソを譲渡すれば味方してくれる。 最初の戦争で2、3州ほど割譲させれば2戦目以降は自力で勝てるだろう。 ***先住民の受容 [#df99ce29] 史実でフランシアが社会経済的格差の解消のためにスペイン人と先住民の混血を進めたことを反映してか、フランシアの遺産を継いだ''パラグアイは南米で唯一欧州文化と先住民文化の両方を主要文化とする国家''である。 これにより''「人種隔離」や「文化的排斥」でも南米のほとんどの文化を受容できる''。「文化的排斥」で受容できないのはブラジルとガイアナのアフリカ系文化だけ。 また独自の要素として、パティノルートでリオ・デ・ラ・プラタを形成した場合のみ''リオ・デ・ラ・プラタが主要文化としてグアラニーを獲得する''。 ただし、そこからアンデス連邦を形成した場合はグアラニーは消えてしまうので注意。 ***独裁的夢想家 [#f3677b6d] イデオロギー「独裁的夢想家」は「多文化主義」を支持する数少ないイデオロギーであり、「人権」を研究すればすぐに多文化主義を制定できるポテンシャルがある。 リーダーイデオロギーとしてはパティノの死後も出現はするものの、利益団体が知識人・小ブルジョワ・労働組合限定でさらに研究が進むと小ブルジョワ・労働組合からは出現しなくなる。また、利益団体が政府外だと重みが下がることもあり、非主流派の労働組合からは現実的でない。 よって知識人か小ブルジョワになるが、そもそも基本の出現率が低いため狙って出すのは困難である。 「多文化主義」はパティノの生きている内に制定したいが、パティノは1836年時点ですでに47歳であり「人権」の研究は間に合わないことも多い。 知識人の影響力は大学の建設と行政府の製法変更をするしかなく、大学や行政に回す人手を確保できるかが鍵。 首都のPOPは政治力が上がるので大学などは首都に集中させるとよい。 **実績 [#l91b9ffb] |実績名|達成条件|h |共和国か死か!|ジャーナル「Si Vis Pacem、Fac Bellum(汝平和を欲さば、戦への備えをせよ)」「アメリカへの入植」を達成| -共和国か死か! パラグアイ戦争での勝利と、編入州人口を一定数まで増加させることが条件。 編入州が少ないほど簡単になるので、実績達成を目指すならパラグアイ戦争で勝ち取った州は編入しない方がよい。 究極的には、開発が進んでいるであろう初期領土以外を全部独立させれば、一応無理やり条件を満たすこともできる。 **コメント欄 [#kc015c08] #pcomment(reply);[[各国戦略]]
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